お手伝い大作戦 |
三蔵「…何だ、この破壊的な部屋は(頭痛)」 ぱたぱたぱた バッターンッ!! 悟空「よしっ!拭き掃除開始―――」 三蔵「こんのバカ猿ーーーっっ!!」 バッシイィィィーンッ!!! 悟空「うぎゃっ!!」 三蔵「何だ、この散らかしまくった部屋はっ!(怒)」 悟空「いひゃい〜、なにすんらよぉ〜(涙目)」 三蔵「たった1時間居なかっただけで、どーやったらこんなに散らかしまくれるんだ?ああっ!?」 悟空「んに?散らかしてないよ、掃除するんだもん(キョロキョロ)」 三蔵「てめー沸いてんのかぁ?掃除ってーのは綺麗にすることを言うんだよ!散らかすコトじゃねーっ!」 悟空「散らかしてないもんっ!ちょーっと掃除しやすい様に移動しただけだもん…(ぷくっ)」 三蔵「書類はメチャクチャ、家具はずれてるわ、倒れてる。コレのどこが散らかしてねーっつーんだよ(呆れ)」 悟空「だってっ!俺掃除しようと思って…あっ!!」 ガッシャーンッ! 三蔵「バカッ!何バケツ倒して…ああっ!?」 悟空「……こぼれちゃった」 三蔵「余計なことしてんじゃねー…もう何もするな(脱力)」 悟空「……うっ…だって…俺…(じわっ)」 三蔵「ったく…何でいきなり掃除なんかしようと思ったんだよ」 悟空「だって…いつも俺さんぞに面倒かけてるから…たまには何かさんぞに喜ばれる様なことしようと思ったんだもん」 三蔵「…別に掃除じゃなくてもいーだろうが」 悟空「俺何したらいいか分かんねーから、八戒に訊いたんだ。そしたらお手伝い表作ってくれて…」 三蔵「ちっ…あいつ余計なコトを」 悟空「余計…俺、迷惑だったの?(うるうる)」 三蔵「ばーか、子供は子供らしく外で走り回ってりゃいーんだよ(ぽんっ)」 悟空「だってだってっ!俺それじゃさんぞの役にたてないじゃん…さんぞの為に何かしたかったんだもんっ!」 三蔵「俺のためだと思うんなら、病気や怪我なんかしねーで元気でいればいい。俺の手を煩わさなければ十分なんだよ」 悟空「でも…そんなの…」 三蔵「…八戒に貰った表ってヤツ見せて見ろ」 悟空「えっと…ちょっと待って(ゴソゴソ)」 三蔵「それにそのほっかむりにエプロンはどーしたんだ?(ムラッ)」 悟空「これ?八戒に貸して貰ったの…似合わない?(首傾げ)」 三蔵「いや…そんなことはねー」←危険! 悟空「あ、あった!はい、コレ(サッ)」 三蔵「……部屋の掃除に洗濯?」 悟空「あ、洗濯はもうやった!外に干してあるんだ♪」 三蔵「あー?何洗ったんだ??」 悟空「んーとぉ…シーツと布団と枕とぉ〜」 三蔵「シーツはともかく、布団に枕だとぉっ!?」 バッ! 三蔵「………。(呆然)」 悟空「お天気いいからすぐ乾くよねぇ〜(ニコッ)」 三蔵「お前なぁ〜、布団や枕は水で洗うモンじゃねーんだよっ!このバカ猿ーっっ!!」 悟空「ええっ!?そうなの??(驚)」 三蔵「ああーっっ!!てめぇ、法衣まで水で洗いやがったのか…(頭抱え)」 悟空「え?だって服は水で洗うんだろ?(きょとん)」 三蔵「洗っていいものといけねーものがあるんだよ…(溜息)」 悟空「…俺もしかして間違っちゃたの?」 