七夕前夜のときめき

 今日も蒸し暑かったけれど、夕方ざあっと雨が降って、少し楽になりました。そして、嬉しいニュースが。前回のつれづれに書いた探査機「はやぶさ」君が持ち帰ったカプセルから、微粒子が発見されたそうです。解析結果が出るのはだいぶ先になりそうですが、楽しみですね。

 それから今週の(私的)トピックスといえば、中野友加里カムバックです!カムバックといってもスケートにではありません。この春でフィギュアスケート競技生活を引退し、フジテレビに入社した中野友加里ちゃんが、配属された映画事業部で活躍し、マスコミにも出始めました。彼女の公式ホームページは競技生活引退と共に閉鎖されましたが、ファンサイトはそのまま残っていたのです。でももう試合はもちろん、ショーにも出ないし、テレビ局に就職とはいってもアナウンサーではないし、一般人のどんな情報を載せるのかな?と疑問に思っていたのです。が、映画事業部ということで、映画の宣伝をはじめ、友加里ちゃんからのメッセージや最近の写真までupされて、ファンとしては嬉しい限り。元気にバリバリお仕事しているようで何よりです。オリンピックに行けず、選手引退が決まったときは、ショックで私が寝込んでしまうほどでしたが、新しい世界でも活躍していてよかった。週刊誌の報道によれば、一緒に住んでいたお姉さんが結婚して、この春から一人暮らしを始めたのだとか。厳しい選手生活で自己管理はお手の物でしょうが、とにかく一人暮らしは危険がいっぱいなので(←経験者は語る)、ゆかりんが危ない目にあわないように祈るばかりです。

 祈るといえば、もうすぐ七夕☆
 皆さん、願い事を短冊に書きましたか?お店や駅などいろいろな所に、笹と自由に書いていい短冊がおいてありますが、そういえば私、今年はまだ書いてません。去年の今頃はレコーディングが無事に終わってほっとしたものの、思わぬところに落とし穴があって、深〜く落ち込んで、短冊をみかけると、走りよっていって、願い事を書いては吊るしていたものでした。あのときにくらべると大分、今は落ち着けたかな。でも安心していると、また足元を掬われてしまうから、いいときも油断せず、悪いときも落ち込まずに、淡々と、淡々と。

 一年に一度だけ会える、というと思い出すのが「セイムタイム・ネクストイヤー」というお芝居。カリフォリニアが舞台で、それぞれ家族を持つ男と女が、25年もの間、一年に一度、同じ日に逢瀬を重ねるという不倫純愛コメディ。私はこれを学生時代に加藤健一さんと高畑淳子さんのコンビで観ました。テレビで売れっ子の高畑淳子さんは、今でこそ貫禄あるお母さん役がピッタリだけど、当時はほんとに美しく、舞台映えし、演技も上手ということで、私のような劇団研究生からみて憧れの舞台女優さんだったのです。このお芝居は今でも他の劇団でもたくさん再演されているはず。映画にもなったはずだけれど、久しぶりにもう一回観たいなあ。

 でもフィクションとはいえ、一年に一回しか逢わないで恋って成り立つものなの?いや逆に、一年に一度しか逢わないから、お互いに嫌なところを見せることもなく続くのかしら?それとも逢引きと恋とは全く別のものなの?暑いせいもあって(?)考えがまとまりません・・。ひとつだけ確信できるのは、一年に一度だけ逢えるとしたら、その前の日、364日めがいちばん、ときめいていられるだろうな、ということ。もちろん実際に逢える日も幸せだけれど、きっと私は帰る時刻まであと何時間、、とか思ってしまうだろうし。その日に備えておしゃれしたり、何を話そうか考えたりしてる前日はきっとドキドキして幸せだろうな、と思うのです。だから、いつだって364日めの気分でいたいなあ。

 7日の夜は晴れて、天の川がみられますように☆

大越 康子