2002年の10冊

管理人の妻の読書


2003/01/09 14:08

 2002年、MOCHAが読んだ本の数は、およそ170冊ほどでした。
 その中から、面白かった本を10冊選んでみました。
 「今年読んだ本」であって、「今年出版された本」ではないので、古いのも混ざってます。

今はもうない〜SWITCH BACK〜 森博嗣 講談社文庫
 S&Mシリーズ9作目。シリーズの中で、これを一番に挙げるのも、我ながらどうかと思うけど・・・(^^;。
 このシリーズは、どれも面白いので、是非、1作目「すべてがFになる」から順番に読んで頂きたい。

封印再度〜WHO INSIDE〜 森博嗣 講談社文庫
 同じく、S&Mシリーズの5作目。
 ここへきて、このシリーズのミステリ部分が、ぐぐっと濃くなってきた気がします。

月の影 影の海 小野不由美 講談社X文庫
 言わずとしれた、十二国記の第1作目。アニメにもなってますね。
 ジュブナイル風ですが、どーしてどーして、そんな甘いもんじゃありませんでした。

新宿鮫 大沢在昌 光文社文庫
 ハードボイルドが苦手な方でも、きっとハマります。

御手洗潔のメロディ 島田荘司 講談社文庫
 お久しぶりの御手洗さん。

哲学者かく笑えり 土屋賢二 講談社文庫
 大学で哲学を教えている土屋先生の、面白エッセイ。
 この独特の文章は、クセになるよ。

木野塚探偵事務所だ 樋口有介 実業之日本社
 すっとこどっこいで思い込みの激しいオジサンと、とぼけちゃいるがなかなかデキル秘書の活躍が、とっても楽しい。

最悪 奥田英朗 講談社
 
ページをめくる手が止まらないぞ〜。
 ジェットコースターに乗り込んだような気分になる1冊。

池袋ウエストゲートパーク 石田衣良 文春文庫
 味のある文章で、池袋のストリート系の少年たちを描いています。

王妃の離婚 佐藤賢一 集英社
 15世紀末のフランスを舞台にはしていますが、その辺の歴史等は知らなくても、全然問題なし。
 抜群に面白い法廷劇。

 今回は、さほど迷わずに、すんなり決まりました。
 特に、森博嗣さんのS&Mシリーズは、MOCHAにとって「2002年の目玉」だったなぁ。
 洋書では、ローズウェル高校シリーズや、ブラウン少年探偵シリーズなどに手をだしました。
 2003年は、子供向けじゃない洋書も、何冊か読んでみたいと思ってます。


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2003/01/09 14:08