三蔵「間違いまくりだ、バカ」 悟空「やっぱ…俺…迷惑…(滝涙)」 三蔵「ここにはな、専門でやるヤツがいるんだから、そいつらにやらせとけばいーんだよ。お前は俺の言うことだけ素直に訊いてりゃいー」 悟空「でもさ、それで三蔵はいいの?俺三蔵の役にたってねーじゃん(しゅん…)」 三蔵「…そうでもねーけどな(ボソッ)」 悟空「えっ!?俺さんぞの役にたってるの?何が??ねーねー(ぐいぐい)」 三蔵「ウルセー!いちいち覚えてねーよっ!(照)」 悟空「えー?何でだよぉ〜!思い出してよぉ〜!!」 三蔵「やかましいっ!」 パパンッ☆ 悟空「何だよぉーっ!さんぞのケチ!ハゲ!タレ目!」 三蔵「誰がハゲだ(激怒)」 悟空「ちぇっ…そしたらソレやろうと思ったのにさ(ぶつぶつ)」 三蔵「とりあえず、バケツから零した水拭きやがれ(じろっ)」 悟空「わかったよぅ」 三蔵「あー…あと何やろうとしてたんだ?(パラッ)」 悟空「あとぉ、洗濯物たたむのと、さんぞにお茶いれるのとぉ…えっと…」 三蔵「――――っっ!??」 悟空「あっ!あと『さんぞの元気なシモの世話』ってのがあったな(ぽむっ)」 三蔵「…そこだけ筆跡が違うみてーだな(ピキッ)」 悟空「んー?確か悟浄が『コレが一番重要!』って書き足してたな…でも、シモの世話ってなぁに?(首傾げ)」 三蔵「…ああ、ソレはお前でもちゃんと出来るな」 悟空「ほんと!?俺でも出来るの?さんぞの役にたてるの??(キラキラッ)」 三蔵「ああ、上手に出来ればご褒美やってもいいぞ?(にやっ)」 悟空「えっ!やるやるー♪どーすればいいの?」 ひょいっ☆ すたすたすたすた 悟空「え…ええ?さんぞ??」 三蔵「ああ、布団は干してるんだっけな…ソファでいいか」 ドサッ! 悟空「あの…さんぞ?」 グイッ! 悟空「わーーーっっ!いきなり服捲んなよぉ!!(ジタバタ)」 三蔵「フン…シモの世話するんだろ?だからシテ貰うんじゃねーか」 悟空「だからっ!何で俺が脱がなきゃいけねーんだよぉ〜!大体シモって…」 ジー☆ ポロッ 悟空「うわっ…デカッ(真っ赤)」←早っ 三蔵「コイツの世話をするってコトだからな(ニヤリ)」 悟空「えーっ!うそぉ〜っ!!(驚愕)」 三蔵「しっかり世話しろよ?」 悟空「うわあぁぁぁっっ!!!(叫)」 ドンドンッ! 八戒「悟浄〜、手が離せないんで出てくださいよ〜」 悟浄「あー?はいよ〜、どちらサマですか〜」 三蔵「……俺だ」 悟浄「めっずらし〜!今開ける―――」 パンッパンッパンッ!!! 悟浄「どわあぁぁっっ!!こんの鬼畜生臭坊主いきなり何しやがるっ――」 三蔵「遠慮無く死ね(激怒)」 パンッパンッ!!! 悟浄「うげっ!何だよいったいいぃぃ〜??」 悟空「ごじょーのばかやろーーーーっっ!!(ゲシッ☆)」 悟浄「ぐはっ!!!」 三蔵「…フンッ」 八戒「あーあ…懲りない人ですねぇ。僕はやめたほうがいいって思ってたんですけど〜」 悟浄「…思ってたなら言えよ(ピクピクッ)」 八戒「毎回のことじゃないですかー?学習能力ないですね、悟浄(ニッコリ)」 悟浄「…さいですか(号泣)」 三蔵「どー落とし前付ける気だ?ああ!?(ガッ)」 悟浄「…今散々ヤッたじゃねーかよ」 八戒「あ、ご心配なく。僕がきっちりとお仕置きしておきますからねvvv」 悟浄「うっそおぉぉぉ(蒼白)」 三蔵「てめぇには打ってつけだな」 悟空「なーなー、さんぞ…街で何か食ってこーよぉ(くいっ)」 三蔵「…そうだな、ちゃんと言ったとおりに手伝い出来たしな(ニヤッ)」 悟空「…さんぞのバカ(ポッ)」 悟浄「…俺だけ貧乏クジじゃねーかよぉ(涙)」 八戒「そういう星回りなんですよvvv」 |
