夜明けのマレー鉄道を走りぬけて | |||
朝、夜明けの頃にふと目が覚めた。 キャビンから出て、通路のデッキに立つと、むっとした空気が肌を包む。足音が列車の轟音にかき消される。 マレー半島の大地に広がる見渡すかぎりのゴム園。それらは秩序を保って農作物として計画栽培がなされている。 「あなたは日本人か?」 「あなたはどこへ行くんだ?」 そして、彼らはたくさんのマレーシアのスポットを私に教えてくれた。 遠くに朝日が昇っている。 すでに東の空は明るくなっている。電車はまた加速して、次の駅を目指す。 「何これ?」 彼はまったく気にした風もなく、ポケットから分厚いちり紙を取り出して、拭け、と渡してくる。 私の隣には2名の車掌が、ずっと遠くの国から来た不思議な存在ともいえる、私をずっと見守っている。 そういえば私の当初のマレー鉄道の目的である、「長距離特急での駅弁売りに囲まれ、まくしたてられてとうもろこしとナシゴレンを購入し、手づかみで食べる」という図式は、ついに実現することがなかった。
さらに列車は加速する。廃墟のような退廃的な外観をもったたくさんのコンビナートをこえて、次第に都市部へ近づいていく。 深夜、全力疾走しながらたくさんの駅をすぎ、ジャングルを抜け、街を越え、飛び込んだ高層ビル街。 言われるまま、私はキャビンに戻った。同室の女性は、「あなたの分のケーキを残したから持っていきなさい」と声をかけてくれる。私はそのケーキを鞄にしまい、そしてありがとうとお礼をいって、ここで別れた。 たまらなくエキゾチックだった鉄道の旅。そして私の後に、また、旅人は続くのだろう。 |
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ゴム園の向こうに昇る朝陽
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ジャングルを越えて眺める朝陽は不思議な郷愁を誘う
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1本の木がそびえる丘
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湖、というか沼地もあるし
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この車掌に煙草を3本ばかり巻き上げられた
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少しずつ生活のにおいが・・・
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ホームもないけれど、駅に停車してる
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コンビナートを結ぶ貨物列車
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KLに近づくにつれ、近代的な複線の駅が見えてくる
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モスクも見えます
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長い長い、セナンドゥ・ランカウイ
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どこまでも伸びる線路
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工業地帯の近くには貨物列車が多くある
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コンビナートもたくさん見えます
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と思ったら、不思議な丘の間を抜けて・・・
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ジャングルを横目に疾走する
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KLにかなり近づいてきました
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マングローブの森
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高速道路のIC。
ということはもうすぐKL? |
都市部に近づくにつれ近代的になっていくのが面白い
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パンコール生まれの車掌
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このジャングルを抜けるとKLです!
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遠くにタワーが見えてきた〜
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これは、KLのシンボルのツインタワー・・・朝もやの中で
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バスターミナルは遠いな〜 | |||
KLセントラル駅はとても近代的な駅だった。 どうもモノレールの路線がわけわからんので、なんとなく適当な駅におりて、 |
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KLセントラル駅到着。
これからこの電車はシンガにいくそうです〜 |
KLセントラル駅の中は国旗がはためいている
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近代的なドームですね!
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KLセントラルのタクシー乗り場
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というわけで、モノレールで移動
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切符です〜
おされですね |
駅の構内は近代的!
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ホームもとてもキレイでした!
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遠くに見えるモスク
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・・・バスターミナルから見えた高層ビル?だと思う・・・
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華僑のお茶やさんです〜
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天気はそこそこ良い
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キャメロン・ハイランドへの長距離バスの旅 | |||
屋台がたくさんありました。バスのチケット売り場もたくさん! キレイなお姉さんがいるところでチケットを買おうとしたんだけど、 お姉さんの後を延々ついていくと、歩道橋をわたって下に下りて、 いちばん早い便をとって、しばらく荷物を代理店にあずけてウロウロした。 さ〜て、これから長距離バスの旅ですもの!水もおやつもゲットしたし!^^ |
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バスターミナルの歩道橋
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中は屋台と人でいっぱいでした!
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本格的な屋台フードコートになってるよ!
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ずらりと並んだバスカウンター。
マラッカ行きはめちゃくちゃ種類も便数も多い!値段もまちまち。 |
歩道橋をおりたら、代理店があったよ!
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これがキャメロンハイランド行きのバス乗り場。というか店の前。
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奥に進んでいくと代理店があります。金馬=キャメロン らしい
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マレー鉄道でイタダイタシフォンケーキです。おいしかった〜
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ネットカフェ・・・ウイルス感染したPCばっかじゃんか!爆
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ダンキンドーナツといえば
やっぱりアジア!(笑) |
バスの車内です〜
普通だね〜^^ |
と、おやつを食べてみました
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バスの窓から眺める、素朴なマレーシアの横顔 | |||
さすがに列車の中では熟睡できなかったので、バスの中では熟睡。 フードコートもあって、お土産、コンビニもあって、なかなか機能的でした。 なんか飯食ってる客もいるし・・・。20分以上停車してた気がします〜。 |
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到着したドライブイン
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このバスに乗ってきました〜
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中は広いフードコート。
でも値段が書いてないッス・・・ |
通りがかった山の中の小学校です
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なぜかバスが停車した。
素朴な学生さんたち |
外人がめずらしいようで
さかんにポーズを・・・ |
女の子もはにかみながら手を振ってくれました
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みんなでバイバイと送り出してくれたよ!^^
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のどかな田園風景
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ジャングルの中に高床式の住居がたくさんありました!
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うっそうと茂るジャングル
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公園みたいなところ
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キャメロンハイランドへの入り口
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なだらかな丘陵は
お茶、お茶、お茶!! |
お茶畑の谷間に家や製茶工場があるようです〜
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眺めのよさそうなスポットもあちこち点在してます。ドライブできたいねぇ〜
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キャメロンハイランドへ到着! | |||
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昼下がりのティータイム | |||
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夜はひとり中華です〜 | |||
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