独り言:平成15年6月2日(月)「ADSL奮闘記(前編)」
以前、プロバイダ変更に伴うPING値の事を書いたが、今回は常時接続サービスコースの変更について書こうと思う。
今まで、ISDN回線の常時接続サービスを受けていたが、同じ常時接続でもアナログ回線(ADSL)の方が、総合的に利用料金が安くなったので変更することにした。
しかも、通信速度がISDN回線より格段に速くなるのだから、変更しない手はない!
ただ、初期投資として、ADSLモデム・スプリッタ(約8,000円〜)、ルータ・LAN関連機器(約6,400円〜)の購入等が必要となるが、長期に亘って使用するならば、十分元が取れるだろう。
ちなみにパソコンが1台であれば、ルータの必要性を感じないように思われるが、ルータを使用しない場合、代わりとなる接続ツール(PPPoE等※)のインストールが必要となる。
それには動作環境が一定水準以上必要で、システムリソース消費も無視できない。
パソコン動作環境等に不安があるならば、ルータを購入した方が無難だろう。
※PPPoE:PPP(Point to Point Protocol) over
Ethernet
さて、利用電話会社とプロバイダに変更の申込みを済ませ、その日がやってきた。
全ての設定を終え、早速伝送速度を測ってみることにする。
私が選んだサービスコースでは、下り速度が最大1.5Mbpsという事だが、実測ではどの位の数値が出るのであろうか。収容局からの路線距離が3Kmを超えているので、少し心配だ。
速度計測の某サイトを呼び出すと、伝送速度の測定を実行!
数秒後、測定結果が画面に表示された。それを数回繰り返してみた。
その結果、およそ600K〜700Kbps台であった。思ったより高い数値で、結果的にISDN回線より約10倍の速度に顔がほころんでしまう。
続いて、平均PING値を測定してみる。
平均PING値 : 58ms
素晴らしい!
2倍近い速度向上だ!
快適だーっ!!
・・・と思うのも束の間、すぐに、ある症状に悩まされることとなった。
それは、接続中に起こる不意の切断現象!
調べていくうちに、原因の一つは通信回線と共用している電話への着信であった。
接続中に、試験的に手持ちの携帯からこの電話に数回掛けてみた。
その結果、100%の確率で切断現象が再現され、それを確認することができた。
なんて事だ・・・。
この電話に着信があることは少ないので、それだけなら我慢もできるが、着信以外の平常時にも切断現象が起こってしまう。
他の号室(現在、アパートの一室を借りて住んでいる)に掛かってきたものでも切断現象を起こしてしまうのだろうか?
このままでは、快適と呼べるには程遠い。
早速、常時接続サービスを提供している利用電話会社相談窓口(以下、相談窓口)に相談してみることにした。
切断における状況、及びいくつかの検証の結果、保安器に原因がありそうだとの事だった。
それは、特定タイプの保安器において、電話着信時に高周波雑音(以下、ノイズ)が発生し、ADSL接続に影響を及ぼすというものらしい。
対策として、保安器を適合品に交換工事するというものだが、工事費として約7,300円が必要となる。
この思わぬ出費は痛い!
今月のお小遣いピーンチっ!!
しかも一つ問題がある。
それは借家住まいなので、いずれ引っ越ししてしまうのだ。つまり、保安器を交換しても、また引っ越し先で同じ現象が起きた場合、同じ事の繰り返しとなってしまうのだ!
そこで、相談窓口に一つ質問をしてみた。
質問「引っ越しした場合、その引っ越し先に交換した方の保安器を持っていけますか?」
回答「・・・その様な質問をされたのは、お客様が初めてです。上司と相談し、後日お返事させていただきたいと思います」
むぅ。こんな質問は初めてなのか・・・。
そして後日、回答をいただいた。その回答の内容というものは、保安器は非売品であり、ネットワークの一部品である為、そういう事はできないとのことであった。
言わんとすることは理解できるが、レンタルならまだしも、自分が料金を支払い、交換した物に所有権が発生しないというのも、何だかおかしな話だ。
例えるなら、いくら貢いでも振り向いてくれない彼女のようなものだろうか?
・・・少し違うか。
・・・中編へ続く。