一番甘いモノ |
ガタッ スタスタスタ 三蔵「そういえば…猿はどこ行ったんだ?煩くなくていいが………静かすぎても調子狂うな」 イラッ 三蔵「チッ…静かついでに少し目でも休めるか(溜息)」 ガチャッ☆ 三蔵「……何だ、昼寝してたのか」 スタスタスタ ギシッ 悟空「うにゅぅ…」 三蔵「勝手に人のベッドで寝こけやがって…バカ猿」 悟空「んー…(コロン)」 三蔵「しかし…コイツもよく寝るな。寝る子は育つっつーが、ありゃ嘘だな(苦笑)」 悟空「んにゃ…さんぞぉ…おやつ…にゃに…(にへらっ)」 三蔵「…コイツ、夢の中でも食い意地はってんのか(呆れ)」 ぷにっ 三蔵「モチみてーな頬だな」 ぷにぷにぷにっ 悟空「んんー…?」 三蔵「…起きるか?」 ぱち☆ 悟空「さんぞ…?(ぽやっ)」 三蔵「…別にまだ寝ててもいいぞ」 悟空「さんぞ…あまい…?」 三蔵「………あ?(眉顰め)」 ガバッ!! 三蔵「おい、このバカッ!何寝ぼけてやが―――」 ちゅうううぅぅぅ〜〜〜〜っぽん☆ 悟空「ん…あまかった(ニッコリ)」 ぽふっ 三蔵「お…おい、悟空?」 くぅくぅ…(大熟睡) 三蔵「何だったんだ…一体??」 ぽてぽてぽて 悟空「さんぞぉ…腹へったぁ(コシコシ)」 三蔵「…お前、起き抜けによくメシが食えるな(呆れ)」 悟空「だって、すっげぇイイ夢見てさ〜」 三蔵「どんな夢だ?」 悟空「んとね、目の前にいーっぱいお菓子がある夢で、三蔵がどんどんお菓子いっぱい出してくれるのっ!」 三蔵「…それで?(頭痛)」 悟空「そしたらね?三蔵が『もっと甘いモンがある』って言ったの」 三蔵「で、何だったんだ?(溜息)」←分かってきた 悟空「えっと…その…(もじもじ)」 三蔵「…キスすると甘いとでも言ったのか?」 悟空「えっ!?何で知ってるの?(驚)」 三蔵「…カンだよ、カン」 悟空「すっげ〜!三蔵のカンってすごいんだなっ!!(キラキラ)」 三蔵「で?俺にしがみついてお前から(強調)キスした訳だ?(ニヤリ)」 悟空「あ…ぅ…だってだってっ!前に八戒も『大好きな人とするキスはものすっごーく甘いんですよ〜♪』って言ってたし、三蔵も言ってたからホントかな?って思ったんだもん(赤面)」 三蔵「それで…甘かったのか?」 悟空「うんっ!すっげー甘くておいしかったvvv」 三蔵「じゃぁ、夢が本当だったのかどうか試してみるか?」 悟空「え??」 ぐいっ! 悟空「さんぞっ――――」 ちゅっ…ぴちゃ…っ 悟空「ふっ…は…ぁっ」 ちゅくっ… 悟空「ふぁ…さん…ぞぉ…(トロン)」 三蔵「…どうだ?(満足)」 悟空「う…にがいっ!タバコの味するぅ〜(真っ赤)」 三蔵「………。(思案)」 カサッ 三蔵「ほら、これでも舐めてろ(ポイッ)」 悟空「ん?桃の飴だぁ〜!あっま〜いvvv」 三蔵「今度はどーだろうな?」 悟空「え…なに…んんっ?」 カチカチカチカチ…(5分経過) 三蔵「…甘ぇな(眉顰め)」 悟空「ん…甘かったぁ(涙目)」←腰砕け 三蔵「そうか、じゃぁもっと甘いモン喰わせてやるよ…ベッドでな(ニヤッ)」 悟空「うん…」←分かってない |
