臨港ラブラブデートチビ大吾編 |
大吾「あ!あまかす〜」 甘粕「…そこ、計算間違ってるぞ」 大吾「え?どこどこ??」 甘粕「ここ。よく見ろよ、これを足さなきゃダメだろーが」 大吾「あ、ホントだ(消し消し)」 甘粕「で?何だよ」 大吾「んー?あ、そうそう!おれ明日学校休みだから」 甘粕「あ?何でだよ。祝日でもねーし、普通に平日じゃねーか。サボるつもりか?」 大吾「ちがうってば〜っ!明日学校の開校記念日なの!」 甘粕「あ、成る程な」 大吾「あまかすも明日仕事お休みでしょ?おれ何時に来ればいい??」 甘粕「うーん…そうだなぁ。明日市役所に用事もあるし(思案)」 大吾「おれ、何時でもいいよ。あまかすだってせっかくお休みなんだからゆっくりしたいだろ?」 甘粕「オレの用事はすぐに終わるし…そうだっ!(ぽむっ☆)」 大吾「???」 甘粕「せっかくの休みなんだから、明日デートしようか?」 大吾「ええっ!?(驚)」 甘粕「…何でそんな驚くんだよ?」 大吾「だっ…だってっ!でっ…でででででーと…っ(赤面)」 甘粕「大吾…デートしたことねーんだ?(にやっ)」 大吾「あるわけねーじゃんっ!だってデートってこっ…こい…びと同士がするもんだろぉ(チラッ)」 甘粕「そ。だから、大吾のことデートに誘ってるんだけど?」 大吾「あうぅぅぅ…(かあぁぁぁぁっ)」 甘粕「何だよ…オレとデートすんのがイヤなのか?」 大吾「ちっ違うよぉ!だって…」 甘粕「だって?何?」 大吾「だって………デートって何するの?(真剣)」 甘粕「ぷっ…あっはっはっはっはっ!!(爆笑)」 大吾「なんだよぉ!知らないんだからしょーがねーだろぉ〜!!(真っ赤)」 甘粕「大吾…お前ってば…マジかわいい!!(腹抱え)」 大吾「…笑いながらゆわれたって嬉しくない(拗ね)」 甘粕「悪ぃ悪ぃ。デートなんて遊びに出かけるだけだぞ?」 大吾「そうなの?(首傾げ)」 甘粕「まぁ、遊びに出かけたり、買い物したり…で、外で食事して〜」 大吾「ふぅん…んじゃ、いつもあまかすと買い物行くのと変わらないじゃん」 甘粕「デートで商店街行ってどうすんだよ。そうだなぁ…臨港ぐらい出て映画でも見に行くか?」 大吾「映画…」 甘粕「言っておくけど、東映マンガまつりは却下」 大吾「まだ言ってないじゃん…(ぷくぅ)」 甘粕「んー?今何やってるかなぁ…おもしれーアクションものとかが見てぇな〜」 大吾「あ、そーゆーのならおれも見たい!」 甘粕「んじゃ後で雑誌でチェックするか」 大吾「それで?映画見たらどーすんの?」 甘粕「そうだなぁ…プラプラ歩いて買い物したり、晩飯は外で食って…後はホテルにGOだな(ニヤッ)」 大吾「え?ホテル??」 甘粕「大吾行きたがってただろ〜?ラ・ブ・ホ♪」 大吾「えええぇぇぇーっっ!?(真っ赤)」 甘粕「何驚いてるんだよ?デートなんだからエッチするに決まってんだろ〜?(ニヤニヤ)」 大吾「うっ…そうなの!?」 甘粕「デートなんてそういうモン!エッチするためのオプションが映画やら食事みたいなモンだからな〜♪」 大吾「デートってそうなんだ…」 甘粕「何だよ?ヤになったか?」 大吾「ん…ヤじゃないよ。でもぉ…」 甘粕「でも?」 大吾「なんか…恥ずかしいよぉ(ポッ)」 甘粕「………。(ムラッ)」 がばっ!!(抱き上げ) すたすたすた 大吾「え?なに??あまかす、どーしたの〜?」 ドサッ! 甘粕「大吾があんまり恥ずかしがるから予行練習しよーな♪(ニンマリ)」 大吾「へ?予行練習?何の―――」 すすすすす… 大吾「やぁっ…ん…れんしゅ…っ…てぇ…(真っ赤)」 甘粕「エッチの予行練習〜」 大吾「そんなのぉ…あんっ…だって…宿題っ…」 甘粕「ちゃーんと後で見てやるって。それに予行練習だからスッゴイことは明日に取っておこうな〜♪」 大吾「すご…!?やぁ〜なにする気っ…あうぅ…」 甘粕「ホラ、こっちに集中しろって(にぎっ)」←あ。 大吾「あまかすのえっち〜っっ!!(ビクビク)」←今更 そわそわ… 甘粕「どうしたんだよ、大吾?(くすっ)」 大吾「え…あの…さぁ…」 甘粕「ん?何だよ??」 大吾「おれ、おかしくない?」 甘粕「おかしいから訊いてるんだろ?」 大吾「そうじゃなくって!おれのカッコ…ヘンじゃない?」 甘粕「…は?」 大吾「だってさ…デートなのに、普通のカッコだよ?」 甘粕「っんだよ、そんなこと気にしてたのか?」 大吾「だってっ!」 甘粕「オレだって普段と変わらねーだろ?