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現在地: 表紙愛車ぷ〜ちゃん出会い(4)
出会い(4)

●いよいよご対面

ショールームへ入り、展示車を見てみると・・・
いました、いました。おめあてのプジョー306。

ウエストシェイプされた、ボディラインがステキ!

やわらかな曲面と、プレスラインでメリハリもついています。
国産車のハッチバックにはない、各部にこだわりと楽しさのある外観。

トランクを開けてみると

広い!
タイヤハウスの出っ張りがなくて、フラットです。
荷物がたくさん積めそう。
スペアタイヤもボディ下につり下がっているので、トランクの底も低いです。

ドアを開けてみると

ダッシュボードからドアハンドルにかけての流れるようなデザイン。
ガイシャらしいベルベットのシート地。ボディと同色の柄が入っています。
見た目の良さは、ピニンファリーナのデザインだと言うことで、納得。

後部座席に座ってみると

長いホイールベースのかいあって
全長4mないクルマとは思えないほど足もとがゆったり。
これなら、後ろにお客さんを乗せても大丈夫。


乗ってみよう!

試乗車はブルーの306 Xsi。
オートマですが、スーっと伸びるような発進加速がキモチいいです。

驚いたのは、

必要以上にパワーアシストしないパワーステアリング

もともと、重いハンドルが好きな私は、ファンになってしまいました。
直進安定性もすばらしい!
大したスペックではないのに、なぜか運転していてキモチよくて楽しい。

もしかしたら、スペックって意外とアテにならないのかも・・・
そんなふうに思えるほど、今まで出会ったクルマにはない魅力がありました。

そうそう、せっかく行ったのだから見積もりを書いてもらおう。
車両本体価格は約250万円。高いです。私の予算は150万まで。
値引きは5万で支払総額は約300万!!
目玉が飛び出します。無理です。私にはとても買えません。

「ちなみに色は何色がいいですか?」
「白・・・」
「おぉ、めずらしいですね。白は通好みですよ。
従業員にも白が人気あるんです。松任谷正隆さんも乗ってマス。」

だからナニ?
私には買えないから、カンケイないのだ。

さようなら。もう来ません。


(数日経過)

もう来ません、といいつつ、友達を連れてまた遊びに行ってしまいました。
もう、ホレているのがバレバレです(笑)。

その日は、お店に白のマニュアルの306がありました。
実物を見ると、また、一段とステキ。
純白のドレスを着た306は、お姫さまみたい(??)です。

でも、営業さんが、ショックなヒトコトを。

「日本にある”白”は、これが最後の1台です。」

私のモノになることはない、このクルマを、恨めしげに眺めつつ、スゴスゴと退散しました。