夏の風物詩
大吾「なーなー、あまかす〜」
甘粕「んー?何だよ」
大吾「今すっげーうわさになってるんだけどさ、3丁目の所に空き家があるじゃん」
甘粕「あー、あそこなぁ。何度もボヤ騒ぎがあって注意してるんだけど…あの空き家がどうしたんだ?」
大吾「あそこにオバケ出るんだって〜、知ってた?」
甘粕「オバケだぁ?んな話聞いたことねーぞ(呆れ)」
大吾「でもさっ!学校のみんなゆってるよ?何でもあの家で昔殺人事件があったとか、女の人が自殺したとか色々噂になってんだけど…」
甘粕「ウソウソ。あの家は10年前までお婆さんが住んでたんだけど、脚を悪くしたとかで遠くに住んでる娘さんの所に引き取られてったらしいぞ?それ以来空き家なんだよ」
大吾「何であまかす詳しいの?(首傾げ)」
甘粕「あの辺ウチの出張所の管轄だからなー。うちの所長が昔よく見回りしてたって前に言ってたんだよ」
大吾「へぇ、そうなんだ…でもさ(じっ…)」
甘粕「でも?」
大吾「おれのクラスのヤツが夜塾の帰りにあの家の前通ったら…女の人の悲鳴が聞こえたって(ゴクッ)」
甘粕「空耳なんじゃねーの?どっかの家からテレビの音が漏れてたとか、ノラネコの声とか」
大吾「おれらもそう言ったんだけど、そいつ絶対空耳じゃないって真っ青な顔してゆーんだよ!(奮)」
甘粕「因縁もナニもねーんだぞ?事件があったとかも聞いたことねーし…」
大吾「でもさぁ…あの家って不気味な感じするじゃん?」
甘粕「空き家なんてあんなモンだろ?」
大吾「あまかすってオバケとか信じないんだぁ」
甘粕「見たことねーもんなんか信じねーに決まってんだろ?」
大吾「ふーん、あまかすって結構現実的なんだな」
甘粕「何大吾、オバケ恐ぇのか?(ニヤッ)」
大吾「そりゃ…ないものが見えたらコワイじゃん」
甘粕「あ…後ろっ!!」
大吾「うわああぁぁっっ!!!(抱きつき)」

しーん…。

甘粕「…ぷっ!」
大吾「ひでーっ!あまかすダマしたなーっっ!!(涙目)」
甘粕「ぷくくくっ…大吾お前ってカワイイよな〜」
大吾「もうっ!あまかすのバカッ!!(べしべしっ☆)」
甘粕「悪ぃ悪ぃ!あんまり信じ切ってるからよ〜」
大吾「おれホントにビックリしたんだからなっ!(ぐしっ)」
甘粕「ばーか、それぐらいで泣くんじゃねーよ(ポンポン)」
大吾「だってっ…」
甘粕「それにもし出たとしてもオレが居るんだから恐くねーだろ?」
大吾「…あまかすが居てもオバケ見えたら恐いよ」
甘粕「だったらオレにしがみついて目ぇ閉じてりゃ平気だろ?」
大吾「それだったら平気かもしんないけど、でもぉ…」
甘粕「それでも恐いっつーんなら周りのことなんか分かんなくなるよーにしてやるよ(ニヤリ)」
大吾「どーやって?(首傾げ)」
甘粕「こーやって!(グイッ)」
大吾「え??(ヨロリ)」

チュウウゥゥゥ〜

大吾「んんっ!?…ふっ…」
甘粕「―――ってな感じでどーよ?(満足)」
大吾「…ふぁ(ポヤーン…)」
甘粕「おーい、大吾〜?(ぺちぺち)」
大吾「あ…終わりなの?」
甘粕「…後でな(苦笑)」
大吾「もぅ…あまかすっていっつもいきなりなんだもん(赤面)」
甘粕「元々はお前の方がそーじゃねーか」
大吾「あ、そっか」
甘粕「でも、何にも考えなかったろ?」
大吾「うんっ!あまかすにチュウしてもらったらコワくない!!(ニコッ)」
甘粕「まぁ、でもオバケなんて見ねーよ」
大吾「でもさぁ…おれ達があの空き家行った時は何にもなかったよねぇ」
甘粕「オレ達……ああっ!!」
大吾「うわっ…何だよいきなりぃ〜」
甘粕「…オバケの正体分かった」
大吾「えっ?なになに??」
甘粕「オレ達と一緒(ボソッ)」
大吾「いっしょって?(首傾げ)」
甘粕「オレ達はあの空き家でナニしたでしょう?(ニッ)」
大吾「………あっ!(真っ赤)」
甘粕「大吾も声デカイからなぁ…誰か聞いてて、勘違いしたヤツいたかもしんねーなぁ?(ニヤニヤ)」
大吾「……あまかすのバカッ!」