別に畏まった場所に行く訳じゃねーんだから(苦笑)」 大吾「そりゃぁ…あまかすはカッコイイからいいけどさ」 甘粕「何だそりゃ(呆れ)」 大吾「だって…さっきからすれ違う女の人とか、みんなあまかす見てくんだもん(拗ね)」 甘粕「そうか?関係ねーけどな」 大吾「でも…」 甘粕「お前なぁ…今日は大吾とデートしてるんだぞ?つーか、お前オレと居ながら女の観察なんかしてたのかよ(ジロッ)」 大吾「へ?あ…だって…えと…(焦り)」 甘粕「ふぅん…オレと居るのにキレーなお姉ちゃんに目がいっちゃってた訳だな?」 大吾「ちっ…違うよぉ!!」 甘粕「どうだかな〜」 大吾「…っうっく(じわぁ)」 甘粕「お…おい?大吾(慌て)」 大吾「おれっ…おれあまかすだけなのに…何でそんな…っこと…言うんだよぉ!(号泣)」 甘粕「だ、大吾?ちょっ…落ち着け…」 大吾「うえっ…あまかすのバカ〜」 甘粕「悪かったって…言いすぎた。大吾はヤキモチ焼いただけだもんな(微笑)」 大吾「え…あっ…うっ(赤面)」 甘粕「そーんなにオレのこと好きなんだ?(覗き込み)」 大吾「………好き(照)」 甘粕「…そっか」←ご満悦 ちゅっ。 大吾「あまかすっ!?だっ…誰かに!!(わたわた)」 甘粕「誰も見てねーよ(しれっ)」 大吾「でもっ…」 甘粕「何だよ、ヤだったのか?」 大吾「…ヤじゃないよ…もぉ、あまかすのエッチ〜(真っ赤)」 甘粕「今更だろ?おっと…映画の時間そろそろだな」 大吾「んと…何みるの?(首傾げ)」 甘粕「猿の惑星。やっぱ前回とどー違うか見ねーとな」 大吾「ふぅん…」←無知(笑) 甘粕「大吾、何飲むんだ?」 大吾「おれコーラがいいvv」 甘粕「コーラね…」 大吾「何かあんまり混んでないねぇ(キョロ)」 甘粕「平日だからなぁ…それにまだ午前中だし」 大吾「そっかぁ。じゃぁ前の人の頭で見えないってこともないよね」 甘粕「どっちみち後ろのほうの席に座れば大丈夫だろ?」 大吾「ねーねー、早く席行こうよ〜(ワクワク)」 甘粕「っと…引っ張るなって!零れるだろ(苦笑)」 大吾「…ホントだ。前の方にしか人いないなぁ」 甘粕「後ろの方に行くぞ」 大吾「え?でもいっぱいあいてるし…」 甘粕「周りに人がいねーほうが2人キリってカンジでいいだろ?(ニヤ)」 大吾「う…うん(照れ)」 甘粕「ホラ、大吾中側に入れよ」 大吾「…このへんでいいかな?」 甘粕「んー?いいんじゃねぇ?ちゃんとスクリーン見えるだろ?」 大吾「うん。ねぇねぇ、どんな映画なの?」 甘粕「それをこれから見るんだろ?(苦笑)」 大吾「あ、そっか」 甘粕「始まるみてーだな」 ぎゅうっ… 甘粕「ん?(苦笑)」 大吾「うわっ…あ、うしろっ…あぶないっ(ドキドキ)」←夢中 甘粕「………。(ニヤッ)」←悪巧み中 なで… 大吾「ひゃっ…え?なに?(驚)」 甘粕「んー?随分興奮して見てるんだなーと思って…」 大吾「やっ…何で脚っ…んんっ(真っ赤)」 甘粕「興奮は興奮で同じだから、コッチも同じようになってんのかなーって(ニンマリ)」 大吾「な…に…そんなのぉ…やだっ…(ビクビク)」 甘粕「お?やっぱ同じだな〜?勃っちゃってるぞ、大吾の」 大吾「っふ…あまかすがっ…触るから…あ…だめぇ…」 甘粕「おいおい、濡れてきてるぞ?ヤラシーなぁ、大吾。こぉんなに人がいるところで」←お前がな 大吾「やだっ…て…んうっ…(涙目)」 甘粕「ホラ、見て見ろよ…すっげーグッショリだなぁ」 大吾「も…ダメ…てばぁ…ひんっ…(ふるふる)」 甘粕「っと…出ちゃいそうか?ん?」 大吾「………っっ!(コクン)」 甘粕「…出してもいいぞ?ハンカチあるから」 大吾「も…っ…んんんっ!(ビクンッ)」←あ。 甘粕「くくく…随分早かったなぁ」 大吾「はぁ…も…何だよぉ(睨み)」 甘粕「コッチはどうかなぁ〜♪」 大吾「やっ!?ソコ…だめっ!!(ガシッ)」 甘粕「んだよ…手ぇ邪魔」 大吾「何で…ココでこんなことっ…ダメッたらダメ!」 甘粕「大吾だけズリィだろ?」 大吾「あまかすがこんなとこでっ…スルからだろぉ…もぅっ!(赤面)」 甘粕「んじゃ、オレのコレはどーすんだよ?(ちょいっ)」 大吾「あ…ええっ!?(驚)」 甘粕「これじゃーオレ席立てねーよなぁ」 大吾「そんなのっ…どうすればいいの?」←思うツボ 甘粕「そうだなぁ…ホントは大吾に挿れてーけど、口でいいよ(ニヤ)」 大吾「ええ〜!?………ここで?」 甘粕「周り誰もいねーんだから平気だって」←コラ 大吾「もぅ…分かったよぉ」 甘粕「…まぁだ怒ってんのかよ」 大吾「………。(ぷくっ)」 甘粕「仕方ねーだろ?