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4回の試乗会を終えて、計20本履き比べた結果、なんとなく欲しい板がわかってきました。それは・・・ズバリ、オールラウンド!

ズレも、キレも、大回りも、小回りもできて、ソフトで、軽くて、スピードにも強くて、デザインがキレイで、さらに値段が安い板です!(そんなコト、試乗しないでもわかります。。)


あぁ、なんて欲張りな、いけないワタシ。
悪女にとっては、オトコを選ぶのと一緒で妥協は禁物・・・(?)

そんな悪女の望みに限りなく近い、候補はこちら↓


(1)HEAD Cyberi.C 160 Super Railflex 156cm

滑った印象が一番良かった板。お値段も手ごろです。

こわがりの私は、さっさとターンを終わらせて横を向きたがる癖があって、特に左足外足はターンしずらいので、自分から板を回してしまいがちなのですが、この板では違いました。すばらしい安定感があって全然怖くないので、板を回したくならないんです。

ゆっくり外足に乗ると、自然にずれながら、キレイな大きい弧を板が勝手に描いてくれるし、エッジを立てて踏みこむと、キュン!と小さく曲がります。多少アイスバーン気味でも、エッジグリップがしっかりしているので安心。ソフトフレックスなので、非力なワタシでもしっかり板をたわませることができました。

実際、荒れたザウスのバーンを、怖がらずに、普段どおりのパラレルターンで降りられたのは、この板を履いているときだけでした!

難点は、つまらないデザインと重さ。試乗板は、163cmでレンタルビンディングモデルだったから重かったけど、156cmで、スーパーレールフレックスなら、多少軽くなりそうです。


(2)OGASAKA KS-ST 150cm

オガサカ独特のしっとり感が魅力。ズレもキレもいける感じはHEADと互角です。これを買っておけば上達できそうな気もします。

150cmだと、前後のバランスが難しいものの、クルクル回って楽しいです。155cmだと安定良くなるほかは、良さがわかりませんでしたので、あえて150cmを候補にしました。

難点はデザインと値段。オガサカは高いですね。


(3)K2 T9 Spire (ティーナイン スパイア)160cm

試乗した板は、Mach Super Lightです。この板もくせがなく、オールラウンド的で、さらに軽さが魅力です。でも、オレンジが嫌いなので、メーカーの方にこれに似たレディースモデルを教えていただき、候補にしました。

K2レディースは綺麗な板ばかりなので、どれも欲しくなってしまいます。この板もとても美しくて、さらに、レディースモデルでは唯一Modテクノロジーという振動吸収システムが搭載されているそうです。

スリーサイズはMach Super Lightと同じですが、値段が15,000円も高くなるのはなぜ? もし、ひとつ上のMach Sに近いのなら、私が履くのは無理そうです。

ちなみに、「Mach」の発音を、私は「マッハ」、Mちゃんは「マッチ」だと思っていましたが、ホントは「マック」と言うのだそうです。固有名詞ってむずかしいです。。


(4)VOLKL sixty-six 156cm

試乗の板は、Carver Motionです。金色がイヤだったので、このモデルをベースにしたレディースモデルを候補にしました。Carver Motionよりもビンディングの位置を前にしてあるだけで、ほとんど同じだそうです。でも、20,000円も安いのはなぜ?

テールがひっかかり気味で、ずらしにくいのが難点なんですが、とても軽いので、一応候補に入れておきました。


候補も絞れたし、あとは、プロの意見を聞くことにしましょう。



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