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このページでは、水中、陸上でデジカメ写真を撮るときに、

  1. どのような時はどのような技術、機能を使うのか?
というアンチョコを提案します。


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マクロ撮影 近年、ハゼなどの小さい生物に人気が集まっています。理由として、近場の透明度の良くない海でも楽しめる、珍しい生物やきれいな生物が多い、自分で探す楽しみがある、などが考えられます。私も砂地のハゼを探すのが大好きです。そういう、ハゼ、エビ、ウミウシなどを撮影するためには、マクロ撮影を行います。
  • AFモードをマクロモードにする。デジカメのオートフォーカス(AF)は通常モードとマクロモードに分かれているものがほとんどです。マクロモードにして、近場にピントが合うようにします。
  • ただし、AFだとコントラストが弱い時、背景がうるさい時に合焦ミスを起します。そういうときは、マニュアルフォーカス(MF)を使いましょう。あらかじめ、MFにしておいてもよいでしょう。
  • 露出モードをスポット測光モードにする。しなくても良いですが、マクロ撮影の場合、画面の中央に最も大切な被写体をもってくることが多い、コントラストや背景などの関係で露出ミスをしやすい、でヒマがあればスポット測光してみてもよいでしょう。
  • 生物を警戒させないように、必要に応じてズームで寄る。もちろん、ズームで寄ると、被写体との間の水が増え、画質は悪くなりますが、警戒心が強い生物の場合はズームしちゃいましょう。それで、人間がにじり寄りながら、何枚も撮れるデジカメの利点を生かしながらシャッターを切る。
  • フラッシュを強制発光もしくは、強制OFFにする。水中ではどうしても色が青っぽくなります。ワイドならそれで良いのですが、マクロだと、色のはっきりしない写真になります。よってフラッシュ強制発光。ただし、警戒心が強い場合は、フラッシュOFFにしてあとでレタッチします。どっちつかずのオートは良くないでしょう。
チョウチョウオを撮りたい全国30万人のチョウチョウウオファンの皆様こんにちは(表現まねしちゃいました)。チョウチョウウオは難しいです、ごめんなさい。ベラも同様。筆者も試行錯誤中。
何が難しいというと、とにかくすばしっこい。だから、
  • サンゴに隠れてしまうので、ある程度遠くから撮影
  • 近づきにくいので、フラッシュが届きにくい
  • 色かぶりで緑白っぽい絵になる
となる。この難しさを踏まえて、現在考えている作戦は次のとおり。 撮影に熱中してサンゴをブチ壊さないようにしましょう。
クマノミ編最初に覚える魚、クマノミ。こいつもすばしっこいのですが、所詮イソギンチャクについているので逃げない。逃げないどころか攻撃心旺盛で向かってくる始末なのが、チョウチョウウオとは違うところです。
  • 構図を考えて、撮影距離を決め、マニュアルフォーカスで対応。
  • 露出補正、フラッシュなどを工夫して思い通りの色が出るように工夫してみるのが良いのでは?
大物ダイスキまず、大物が出る海に行きましょう。
  • ズームはワイドで、できるだけ寄る。あこがれの、ワイコンなど持ってればすばらしい。
  • 大物→ワイドなので、青っぽい背景が好み。ホワイトバランスを曇天モードにして軽く補正したぐらいがちょうどいいのでは?
  • フラッシュ炊くなら外部の光量があるやつがいいのはそうなんだけど、僕の制御を越えるのだ。
スナップ(水中)「年賀状用の水中写真を撮りたい!」って聞いて何を思い浮かべますか? レアな被写体を美しく写したもの、もしくは、自分が潜っている姿。一緒に潜った人の写真を撮ってあげると、水面休息やアフターダイブで仲良くなれるかな。
基本的にはワイドと似てます。色被りと明るさ不足をなんとかしなければなりません。
  • ワンプッシュホワイトバランス
  • フラッシュス
  • 浅いところで撮る。安全停止中など。
  • アングルに凝る。太陽をバックに人物をシルエット化してごまかす。


近藤靖浩