避暑地でほのぼの |
悟浄「…あっちぃ〜(ダラリ)」 八戒「夏が暑いのは当たり前です。そんなダラダラしてたら身体動かなくなりますよ?」 悟浄「俺は暑いのだけは苦手なんだよ〜。寒けりゃ着りゃぁいいけど、暑いのはどーしようもねーじゃん?(ダラリン)」 八戒「気の持ちようでしょ?暑い暑いって考えてると余計暑く感じるもんです」 悟浄「そんな単純なことかぁ?(ダラダラ)」 八戒「全く…それなら涼しくなる様に考えればいいだけじゃないですか」 悟浄「こー暑くっちゃ、なぁ〜んにも考えらんねーっつーの…ん?何そのクーラーボックス??」 八戒「暑さ対策ですよ。僕はちゃーんと考えてますから」 悟浄「何ソレ、嫌みかよ(ブスッ)」 八戒「確かにこう連日暑いと策を講じないとね。僕だって暑いんですよ」 悟浄「あんまそうは見えねーけどな。で、対策がクーラーボックスって?」 バッターーーンッ!! 悟空「はっかいぃ!来たよぉ〜♪」 八戒「おや、早かったですね(ニッコリ)」 悟浄「うっせーぞ、チビ猿…何だぁ、そのカッコ??」 悟空「何って…浮き輪にゴーグルに着替えじゃん」 八戒「準備万端ですねぇ〜、三蔵は何て言ってました?」 悟空「分かんない…気が向いたら来るって言ってたけど(しゅん)」 八戒「じゃぁ、来ますねvv(確信)それなら三蔵の分の飲み物も持っていきましょう」 悟浄「ちょっとちょっと、八戒さん?(ちょいちょい)」 八戒「何ですか、悟浄?」 悟浄「どこかへお出かけですの?」 八戒「ええ、ここから15分ほど歩いたところに川があるじゃないですか。この暑さですから涼みに行こうと思いまして」 悟浄「なにーっ!そんな楽しいこと何で俺に黙ってるんだよっ!!」 八戒「だって15分歩くんですよ?指一本動かすのもかったるいって悟浄言ってたじゃないですか」 悟浄「それとこれじゃ話は別っ!俺も行こーっと♪」 悟空「悟浄も行くの?」 悟浄「おう!それにしてもお前…浮き輪なんか持って、泳げねーの?(にやにや)」 悟空「泳げるよっ!でも三蔵が…何かあったらマズイだろって」 八戒「麦わら帽子も三蔵が?」 悟空「うん…調子に乗ってずっと太陽の下にいると倒れるからって」 悟浄「うっわぁ…サムイくらい過保護だこと」 八戒「いいじゃないですか…それほど悟空が大事だってことでしょ?」 悟浄「ま、あの鬼畜生臭坊主がどんな顔して言ってんのか、想像するとかなり笑えるけどな〜」 八戒「からかうのはそれぐらいにして…悟浄も行くなら準備してくださいよ」 悟浄「準備?なにそれ??」 八戒「どうせ水浸しになるのでしょ?水着ぐらい持っていったらどうです?」 悟浄「あー?別に泳ぐ訳じゃねーし…短パンだし、このままでも平気だろ?濡れたってこの天気じゃすぐ乾くって。下着になったっていーんだし?あの辺は穴場で人来ねーしさ」 八戒「……下着で、ですか?でも身体冷えて風邪でも引いたら大変ですよ」 悟空「うわっ!八戒どーしたの!?