不器用なお誘い
プルルルル…
プルルルル…ガチャ☆

甘粕「はい、もしも…」
大吾「甘粕〜っ!早く来て〜っっ!!(大声)」
甘粕「…電話で大声出すなっ!一体何の用…」
大吾「いいから早く来いよ〜っ!!」

ガチャ☆

甘粕「おいっ!朝比奈!?…何かあったのか??(思案)」

ピンポーン

大吾「あ、甘粕こっちこっち!庭の方に回れよ(ひょいひょい)」
甘粕「???(首捻り)」

チリ〜ン…

大吾「へへへ…すっげー夏っぽいだろ?(クルリッ)」
甘粕「まー、確かに…浴衣に風鈴にタライには西瓜。夏のアイテムだよな」
大吾「だっろー?最近暑いからさ、夏らしくしてみたんだ♪花火もあるんだぜ〜」
甘粕「ところで…何かあったのかよ?」
大吾「あ?何が??」
甘粕「何が?じゃねーだろっ!人の話も聞かねーで、早く来いとだけ言って電話切りやがって」
大吾「あー、それね。だからコレ!」
甘粕「…何だと?(ヒクッ)」
大吾「準備したから甘粕呼んだんだけど?」
甘粕「じゃぁ、早く来いって言ったのは?」
大吾「甘粕早く来ないと、おれがヒマじゃん♪」

ぷちん。

甘粕「んなコトで慌ただしく呼びつけるんじゃねーっっ!!(激怒)」
大吾「いってぇなぁっ!殴ることねーだろぉ〜!!じゃぁ、何て言えば良かったんだよぉ(涙目)」
甘粕「こういう状況だから遊びに来て、って言やぁいいだろーが」
大吾「だって、甘粕驚かせたかったし…」
甘粕「…それで?」
大吾「せっかく一緒に非番なのに、甘粕何にも言ってこねーし…」
甘粕「オレは一人暮らしなんだから、とりあえずやらなきゃいけねーことがあるんだよ」
大吾「そうかもしんねーけど…」
甘粕「…けど?」
大吾「やっぱ一緒にいたかったし、それに…」
甘粕「…それに?」
大吾「今日、母ちゃんもばあちゃんも自治会の旅行に出かけて、誰もいないから…」
甘粕「…何?それを早く言え!」←分かりやすい
大吾「何で??」←天然バカ
甘粕「そっかー、今日おばさん達出かけてるのか〜」
大吾「うん、1泊2日でバス旅行だって」
甘粕「ん?でもお前自分で浴衣なんか着れたのか?」
大吾「あー、これは出かける前にばあちゃんが着付けてくれたから…変かな?」
甘粕「いや…夏なんだからいーんじゃねーの?(ソワソワ)」←怪しい
大吾「そっか?あ、甘粕立ってねーで、こっち座れよ」
甘粕「おじゃまします」
大吾「まだ西瓜冷えてねーから、何か冷たい飲み物持ってくる…」

ぐっ☆

大吾「あっ…」

ドタッッ!!
ぴらっ

甘粕「バカ…浴衣なんだから裾に気を付け…!?」
大吾「いってぇ…肩ぶつけた…」
甘粕「朝比奈…」←不穏な空気
大吾「え?なななな何??甘粕お前何かヘン…あっ!(真っ赤)」
甘粕「もったいねーから隠すんじゃねーっ!!」
大吾「何言ってんだよっ!バカっ!!わっわわわわわっ!捲るなよっ!(ぐいぐい)」
甘粕「ウッセー!ひっくり返って、太腿全開で見せまくってるテメーが悪いっ!!」←理性0
大吾「いきなりサカるなあぁぁっ!ココ縁側だぞっ!外から丸見えなんだぞーっっ!!(焦)」
甘粕「…分かった」

ガシッ!

大吾「うわっ!何脚持ち上げ…」

ずるずるずるずる…

大吾「いてててててっ!畳擦れるって!はーなーせーよぉ〜!!(ジタバタ)」
甘粕「見えなきゃいーんだろうがっ!」

ずるずるずる…パタン☆

甘粕「あさひなあぁぁぁっっ!!」←雄本能全開
大吾「ああっ…vvv」

―――暗転。

大吾「信じらんねー…玄関先でヤるなんて(ぷくっ)」
甘粕「…てめぇだって『抜いちゃヤダ〜』って言ったじゃねーかよ」
大吾「あそこまでヤラれたら…(ぶつぶつ)」
甘粕「ちゃんと後始末もしたし、風呂にもつれてってやったろ?」
大吾「風呂ん中でもしつこかったじゃねーかよぉ!せっかく綺麗にしたのに…また中で出すし(赤面)」
甘粕「…好きなクセに(ボソッ)」
大吾「おかげでのぼせただろっ!まだ頭クラクラする…」
甘粕「だから膝枕提供してやってるじゃねーか」
大吾「当たり前だろ…バカ甘(ころん)」

