ROCK ARTISTS BIOGRAPHICAL DEPARTMENTFOREIGN
FOREIGN ROCK ARTISTS SECTION
KISS
「少年は皆KISSの虜、奴隷、犬です。、間違いありません。」
Jan
「ジーン・シモンズが、どうやら暗示をかけているようですよ?だから少年達は催眠状態になりメンバーと同じ化粧したり、口から火を噴いたり、吐血したりするんですよ。わかる?」と国語の教師が云うておりました。 KISSといえば仮面、仮面といえばマスク、マスクといえばマスクド・スーパースター、マスクド・スーパースターといえばプロレスであるから[KISS=プロレス]なのである。プロレス的であるから多くの少年の心を奪うのは、KISSにとって屁でもないはず。少年期の愛読書は月刊ゴングとミュージックライフ。将来はプロレスラーになりたい!入場テーマ曲はゴッド オブ サンダーに決定!必殺技はブラック・ダイアモンド固め!などど思うておった人も少なくないはず。エースのようにアル中でもスーパースターになれるのだから・・・・アル中になっても成功への希望はナイ訳ではナイと思うた人も・・・・中にはいたカモ。 タイトルも重要です。[地獄]これはインパクトあります。凄い想像をしてしまいます。特に[地獄の軍団]なんかは恐ろしいですねぇ・・・・考えたくもないですよぉ。[地獄の接吻]なんてイヤラシイ事を・・・・天国だか地獄だかわかりません。とにかく胡散臭いです。しかし、胡散臭かったからこそ成功できたのです。ROCKという物は”見た目重要”の部分もあるという事です。もしもキングクリムゾンが[ストラッター]でレコードデビューしてもほとんどの人が注目しなかったでしょう。だからといって曲が悪いとか、演奏が巧くないという訳ではなく、今聞くとイタイケな少年時代を思い出して懐かしいだけでなく、良いです。たまには、古いレコードを押入れから出して聞くのもイイです。 コブラの正体がジョージ高野であったようにジーン・シモンズの正体はフィル・リノットだと信じていたのは自分だけでしょうか? |
KISS 「Dressed To Kill / 地獄への接吻」 マーキュリー UICY-2307 |
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KISS 「Destroyer / 地獄の軍団」 マーキュリー UICY-2308 |
DATA ROOM ロック大学資料室
「体験談としてのKISSアルバム評」
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