(驚)」 悟浄「八戒…鼻血吹きながらそんなこと言われたって説得力ねーんだけど…つーか、恐いぞソレ。ナニ想像してんだよ(乾き涙)」 八戒「いえいえ、ちょっと暑さで…失礼しました(ふきふき)」 悟空「なーなー、早く行こうっ!!」 八戒「そうですね、それじゃ出かけましょうか」 悟空「うわぁ…すっげー水きれーっ!」 たったったったっ☆ 八戒「あ、悟空!準備体操してからじゃないと…」 ザッパーンッ! 悟空「ひゃぁっ!冷てぇっ!!」 悟浄「てめぇ…水しぶき全部こっちに来てんじゃねーかよっ!!」 悟空「あ、やっぱカッパだ(にんまり)」 悟浄「このっ、チビ猿ーーーっ!!」 ブクブクブク… 悟空「ぶはっ!ナニするんだよっ!濡れエロガッパ!!」 悟浄「うっせー、沈んでろ!濡れチビ猿!!」 八戒「二人とも気を付けてくださいよ〜!さて、シートでも敷いて…」 三蔵「…ったく。ウルセーガキ共だな(呆れ)」 八戒「おや、三蔵。随分と早かったですねぇ(ニッコリ)」 三蔵「…悪いか(憮然)」 八戒「いえいえ、悟空が悄気てましたから」 三蔵「フンッ…うっとーしい坊主共の顔眺めてるよりマシだろ?」 八戒「そうですねぇ…あ、ビールありますよ」 悟浄「あー、びしょ濡れだぁ!お?三蔵サマいらしてたの?」 三蔵「ウルセーからてめぇはあっちで遊んでろ!」 八戒「悟空は何をしてるんですか?」 悟浄「んー?何か足許を魚が泳いでるから捕まえるってさ。俺にもビールくれよ」 悟空「やったっ!捕まえ――――」 グラッ 八戒「悟空あぶないっ!?」 バッシャーンッ! 三蔵「あのバカッ!」 ザバザバザバ 悟空「ぷあっ!ビックリしたぁ…あれ?さんぞ??」 三蔵「こんっの…バカ猿ーーーっっ!!」 バッシイイイィィーン!!! 悟空「いってえぇぇぇっっ!!(頭抱え)」 三蔵「調子に乗ってんじゃねーっ!あぶねーから浮き輪つけてろっていっただろーが、ああっ!?」 悟空「だってだって…まだ泳いでねーもん」 三蔵「口答えしてねーで言うこと訊きやがれっ!(怒)」 悟空「いてっ!いててっ!分かったよぉ〜(涙目)」 悟浄「素早っ…悟空がひっくり返ってコンマ01の反応だったぜ、アレ」 八戒「いやいや、保護者さんがいてくれて助かりますねぇ」 悟浄「そんじゃ、俺も遊んでこよ〜っと♪」 八戒「あ、身体冷えない様に適当に上がってきてくださいよ」 悟浄「オッケーオッケー、分かってるって!チビ猿もだろ?(苦笑)」 八戒「…大分涼しくなってきましたね、そろそろ戻りましょうか。悟浄、悟空!上がってきてください、そろそろ帰る支度しましょう!」 悟空「ふあー、おもしろかったぁ」 三蔵「ほら、さっさと身体拭いて着替えろ!(ばさっ)」 八戒「悟浄もですよ、はい着替え」 悟浄「あー、すっきりした!ん?何か結構日焼けしたな」 悟空「あ、俺も〜!ほら、俺の方が焼けてる〜」 悟浄「何を?俺の方が焼けてるっつーの!俺の方が身長で太陽に近いしな〜」 悟空「俺の方が焼けてるもんっ!ほらっ、ココ!脚の付け根とシリの色が全然違うし!(ペラッ)」 悟浄「あー?それなら俺の方が違うぞ?ホレ(ペロッ)」 三蔵「くだらねーことで張り合ってんじゃねー」 八戒「そうですよぉ、そんなに日焼けしたんじゃちゃんとケアしないと痛くなりますよ〜」 悟空「さ…ささささんぞっ!