My Long And Winding Road


  お月見の夜はFly Me To The Moon ! ロマンチックに過ごせましたか?
私のほうは例のごとく,花より団子ならぬ,月より団子でしたけど。
それにしても9月になったというのになんて暑いんでしょう。
気分的には秋らしいワインカラーとかココア色の服を着たいのに、このお天気ならやっぱりビビットカラーのほうがいいのかなあ。でも今頃、リゾートっぽい服も変だし・・・。今夜のステージも何を着るか、これから考えなくちゃ。

  さて、最近嬉しかったのは、このあいだ地下鉄の駅であったこと。
地下鉄の駅の上りエスカレーターで、私の前にお母さんに連れられた4歳くらいの男の子がいた。地下鉄のエスカレーターは長いので飽きてしまって、お母さんに手をつながれながらも、歌を歌ったり、足踏みしたりチャラチャラ遊び始めた。で、後ろを振り向いたとき目が合っので、私がにっこりすると、恥ずかしかったのか、さっとお母さんの前に隠れる。またちらっとのぞいて目があうと、ささっと、隠れる。
というのを何回かくりかえし、ついにお母さんに「静かにしなさい」としかられた。するとその子が「だってかわいい女の子にみられちゃったんだよー!」って。 か、かわいいおんなのこって私のことっ???
その場の状況からして私以外には考えにくいのですが、それにしてもかわいい女の子って、なんて嬉しい! きっとほんとはその子のお母さんより私のほうが年上なんだろうけど、「女の子」だなんて。もう誰も言ってくれないような(当たり前だ)せりふをどうもありがとう! と大喜びした私は友達に早速話すと、「そんな幼児にほめられて(?)嬉しい?」と冷ややかに言われてしまいました。
でも、うそやお世辞のない子供の言うことだから嬉しいんですよー。でもなあ、子供の「かわいい」っていうのは、ヌイグルミみたいなののことをいうのかもしれない。目鼻が大きくて、まんまるで・・・。たしかにそうかも・・・。ま、とにかく、小さいボクのおかげで、ひととき幸せな気分にひたったのでした。

  それはさておき、今回書きたかったのはe-mailと手書きの郵便のこと。
よくe-mailを使っていない人が、「手書きのほうが心が伝わるし、封筒を開ける瞬間がなんともいえないからメールは嫌」みたいに言うけれど、必ずしも絶対ではないと思う。確かに手書き文字のほうがその人らしさがみえる気がするけれど、メールのよいところは、わざわざ郵便や電話にまですることはないけれど、一応伝えておきたいな、と思うことをサッと送れるところ。私だったら「昨日はライブに来てくれてありがとうございました」とか、バンドの人たちには「昨日はお疲れ様でした」とか。まあライブのお礼のほうは、スペシャルライブの場合は葉書でも出すけれど「お疲れ様」なんかのほうはわざわざ電話するまでもないし、手紙もおおげさだし、メールは最適。それにメールだと郵便より返事を書きやすいみたいだし。なので電話が苦手な私はメールで助かることがたくさん。あと「封を開ける瞬間がなんともいえない」というのもわかるけれど、それはe-mailの受信トレイをみるときの気持ちと同じだし。なんというか、使っていない人が、「機械的なものはすべて心がこもっていなくてあじけない」みたいに決めつけるのが嫌だったので書きました。でも結局は、書いてあることの中身かも、問題は。手書きでも、内容がなかったらピンとこないし、e-mailでも、ハッとする文章もあるしね。

  今回は少し短いけれど、これにておしまい。
いまちょっと忙しいのです。その理由のひとつはパソコンのお勉強。前回も書いたように、管理人さんにずっとお世話になってきたこのホームページですが、諸事情により、近々私が自分で管理することになりました。3年の長きに渡り、管理人さんには、ほんとうにお世話になり、ありがとうございました。私が自分でやるようになったら、「大越さん、文字化けしていてみられません」とか「早く更新してください」とかいう苦情メールがきてしまうようで心配ですが、せっかくここまできれいな(自画自賛かしら?)ホームページができて、たくさんの人と出会ったのだから、がんばって自分で運営していこうと思います。ということで、私はウィンドウズパソコンのお勉強からはじめているのでした。先は長いぞうー。まさにThe Long And Winding Roadだ。
でもやらなくっちゃ。
このつれづれを読んでくださっている皆さん、いたらない部分があるかと思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします! では、またお会いできる日を楽しみに。


大越 康子