▲Zaurus Top |
↑Up(ハードウエア・アクセサリ) |
←Prev(小型バッテリー) |
→Next()
SL-C860に引越し
2010/12/15
7年半ほど、ほぼ毎日のように使っていると、さすがにいろいろとガタが出てくる。
- ヒンジの具合がおかしく、ヒンジを動かすと、ときどき画面がブラックアウトする。
- 電源ボタンのプラスチックの部品が割れたり、メッキ浮きで外見的に触り心地が悪い。
- 上蓋を止めるネジが2本ほど行方不明。
- キーボードがいくつか接触不良。
ヤフオクで代替機を購入。ニコイチするための部品取り機でもいいので、5000以下で、という目標で探して落札。
- 現行機で痛んでいた、電源ボタン、キーボード、ヒンジ、上蓋のネジについては、良品。
- ペン入り口のウェルドラインのところはやはり割れていた。
- 液晶には保護シート貼り付け済み。
- 付属品無し。CD無し、ACアダプタは代替品。このため、英日翻訳ソフトの辞書がなく、このソフトについては事実上使えない状態。
- 蓋閉じ検出の突起が削られていた。なんかの改造だろうか。これは出品時にきちんと説明が欲しかった。
- SL-C860はデフォルトの壁紙がドット柄で SL-C760のヘアラインに比べて見難い。
- 小型電池用の蓋が付属していなかった(もともと付属していなかったかも)。私は、小型電池で運用しているので、蓋も SL-C760から持ってきた。色は同じ銀でも色合いが異なる。
上蓋内面のパーツは、SL-C760から移植。それ以外は、SL-C760のバックアップをSL-C860に移す。
- SL-C860をSDカード経由でバックアップ。念のため。
- 使用中の、SL-C760をSDHCカードにバックアップ。
- SDカード経由で、SDHCドライバをSL-C860の本体メモリにインストール。
- SDカード経由で、qinstall-fixをSL-C860の本体メモリにインストール。
- SL-C760のバックアップファイルの名前を、SLC760→SLC860と変更する。
- SDカード経由で、SL-C760のデータをSL-C860に展開。
- 本体メモリが厳しければ、SL-C760のように文庫ビューアをアンインストールするなり、SDカードに入れ直したらいいのだが。今は、本体メモリに入っている文庫ビューアは死蔵されて、SL-C760の時にインストールしたSDカード上の文庫ビューアが生きている。バックアップを展開する前にアンインストールしておくべきだった。
作業自体は10分程度で終了。これで、すぐに使い出せる。壁紙(システムデフォルトなのでドット柄に変わってしまった)以外は、シェルのヒストリまで含めて、全く同じ環境。パソコンなどと比べて、非常に簡単。
これで、あと3年は闘える。
追記
いくつか修正作業が必要になった。
- nosendが使えない。
- インストール時のメモに従ってスプールディレクトリを作成。
- qtmail が使えない。
- /home/Qtpalmtop/bin/qtmail が指す symlink を ./quickexec から /usr/QtPalmtop.rom/bin/qtmail に変更。
近藤靖浩