|
循環バス試験運行[秋田県本荘市]
私が住んでるこの街(2005年3月に東京に引っ越しました)でも、やっと試験運行が始まった。というわけで調査してきた♪♪♪
バスは駅前から市役所を経由し市内中心部の商店街を通り、一旦駅前に戻る。ここまでが中心部商店街活性化が目的の部分だろう。一旦駅前に戻ったバスは市営住宅を始めとする住宅地を結び、再び駅前に戻る。1週45分で1日に8回(9時〜16時)繰り返す。
試験運行初日こそは市民有志による歓迎お祭りがあったが、この太鼓を叩いてる人・小笛を吹いてる人は循環バスが市内のどこを走っているのか知らなかった。(ここ文化会館の前を走ることは知ってても、それ以外のバス停を知らない) 宣伝不足を感じた。事前に市政便りで全市民に通知されてはいるが、そんなものをいつまでもとっておく人は少ない。そういうものを気軽に調べられるはずの本荘市ホームページ上のどこにも時刻案内がなかった。一方で由利高原鉄道矢島駅に本荘市循環バスのポスターが張られてたのが気になる。宣伝広報に関しては中途半端だったと思わざるを得ない。
さてバスは駅前を出発し、市役所を経由し、
本荘市中心部の商店街に入っていく。私以外のバス利用者は全員岩淵下(JUSCOの正面)で下車していった。この循環バスが市内商店街の活性化につながるようには思えなかった。今までのバスすらない状態よりかは良くなったと思うが、中心部商店街の活性化にはまだまだ足りない。
市民にとっての商店街が駅裏に広がる国道沿いの大型専門店群に移っている現在、そちらのほうにもバスを動かしてほしい気持ちもある。この循環バスの運行目的に「中心部商店街の活性化」と書かれている以上しかたないのかもしれない。
←車内から 車外から→
一旦 駅前に戻ってきたバスは、市内南部の既設バス路線がない地帯へ足を伸ばす。
まだ試験運行だから、本運行を前に直すところは直していける。試験はしてみたが利用者が少なくボツになってしまった自治体もあるが、ここ本荘市にはそうなってほしくない。(自分の街だからという理由もある。)
事業主体である本荘市には、以下の内容の手紙を書いた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
広報・宣伝に関して
矢島駅等にポスター掲示で宣伝していたことは良かったが本荘市ホームページ上に時刻案内・バス停案内がまったくなかったのは残念だった。<改善されました>市政便りで宣伝されてたが市政便りが届かない家庭・市外在住の方々への宣伝は不足してたのではないか。
経路・バス停位置・バス時刻 これらがすぐにわかる(気軽に調べられる)ように事業主体者がしておくべきだろう。
バスに関して
車内に入るのにステップ(階段)があったが、お年寄りにはあのステップ(階段)が苦労する。車椅子利用者も意識してノンステップバスを入れてほしい。<改善されました>
時刻に余裕がある現状で、指定バス停間ならばどこでも乗車時は手を上げて運転士に合図し、降りるときは運転士に降車地を告げる方式のフリー乗降制にできないか。
他公共交通機関(JR東日本・羽後交通・由利高原鉄道)利用者へ乗換による運賃割高感を抑えるために乗継割引制度を作ってみてはどうだろう。乗継割引に限らず、敬老割引・学生割引・祭日割引・温泉利用者割引・商店街利用割引<できました>なども宣伝になると思う。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
車内に入るまでに、数段のステップがある。
最後に終点羽後本荘駅前到着の放送(mp3形式)
「ありがとうございました」を繰り返してるところが腰が低い(^^;
|