どーしたのっ!?」 悟浄「……だからさぁ、お前ら。鼻血吹きながらそんなこと言われても恐いだけなんだってのっ!(乾き涙)」 三蔵「………。(ふきふき)」 八戒「…いやぁ、上せちゃったんですかねぇ〜、あははは(ふきふき)」 悟浄「お前らの方が暑さにヤラれちゃってるんじゃねーのかよ(溜息)」 悟空「えっ!三蔵具合悪ぃの!?早く帰らなきゃっ!!(焦)」 悟浄「あー、そうねぇそうだね〜、その方がいいかもね〜♪」 三蔵「…ぶっ殺す」 悟空「ほらっ、早く帰ろっ!八戒まったね〜♪(ぐいぐい)」 三蔵「バカ猿!ひっぱんじゃねー(怒)」 八戒「気を付けてくださいね〜(ひらひら)」 悟浄「あーあー…引きずられてるよ、三蔵」 八戒「…悟浄は心配してくれないんですか?」 悟浄「お前は川に沈んで頭冷やしてこいっ!」 八戒「冷たいですねぇ(苦笑)」 悟浄「あっ!言っとくけど…今日はナシだからなっ!(赤面)」 八戒「えー、何でですかぁ〜?(不満)」 悟浄「日焼けであっちこっち痛いんだよっ!」 八戒「それじゃ、薬塗ってマッサージしてあげますよvvv」 悟浄「…それだけで済ます気なんかねークセに(ぼそっ)」 八戒「おや、悟浄誘ってるんですか?嬉しいですね〜vvv」 悟浄「誘ってねーっっ!!(ドスドス)」 八戒「ホント…カワイイ人ですねぇ(苦笑)」 |
オモチャな小ザルちゃん |
イライライライラ… 三蔵「…遅ぇ、バカ猿(怒)」 バタバタバタバタ バッターンッ! 悟空「さんぞー、お待たせ〜♪」 バッシイィィーン!!! 三蔵「厨房に茶ぁ取りに行くのに何時間かかってやがんだ!このバカッ!!(激怒)」 悟空「いってぇ〜(涙目)」 三蔵「てめぇ…忘れて昼寝でもしてたんじゃねーだろうな?」 悟空「違うって!厨房誰もいなくてさ…ちょっと探すのに時間かかっちゃっただけだよぉ」 三蔵「ああ、何かどっかの寺の坊主が僧正のところに来てるんだっけな」 悟空「三蔵は行かなくていいの?」 三蔵「めんどくせー。1回顔出してやったんだから十分だ」 悟空「ふぅん」 三蔵「で、茶は見つかったのか?」 悟空「うんっ!ちょっと待ってて、今いれるからさ(にこっ)」 三蔵「ったく…よくも毎日くだらねー書類ばっか持ってくるよな(ブツブツ)」 悟空「さんぞ〜!暖かいのと冷たいのどっちがいい?」 三蔵「熱いままでいい」 悟空「わかった〜」 カタッ☆ 悟空「はい、お待たせ〜。昨日貰った饅頭も持ってきた」 三蔵「…おい、悟空」 悟空「ん?なぁに、三蔵(首傾げ)」 三蔵「昨日貰った饅頭…確か12個入ってたはずだが?」 悟空「うん、数えたら12個だった」 三蔵「何で今3個しか残ってねーんだ?(睨み)」 悟空「え?えーっとぉ…たぬきでも食っちまったんじゃねーの?(あさっての方向)」 三蔵「ほぅ?てめぇはいつからたぬきになったんだ、ああっ!?(怒)」 スパンスパンスッパーンッッ!! 悟空「いっ…いってええぇぇぇ…だってだってっ!夜中目が覚めたらすっげぇ腹減って…」 三蔵「夜中にモノ食うなって、何遍言やぁこのちっちぇえ脳みそでも分かる様になるんだぁ!?」 悟空「だってっ!