重要軍議?

捲簾「よ、おっつかれ〜♪随分と返り血浴びて男っぷり上げてんじゃねーか(ニヤッ)」
天蓬「え?ああ…何だかベタベタすると思ったら。汗じゃなかったんですねぇ」
捲簾「至近距離で麻酔銃連射かよ。あっぶね〜!あっはっはっはっ!」
天蓬「それ…笑うところですか?」
捲簾「いつもは余裕綽々、理知的でキレ者の元帥閣下が、違う意味でブチ切れなんて笑うしかねーじゃん?」
天蓬「さっきから僕のことばかり言ってますけど、捲簾だって随分と血で汚れてるじゃないですか」
捲簾「ん〜?俺のは返り血じゃねーもん。自分の血♪」
天蓬「自分の血って…貴方怪我してるんですか!?」

バサッ!

捲簾「いやぁ〜ん、天蓬のエッチィvvv」
天蓬「何バカなコト言ってるんです!銃口クチに突っ込みますよ」
捲簾「え〜?どっちのクチ?」
天蓬「…そんなにお望みなら今すぐブチ込んで上げましょうか?下のクチに(微笑)」
捲簾「ヤダッ!天蓬ったらげっひ〜ん♪」
天蓬「分かりました…もう僕は知りません!」
捲簾「んだよ…ちょっとした茶目っ気だろぉ?」
天蓬「今ソレを言って良いのかどうかの判断が、貴方には付かないんですか?」
捲簾「何サラリとキレてんだよ。これぐらいの傷なんかで動揺してんじゃねーっての(苦笑)」
天蓬「…別に動揺なんてしてませんけど」
捲簾「そう?指先…震えてんぞ?」
天蓬「こんなに…抉れて肉が見えてるじゃないですか…(溜息)」
捲簾「んっ…」
天蓬「………捲簾?」
捲簾「なに?」
天蓬「…何で乳首硬くなってんですか?」
捲簾「ん…興奮してっからだろ?」
天蓬「興奮って…もう妖獣捕縛して大分経ってますけど」
捲簾「ばぁか、お前が傷に触ったから…思いだしちまったんだよ(微笑)」
天蓬「興奮の種類が違うでしょう?」
捲簾「興奮は興奮だろ?あるモン勃つのに理由なんかいるの?」
天蓬「妖獣なんかと同列にされてもムカつくんですけどね」
捲簾「お前だから、だろ?」
天蓬「何がですか?」
捲簾「お前だから、思い出したんだろうが」
天蓬「僕だから?」
捲簾「別に妖獣のこと思い出したって勃ちもしねーし、達きもしねーっての。闘ってるときの高揚感が…お前とヤッてる時の絶頂感とシンクロしちまったの」
天蓬「捲簾…僕に欲情してるんですか?」
捲簾「さっきからそう言ってるんですけど〜?」
天蓬「それって…誘ってます?」
捲簾「だからそうだって言ってんだろ?お前自分がどんななってるか分かってる?」
天蓬「僕が…別に…血で汚れてるだけでしょう?」

グイッ!

捲簾「ソレ…すっげぇソソる。お前と血の匂いで股間直撃。すっげヤリてぇ(微笑)」
天蓬「捲簾…(ゴクッ)」
捲簾「どうする?天蓬」
天蓬「貴方ね…そんなに誘惑しないで下さいよ。理性きかなくなるでしょう?まだ撤収作業中なんですよ」
捲簾「あー?んなの別にオレらの仕事じゃねーだろ?お前は鎮めたくねーの?コイツを俺のナカで…さ?」

ぎゅっ。

天蓬「…っ!貴方のナカに挿れて鎮まる訳ないでしょう?余計に血が沸騰するだけです。今此処で歯止めが利かなくなったら困るでしょう?」
捲簾「んーもうムリそうだけど?(ニヤッ)」
天蓬「…傷口開きますよ?」
捲簾「開いて血が出たら舐めて直せよ」
天蓬「降参…。とりあえずは部下達に指示だけでも…」
捲簾「俺とお前が二人で居れば誰も入ってこねーよ。どう考えたって重要軍議だろ?(ニヤッ)」
天蓬「どんな軍議ですかそれ…(呆れ)」
捲簾「任務を円滑に遂行するために、上官同士が親睦深めて何が悪い?」
天蓬「親睦ねぇ?(苦笑)」
捲簾「ま、身体だけでも親睦はかっとけば、万が一お前が妖獣に喰い殺されそうになっても、勿体なくて助けちゃうだろ?(ニッ)」
天蓬「僕の身体だけが目当てなんですか?(眉顰め)」
捲簾「とりあえずな。気持ちの方はとっくにお前のモンだ」
天蓬「…………勘弁して下さい。もうムリ、我慢できません」
捲簾「だからさっきから言ってんだろ?(微笑)」




身長25cm

バタバタバタバタ〜
バッターーーーンッッッ!!!