チリン…

甘粕「大分暗くなってきたな…」
大吾「すっげー腹減ってきた(じいっ)」
甘粕「…何か作ってやるよ」
大吾「確か貰いモンのそうめんがあった」
甘粕「んじゃ、それ茹でるか」
大吾「おう!後で西瓜も食おうぜ♪」
甘粕「花火もやるんだろ?(くすっ)」
大吾「あ、そうだった!いっぱい買ったんだ〜」
甘粕「そんじゃ、とりあえず食事作っか…」
大吾「あ…甘粕(ぐいっ)」
甘粕「…何だよ?」
大吾「今日さ…泊まってくよな?(真っ赤)」
甘粕「寂しがり屋な朝比奈クンの為に添い寝してあげましょ?(ニヤッ)」
大吾「うっ…添い寝だけじゃねークセに」
甘粕「ヤなのか?」
大吾「…ヤじゃない」


まずヤッてみよう!
大吾「なーなー、暑いよぉ〜あまかす〜」
甘粕「…そうかよ」
大吾「何でこんなに暑いんだろ?」
甘粕「そんなに暑い暑い騒いでるんだったらオレの上からどけ(怒)」
大吾「やだっ!だってあまかす本読んでて、かまってくんねーんだもん」
甘粕「しょーがねーだろ?仕事で覚えなきゃならねーんだから」
大吾「やだったらやだっ!今は仕事じゃねーじゃん!おれと居るときにはおれのことちゃんと見ろよ〜(ぎゅうっ)」
甘粕「…こんだけベッタリしがみついて騒いでりゃ見てねー訳ねーだろ(呆れ)」
大吾「おれだけ見てる訳じゃねーじゃんかぁ!恋人同士ってそーゆんじゃないもんっ!!(力説)」
甘粕「分かったって、降参…そんで?何がしたいんだよ」
大吾「えっと…プール行きたいっ!」
甘粕「却下」
大吾「えーっ!?何でだよぉ〜!涼しくなっていいだろー!?」
甘粕「あんなギュウギュウの芋洗い場になんか行ったって、浮いてるだけで泳げねーだろうが。人も多すぎて返って暑苦しいっつーの」
大吾「ちぇ…つまんなーいっ!(ゴロゴロ)」
甘粕「ふーん…大吾はオレと居てもつまんねーのか、そっか(不機嫌)」
大吾「えっ!?違うよっ、そーじゃなくって…その…」
甘粕「何だよ?」
大吾「だって…せっかくあまかす休みだから、デートしたかったんだもん(ポッ)」
甘粕「デートぉ?」
大吾「そうだよっ!だっておれら…デートってしたことねーじゃん…恋人同士っていっぱいデートするんだろ?」
甘粕「まー、そうだけどな…ふーん(にやにや)」
大吾「なに?あまかす??」
甘粕「恋人同士ってちゃーんと思ってるんだ?大吾は」
大吾「そんなの当たり前だろっ!だって…だって…(もじもじ)」
甘粕「ん?どーした、大吾?」
大吾「(ちらっ)だってぇ…いっぱいエッチしてるじゃん…」
甘粕「成る程ね…そんじゃぁ、大吾もヒマだっつーし、恋人同士らしくエッチするか!(がばっ)」
大吾「ちょっ…あまかすってばっ!!今はやだぁ〜!(じたばた)」
甘粕「…ぷっ!あっはっはっはっ!!」
大吾「なっ…何だよぅ!あまかす、またからかったのかよぉ〜っ!!(ポカポカ)」
甘粕「ほっんと、お前ってばバカでカワイイよなぁ」
大吾「…全然嬉しくない(ぷくぅ)」
甘粕「ったく…そんじゃデートっつーか、海の方にでもドライブ行くか?」
大吾「行くっ!(キラキラ)」