腹減るようなコトさせたの三蔵じゃんかぁ〜」←おや? 三蔵「……2個食え。」 悟空「え?三蔵1個だけでいいの??」 三蔵「ヨダレ流されながら食ってるトコ見られるよりマシだ(溜息)」 悟空「わ〜いっ♪この饅頭おいしかったんだ〜♪♪」 三蔵「ん?茶っ葉変えたのか?(じいっ…)」 悟空「そう?ウーロン茶じゃねーの??」 三蔵「いや…花の香りがするからジャスミン茶だろ。まぁ、かまわんか(ずずー…)」 悟空「………。(じいっ)」 三蔵「??何だ、一体(眉顰め)」 悟空「え?ううん、何でもない」 三蔵「…ヘンなヤツだな?」 くらぁ〜 三蔵「ん…?何だ…っ…目眩が…」 ばたっ! 悟空「えっ?三蔵!?(驚)」 三蔵「………。」 悟空「さんぞ…寝ちゃったの?」 三蔵「………。」 悟空「さーんぞ?(ぽんぽん)」 三蔵「………。」 悟空「寝ちゃったのか…やっぱ疲れてたんだなぁ。あ、そうだっ!(ぽむっ)」 パサッ☆ 悟空「三蔵…最近忙しかったから…少し休んだ方がいいよ」 ガシッ!! 悟空「うわっ!…え?さんぞ…起こしちゃった?ゴメン―――」 ぐいっ! 悟空「ちょっ…さんぞ…なに??」 三蔵「…悟空、ヤらせろ」 悟空「へ?…ええええっっ!?(汗)」 三蔵「タマッてんだよ!お前ん中に出させろ」 悟空「たまっ…何言ってんだよぉっ!昨日散々…っ(赤面)」 三蔵「うっせー、お前を見たらいきなりタマッたんだよ!いーから脱げっ!!」 悟空「脱げって…もう脱がしてるじゃんかぁっ!それにまだ真っ昼間だぞっ!!(じたばた)」 三蔵「んなもんカンケーねぇ!ヤルったらヤル!!」←雄 悟空「うわっ…さんぞっ、ちょっと待って…あ…こんなカッコ…」←どんな? 三蔵「嬉しいクセに…大人しくしてりゃ可愛がってやる(ニヤリ)」 悟空「うわあぁぁんっ!!(号泣)」 悟浄「おい、八戒」 八戒「はい?何ですか、悟浄」 悟浄「さっきチビ猿ちゃん、何しに来た訳?」 八戒「お茶をもらいに来たんですよ」 悟浄「お茶?」 八戒「ええ、何でも三蔵に言われてお茶を取りに厨房へ行ったら誰もいなかったそうで、どこにお茶がしまってあるか分からなかったそうです」 悟浄「で?アイツわざわざココまでもらいに来た訳ぇ〜?(呆れ)」 八戒「悟空にとって三蔵は絶対ですからねぇ。いやぁ、しつけがいいですよねvvv」 悟浄「そういうもんかぁ?」 八戒「で、悟空がどうせなら疲れが取れて元気になるお茶がないかと言うので〜」 悟浄「…まさか、お前(脂汗)」 八戒「いやぁ、人体実験後でよかったですねぇ♪効能は保証済ですし…滋養強壮、精力絶倫vvv」 悟浄「この前俺に飲ませた茶を渡したのか…」 八戒「でも悟空のリクエストでしたから」 悟浄「リクエストって…飲んだ直後に気ぃ失う様に墜落睡眠して、そのあと…(赤面)」 八戒「ですから、睡眠で身体の疲れ取って、その後元気バクハツ!あってるじゃないですかぁ〜♪」 悟浄「…余計疲れるっつーの(ゲソッ)」 八戒「三蔵はどーなっちゃうんでしょう♪楽しみですねぇ〜あははははvvv」←真っ黒 悟浄「お前って…ほんっとイイ趣味してるよな」 八戒「いやだなぁ、そんな褒めないでくださいよ(微笑)」 悟浄「褒めてねーーーっっ!!」 |