捲簾「おい!『てんぽう』こっちに来てっか!?(息切れ)」
部下A「は?元帥ですか?今日はこちらにお見えになってませんけど…」
部下B「ああ、さっき資料室の前でお会いして、何か大量の本を抱えて自室に居るからって仰ってましたけど…」
捲簾「違う違うっ!そっちの天蓬じゃねーよっ!」
部下B「と、言いますと」
部下A「もしかして…アノ元帥ですか?(汗)」
捲簾「そう、そっち!あの野郎…今日提出の書類、ガラクタの山に埋もれされてやがったから、本取り上げて書かせてたんだけどな…」
部下A「…何とな〜く話が見えてきました」
捲簾「あのバカ元帥っ!大人しく俯いてやってるなぁ〜って油断してたら、いつの間にか『分離』してやがった!!(怒)」
部下B「は…ははは…元帥、またヤッちゃったんですか?アノ技」
捲簾「笑いごっちゃねーだろ?ったく…いつの間にかあんなとんでもねー技編み出しやがってっ!あんまりにも動かねーから、肩揺すったら、いきなりバッタリ☆」
部下A「それにしても…どういう仕掛けになってるんでしょうねぇ。元帥の頭って?」
捲簾「俺が知るかってんだっ!とにかく『てんぽう』がこっちウロチョロしてたら捕獲してくれよな!」
部下B「承知しました、大将!」
捲簾「あ、くれぐれも『てんぽう』踏んづけるなよ〜?ますます頭おかしくなっちまうからな」
部下A「ソレ…恐すぎます(脂汗)」


悟空「天ちゃ〜ん!まんじゅう食う?」
天蓬「………。(コクコク)」
悟空「えっと…1個じゃでっかすぎだよな?ちょっと待ってて。えと…半分の半分ぐらいかな?」
金蝉「………。(頭痛)」
悟空「はい、天ちゃん!」
天蓬「ありがとうございます〜(ニッコリ)」
金蝉「おい…天蓬…」
悟空「あ、お茶は冷たい方のがいいよね?あ…これもおっきすぎるよねぇ。金蝉どうしよう?(首傾げ)」
天蓬「ああ、それならゆのみにいっぱいおちゃがはいっていれば、ぼくはかおつっこんでのめますから、だいじょうぶですよ?」
悟空「そう?」
金蝉「おい…天蓬(怒)」
天蓬「ん?なんですか、こんぜん?」
金蝉「何だってそのふざけた姿のままで来やがるんだ!!(叫)」
天蓬「え〜?べつにふざけてなんかいませんよぉ?ちょ〜っとほんたいのぼくからはなれただけじゃないですか〜(にへらっ)」
金蝉「だから!それがふざけてるって言ってんだろうっ!!」
悟空「何で?天ちゃんちっこくてカワイイじゃん(きょとん)」
天蓬「そうですかぁ?ありがとうございますぅ〜(ニコニコ)」
金蝉「ドコがだよ…ただ掌サイズに縮まってるだけじゃねーかっ!」
天蓬「まぁまぁ。おちゃでものんでおちついてくださいよ〜」
金蝉「てめぇが落ち着き過ぎなんだよ!!」
悟空「でも天ちゃんスゴイよなぁ〜、コレってどうやってるの?(首傾げ)」
天蓬「ああ、ごくうはみたことがないんでしたっけ?」
悟空「うん」
金蝉「んなくだらねーコト訊かなくっていいぞ」
天蓬「ぼくのあたまのなかからですねぇ、こう…パクッとてをさしこんでひらきまして、ヨイショってはいだすんですよ〜」
悟空「すっげーっ!すげぇよ天ちゃん!!(キラキラ☆)」
金蝉「………。(脱力)」

バタバタバタ〜
バッタアアアァァァーーーン!!!