大吾がカワイイ顔してしがみついてくるからつい…機嫌直せよ〜」 大吾「…だからってあんなトコで顔にかけることないじゃん(ムスッ)」 甘粕「あー…あれは〜、タイミングが悪かっただけだろ?(逸らし)」 大吾「…うそだ(じぃっ)」 甘粕「ホントだって!」 大吾「アレのせいで、おれ映画最後の方全然見れなかったんだからなっ!」 甘粕「オレだって見てねーよ」 大吾「あまかすが悪いんじゃんっ!(むぅっ)」 甘粕「だ〜か〜ら〜!ホントッ、悪かったって」 大吾「もぅ…初めてのデートなのに、あんなトコでさ…(ぶつぶつ)」 甘粕「大吾ぉ…(困り)」 大吾「…もぅヤんないもん」 甘粕「あ?何が??」 大吾「もー、今日はエッチなことヤんないっ!(ぷいっ)」 甘粕「なっにいぃぃぃっ!?」 大吾「おれ怒ってるんだからなっ!もう今日はヤらないったらヤらないもんっ!」 甘粕「…あ、そ。んじゃテキトーにブラついて帰るか」←激しく落胆(笑) ぎゅっ… 甘粕「ん?どーした??」 大吾「おれ…恐かったんだからっ…あんな誰が見てるか分かんねーのに…」 甘粕「…悪かったよ(苦笑)」 大吾「誰か気づいたらどうしよーって…」 甘粕「あ、それはねーよ。クライマックスだからみーんなスクリーン見入ってたし、音だって大音響だったからな」 大吾「…ほんと?」 甘粕「そーんなに恥ずかしかったんだ?」 大吾「当たり前だろ〜っ!(赤面)」 甘粕「んー、これがもうちょっと大人になると、そのスリルがたまらなくなるんだよなぁ〜(ニヤ)」 大吾「うっそだーっ!?」 甘粕「ホントだって。オレすっげー悦かったし」 大吾「…そうなの?(首傾げ)」←バカ 甘粕「ま、大吾がもうちょっと大人になったら色々しよーな」 大吾「んー??(頭捻り)」 甘粕「今考えなくたってそのうち分かるって(ポンポン)」 大吾「そうなの…かなぁ?」 甘粕「そーそー♪」 大吾「でもっ!おれ今は子供だもん!!」 甘粕「…大吾、この前ゲームボーイ欲しがってたよなぁ?」 大吾「うっ…」 甘粕「これから買いに行こっか〜?」 大吾「ううぅぅ…」 甘粕「で?機嫌直してくれんのかなー?(ニヤニヤ)」 大吾「………ソフトも欲しい(ボソッ)」 甘粕「そんじゃ買いに行って、それから茶でもすっか。ケーキがいっぱいある店がいいよな?」 大吾「ケーキ!?(キラキラ)」 甘粕「前に大吾に買っていっただろ?チョコレートのタルトとか」 大吾「あっ!あのおいしいケーキのお店!?」 甘粕「そ。店内はティールームになってるから、買い物すんだら休憩しよーな」 大吾「うんっ!!(ニッコリ)」 甘粕「…単純でカワイイヤツ」 大吾「ん?何か言った?あまかす」 甘粕「いんや、何でもねーよ」 大吾「あまかす、ありがと〜♪」 甘粕「いえいえ、初デート記念っつーことで(笑)」 大吾「あぅ…(赤面)」 甘粕「大吾、ケーキ2つだけでよかったのか?ここ他にもパフェとかあったぞ?」 大吾「えー?そんなに食べたら夜食べれないよ〜」 甘粕「まぁ、そーかもな。大吾疲れてねーか?」 大吾「え?大丈夫だよ」 甘粕「そっか…疲れてるなら夕飯買っていって家で食おうかと思ったんだけどな」 大吾「あまかすぅ…(じーん)」 甘粕「ん?どーしたんだよ」 大吾「気ぃ使ってくれたんだ…」 甘粕「そりゃ…何だよ、改まって(照)」 大吾「ん…やっぱおれ、あまかすスキだなぁって(ニッコリ)」 甘粕「…大吾(頭抱え)」 大吾「なぁに?」 甘粕「今、それ言われるとちょっとキツいんだけどな…」 大吾「え…」 甘粕「あ、勘違いすんなよ!迷惑とかそんなんじゃなくってだなぁ〜」 大吾「じゃ、何だよぅ」 甘粕「んな、カワイイこと言われたら…ガマンできねーだろ?(苦笑)」 大吾「あ…(真っ赤)」 甘粕「…そーゆーこと」 大吾「なぁ…あまかす」 甘粕「何だよ?」 大吾「やっぱさぁ、夜何か買っていって家帰ろ?」 甘粕「ん?やっぱ疲れたのか?」 大吾「違うけど…そのっ…(赤面)」 甘粕「???」 大吾「外だと…そのっ…おっ…落ち着かないから…あまかすんちで…ゆっくりしたいなぁって…ダメ?(上目遣い)」 甘粕「――――っ!?」 大吾「やっぱ…ヤダ?(じぃ…)」 甘粕「それ…分かって言ってんのか?」 大吾「あ…えっと…」 甘粕「…誘ってんのか?っての」 大吾「別に…あまかすがヤならおれ…(かあぁぁっ)」 甘粕「ばぁ〜か、ヤな訳ねーだろ?(微笑)」←つーか大喜び ガチャガチャ バタンッ☆ 甘粕「よっと…」 大吾「うわっ!な…なに?あまかす!?降ろせよぉ〜(じたばた)」 甘粕「いーから大人しくしやがれ」 すたすたすた どさっ☆ 大吾「んっ?