LED基板、DDコンバータの2枚構成で製作します。LED基板はLEDのみ。DDコンバータ基板には、電流制限抵抗も配置します
東芝ミニライトにうまいこと収まるように、基板を丸く加工します。大まかに切ったあと、紙やすりで調整。根気よく削ります。ミニライト内部に、突起があるので、それにあうように切り込みも入れます。
基板は、LED基板とDDコンバータ基板の2種類を製作します。
基板はそれぞれ、紙の上でレイアウトを決定したあと、ポンチで基板に穴位置を転写して、ポンチにしたがって穴をあけます。LEDが入る部分は、LEDのリード線の突起が収まるようにφ3のドリルで再度ザグリを入れて、高さ方向を低くするようにします。
DDコンバータと電流制限抵抗は、基板の銅箔面に実装します。DDコンバータは足をカットしてザグリ部に納めて、こちらも高さを低く押さえるようにします。
こうして開けた穴を見ながら、Pカッターで銅箔をカットしてパターンを作成します。バリ取りは確実に行って、ショートしないように注意しましょう。
LED基板の各8本直列ごとに、30Vの電圧、15mA の定電流で駆動します。そして、設計どおりの、電流が流れるように、電流設定抵抗の値を決めます。私の試作例では、それぞれの値は次のようになりました。最終結果としては、予定の15mAよりも少なめの13mA平均ぐらい流れました。明るさに不満があるようなら、持続時間を見ながら、もう少し抵抗を下げて電流を流すようにしてもいいですね。
結局、設計値よりは抵抗を短くして、17mA 程度流すようにしてみました。
指向性を調整したら、LEDの向きを固定します。基板と基板の間も浮かないように固定します。固定には、エポキシ接着剤を使いました。ホットメルトでも良いでしょう。
次は評価。