大吾「うわっ…すっげぇ人がいっぱい。普通の日なのに…」
甘粕「こー暑くっちゃな。それに学校は休みに入ったから、ほとんど学生ばっかだろ?」
大吾「ふーん…おれも水着持ってくればよかったなぁ」
甘粕「どうせ今からじゃ大して泳げねーよ、もう4時だし」
大吾「んじゃさ、今度はもうちょっと早く来ようよ」
甘粕「そうだな…」
大吾「でもさ、あまかす仕事しかしてねーのにすっげー日焼けしてるよな」
甘粕「…まぁな。だからあんま水着にはなりたくねーんだよ」
大吾「何で?(首傾げ)」
甘粕「出張所で制服来てトレーニングしてるからドカタ焼けなんだよ、ホラ(ペラッ)」
大吾「うわっ、ホントだぁ〜」
甘粕「笑ってんじゃねーよっ!」
大吾「ゴメ〜ン!でもさ、水着のあまかすって…ちょっとヤかも」
甘粕「あー?何でだよ(眉顰め)」
大吾「だってさ…あまかすカッコイイから…ナンパとかいっぱいされそうだもん(ぷくっ)」
甘粕「何だよ、ヤキモチか?(にやにや)」
大吾「そうだよっ!ただでさえ…おれ子供なのに…(俯く)」
甘粕「…お前の恋人って誰だ?」
大吾「あまかす…だよ?」
甘粕「だったら、他は関係ねーだろーが?(ぽんぽん)」
大吾「…うんっ!あまかすだーいすきっvvv(ぎゅっ)」
甘粕「……暑苦しい」
大吾「なんだよぉ〜!あまかすってば冷めたぁ〜いっ!!(プリプリ)」
甘粕「ばっか、車の中なんだから狭いんだよ」
大吾「あっ…そういえばさ」
甘粕「あ?何だよ??」
大吾「この前の夜、友達んちからの帰りにさ、千国橋通って帰ってきたんだけどね」
甘粕「…また土手降りたりしなかったろうなぁ?」
大吾「してないよっ!そんでそんで、渡ったところに少し車置けるところがあるじゃん」
甘粕「あー、狭いけどな」
大吾「車がね、1台止まってたの。夜でグラウンド使ってる人もいねーし、人は乗ってるみたいだから変なの〜って思ってちょっと見たら…」
甘粕「見たら…どーだったんだ?」←分かってる
大吾「車の中で…エッチしてるのっ!おれびっくりしちゃったよぉ!!だって、車変な風に揺れてるからさ〜(真っ赤)」
甘粕「へぇ…で?大吾はどー思ったんだ?」
大吾「え?どーって…あんな狭いのにどーヤッてんのかなぁーって」
甘粕「ふぅん、疑問に思った訳だ?」
大吾「うん…だってさ、座席こんなに狭いのに…」

ガチャ☆

大吾「え?ええ??どーしたの、あまかす?どこ行くの??」
甘粕「えーっと…確かこの先に海岸から遠いからあんま車来ない駐車場があったよなぁ〜」
大吾「な…なんの話?」
甘粕「んー?大吾がどーヤるのか不思議だっていうから実践で教えてやろうと思ってさ(ニヤッ)」
大吾「ヤるって…ええっ!??(赤面)」
甘粕「やー、たまにはそーいうのもイイかもな〜♪」
大吾「そんなぁ〜っ!やだよっ!恥ずかしいってばーっっ!!(焦)」
甘粕「ターコッ!恥ずかしいからイイんじゃねーか♪」
大吾「あまかすのスケベッ!バカバカぁ〜っ!!(号泣)」


願うことは同じ
甘粕「さてと…忘れモンねーよな?」
大吾「おう、大丈夫」
甘粕「そんじゃ行くか、シートベルトしろよ?」
大吾「分かってるって…あ、ちょっと待って」
甘粕「んだよ…やっぱあるんじゃねーか」
大吾「すぐだって!2〜3分で戻るから」

たったったっ

甘粕「今何時だ?7時か…日も長くなったよなぁ」
大吾「お待たせ!ほい、甘粕」
甘粕「何だ…自販機行ってたのか。で、おごりか?」
大吾「…そこまでケチじゃねーよ(ぷくっ)」
甘粕「そんじゃ、ごちそうになりましょう」
大吾「おう!(照れ)」
甘粕「んじゃ、行くか」

カチ☆
ヴォン!

