日立カップ国際ハンググライディング大会
−−−第1日目(98.05.15)その1−−−

平成10年度かながわ・ゆめ国体のコア イベントの先陣をきって、神奈川県秦野市の県立戸川公園をメイン会場として
丹沢山系を舞台に5日間の戦いが始まりました。

午前8:00〜
世界のトップフライヤーをはじめとする75名の鳥人達が、
「優勝賞金80万円は俺のものだ!」と意気揚々に選手受付。

通常ここで開会式があるのですが、この大会は国体のイベント競技ということもあり、
翌日の5/16(土)に県の取り仕切りによる盛大な開会式をするとあって
受付をすませた選手達は簡単な説明を受けた後、お弁当(パンとジュース)をもらってテイクオフへ移動。

機体運搬トラック
1機30kgを越えるグライダーを最大20機運べる
トラックです。大会側で用意しました。
選手輸送バス
選手達はマイクロバスでテイクオフに到着。
大部分の選手は自分達の車で登ってきました。

午前9:30〜
テイクオフ後ろの茅場にて選手達は決められた場所でセットアップ開始。
セットアップ場所は初日だけゼッケンの若い順にテイクオフしやすい場所が与えられます。
セットアップ
ただし、招待選手はシードということで最も有利な場所が与えられます。
しかし、2日目以降は前日までの成績上位から有利な場所が与えられます。

組み立てた機体にはゼッケンを貼り付けます。
ゼッケン
なんとゼッケンには「Here, The Future HITACHI」のデッカイロゴが...

それもそのはず、この大会は「日立カップ 国際ハンググライディング大会」の名前のとおり、
(株)日立製作所が特別協賛として大会をバックアップしています。

新発見!・・・ゼッケンの貼り付けはやっかいなものですが、ある外国選手の貼り付け方はなるほど!と思いました。
最近はトップレス機が主流ですが、翼の上面に何もないのでグライダーをひっくり返せば...
あ〜ら、なんてゼッケンが貼り易いのでしょう!ただし、下が汚れない場所じゃないと駄目ですけど...

外国人が2人、なにやら相談している....
ギドとテブノ
左は先日オーストラリアで行われた「1998世界選手権」優勝者のギド・ゲルマン選手です。
右はフランスのハングメーカー「ラ・ムエッティ」社長のジェラード・テブノ選手です。

午前11:00〜
選手達に競技委員長から注意事項・気象情報および本日のタスクが発表されました。(ブリーフィング)
ブリーフィング
今日のタスクは、テイクオフ→鍋割山頂→岳ノ台山頂→鍋割山頂→チェックメイトGC→横野地区畑
→太平洋GC→戸川公園(GOAL)の40.4kmのサーキットパイロンです。
今日のタスク
TVK放映「サーマルをつかめ」より

さあ、勝負です。11:35ゲートオープン!


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