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まえがき



昨シーズン、一緒に滑っていただいた上級者の方々に

「そろそろ板を買い換えたほうがいいですね。」

と言われるようになりました。

今の板は3シーズンお世話になりましたので、 そろそろ買い替え時期なのかな。でも、板ってたくさんあって、何を買ったらいいのか、さっぱりわかりません。。デザインで選んじゃう?

試乗会に行ってみたらいいですよ。」

え? ソレって、うまーい人ばっかりがやるものではないのですか? ワタシなんかが板の違い、わかるかな?

「わかると思います。」

ワタシが行ったら場違いなんじゃ・・・

「試乗しないで板を買うのは、合同結婚式に出るようなモンです。」

そうですか。合同結婚式(←統○教会の...桜○淳子が出たやつです。。)もいいなぁ。なんせトシがトシだし。

っっってなことはないわけで。

いや〜この表現には、いたく心うたれてしまいました。婚期を逃した中年女はついつい「結婚」という言葉に、ビンカンになってしまうもんです。

よし・・・行ってみるか。タダだもんね。


さて「試乗会に行く」と決めてからは、ずいぶん板の研究もしました。ニューモデル情報が掲載された雑誌をたくさん買い込み、自分にあうカテゴリー(基礎系)とレベル(初中級)の板を、各メーカーから2〜3本絞り、インプレッションも読みまくりました。

勉強のかいあって、アチコチで試乗会がはじまる頃には、板の見た目と名前は完全に一致するようになり、さらに、長さのラインナップ、R値、構造(サンドイッチとかツインキールとか)、新機能までも、頭にパンパンに詰まった状態になりました。

ついこの間まで、なーんにも知らない無垢な子供だったのに、いきなりイモムシが蝶に、いや、オトナのオンナになってしまった...じゃなくて、生き字引状態のワタシ。メーカーの人にも「詳しいですねぇ〜。」と感心され(あきれられ?)ちゃいました。

それにしても、自分の好きなことだと、どうしてこんなに勉強できて、しかもスッと頭に入るのでしょうね。この集中力を高校時代にだせれば、有名大学入学〜エリートOLも夢ではなかったかもしれない、なんて思うと、なまけて遊び呆けた学生時代が口惜しい・・・

ま、それはさておき。

いろんな板を履いてみると・・・全然違います!!
本やインターネットで読んだ記事と、自分の印象もかなり違いました。(ワタシに問題があるのでは? ということは...思うだけにしていただけると助かります。)

さらに、板の違いをたくさん感じようと、自分なりに考えて、工夫して滑るようになったので、ちょっとだけ滑りの幅が広がったような気がします!

また「短い板は前後のバランスが難しい」とか、「軽いと楽だけど、スピードに弱いことが多い」など、試乗して初めてわかったこともたくさんありました。

そういうわけで、試乗会に行ってみて本当に良かったと思います。やっぱり、楽しく滑って上達するには、自分にとって最高の1本を選びたいですよね!

※試乗インプレッションは、日記を再編集したものです。少し時間がたってアタマが冷えましたので、内容も多少変っています。(元の日記もそのまま残しています。)



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