や…っ…ちょっ…いきなり…あまかすってばぁ〜」 甘粕「オレはな〜、1分1秒でも待てねーの!」←ケダモノ 大吾「だからって…わわわっ!あまかすっ…(ぐぐぐっ)」 甘粕「んだよ、今更往生際悪ぃぞ〜?大吾」 大吾「もぅ…おれ汗かいてるし…」 甘粕「これからまた汗かくんだから一緒だろ?(ごそごそ)」 大吾「でりかしーないぞっ!」 甘粕「…意味分かってんのかよ(呆れ)」 大吾「うるさいっ!とにかく、汗かいてるからヤなの!!」 甘粕「…分かったよ、じゃぁ一緒に風呂入ろーな?(ニヤリ)」 大吾「あ!?(赤面)」 甘粕「2人して汗流せるし、いいよな〜?」 大吾「…エッチなことする気だな?(睨み)」 甘粕「そーんなこと…スルに決まってんだろ?」 大吾「なっ!?」 甘粕「恋人、何だからトーゼンでしょ?」 大吾「…あまかすのスケベ(赤面)」 甘粕「そんなオレでもスキなんだろ?」 大吾「………大スキ(ぽっ)」 甘粕「あーっ!風呂溜まってるのなんか待ってられねーっ!!(ひょい)」 大吾「うわっ!あまかす!?コ〜ワ〜イ〜(涙)」 甘粕「お前がカワイイこと言うから悪いっ!!(奮)」 |
鯨台経由ラブラブデート甘大編 |
うろうろうろ… 甘粕「…これはたまたまっ!映画のチケット貰ったから誘うんで別にでっ…」 うろうろうろ… 甘粕「(コホン)…デートとかそーいうんじゃないし。折角貰ったのに使わないともったいねーしな、うん」←一人納得(笑) じー… 甘粕「……よし!」←何故か気合い カチャ☆ プルルルルルル 甘粕「おわっ!(飛び上がり)」 プルルルルルル 甘粕「…ったく、人がよーやっと電話しようと思ったのに(怒)」 ガチャッ! 甘粕「…はい、もしもし〜?」←不機嫌丸出し 大吾『あ、おれ〜♪』 甘粕「どちらのおれサマですか〜?」←八つ当たり 大吾『なんだよぅ、甘公機嫌悪ぃなぁ〜』 甘粕「べっつにぃ〜?何でもねーよ」 大吾『…いいよ、じゃぁ。またかけ直すから(しゅん)』 甘粕「あ゛ーっ!ちょっ…まっ待て待てっっ!!(慌て)」 大吾『ん?何だよ??(きょとん)』 甘粕「いや…丁度用事があってテメェに電話しようと思ってたんだよ」 大吾『あ?そーなの?』 甘粕「それでだなぁ…(どきどき)」 大吾『あっ!おれがかけたんだから、おれのが先っ!!』 甘粕「何だよ…早く言え」 大吾『お前も明日非番だろ?デートしようぜデート〜♪』 甘粕「………は?」 大吾『おれさぁ〜、どーっしても!行きてぇことがあるんだよ〜』 甘粕「せっかく映画…(ぼそっ)」 大吾『え?何??何か言ったかぁ〜甘粕』 甘粕「いや…何でもねーよ(ガックリ)」 大吾『何だよ…ヤなんかよぅ(拗ね)』 甘粕「つーかテメェ、デートの意味分かって言ってんだろうな?」 大吾『それぐらい知ってるに決まってんだろっ!だっておれら…』 甘粕「おれら?何だよ(ドキドキ)」 大吾『だからっ…おれら…その…つっ付き合って…るんだし(ゴニョゴニョ)』 甘粕「で?何処行きたいんだよ」←ご満悦 大吾『えーっとぉ〜、あれ?ドコいったかな??(ゴソゴソ)』 甘粕「???」 大吾『あ、あったあった!帰り荷物増えるだろうから車がいーんだよな〜』 甘粕「あのな…朝比奈(頭痛)」 大吾『ん?なに?』 甘粕「オレはドコに行くのか訊いてるんだけどなぁ(溜息)」 大吾『んーっと…山!』 甘粕「…はぁ?やま〜っ!?」 大吾『別に山登りする訳じゃねーぞ?』 甘粕「んじゃぁ、わざわざ車で行って何するんだよ?ドライブだけとか言うんなら…」 大吾『違う違う』 甘粕「紅葉狩り…の訳ねーよなぁ…朝比奈に限って」 大吾『なにそれ?』 甘粕「あー、もういい(呆れ)」 大吾『あ、今すっげーバカにしただろ!?』 甘粕「だってバカだろ?バカ比奈は」 大吾『なんだよっ!もうっ!!』 甘粕「だーかーらっ!話が逸れてるじゃねーか。わざわざ山行って何するんだって訊いてるのに」 大吾『あ、そうだった。今日さぁ〜引き継ぎ終わって着替えてる時に、猪股さんにパンフ貰ってさ〜』 甘粕「パンフ?何の??」 大吾『おんせん〜♪』 甘粕「おんせんーーーっっ!?(叫)」 大吾『うわっ…いきなりでっけぇ声出すなよ。びっくりしたぁ』 甘粕「温泉…」←悶々 大吾『そー♪日帰りコースで色んな温泉入れるんだって〜。旅館とかだと休憩で食事とかも頼めるし、それに栗拾いも出来るって!!』 甘粕「………。」 大吾『ん?甘粕訊いてんのかよ?あ〜ま〜か〜す〜?』 甘粕「あ…あぁ、訊いてるって(ぽたっ)」←鼻血(笑) 大吾『で、栗ご飯作ってvvv』 甘粕「何だと〜っ!?栗剥くの大変じゃねーかよ!!」 