`うなり’'の表現方法に インハーモニシティを取り入れました。
MusicWireのデータ式から
インハーモニシティ値のシミュレーション・ピアノ式に変えて
名称を「Ibeats2」に変更しました。
上段上 [ 49(A) 440.146[Hz]: 0.0[cent]: 0.379(1) >= 37(A) 219.798[Hz] ] テキスト表示:カーソル位置のデータと基音のデータを表示します。
上段中 [ -> / <- ]トグルボタン: キーの移動する方向を上向き/下向きに切替えます。
[ > / < | >> / << ]ボタン: キーを1音/オクターブづつ移動します。
[ Octave 2:1 ]セレクタ:キー間の音程を選びます。
[ 1 ]セレクタ:倍音の数を選びます。(最大20倍音までです)
[ 1.0 ]セレクタ: 下記のボタンで変更するセント値を選びます。(0.001〜40.0[cent])
[ - | + ]ボタン: カーソルキーのセント値を増減します。
画面左[ Cent ]ボタン:セント値のグラフ表示にします。
(v1.1)インハーモニシティ値を加え無くしました。
[ Inha. ]ボタン:インハーモニシティ値のグラフ表示にします。
[ Beat ]ボタン:`うなり'の画面にします。
さらに下のトグルボタン[ Oct(ave) ]では 1オクターブ分で(v2.0)
[ Keys ]では 音程の間でセント値を変化させた時の変化を
[ Full ]では全キーでの`うなり'の表示を切替えます。
[ Line ]セレクタ:[Beat]で[Keys]の時に 表示するグラフのモードを「Line/Dot/Impulse」 (線/点/垂直線)から選びます。
[ All / Skip ]トグルボタン:[Keys]表示の時に 全ての倍音/関係する倍音を表示するのか切替えます。
画面右[ + | - ]ボタン:[Beat][Cent]表示の時に 表示高さを上下します。
[ < | > ]ボタン:[Beat][Keys]表示の時に 表示する幅を増減します。
画面下左スクロールバー:[Beat][Keys]表示の時に 倍音毎の左右位置を移動します。
右スクロールバー:[Beat]表示の時に 倍音毎の表示高さを変更します。
[ Tune | Clear ]トグルボタン:
[Tune]Tuningのシミュレーションを行います。
[Clear]セント値を全て 0にします。
v1.1(インハーモニシティ値を加えているので
その値は残ります。)
スクロールバー: Tuning時の`うなり'の数を設定します。 (0.0〜3.0)
[ Beat: 1.0 ]ラベル: Tuning時の`うなり'の数を表示します。
[ Curve / Straight ]トグルボタン: [Tune]を 計算式[Curve]と,これまでの 2オクターブ方式 [Straight]で切替えます。
スクロールバー:[Tune]時の 傾き(Grade)を変更します。 [Curve]では 0〜0.12・ [Straight]では 1.0〜4.1の範囲となります。
[ Grade: 0.087 ]ラベル: 傾き(Grade)の値を表示します。
(※変更履歴:
v2.0.1['18/10/07] HTML5版を追加しました。
HTML5版です。v2.0['18/10/07] [Beat]の[Oct]表示を修正しました。
[Beat]-[Octa.]オクターブ表示は
(※v2.0)新たに 1200[cent]の表示に変更しました。
同じキーから Startして 1[cent]ずつ上昇する音を
シュミレーションしています。
(※v2.0)[各キーの±50セント毎を表示していて
これまでの様な周波数の 1[Hz]刻ではありません。
[Keys]での±50セント表示をオクターブでは
キー毎に繋いた表示となっています。
始めに平均律による倍音 1の場合の`うなり'です。
セント値でも周波数が離れるに連れて `うなり'もそのまま大きくなります。
倍音 2では 2:1の`うなり'が発生してオクターブで 0となります。
倍音 4では 3:2の純正5度と 4:3の純正4度の`うなり'が起きDとEキーで 0になる`うなり'が追加されます。
同様にして 20倍音までの`うなり'です。
平均律の場合のオクターブでの`うなり'です。
中央の 0[cent]を基準にして上下に 1[cent]づつ
±50[cent]まで変化させた時の倍音毎の`うなり'の数です。
オクターブではどの倍音も 0[cent]で`うなり'は 0になります。
同じく純正5度の場合です。
ここでは 3:2の倍関係以外も表示されていますので 以降では関係する倍音(3:2・6:4・9:6 etc.)のみを表示します。
同じく純正4度の場合です。
ではサンダーソン式のインハーモニシティ のある場合はどうでしょう?。
ここからは 上行(左)と下行(右)で変更するキーによる
`うなり'の倍音成分の違いを考慮しています。
オクターブの場合です。
5度の場合です。
4度の場合です。
では弦設計のシミュレーションの弦データ [Wire]ではどうでしょう?
[Tune]ボタンで tuningのシミュレーションを行います。
オクターブです。
5度です。
4度です。
2オクターブです。
インハーモニシティがある場合は,プラスとマイナス側で 倍音の`うなり'の状態が異なります。
参照 > FFTによる`うなり'(BFFT)