大吾「へへへ…やっぱ風があると気持ちいーなぁ〜」
甘粕「何だよ。ヤケに今日は機嫌いいよな、朝比奈?」
大吾「機嫌?いいよ。決まってるじゃん」
甘粕「何が決まってるんだよ」
大吾「だってさ…久々だろ?甘粕とこーやって出かけるのってさ(にっこり)」
甘粕「…まぁな(ちっ!カワイイこと言いやがって)」←もっとご機嫌
大吾「最近おれんトコも鯨台も出場多かったじゃん?非番でも疲れちゃって出かける気にもならなかったしさ。それに今月なんか非番招集までかかったもんなぁ…」
甘粕「まぁ、確かに…最近非番は疲れで何もする気が起きなくて、ただ熟睡してたな」
大吾「おれも玄関から直行で寝てたもん。たまに服着たまま気絶してたし」
甘粕「着替えぐらいしろよ。お前出張所でシャワーも浴びねーで帰るクチだろ?(呆れ)」
大吾「別にいいじゃん〜!甘粕と会うわけでもねーのに(ぶつぶつ)」
甘粕「…ナニ朝比奈、オレと会うときはいつもキレーにしてから来るんだ?(にやっ)」
大吾「あっ!…えっとぉ…だからっ…クソッ(焦)」
甘粕「ふぅん、お前ってかなりカワイイことするんだな〜♪」←ご機嫌
大吾「うるせーっ!かっ…かわいいとかゆーなっ!!(赤面)」
甘粕「だってカワイイじゃん(きっぱり)」
大吾「もうっ!何もしゃべるんじゃねーっ!!」
甘粕「バカッ、口塞ぐんじゃねーっ!運転してるんだぞ!!(冷や汗)」
大吾「あ、悪ぃ(ぱっ)」
甘粕「ったく…状況考えろっつーの、バカ比奈(溜息)」
大吾「だから悪かったって!(拗ね)」
甘粕「…で、どこだって?例の」
大吾「んと…大野さんの話だと千国峠の先だって言ってた」
甘粕「ホントかよ〜?からかわれたんじゃねーの、お前」
大吾「ホントだってっ!大野さんも前に奥さんと行ったってゆってたし!!(力説)」
甘粕「まぁ、ドライブついでだからいいけどな」
大吾「なんだよぉ…信じてねーの?」
甘粕「信じられるかよ。田舎の自然が綺麗なとこじゃねーんだぞ?」
大吾「んじゃ、賭けるか?おれの言ってる事があってるか」
甘粕「ふぅん…いいけど。勝ったらどーすんだよ?」
大吾「おれが勝ったら1日何でも言うことを訊くってのは?」
甘粕「それじゃオレが勝ったらその逆な訳だな?(ニヤリ)」
大吾「お…おう。でもおれ負けねーもんっ!」
甘粕「わーったって!ま、いいでしょ(苦笑)」
大吾「時間的には丁度いいよな〜♪(うきうき)」
甘粕「…ホントだったらな」
大吾「だからっ!ホントだって言ってんだろーっ!!」
甘粕「お?もうすぐ千国峠だぞ?その先の道順分かってるんだろうな?(ちろっ)」
大吾「だーいじょうぶっ!ちゃんと訊いたって」


甘粕「…この先は行けねーな。歩くか」
大吾「うん」
甘粕「しかし驚いたな…千国市にもこんな自然が残ってるとこあったんだ(感嘆)」
大吾「だろ?おれガキの頃、よくクワガタとか取りに来たもん♪」

キョロキョロ…

甘粕「おい、一人で勝手に歩くな。迷うぞ」
大吾「平気だって……あ…」

ぎゅっ

甘粕「お前夢中になると、すぐ回りが見えなくなるじゃねーか」
大吾「甘粕…手…冷たいな(照)」
甘粕「お前が熱いから丁度いいだろ?」
大吾「そっか…」

サクサクサク…

大吾「あ…聞こえてきた、水の音」
甘粕「近いな…どのへんだ?暗くてよく分かんねーな…懐中電灯持ってくるんだった」

ぽぅ…

大吾「あ…あまかすっ!!」
甘粕「……嘘だろぉ」
大吾「なっ!ちゃんといただろ?ホタル!!」
甘粕「ああ…ホントだったんだ…」

大吾「…きれーだよなぁ」
甘粕「…そうだな」

大吾「なぁ…おれの勝ちだろ?」
甘粕「…まぁな。で、何をいたしましょうか?」
大吾「そうだなぁ…とりあえずキス…かな?(ニッコリ)」
甘粕「朝比奈…(驚き)」
大吾「……だめ?」

ぐいっ!

大吾「んんっ…ふぅ…う…」

ピチャ…

甘粕「それで…この後はどうすればいい?」
大吾「ん…甘粕が…欲しいよぉ(ぎゅっ)」
甘粕「約束だしな…ご希望に添えましょう(微笑)」


ヒミツの特訓
てくてくてく…

大吾「…あまかす、もう起きてるよなぁ(溜息)」

ガチャ☆

大吾「ばぁちゃん、ただいまー…あれ?」
甘粕「よう、おかえり(ニヤッ)」
大吾「あ、あれ?あまかす来てたの??(焦)」
甘粕「とーぜんだろ?おやつにアイス買ってきてやったぞ」
大吾「え、ほんと?」
甘粕「がっ!その前に渡すモンあるだろ?」
大吾「あ…うぅ…」
甘粕「どーせ見るんだから、さっさと寄越せ」
大吾「うん…(ごそごそ)」
甘粕「懐かしーよなぁ、通知票…どれどれ?」

パラッ

大吾「………。」
甘粕「ふーん、まぁこんなモンだろ」
大吾「え…あまかす、怒んないの!?」
甘粕「何だよ、怒って欲しいのか?」
大吾「ちっ…違うけど!だってさ…せっかく勉強見て貰ってるのにあんま上がってないだろ?(しゅん)」
甘粕「そんなの、落ちてねーんだからいいじゃねーか」
大吾「そーなの?」
甘粕「上がってるってコトは、オレが教えて大吾が頑張ってるって成果が出てることじゃねーか。上等だろ?」
大吾「よかったぁ…」
甘粕「何だよ、そんなこと気にして元気なかったのかよ(苦笑)」
大吾「だってさっ!すっげー上がらなかったら、あまかすに…」
甘粕「オレに?何だよ??」
大吾「あまかすに…怒られて、嫌われちゃうんじゃないかって…思ったから…(俯き)」
甘粕「大吾、お前………知ってたけど、かなりバカだな」
大吾「何だよぉっ!!おれホントにどーしようかって…っ!(じわっ)」
甘粕「あのな?お前が成績上がらなかったらオレの責任でもあるんだからな。それに大吾はちゃんとオレの話訊いて勉強してるだろ?そんなことで嫌う訳ねーだろーが(ぽんぽん)」
大吾「…よかったぁ」