大吾『えぇ〜、だっておれ甘粕の作った栗ご飯食いたい〜!ダメ?(媚び)』 甘粕「…栗剥くの手伝えよ」 大吾『やりっ!大丈夫だよ、最近簡単に皮向けるヤツとか売ってるし♪』 甘粕「ホントかよ(溜息)」 大吾『そんじゃさ〜、今からパンフ持ってお前んち行くから!そんで、ついでだから…』 甘粕「ついでだから?今度は何だよ」 大吾『今日泊まってもいい?』 甘粕「あっ…あさひなぁ?」←舞い上がり 大吾『だってそしたら甘粕迎えに来る手間省けるだろ?』 甘粕「…あ、そうかよ(落胆)」←墜落 大吾『それに…甘粕と一緒にいれるし』←男殺し(笑) 甘粕「今すぐ来やがれっ!!(奮)」 大吾『うんっ!そんじゃ後でな〜』 カチャ☆ 甘粕「…まぁ、デートには変わりねーからいっか(にやにや)」←顔面総崩れ 甘粕「はぁ…いい天気だなぁ。絶好のデート日和だよな、うん」 チラッ。 甘粕「平日だし、まだ早い時間だから道も空いてるし、ドライブには最適だよなぁ…」 チラッ。 甘粕「…これってデートなのか?(溜息)」 チラッ。 大吾「ぐあっ…すぴぃ〜すぴぃ〜(熟睡)」 甘粕「助手席で寝るかぁ?普通(怒)」 大吾「うぅん…も…だめぇ…あまか…す…うにゃ…」 甘粕「おまっ…何の夢見てんだよっ!(赤面)」 大吾『こんなに栗ご飯食えねーよぉ〜vvv(夢の中)』←現実 甘粕「ま…昨日は久々に会えたから、ちょっと頑張りすぎたしな。バカ比奈が疲れても仕方ねーか、うん」 大吾「んっ…やだっ…あまかすぅ…」 甘粕「…朝比奈(ゴクリ)」 大吾『何でおれの栗ご飯、栗入ってねーんだよぉ〜!(夢の中)』 甘粕「チクショー、後で覚えてろよ〜(ドキドキ)」←血液下降中 ギッ☆ 甘粕「おい、朝比奈(揺すり)」 大吾「すぴー…(熟睡)」 甘粕「いいかげんに起きろおぉぉぉっっ!!(ガツッ!)」 大吾「いでっ!?んぁ?ってぇ…何すんだよぉ〜」 甘粕「ったく…ガーガー寝やがって!」 大吾「んなコト言ったってよぉ…眠かったんだもん」 甘粕「オレだって眠いんだよっ!一人で何もしゃべんねーで運転するのって、すっげー眠くなるんだぞ!?」 大吾「だって…(ぷくぅ)」 甘粕「…何だよ(ちっ、カワイイ顔すんじゃねー)」 大吾「甘粕が悪ぃんじゃん…おれが眠ぃの。お前ってば…昨夜スゲーんだもん(ぽっ)」 甘粕「――――――っっ!?」 大吾「ん?あまかす〜?なにしゃがんでんだよ。腹でも痛ぇのか?(きょとん)」 甘粕「お前なぁ…分かってて煽ってんのかよっ!」←立てない(笑) 大吾「はぁ?何言ってんの??」←天然 甘粕「も…いい(涙)」 大吾「んー?(きょろきょろ)」 ピィ… ピピ… 大吾「栗畑だあっ!!(喜)」 甘粕「色気より食い気かよ…(溜息)」 大吾「なななっ!早く行こーぜーっvvv(ぐいぐい)」 甘粕「わーったって!別に栗は逃げやしねーっての(苦笑)」 大吾「甘粕っ!早くぅ〜!!」 甘粕「ったく…」 大吾「うっわぁ…すげ、いっぱい落ちてるぅ〜♪」 甘粕「へぇ、結構デカイな(感心)」 大吾「早く取ろーぜ!えっと…(思案)」 ぐいぐいっ! 甘粕「ばっか!そんなんじゃイガは外れねーよ。靴の裏でこーやって…」 グッ! 大吾「あ、外れた」 甘粕「分かっただろ?それより地面にも結構落ちてるぞ」 大吾「ホントだ〜!んじゃ、おれ地面の拾お〜っと♪」 甘粕「で?オレにイガ付きのヤツ取れって?(睨み)」 大吾「だって、おれより甘粕のほうが上手いじゃん」 甘粕「…てめぇなぁ(呆れ)」 大吾「ホラッ!早くいっぱい拾って、温泉入ろうぜ〜vvv(ニカッ)」 甘粕「――――――っっ!?」 大吾「さってとぉ〜、栗〜♪ん??」 甘粕「おんせん…」 大吾「あまかすぅ〜?どうしたん…うわぁっ!?(驚)」 甘粕「…あ?」 大吾「あまかっ…鼻っ!鼻血〜っ!!いきなりどうしたんだよっ!?ティッシュ…(ゴソゴソ)」 甘粕「…いや、ちょっとのぼせたみてぇだ(ふきふき)」 大吾「はぁ?温泉入る前に何でのぼせるんだよ??(首捻り)」 甘粕「ちょっと、イメージトレーニングをだな…」 大吾「…あ?イメトレ?温泉の??」 甘粕「ホラ、栗!さっさと拾うぞ。栗ご飯にいっぱい入れたかたらサクサク拾えよ〜」←誤魔化し 大吾「あっ!そうだった!栗ご飯〜♪」 甘粕「…中学生でもねーのに、何やってんだオレ。クソッ!朝比奈め〜(ムラムラ)」←野獣(笑) 大吾「へへへっ、いっぱい取れたよなぁ〜♪(ニコニコ)」 甘粕「…取り過ぎなんだよ。そんな袋5つ分もどーすんだよ?」 大吾「え?だって栗ご飯だろ〜?あと渋皮煮とか栗のスフレとかもおいしいかも〜♪あとあと!