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小京都のスマイルバス[秋田県角館町]

角館といえば武家屋敷で有名な土地だ。新幹線こまちの開業で東京からの観光客が激増してる。観光がメインと思われる町だが、高齢化はちゃくちゃくと進んでいる。
 この角館町で自治体バスが運行されてる話は、前々から聞いていたが訪問するチャンスがなかったが、いきなり知らされた羽後交通の通学定期券土日特典を使い訪ねてみた。

11月最後から12月頭にかけてでも良かったが、「角館へ行くのならバスに乗るだけではつまらない。観光もしたい。雪が積もってるほうが面白そうだ」との考えから、雪が降った数日後に出かけた。

 羽後交通の角館営業所から5分ほど歩いてバスの始発であるJR角館駅へやってきた。角館町HPに時刻表は載っているが、本当かどうか確認する。(注:ローカルバスでは情報が間違ってる場合が多大にある)
 発車時刻まで時間があったので街中を散歩する。駅前はそれほど武家って感じじゃないが、5分も歩くと左手に武家屋敷の町並みがはじまった。発車時刻が近づいてきたので、ちょいと散歩して駅前に戻る。
←角館駅

 駅前のバスのりばは、正面ロータリーから外れた場所にある。羽後交通バス停横にちょっこりと町営バスのバス停がおかれてた。ここから乗りこむ。
 自治体バス経路ではお決まり的になってる病院・役場をとおり、下延方面へ向かう。土曜日とあって病院は休みだったが高校生や主婦の利用がわずかながらあった。午前中の便はこんなものだろう。
 下延まで行って戻ってきてから、武家屋敷メイン通りを鑑賞し、今度は野田行にのる。午後の便とあって車内はいっぱいだった。一見観光客かと間違えそうな若いお客さんも多く、生活の足として動いている様子がわかった。町の中心部を抜けるとあたり一面銀世界の中を走っていき、新鮮さを感じた。

 車体横には「このバスは武家屋敷を通ります」と宣伝し、足が悪い観光客をひきつけようとする試みが見られた。車内には観光案内用のパンフレットが置かれてて自由にもらえる。運転士の観光ガイドを聞くこともできるから足の悪い人には最適な観光交通手段になるはずだ。
 しかし、私が見た限り宣伝が満足とは言えない。広報宣伝に力を入れてほしいと考える。
 足が悪い人を迎える準備はバッチリだと思うのだが・・・

 運賃は200円均一とわかりやすい。運賃箱は簡素だが車内には両替機がついている。 ゲーセンにありそうな両替機だがコレでじゅうぶんだ。小坂町や田沢湖町に比べて両替機があるだけでも気軽に乗りやすいと感じた。

 この段差はなんとかしてほしいが、これほどの積雪区間を走るとなると、低床化は無理かな。
リンク:秋田県角館町