1日目 網走〜稚内編
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8月30日(曇り、ところによりスコール) 本年で2回目を迎える職場のバイク乗り達によるツーリング。今回の参加人数はなんと7名!(なのにマシンは6台…?)昨年がわずか3名だったことを考えると、その勢力の拡大ぶりが伺える。地道な布教活動のおかげかな? 僕ことつかじろうも昨年のクラッシュから不死鳥のごとく蘇り、足かけ2年の夢が叶う。 |
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| メンバーは、昨年に引き続き参加のたけじろうさん(今回はR−1)、たなじろうさん(GPZ900R)、きくじろうさん(やっぱりKSR80)に加えて、ゆずたろうさん(GSX400Sカタナ)、ふるじろうさん(CB400SF)、つかじろう(V−MAX)、そしてひとじろうさん(R−1にタンデム←大丈夫か?)。国内4メーカーが出揃う、8耐のごとき賑やかさになった。 朝8時半に某駐車場に集合…のはずが、全員揃ったのは9時30分。元気なうちに集合写真を撮り、とりあえずスタンドで満タンにする。たけじろうさんのR−1は12km/lくらいらしい。航続距離に不安のある僕は、仲間ができてちょっと安心(後にとんでもないオチが待っていた)。 早速、最初の休憩ポイントである紋別までの120kmを走る。渋滞知らずの爽快な道のりを、反対車線から走行風景を撮るというたけさんの曲芸も交えて無事に到着。30分取り戻した。 紋別では、きくじろうさんがR−1のシートで荷物整理しているところを見かけたオジサンが、「お姉ちゃん、女だてらに凄いバイクに乗ってるね〜」と一言。みんな必死で笑いをこらえる。そしてKSRはここで給油。以来ずっと120km前後でスタンドを探すのだが、昨年のツーレポを読むとちゃんと200kmも走ってるじゃないか! 航続距離はきちんと計算しましょう。 昼食はさらに90km先の枝幸町。1時を少しまわっていたためか食堂は貸し切り状態。冷えた体を温めるべく丼をむさぼる。豚丼はちょっと脂っぽかった。 |
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| 食事を終えた後は、稚内までの120kmを残すのみ。さらに不安になっていく天気に備えてここでレインウェアを着込み、旗をもらうべくホクレンスタンドまでの数キロをBack。しかし旗はもう出尽くしたあとだった。来年のツーリングはもう2週間ほど早くしよう。 スタンドのお姉さんは結構、綺麗。たなじろうさんは「ありだな…」とつぶやきはじめる。シャンプーの香りをしこたま吸い込んだ後、ふと気づくとたけじろうさんの様子がおかしい。走行距離の割にガスが全然減ってないらしく、首を傾げている。どれどれ…? 「…たけじろうさん、そのオドメーター、もしかしてマイル表示になってないかい?」 誰かがなにげにつぶやいた一言があたりを静寂に包む。ためしに1.6倍してみるとドンピシャ。 「じゃあ何? ずっと12km/lと思っていたのは、実は19km/lってこと…?」 やっぱり一番の燃料喰いはVMAXなのね。こんなオチって…。思わず膝から崩れ落ちそうになった。 気を取り直して一路、宗谷岬へ。またしてもひたすら直線のルート。思わず眠ってしまいそうになる。 |
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バックミラーに目をやると、走行距離に不安のなくなったたけじろうさんが最後尾で不穏な動きを見せ始め、次の瞬間、猛然とダッシュ。今まで我慢できてたのが不思議だよね〜。タンデムシートで小判鮫のように必死に張り付いているひとじろうさんの後ろ姿が印象的。もちろんたなじろうさんもニンジャで猛追。走り屋2人(+1)は、あっという間に豆粒状になる。 |
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| てなことを幾度となく繰り返し、無事に宗谷岬に到着。この時期になるとライダーの姿もまばら。ヒッチハイクのお兄さんもさすがに僕らには目もくれない。とりあえず最北端到達記念に写真撮影。たなじろうさんはほふく前進までして三脚をセットしたのに、シャッターが降りる瞬間に無情にも車が…(爆)。もう5時だし、、暗くならないうちに宿へと急ごう。残り30km。 | |
| @ほふく前進でカメラをセット | Aみごと失敗(^-^;A |
| きょうの宿は、道立オートキャンプ場のロッジ。どうやら宿泊は僕たちだけらしい。天気は曇り空のまま。ロッジに荷物を置き、レインスーツを脱いで、選抜4人で焼き肉の買い出しに走る。しかーし、途中でスコールに遭遇。なんじゃこりゃ! ひえ〜レイン脱がなきゃよかった!。たけじろうさんとたなじろうさんは「皮の縫い目から染み込んでくるね」などど話しているが、僕とゆずたろうさんはジーンズだったため「なんならここで絞ってみましょうか?」状態。体温を下げないようにやたらと小走りで買い物を済まし、急いでデパートを出る。あれっ、もう止んでる。夕立ってやつかい? なんてついてないんだ…。あと5分早く着いてたらな〜。 |
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| ロッジについたら午後7時。確かバーベキューコーナーは8時までだったはず。炭に火をいれるべく鬼の形相でうちわを扇ぎ、乾杯のあいさつもそこそこに急いで肉を頬張る。仲間みんなで食べる焼き肉はうまいね〜。 楽しくも慌ただしい1時間を過ごした後は、センターハウスの遊具で一遊び。そこには満面の笑みを浮かべて遊び続けるオジサンたちの姿があった。食べた直後にそんなに動くとやばいよ〜。横っ腹に来るよ〜。 ひとしきり汗をかいた後は、ロッジに戻って引き続き酒盛りタイム。そうして何事もなく?平和に?夜は更けていった。 (本日の走行距離330km) |
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| おまけ画像(笑) | |
| その1 無邪気に遊ぶ(30歳) | その2 鼻にマカダミアナッツ(29歳、扶養3人) |