アイスにしても絶対旨いよなぁ(涎)」 甘粕「おい…何でメニューが増えてんだよ(呆れ)」 大吾「やー、おれってば幸せ〜vvv甘粕みたいに料理が上手い…(ポッ)」 甘粕「…その先は?(どきどき)」 大吾「だっ…だからぁ、料理が上手いこっ…恋人が…いて(照)」 甘粕「ったく…そんだけ作ったらしばらく栗は見たくなくなるな」←ご機嫌 大吾「そう?旨いモノはいくら食べたっておれ平気だけど?」 甘粕「お前はな…それより、おいコラ!オレの利点は料理だけだっていうのかよ」 大吾「ん?甘粕のイイところ?他にも頭イイし、顔キレーだし〜オンナにモテる…ってのはムカつくけど」 甘粕「そんなの知るか(むっ)」 大吾「あー、でもやっぱ一番は…」 甘粕「料理だってゆーんだろ(溜息)」 大吾「セックスがすごいっ!だな、うん」←天然 グラッ 甘粕「なっ…何言ってんだ、バカ比奈っ!!(真っ赤)」 大吾「うわっ!甘粕ちゃんと前見て運転しろって…しゃっ…車線〜〜〜!!(慌て)」 甘粕「てめぇがいきないバカなこと言うからだろっ!」 大吾「何が?(きょとん)」 甘粕「何がって…だからっ…セックス」 大吾「だって、すごいじゃん(けろっ)」 甘粕「………。」←困惑 大吾「おれ訓練だって、あそこまで体力使わねーもん…疲れすぎて気絶なんて。でも甘粕は全然平気みたいだし」 甘粕「いや…別に平気とか…つーか、訓練と一緒にすんなっ!」 大吾「えー?だって体力使うってのは同じじゃん!」 甘粕「そうじゃなくってな…いや、もういい」 大吾「あっ!(ぽむっ)」 甘粕「何だよ?」 大吾「食いモンもだけど、おれ甘粕とすっげーいっぱいセックスしても、全然飽きないっ!次の日でも大丈夫だ〜♪」←大発見…らしい(笑) グラグラッ 甘粕「あっ…あさひなぁ〜っ!!(涙目)」←今言われるのはツライらしい(笑) 大吾「ぎゃーっ!!甘粕、車線!反対車線走ってるって!!ハンドル戻せよおぉぉぉっ!!!(叫)」 甘粕「うるせー!てめぇが悪い!!」 大吾「何でだよぉ〜!だから車線戻れってば〜〜〜っっ!!」 甘粕「あ?…うわっ!?」 グイッ 大吾「…はぁ。もーおれ、ここで死ぬかと思った(ずるずる)」 甘粕「運転してるのにてめぇがヘンなこと言うからだろ」 大吾「ヘンなこと?何かおれ言ったっけ??」←天然すぎ 甘粕「も…いいって。それより次は…お、おんせ…(どきどき)」 大吾「腹減ったから昼メシ〜〜〜っ!!」 甘粕「…昼飯ね(項垂れ)」 大吾「ひ・る・メ・シ〜♪それとおんせ〜んっ!(ウキウキ)」 甘粕「―――――っ!!(ゴクン)」 大吾「旨いモン食べれそうだよなぁー…あ?甘粕!?」 甘粕「あー?何だよ(そわそわ〜)」 大吾「めっ…メーター!ひゃっ…100キロって!ギャーーーッッ!!峠道で何考えてっ…ひいぃぃぃっ!!(涙目)」 甘粕「てめーが腹減ったってうるせーからだろ!」←違う 大吾「だからって!事故って死んだら食えないだろおぉぉっ!!スピード落とせ〜っ!!」 甘粕「…しょーがねぇなぁ」 大吾「ふぅ…もう…何か今日甘粕ヘンだぞ?」 甘粕「オレのドコが?失礼なヤツだな、バカ比奈」 大吾「もしかして…あまかすって…(じぃ)」 甘粕「な…何だよっ(ドキッ)」 大吾「海の方がよかった?お前魚スキだし??(首傾げ)」 ゴインッ☆ 大吾「あまっ…前見ろ!ま〜え〜っ!!(焦り)」 甘粕「変な勘違いしてんな!バカッ!!」 大吾「だって…違うの?なーんか今日何言っても上の空だしさ」 甘粕「(ぎくっ☆)そ…んなこと、ねーよ」 大吾「そうか?んじゃ楽しい?」 甘粕「…ああ」 大吾「そっかぁ〜、よかった!(ニッコリ)」 甘粕「何だよ、んなこと気にしてたのか?」 大吾「だってよぉ〜、誘ったのおれだしさ…おれは甘粕と一緒だから楽しいけど(ちらっ)」←男殺し 甘粕「これはデートなんだろ?だったらオレだって朝比奈と同じように楽しいんだよ(照)」 大吾「そっか…へへっvvv」 甘粕「おい、ちゃんと地図見てナビしろよ?迷ったら昼飯食うの遅れるんだからな」 大吾「おぅ!まだずっとこのままで…えっと…で、もうちょっと行ったら十字路に出るから、そこを左に曲がって真っ直ぐ行けばすぐ看板が見えるって〜」 甘粕「そっか」 大吾「早く着かねーかなぁ…そしたらいっぱい楽しいことしようなっ!」 甘粕「たっ――――!?(ゴクッ)」 大吾「ん?うわっ!だから甘粕っ!スピード出し過ぎだって…ぎゃあぁぁぁっっ!!」 甘粕「おい、着いたぞ…なに寝てんだよ」 大吾「寝…れる訳…ねーだろぉ〜!