捲簾「おい、此処に『てんぽう』来てるかっ!?」
金蝉「てめぇ!うるっせーんだよ!!静かに入ってきやがれ!!!(激怒)」
捲簾「あ〜?コッチは取り込んでるんだよ!壊れてねーんだからブチブチ言うなよ、男のヒステリーはみっともねーぞ〜?」
金蝉「貴様…ブッ殺す!!」

こそこそ…

捲簾「ん?あーっ!!『てんぽう』この野郎!見つけたぞっ!!」

ひょい☆

天蓬「うわっ!はなしてくださいよぉ〜(じたばた)」
捲簾「離す訳ねーだろ、このバカ元帥!都合良く脱走しやがって(怒)」
天蓬「くっ…くるし…」

カクン。

捲簾「げっ…うわわっ!?悪ぃ!『てんぽう』大丈夫か!?」
天蓬「ぼく…もうダメですぅ。どうせしぬならけんれんのなかで、ふくじょうししたかった…」
捲簾「さ、とっとと帰って書類の続きやるぞ(激怒)」
天蓬「ちょっ…けんれんってば!もうちょっとやさしくもってくださいよぉ!そんなにぎりしめないでください〜(じたばた)」
捲簾「邪魔したな。悟空、またな〜♪」
悟空「うんっ!天ちゃん、ケン兄ちゃんまったね〜♪」

バタン☆

金蝉「ったく…騒がしヤツラだ(溜息)」
悟空「ねーねー金蝉?」
金蝉「あ?何だ??」
悟空「天ちゃんって、あんな手に乗っかるほどちっこくなっても天ちゃんなんだなぁ」
金蝉「…あれで可愛げがあれば手乗りペットだろ(呆れ)」


ガチャ☆
すとっ。

捲簾「ホラ、さっさと続きやんねーと今日中に提出出来ねーだろ?さっさと頭の中に戻れ」
天蓬「や、です(プイッ)」
捲簾「…何だと、コラッ」
天蓬「だって、このすがただとラクチンなんですもん」
捲簾「ラクチンって…その身体じゃ仕事できねーだろ!」
天蓬「しごとですか?できますよ?(キラッ☆)」
捲簾「あ?どっ…どうやってだよ(汗)」←イヤな予感
天蓬「ちょっと、けんれんこっちにきてください(ちょいちょい)」
捲簾「あ〜?こうか??」
天蓬「もうちょっとまえに…あ、そこでいいですvvv」

ぴょ〜んっ!
がしっ!

捲簾「へ?」

もぞもぞもぞ…

捲簾「はぁ!?おいてんぽう!?テメッなにやって…わわっ!何服の中に入って…っ!?(焦り)」

ごそっ。

捲簾「うあっ…や…こらっ…ああっ!?(悶)」
天蓬「ぼくのいちばんのおしごとは〜けんれんをまんぞくさせることですから〜?きもちいいですか〜vvv」
捲簾「ふっ…ふざけんじゃねーーーっっ!!!」




痴話ゲンカ

カツカツカツ…
きぃ〜カチャ☆

金蝉「…悟空?(コソッ)」

し〜ん。

金蝉「もう寝たか…」

カツカツカツ…

金蝉「よく寝てるな(微笑)」

コロン☆

悟空「うにゅぅ…こんぜ…」←寝言
金蝉「悟空…」

ムラッ。←あ!

金蝉「…最近シテなかったな(言い訳)」

ギシッ…

金蝉「悟空…」

パサッ…

天蓬「おや?こんぜん、よばいですか?(ニ〜ッコリ☆)」
金蝉「うわああああぁぁぁっっ!!(ジャンプ)」
天蓬「しーっ!ごくうがおきてしまいますよぉ〜?」
金蝉「テメッ!なんで貴様がここで寝てるんだ!?(動揺)」
天蓬「ぼくですか?みてのとおり、そいねしてます」
金蝉「んなコト訊いてねーっ!何でテメェがまたそのふざけた姿で添い寝してんのかって訊いてんだよっ!」
天蓬「だって〜、ほんたいのままでねるのは、ごくうとはいえ…ぼく、けんれんに『うわきした』っておこられちゃいますから(ポッv)」
金蝉「だーかーらーっ!!(激怒)」
天蓬「ホラ!このすがたなら、ぬいぐるみとねてるのとかわりませんでしょ?」
金蝉「身体が縮んでるだけで、中身はテメェそのものだろうがっ!」
天蓬「おや?なにかふつごうでも?(首傾げ)」
金蝉「大有りだッ!!このセクハラエロ元帥がっ!(憤慨)」
天蓬「いたいけなおさなごに〜よばいしようとしてたひとは〜どなたでしたっけ〜♪」
金蝉「う…っ」
天蓬「でもごくうって、だきぐせがあるんですかね?ぼく、さっきからごくうにギュッてだきしめられて、なかなかはなしてくれなかったんですよぉ〜♪」
金蝉「貴様ぁ〜〜〜っっ!!」←狭量
天蓬「いやぁ、ごくうはやわらかくってイイですよねvvv」
金蝉「天蓬!貴様ブッ殺す!!」
天蓬「ひっ…ひどいこんぜんっ!こ〜んなひりきでちいさなぼくをなぐるんですかぁ…(うるうる)」←嘘泣き
金蝉「殺されたくなかったら、さっさと帰って本体に戻れっ!(叫)」
天蓬「ヤ、ですっ!(ぷいっ)」
金蝉「あー…何だって分離してサルと寝てんだよ?アイツはどうした(溜息)」
天蓬「けんれんなんか…けんれんなんかしりませんっ!(ぷいっ)」
金蝉「…ケンカでもしたのかよ(頭痛)」
天蓬「ケンカなんかしてませんよ。けんれんなんか、かってにふくじょうしでもすればいいんですっ!(ぷいぷい)」
金蝉「またアイツの病気か…ったくバカ大将(眉間顰め)」
天蓬「とにかくっ!ぼく、きょうはもどりませんからっ!」

