HONDA車のリミッターカットについて
〜 PHYSALIS 〜
*注意! 99以降のCBR600Fでトラブルは発生していませんので大丈夫だと思います。
ホーネットでやってみようとありましたのでCBR600F3でも大丈夫だと思っていたのですが
98以前のCBR600Fで、リミッターは外れるものの、不具合が発生しています。
市販のレーシングオフリミッターできちんと対処できますのでメーカー知りたい人はメールください。
99'CBR600Fに乗っていますが、未だ各社からリミッターカットが発売されず、輸出使用のイグナイターを買わなければ180km/hリミッターが解除されないという状態でした。
しかし、以前「月刊オートバイ」にHONDA車のリミッターはイグナイターへの配線のバイパス接続によりリミッターをカットできるという記事が載っていたのを思い出し、早速手持ちのバックナンバーを調べたところ 98’5月号で発見しました。
ちょっと大きいですが、まるまるスキャナで取り込んでみました。 X4とCB1300にもやってみよう書いてありますが、元々ホーネット600をメインにしてあり、同系のCBR600Fなら大丈夫だろうと、挑戦したところ見事にカットできました。
簡単に解説すると、99'CBR600Fの場合、テールカウルをはずします。すると左側にイグナイターがゴムバンドで止まっているので引っ張ってはずします。イグナイターとカプラーをはずし、普通ならここで輸出仕様のイグナイターを買ってきて付けるわけなのですが、いじるのは配線の方。
ビニールテープで配線がぐるぐる巻きになっていますが、テープをはずしてフリーにしてやります。上図のように必ずしも黒と青/橙のコードは はしっこ同士ではありませんが1組しかないのですぐにわかります。
私はここで、後で元に戻しやすいように 該当する2本のコード以外はビニールテープで巻いてやりました。ここからは配線作業ですが、青/橙のコードを「カプラーから伸びている側が十分に黒のコードまで届くくらいの長さが確保できる部分で」切り、余った本体へ伸びる側は記事の通り絶縁テープで巻いてやりました。バイパス接続する部分の皮をカッターナイフでむいてやり、するとちょっと硬めの銅線の束が出てきます。コードは僕の今までの経験からするとかなりヤワな、貧相なケーブルに見えましたが、中の銅線はしっかりしていてなかなかむきやすいコードでした(^^;
さて、今度は黒コード。どの部分でバイパスしてやるか決めたらその部分の皮を中の線が切れたり傷ついたりしないように根気よく剥いでいきます。露出させる両端を先にカッターでぐるっと一周させて間にカッターで線を入れてやるとパカッと取れますね(ここまで詳しく言う必要はないかも・・。)
あとは銅線同士をしっかりつないで、はずれないように上から絶縁テープでぐるぐる巻きに。さらにつないだ部分と、残りのケーブルの束も含めてもう一度テープで巻いてやるとほぼ完璧ではないでしょうか?はんだ付けまですると戻すときに大変そうでしたし、しっかり結んでれば大丈夫かと・・・。それより防水が重要です。
以上、気を付けてやってください。 まぁ天下のオートバイ誌に載ったことですから僕がどーのこーの言う問題じゃないでしょうが。
さーこれで次はマフラーを交換だぁ!!
インシュレーターを変えて 吸気効率を良くするとさらにパワーが上がりそうですが、そのとき果たして輸出仕様イグナイターへ交換による点火タイミングの変更が必要なのか、それとも国内イグナイターのままで行けるのか?悩みの種です
フルパワーのF4はハイオク入れないと低中速のノッキングが有ってスムーズに加速してくれないらしく、日本国内のレギュラーガソリンは欧州に比べて粗悪なのが原因だとか。それならリミッターカット+リプレイスマフラーで80ps程度が無難で良いんじゃないかと思っています。Finetune90psの99'600Fってハイオク入れないといけないんだろうか・・・。
今度ショップで相談しようっと。
っと書いたのが99年8月のこと。その後マフラーはモリワキスリップオンへ。店長にインシュレーターごっこはやめなさいって言われてたのに、言うこと聞かずに1月に吸気系の詰め物も取って、
それならショップからジェッティングしようと、ついに4月お店でジェッティング完了。
未だイグナイター、メーターが国内のままです。
ハイオク仕様です。やっぱレギュラーだとノッキングは出る。
いよいよ残すはカムシャフトのみと相成りました。(2000年4月)
どうせ低速無視して組むなら逆車のカムシャフトじゃなくてHRCカムシャフトですよねぇ。たぶん組まないのじゃなくて組めないんだと思います、僕。
北米仕様のイグナイターを組むのが良いのだと思いますが、点火特性は同じとの情報あったそうで、やはりダイナモに載せるとグラフに若干の変化はあるのでしょうが、体感ではほとんどかわらなそう。リミッターもカットできたしこのままで行こうと思っています。
もし変えるならHRCイグナイターですが、これを装着しているのが「QP」さん。バイク交換して乗ってみましたが、ダイノジェット&アクラポビッチのフルエキと併せたQP号は至ってマイルド。優等生ホンダ車っといったイメージの谷間のないふけ上がりを見せます。上がすごいんでしょうがそこまで回してないので・・。
対してさいさりす号は「JAJA馬!(笑)」低速に強烈なパンチがあって爆音とともに加速していくような・・
山谷のある回転の伸び。たぶんイグナイターが国内ってのも原因だと思います。QPさんにそのご経験から「まるでスズキ車だ」と言わしめたさいさりす号(笑)。QPさん加速でフロントを持ち上げて遊んでいました。同じ600Fなのに乗り味が違います。
確かに買ったショップはSBSですが・・・・(笑)なぜホンダのショップで買わなかったのかって? だって
「お〜もしろくな〜いじゃ〜ん」 |