死ぬかと思った(ぐたっ)」 甘粕「いつもあんだけムチャしてるくせに、これぐらいどってことねーだろーが」 大吾「ぜんっぜん違うだろーっ!!」 甘粕「バカなんだから細かいこと気にすんなよ、知恵熱出るぞ」 大吾「バカバカゆーなっ!」 甘粕「お?ちょーどいい具合に昼じゃねーか、ホラ」 大吾「ん?あ、ホントだ〜♪」←単純バカ 甘粕「とりあえずオレがフロント行って来るから、お前その辺に座ってろ」 大吾「おう!」 甘粕「朝比奈!」 大吾「ん?何だよ」 甘粕「とりあえず荷物部屋に置きにいくぞ」 大吾「え?食堂とかじゃねーの??」 甘粕「タ〜コッ!部屋で寛ぎながらメシ食えるんだよ」 大吾「マジ?やった〜♪」 からっ 仲居「こちらのお部屋になります」 大吾「ほぇ〜、すっげ〜景色いいじゃん!」 仲居「それではお食事の準備をしてまいります。少々お時間を頂きますので、先に温泉のほうに行かれてはいかがですか?」 甘粕「…温泉?(ピクン)」 大吾「お?そうしよーぜ〜!おんせ〜ん♪」 仲居「今の時間でしたら夕方まで他にお客様いらっしゃいませんから、ゆったり出来ますよ」 甘粕「…誰もいない?(ピクピクン)」 大吾「すげーじゃん!んじゃおれらで貸切だな〜っ!(ニッコリ)」 甘粕「ほら、さっさとタオルと浴衣持って!風呂行くぞ」←迅速 大吾「へ?って…おい、待てって!(ゴソゴソ)」 ぺたぺたぺた 大吾「なぁなぁ、甘粕(くいっ)」 甘粕「あ?何だよ(上の空)」 大吾「ここって露天風呂あるの?」 甘粕「パンフに載ってたからあるだろ?」 大吾「そっかぁ…おれ露天風呂って初めてなんだぁ」 甘粕「そうなのか?」 大吾「うん、め組で旅行行ったときは無かったし、その後えび谷行った時も露天風呂は無かった」 甘粕「そうか(上の空)」←違うコトで頭いっぱい 大吾「あ、甘粕!背中流してやるな(ニッコリ)」 甘粕「―――――っっ!?」 大吾「ん?あれ…甘粕?壁に懐いて何やってんだよ??(きょとん)」 甘粕「いや…ちょっと眩暈が(クラクラ)」 大吾「おい…そんなんで温泉入って大丈夫かよぉ」 甘粕「…ただの立ちくらみだ」←妄想くらみ(笑) 大吾「そんならいいけど…こんなところで救助したくないぞ?」 甘粕「されるかっ!」 大吾「あ、ここだ!」 ガラガラ〜 甘粕「本当に誰もいねーな(きょろきょろ)」 大吾「おれらだけだって言ってたじゃん」 甘粕「…そうだったな(ニヤッ)」 大吾「さってと〜!さっさと入ろうぜ〜!!」 ぽいぽいぽ〜い 甘粕「んなっ!あ…あさひなぁ〜!?(動揺)」 大吾「んじゃ、おっ先〜♪」 甘粕「タオルぐらい持ってけーっ!!」 大吾「あー?別にいらねーよ」 スタスタスタ カラッ☆ 甘粕「ったく…(どきどき)」 きょろっ… 甘粕「念の為…鍵かけとくか」←何のため?(笑) カラカラカラ… カチッ☆ 甘粕「あさひ…なぁ〜(ガクッ)」 ざぱざぱざぱざぱ〜 大吾「気持ちいーぞぉ〜、甘粕っ!」 甘粕「どこのガキだよ…湯船で泳ぐな、バカ(溜息)」 大吾「いーじゃんかよぉ〜、誰もいねーんだから」 甘粕「常識の問題だっての」 大吾「でもやっぱ浅いからケツ浮いちまうな〜(プリッ)」 甘粕「………。(ゴクッ)」 大吾「ん?こっちが露天風呂かな??」 ガラッ☆ 大吾「うおっ!すっげぇ〜!!」 ぱたぱたぱた 甘粕「ちょっとは落ち着けって!(そわそわ)」←お前もな 大吾「甘粕もこっち来いよぉ〜!外が涼しいから丁度イイ感じだぞっ!」 甘粕「…ああ(ギラッ☆)」 ざぱっ… 大吾「な?外の涼しさが丁度いいだろ?」 甘粕「ああ」 大吾「酒でも貰ってくればよかったかなぁ…あ、甘粕運転があるか」 甘粕「ああ」 大吾「甘粕?」 甘粕「ああ」 大吾「…甘粕のバ〜カ」 甘粕「ああ…って何だとぉっ!!」 大吾「何だよっ!おれが話してるのに、お前ぜんっぜん訊いてねーじゃんっ!」 甘粕「あ…悪ぃ…ちょっとぼーっとしてた。湯あたりかな?」←誤魔化し 大吾「大丈夫かよぉ…ちょっと湯から出てた方がいーんじゃね?(心配)」 甘粕「でも湯冷めしちまうだろ?」 大吾「出たり入ったりすれば大丈夫だよ、ほら」 ざっ… 大吾「涼しくって気持ちいー…」 甘粕「…もっと気持ちいいコトしようか?」←不審 大吾「え?なに??」 きゅ… 大吾「ひゃっ!ばっ…ばかっ!何考えて…っ」 甘粕「何って…ナニでしょ?(ニヤ)」 大吾「ナニじゃねーっ!こっこんな…誰か来るかもしんねーだろぉっ!!(じたばた)」 甘粕「誰もいねーって言ってただろ?」 大吾「うっ…でもでもっ!おれらみたいに温泉つかりに来るかもしんねーじゃんっ!」 