バタバタバタバタ〜
バッタアアアァァーーーンッッ!!

捲簾「おいっ!『てんぽう』来てるか!?(息切れ)」
金蝉「おーまーえーはっ!今何時だと思ってやがるっ!!(キレ)」
捲簾「なぁ、てんぽう来てねーのか!?」
天蓬「………。(ごそごそっ)」
金蝉「…何で天蓬のヤツを探してんだ?」
捲簾「何でって…アイツ今日俺んトコ来るっていうから…その…待ってても来ねーし。部屋に様子見に行ったらソファでぶっ倒れてて、また分離してるんだもんよぉ(赤面)」
金蝉「で?アイツが居なくなる原因に心当たりねーのかよ」
捲簾「原因?何ソレ??(きょとん)」

ガバッ!!

天蓬「おんなのひと、つれこもーとしてたじゃないですかっ!(叫)」
捲簾「あっ!てんぽう!?やっぱココにいやがったのかっ!!」
天蓬「………ぼくがどこにいようが、けんれんにはかんけいないですっ!(ぷいっ)」
捲簾「はぁ?何怒ってんだよぉ…ホラ、さっさと本体に戻らねーと」

パシッ!

天蓬「さわらないでくださいっ!」
捲簾「てんぽう…?」
天蓬「けんれんなんて…けんれんなんてっ!チンチ●まるだしでみともないカッコウしてふくじょうししてるところを、だれかにはっけんされてみんなにおおわらいされればいいんだーっっ!!うわーんっっ!!(号泣)」
捲簾「おいコラ…どさくさ紛れに何抜かしてやがんだ(怒)」
金蝉「お前…また女連れ込もうとしてたのかよ(呆れ)」
捲簾「はぁ?何だよソレ??」
金蝉「今コイツが言ってたじゃねーか」
捲簾「何のことだか…」
天蓬「ぼく…ぼくみたんですからねっ!きょうあなたのへやにおんなのひとがきてるの…」
捲簾「んー?女が??(思案)ああ、実家から使いの女官は来たけど?」
天蓬「じっか…ですか?」
捲簾「ああ。前にお前が読みたいけど手に入らないってぼやいてた本、確か実家の書庫に突っ込んであったなぁって思い出して。今日届けてくれたんだけど…まさかお前」
天蓬「あ…(赤面)」
捲簾「なになに?てんぽうってば、ひょっとしてヤキモチやいちゃったの?(ニヤッ)」
天蓬「ぼく…ぼく…もうねますっ!!(バサッ☆)」
捲簾「なぁ〜んだよぉ〜!てんぽうってばカワイイじゃねーか!照れるんじゃねーよ♪」

ひょいっ☆

天蓬「うわっ!下ろしてください〜っ!(じたばた)」
捲簾「おわっ…バカ落ちるだろ!はいはい落ち着けっての」
金蝉「おい…さっさとそのバカ連れて出て行け!(溜息)」
捲簾「言われなくってもそうするって〜」
天蓬「バカッてだれですかっ!!」
捲簾「てんぽう…かえろ?」
天蓬「…………はい(照)」
捲簾「ほいじゃ〜おじゃまさま♪」
天蓬「あ、こんぜん!よばいはダメですよぉ〜?」
捲簾「え?夜這いなんかしようとしてたんだ?いっやぁ〜ん金蝉パパってばえっちぃ〜vvv」
金蝉「やかましいっ!!(赤面)」