ガクンッ

甘粕「大吾!?(焦)」
大吾「何か…安心したら気が抜けちゃった(へなへな)」
甘粕「しょーがねーヤツ」
大吾「えへへへ…(照れ)」
甘粕「そこ座ってろ、アイス持ってきてやるから」
大吾「ねーねー、ばぁちゃんは?(キョロキョロ)」
甘粕「んー?ご近所のお茶のみ友達の家へ出かけたぞ」
大吾「ふーん、そっか」
甘粕「ほら、チョコのでいーだろ?」
大吾「うん!いっただきまーっすvvv」
甘粕「えーっと…まぁ音楽とか美術は感性だからしかたないよな。こんなもんか」
大吾「おれ、ちゃんと授業うけてるぞ?」
甘粕「それと………ん?(眉顰め)」
大吾「なに?どーかした、あまかす??」
甘粕「体育が…落ちてる」
大吾「うん、おれ自信あったんだけど…マラソンがあったから」
甘粕「マラソン…持久力に問題があるってことか(思案)」
大吾「え?え?何かマズイの??」
甘粕「当ったり前だろ!消防士なんて体力勝負!持久力があるに越したことねーんだから」
大吾「そーいえば…あまかすも走ってるよねぇ」
甘粕「何人ごとみたいに聞いてんだよ、バカ!(べしっ)」
大吾「いってぇ〜っ!何だよぉいきなり〜」
甘粕「お前の話をしてんだぞ!?」
大吾「だってだってぇ…走るのだけってつまんないから〜」
甘粕「ふーん…おもしろかったらいいのか?」
大吾「うんっ!おもしろくて鍛えれるなら、おれ頑張るもん♪」
甘粕「そうか、じゃこれからは根を上げるのナシだな(ニヤリ)」

ぐいっ!

大吾「え?あまかす??なに急に…」

すたすたすた

大吾「何で2階いくの?おれまだアイス食べ終わってない〜(じたばた)」
甘粕「暴れるんじゃねー!落とされてーのか?」
大吾「だって〜っ!なんにも訳分かんないじゃんか〜」
甘粕「だから言ったろ?持久力鍛えるって」

がらっ!
ドサッ☆

大吾「うわっ!」

ギシッ…

大吾「え?な…なに?あまかす…(汗)」
甘粕「んー?大吾が飽きないで持久力も鍛えられるっていやぁ、コレだろ?」
大吾「コレって??」
甘粕「大吾の好きなエッチ(にんまり)」
大吾「ええーーーっっ!?(赤面)」
甘粕「お前いーっつも途中で気絶しちまうもんなぁ〜、やっぱその辺から鍛えねーとな(ごそごそ)」
大吾「え?でもでもっ!なんか…違うよぉ(焦)」
甘粕「違くねーっての!オレに最後までついてこれるぐらいになんねーとなぁ〜♪」
大吾「そんなのぉ…あまかすがスゴイだけじゃん…」
甘粕「そんなこと何で分かるんだよ?」
大吾「だって…友達の兄ちゃんに訊いたら全然違ってたもん」
甘粕「何がどー違うんだよ?」
大吾「普通…あまかすみたいに…いっぱいしないって(ポッ)」
甘粕「あー、それはソイツの持久力がないだけだな〜」
大吾「えっ!?そーなの??」←バカ
甘粕「そ。だから、大吾はいーっぱい色んなコト覚えてオレについてこいよな(ニヤッ)」
大吾「色んなコト?そしたら持久力つくの??(首傾げ)」
甘粕「おう、それにオレも嬉しいしな」
大吾「あまかす嬉しくなるの?じゃ、おれ頑張るっ!」
甘粕「そっかそっか♪そんじゃとりあえず…」

ひそひそひそ…

大吾「えっ…ええーーーっっ!?そんなの!(真っ赤)」
甘粕「そんなのまだ序の口だぞ?他にも…」

ひそひそっ…

大吾「そ…んなぁ…そんなエッチなことするのぉ…(涙目)」
甘粕「それぐらい簡単に出来るようじゃねーとな?」
大吾「……それしたら、あまかす嬉しいの?(じいっ)」
甘粕「そりゃーな?大吾が頑張ったら好きなだけご褒美シテやるし?」
大吾「…ホント?」
甘粕「んー?どんなご褒美が欲しいのかなー、大吾クンは?(にやにや)」
大吾「あまかすのいじわるぅ…(赤面)」
甘粕「じゃ、とりあえず脚おーっきく開こうか〜♪」←楽しそう
大吾「あ、ちょっと待って!」
甘粕「……何だよ?」←余裕ナシ
大吾「んと…今日家だし…後でナイショで綺麗にするの大変だからぁ……中に出さないでね?(上目遣い)」

