HTML5版 高音域のうなりについて (HTML5 Above the High Range) v0.1


三和音型の調律シミュレーションでは それらしい調律曲線が作成出来る様になりましたが 高音域の"うなり"が大きい事にはまだ気になります。

cent beat

高音部のインハーモニシティ値を10個ぐらい 少し小さくしてみたらどうでしょう。

inha. 062 cent 062 beat 062

Tuningのシミュレーションが逆に大きくなって うなりが大きくなってしまいました。
では逆に インハーモニシティ値を大きくして見ます。

inha. 111 cent 111 beat 111

そこで 調律曲線がそこそこ滑らかになるぐらいまで 変更するキーの数を増やして見ます。

inha. 72 cent 72 beat 72

それをTuningは三和音型のままで同じぐらいの"うなり"にするには インハーモニシティ値を 大きく変えなくてはなりません。

tr inha. tr cent tr beat

では インハーモニシティ値が滑らかに変化する[Bend]に して見ます。
インハーモニシティ値は高音域で少し高くなるだけで Tuningシミュレーションは大きく変わり 高音域の'うなり'も少なくなります。

inha. 096 cent 096 beat 096

さらに 全体の傾き(Grade)のスライダーを右側に加えて見ました。

inha. 67 cent 67 beat 67

このTuningシミュレーションの[Bend]では
全体の傾き(Grade)は0.086ぐらい 変化させる傾き(Grade)は0.096ぐらい キーは67以上ぐらいで Tuning曲線は小さくまとまり 高音域の'うなり'も より少くなくなります。


グラフを表示するには canvasタグをサポートしたブラウザが必要です。 (又は JavaScriptをONにして下さい。)
info.

使い方:


Dobashi.M
Last modified: 1月 03日 火 14:36:08 2023 JST