〜アクアランド島の巻〜

 アクティビティを楽しむためにやってきたアクアランド島。デナラウ・マリーナから船で1時間ほどの所にあり,歩いても15分ほどで一周できてしまう小さな無人島です。船着場はなく,200m位沖から小さなボートに乗り換えて上陸。真っ白な砂浜がとてもきれいです。泳いで島を一周できるか挑戦しまいたが,わりと流れがあって進まず,半周ぐらいで諦めました。
 ここではバナナボート,水上バイク,水上スキー,パラセイリングを体験。
 ここのバナナボートは,バナナみたいな黄色ではなく,赤色で巨大なソーセージみたいでした。これをモーターボートで引っ張ってもらいます。ちゃんと持つところもあるのですが,スピードがついてくるとバウンドするし,振り落とされそう。ビニール製のボートは波がかかって余計に滑ります。そして,カーブでとうとう振り落とされてしまいました。でも,バナナボートは落ちてなんぼのものだそうです。
 水上バイクは,インストラクターの人と二人乗り。最初は私は乗っているだけで,後ろからインストラクターさんがスロットルをぐいぐい回して飛ばします。すごいスピード出したり,バウンドさせたり,回転したり・・・。乗ってるだけでも大変です。目に海水が入って,痛くて目を開けてられない。しばらくして,スロットルを握らせてくれたんだけど,びびってトロトロ運転してたらじれったかったのか,結局上からスロットルを回され,終いには急カーブでひっくり返って海の中に落とされました(>_<)
 水上スキーは,スキーのようにそれぞれの足に板をつけ,両足でバランスを保ちながらモーターボートに引っ張ってもらうものです。私は,この板のサイズ(足を入れる部分)が合わなくて,ぶかぶか。このせいだけではないけど,板をつけてもぐらぐらしてバランスがとれません。最初は足を前に出して後ろにもたれかかるような格好でスタンバイし,ボートに引っ張られると徐々に腰を浮かしていくのですが,足で支えきれず板がはじけたり,足が開いていってこけたり,腰を浮かしすぎて前につんのめったり・・・。結局まともに進むこともできずEIKIに交代。むっちゃ鼻に海水入って痛かった。EIKIはちょっとへっぴり腰ながらもうまくやっていて,結構沖まで引っ張って行ってもらいました。これは脚力ないと難しいです。

 そして,一番期待していたパラセイリング。ベルトを締めてスタンバイすると,ボートが進み出し,それにつられて少し走るともう体が浮いてきます。空から眺めるとアクアランドは海の中にぽっかり浮かぶ本当に小さな島で,とてもかわいく見えます。ところで,最初は気分よく眺めていたのですが,沖で折り返して戻ってくる頃から,ベルトに安定感がなく,ずり落ちそうになるのを必死でこらえていました。お尻のところはちょっと太いベルトがあってそこにもっと腰かけるように座っていればよかったのが,ずれてきて空の上で突っ立っているような状態になってたのです。むっちゃ腹筋に力入っていました。でも,無事帰ってきて着地も成功でした。

 最終日,ホテルから空港に向かうバスの中で一緒になった日本人の女の子の話。同じように,パラセイリングを体験したらしいのですがとってもこわい体験をしたそうです。その日はちょっと風があり,インストラクターと二人でパラセイリングを体験。恐怖は折り返し地点で起こりました。ボートがUターンして島のほうへ向かう時,それまで引っ張ってもらっていたパラセイリングは減速し高度を下げます。しかしこの時は本当に海まで落ちてしまったらしいのです。そしてさらに,落ちたパラセイリングがボートのスクリューに巻き込まれていき,当然のことながらそこにくっついている人もスクリューのほうへ。溺れそうになるのをインストラクターさんが必死で支えてくれ,何とか助かったそうです。これって,もし一人でやっていたらどうなってたんだろう。考えるとこわいです。

 なにはともあれ,私達は無事,いい天気に恵まれ,思う存分フィジーの海を堪能したのでした。おみやげには,ココヤシのソープ,コーヒー,木彫りの砂糖つぼ,タパクロス,きれいな貝殻。(スペシャルパッケージね,といってお土産やのおじさんが壊れないように包んでくれました。)
とても美しかったフィジーの海。この貝殻を見ると今でもあの美しい海が鮮明に思い出されます。



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