ぷち。

甘粕「そんなの…オレんちでヤッてやるっっ!!(ガバッ)」
大吾「あまかすのバカバカぁ〜っ!!(涙)」


恋人の定義
大吾「甘粕ぅ〜、お願いがあるんだけど」
甘粕「ヤダね(きっぱり)」
大吾「何だよぉっ!まだ何にも言ってないだろーっ!」
甘粕「訊かなくったって分かる。てめぇがそんな声出して言うことなんて毎回ろくな事じゃねー」
大吾「そんな難しいことじゃねーぞ?」
甘粕「金なら貸さん」
大吾「金じゃねーよっ!何だよそれ〜(憤慨)」
甘粕「違うのか?大体てめぇは無駄遣いが多すぎる」
大吾「うっ…そうかもしんねーけど、今回は違う」
甘粕「今回は、じゃねーっ!」
大吾「そーいうんじゃねーってばぁ〜!なぁなぁ、いいだろ〜?(猫撫で声)」
甘粕「内容によるな」
大吾「なにソレ…甘粕ってば冷てぇなぁ。おれって甘粕の何なの?(イジケ)」
甘粕「それと不必要に甘やかすことは別だろ?と、言うよりお前は何だと思ってるんだ?オレはただの都合のいい同僚か?(じろっ)」
大吾「そんな風に思ったことねーよっ!何だよ…ずっとそんな風に思ってたのかよぉ(ぐすっ)」
甘粕「…じゃぁ、何なんだよ?」
大吾「え…とぉ…あ…うっ…甘粕は…」
甘粕「オレは?」
大吾「だからっ!甘粕とは…そのっ…こっこここここ恋人っ…なんじゃねーの?(真っ赤)」
甘粕「お前…自信ねーのかよ(苦笑)」
大吾「何だよっ!今日は意地が悪ぃぞ、甘公っ!!」
甘粕「そんで?何なんだよ、頼みって」
大吾「…訊いてくれる?(上目遣い)」←必殺男殺し
甘粕「うっ…だから、とりあえず内容を言えっつの!」
大吾「今度の非番、おれとデートしてくれっ!」
甘粕「………はぁ?」
大吾「だからデート…」
甘粕「そうじゃなくて、今更改まって頼むようなことか?」
大吾「じゃぁ、いいの?」
甘粕「いいも何も…なんだ、どっか行きてぇトコでもあんのか?」
大吾「んと…服買うの付き合ってほしいんだけどさ。おれ何選べばいいか分かんねーから」
甘粕「服?いつも自分でテキトーに選んでるじゃねーか?急にどうしたんだよ?(首傾げ)」
大吾「実はコレがきてさ…(ゴソッ)」
甘粕「ん?はがき…結婚式の案内か」
大吾「そう、中学ん時の同級生が結婚するって」
甘粕「ずいぶん早いな」
大吾「出来ちゃった結婚だってさ(苦笑)」
甘粕「成るほどな…じゃ、服っていうのはスーツか」
大吾「そう。おれマトモなの持ってないしさ…大分前に買ったのあるけど、それも何だしと思って。でもおれどんなの買っていいか分かんないしさ」
甘粕「んで、オレに選べと」
大吾「うん…あ、でもあんま金ないから…」
甘粕「別にブランド物選ばなければバカみてぇな値段にはならねーよ。最近は別々でサイズ組み合わせて買える店もあるしな」
大吾「へぇ、そうなんだ(感心)」
甘粕「んじゃ…今度非番重なるのは(パラパラ)来週の頭だけど、間に合うな」
大吾「うん、じゃぁ駅前で待ち合わせでいいよな」