甘粕「そうかもな」 大吾「そうかもな…って!?(困惑)」 甘粕「別にオレは構わねーし?」 大吾「おれは構うんだっ!!(じたばた)」 甘粕「まーったく…ココ、もうこぉ〜んなになってるのに往生際悪ぃな」 大吾「お前が止めればいーんだろぉ!(涙目)」 甘粕「あ、いいの?やめちまって」 ぴんっ☆←指弾き 大吾「やぅっ…(ビクビク)」 甘粕「スッゲーびっしょり…これ、お湯で濡れてるんじゃねーよな?(くすくす)」 大吾「…あまかすぅ」 甘粕「こーんなカワイイ状態になってんじゃ、誰かが入ってきても今更誤魔化せねーよなぁ(ニヤ)」 大吾「ふっ…(涙目)」 甘粕「で、どーする?」 大吾「どーする…って…」 甘粕「そんなに泣く程イヤだって言うんならやめるけど?なんなら自分でするか?」 大吾「…うっ…えぇ…(ぽろぽろ)」 甘粕「泣いたってしょーがねーだろ?ひとこと言やぁいいだけじゃねーか…オレ朝比奈の言うことなら訊いてやるしな」 大吾「あまかす…っ」 甘粕「何だ?(ドキドキ)」 大吾「…ばぁ〜かっ!」 甘粕「じゃ、オレ先に上がるから(怒)」 大吾「だってそうじゃんかっ!甘粕が…そのっ…いきなり弄ったりすっから…」 甘粕「お前が誘ったんだろ」 大吾「誘ってなんかっ…」 甘粕「ソノ気がねーから質悪ぃよなぁ…そ〜んな旨そうなカラダで色っぽく目の前にいるのに、オレが何もしねー訳ないだろ」←自分基準 大吾「うまっ!?…何だよぅソレ(真っ赤)」 甘粕「朝比奈…オレに言うことねーの?」 大吾「でも…こんな外で…(チラッ)」 甘粕「誰もいねーし、ここ旅館の人がいる場所から離れてるから、声出しても平気だと思うけど?」 大吾「…ホント?」 甘粕「風呂の入口も鍵かけたしな(ニヤッ)」 大吾「はぁ!?おまっ…最初っからそのつもりだったのか!?」 甘粕「最初っからつーか、来る前からそのつもりに決まってんだろ」 大吾「…バカ甘(赤面)」 甘粕「あのな、朝比奈…オレだってぜんっぜん余裕ねーんだけどな…ホラ(ちょい)」←指さし 大吾「げっ…いつの間に(驚)」 甘粕「お前もオレもこ〜んな状態じゃな?」 大吾「うっ…ううう〜(モジモジ)」 甘粕「消防士なら判断は迅速にってな」 大吾「もぅ…しょーがねーなぁ(ちょいちょい)」 甘粕「ん?何だよ」 大吾「しよ?おれ…も、ガマンできねー。甘粕も…だろ?」 甘粕「散々焦らされたからな…覚悟しろよ」 大吾「うううぅ〜(唸り)」 甘粕「ホラ、朝比奈…水」 大吾「お前なぁ〜、うっ…頭ぐらぐらするぅ〜(グッタリ)」 甘粕「ちょっと…ハメ外しすぎたな」 大吾「…ハメ外すっつーか…ハメすぎ」 甘粕「くだらねーコト言える元気はあんのかよ(呆れ)」 大吾「うるせーっ!」 甘粕「どうすんだよ、メシ来てるんだけど」 大吾「食いたくても起きあがれねーんだろぉ(睨み)」 甘粕「悪かったって…」 ぴと… 大吾「…冷たくて気持ちいー」 甘粕「ホントに大丈夫かよ」 大吾「んー…甘粕が膝枕してくれたら大丈夫…かも?」←出た男殺し 甘粕「ホラ、来い(ぽんぽん)」 大吾「あー、楽チン〜♪」 甘粕「何ならこのまま食わせてやろうか?」 大吾「消化不良起こすって…それよりどうする?この後」 甘粕「まぁ、お前がこんな調子じゃな…」 大吾「え?おれちょっと休んでメシ食ったら大丈夫だって!」 甘粕「ムリするこたーねーよ(苦笑)」 大吾「だってさぁ…せっかくのデートなんだぞっ!」 甘粕「…朝比奈(じーん)」 大吾「それに…」 甘粕「???」 大吾「おれ梨狩りもしたいっ!」 甘粕「お・ま・え・なぁ〜っ!食いモンばっかじゃねーかよ(呆れ)」 大吾「そんで〜、梨狩り行って、夕飯食ったら〜」 甘粕「夕飯の心配までしてんのかよ」 大吾「帰る途中にラブホあったじゃん、あそこ行こ?(にっこり)」 甘粕「――――――っっ!?」 ぽた… 大吾「ん?つめて…え?血って…うわあぁぁっ!甘粕っ!鼻血が!?(慌て)」 甘粕「…オレもただの湯あたりだ(ふきふき)」 大吾「あまかすぅ…(ポッ)」 甘粕「あ?何だよ」 大吾「その…あたってるんだけど…ソレ(赤面)」 甘粕「あ…」 大吾「ソレ…どーする?おれ口でしよーか?(上目遣い)」 ガンッ!! 甘粕「あさひな〜っ!(涙目)」←忍耐 大吾「な…なんだよぉ」 甘粕「お前、起きあがれねーっての忘れてるだろっ!」 大吾「あ、そっか」 甘粕「今ムリさせられねーだろ」 大吾「お?甘粕珍しく優しーじゃん」 甘粕「一言余計だ!それに」 大吾「それに?なに??」 甘粕「お楽しみは帰りに取っておくさ」 大吾「…甘粕のスケベ(ポッ)」 |