非番の日。

甘粕「えーっと…サイズはっと…おい、何違うモン見てるんだよ!」
大吾「あ、悪い。えっとぉ〜どれどれ?」
甘粕「サイズはオレと変わんねーだろ。この辺だな」
大吾「…どれも一緒に見える(首傾げ)」
甘粕「デザインは区画ごとに襟のデザインとかボタンの合わせとかが違うんだよ。で、デザインでサイズごとに列が分かれてるんだ」
大吾「へぇ…そうなんだぁ(キョロキョロ)」
甘粕「そうだなぁ…後々着回せる色がいいだろ?この辺か(カチャ)」
大吾「…紺色?」
甘粕「サックスっていうんだよ」
大吾「ふぅん…でも何だか礼服みてぇだな」
甘粕「だったら礼服着てくか?」
大吾「そういう意味じゃねーってば(口尖らせ)」
甘粕「コレ、結構いいとオレは思うけどな…で、シャツを薄いブルーにして〜」
大吾「んじゃそれでいいよ」
甘粕「お前…簡単に決めちまっていいのかよ(呆れ)」
大吾「甘粕がいいんならいいよ」
甘粕「そっか?んじゃ、あとネクタイと靴だな(キョロッ)」
大吾「あ、あっちに棚ある〜(ヒョコヒョコ)」
甘粕「あ、てめっ!自分で持てよな」
大吾「で?どれにすればいいんだ??」
甘粕「そうだなぁ…このぐらいの色でいいか。で、ネクタイは…コレかな?」
大吾「靴は?黒の革靴でいーの??」
甘粕「プレーントゥの普通のでいいだろ。これで一式だな」
大吾「やっぱ早いなぁ…おれだったらこんなにあったらどうしたらいいか分かんねーもん(ニッコリ)」
甘粕「ちょっとこっち来い。鏡の前で合わせてみろよ」
大吾「えー、別にいいよ」
甘粕「ターッコ!バランス見なきゃだろ。いいからこっち来い(じろっ)」
大吾「わーったよぉ(ブツブツ)」
甘粕「ホラ、上着着て!……ふーん、いいんじゃね?」
大吾「そう?(照れ)」
甘粕「馬子にも衣装ってな」
大吾「何だよ、それ!(プクッ)」
甘粕「ウソウソ、似合ってるよ(微笑)」
大吾「…でもこれって甘粕も似合うと思うけどなぁ」
甘粕「そうか?そんじゃオレも一式同じの買ってくか?」
大吾「へ?同じの??」
甘粕「スーツのペアルック…ってのもいーんじゃねーの?(にやっ)」
大吾「ぺっ…ペアルックゥ!?」
甘粕「あ、何ならお前白系に変えて、俺が黒系にすっか?そしたら結婚式で着れるぞ?」
大吾「結婚式〜?誰の??」
甘粕「白と黒でペアっつたらオレとお前に決まってんだろ?何惚けてんだよ(にやにや)」
大吾「けっ…結婚式いぃぃっ!!(真っ赤)」
甘粕「ばかっ!デッケー声で喚くんじゃねーよ(がばっ)」
大吾「んぐっ!!」
甘粕「場所考えろっつーの(溜息)」
大吾「…甘粕がヘンなことゆーからだろっ!(ぼそっ)」
甘粕「で?お前白買うか?」
大吾「コレでいいっ!!(バッ!)」
甘粕「んじゃ、オレ白買うかなぁ〜」
大吾「んなっ!?(驚)」
甘粕「………ぷっ」
大吾「お前ーーーっ!(憤慨)」
甘粕「くくくっ…本気にすんなよ朝比奈ぁ。ホントお前ってばカワイイよ」
大吾「もうっ!おれ金払ってくる!!(スタスタ)」
甘粕「……全く冗談って訳でもねーんだけどな(苦笑)」

カタン…

甘粕「っと…あぶね……ん?」

大吾「甘粕ぅ〜お待たせ…あれ?(キョロッ)」
甘粕「こっちこっち(ヒラヒラ)」
大吾「何だ…甘粕も何か買ったの?」
甘粕「まぁな」
大吾「なになに?(キラキラッ)」
甘粕「後で…帰ってからな」

どさっ!

大吾「はー、結構歩いたなぁ」
甘粕「朝比奈、何飲む?」
大吾「んー?冷たいのなら何でもいいよ」
甘粕「じゃ、アイスコーヒーでいいな?」
大吾「カフェオレにして〜」
甘粕「わーったよ」
大吾「で…甘粕!コレ何買ったんだ?(ワクワク)」
甘粕「別に開けてもいいけど」
大吾「マジ?んじゃ見ちゃお〜っと!」

カサッ…

大吾「……何コレ?2つあるけど??(首傾げ)」
甘粕「カフスとタイピンだよ。どうせお前持ってねーんだろ?1つやるよ」
大吾「え?でも…高いんじゃねーの?」
甘粕「そんな高いやつじゃねーよ。宝石が入ってるわけじゃねーし、シルバーだしな」
大吾「でも…何で?」
甘粕「ま、スーツのペアは無理でも、それぐらいならいいだろ?」
大吾「じゃぁコレって…お揃い?(赤面)」
甘粕「まぁな(照れ)」
大吾「お前って…恥ずかしいヤツだな」
甘粕「うるせーよ。オレだってなぁ、人並みの恋人同士並なコトしてぇんだよっ!」
大吾「だったら…言ってくれればいいのに(テレテレ)」
甘粕「じゃぁ、ペアルック着るか?(にやっ)」
大吾「それだけは勘弁して(冷や汗)」