今日は半みそか


 今日は6月30日。大みそかならぬ、半みそか。そういう言い方があるかどうか知らないけれど。今年ももう折り返し地点にきたんですね。早〜い。そういうまとめの大事な日だというのに、私ったら、今日はお休みでぐうたら,ぐうたら。ほんとは朝7時にドドーンという雷の音で目が覚めたのです。でも、これがちっとも雷らしくない音で、ピカッと光った感じもしなかったので、ねぼけの私は「北朝鮮が攻めてきたのかっ?」と本気で思った。でも窓を開けたらなんでもないし。ラジオも何も言わないし。あれー?じゃあこれ雷なんだ、ふ〜ん。そのあと9時頃までラジオをききながら起きてたのですが、再び眠りの世界へ。午後3時すぎまで、いろんな夢をみながら、ぐっすり眠ってしまいました。こんなにいっぱい眠ったのは久しぶり。気持ちよかったなあ。
こういう日はもうあきらめて「今日はお休みっ。なんにもしない!」と決めこみたいところだけど、月末ぎりぎりまで書けなかったこのつれづれだけは、なんとしても今日じゅうに書かなければ!ああ、でも今日はあと2時間と少し!急げ〜。

 6月はなんだか忙しかったな。忙しいって、もっとスケジュールがつまってる人もたくさんいるだろうけれど、私にしては気ぜわしかった。10日に私のメインライブのアリエスがあり、これが私のライブハウスデビュー以来、最高の来場者を記録。毎年やってるバースデーライブや、CD発売記念ライブより多かった!一時は立ち見の方も出てしまうほどで、ほんとうに皆様ご迷惑をおかけしてすみませんでした。あんまりぎゅうぎゅう詰めでも申し訳ないのだけれど、立ち見はお気の毒で、誰かかわりに歌ってくれたら、私が会場整理したいくらいでした!なんて書くと次回はだ〜れも来てくれないかも、と心配になるけれど事前にチケットを売るわけではないので、当日になってみないとどうなるかわからないのです。でもまあ、今回のようなことはまれなので、どうぞ次回からもよろしくお願いいたします。ちなみに次は8月19日(木)。お盆明けだし、オリンピックも始まっているので、きっと静かでしょう。今回は会場の熱気に影響されて、「いつもののんびりムードの演奏と違って、バンドも大越さんも気合はいってましたよ」という常連のお客様のご感想。やっぱりライブは生き物(ナマモノ?)なんだなあ。

 あくる11日の午後はコンサートのリハーサル。こういう大事な仕事は続かないほうが体力的にも精神的にも助かるけれど、前にも書いたが、スケジュールは私の都合で動かせるわけではないのでしかたない。6月22日にヤマハエレクトーンシティで行われるピアノトリオ+エレクトーンのコンサートにゲスト出演。ピアノトリオで2曲、エレクトーンも交えた編成で2曲歌わせていただくのです。10日の夜はライブの興奮が続いていてよく眠れなかったのだけれど、栄養ドリンクを飲んでリハーサルに参加。皆さんベテランなので、とってもスムーズ。ラストに歌うミシェル・ルグランのWhat Are You Doing The Rest Of Your Life?は、ほんとうに荘厳な、それでいてミステリアスなイメージのアレンジが施されていて、涙が出そうだった。そう、私はミステリアスなムードの音楽が好き。悲しい記憶が蘇り、逆らえない運命に立ち向かいながらも、絶対に進まなければいけない・・・というような。(←ハードボイルド小説の読みすぎ?)とにかくまさに私好みのアレンジで、この曲を歌うときはいちばん好きなドレスを着よう!と決意。当日は台風一過の暑い日でしたが、満員御礼のお客様のなかで、ほんとうに気持ちよく歌わせていただけました。久々のホールでのステージでしたが、ライブハウスやラウンジとはまた違った快感があります。ライトも快感で舞台で演技している感覚に近いものがあるかも。当日は自分の出番だけでも録音しよう、と思ってMDを準備していたのに、ばたばたで録れなかったのが残念・・・!

 そんなこんなの6月だったのですが、偶数月のアリエスと今回のコンサートが今年前半のヤマ場だったので、無事に終わってほっとしています。今日一日のぐうたら、はご勘弁を。今年後半はやっぱりアリエスと、久々のCD製作にとりかかりたいなあ、と思っています。そうそう、このホームページにずっと写真をupしていないので、それもね。プライベートでのお楽しみは、明日から始まる新しい新聞の連載小説。今日は1年以上続いた小説の最終回だったのです。我ながら一年間よく読んだよ。でもヒロインがなかなかカッコよかったのにほとんど描かれずに、最後はあっさり終わってしまって、物足りな〜い!新聞小説ってこんなものなの?ちょっとガッカリですが、明日から始まるのはうってかわって恋愛小説で、しかも半年で完結なので、毎日のお楽しみとして読もうと思ってます。ではでは、梅雨明けまでもうしばらく。皆様もおからだには気をつけて。またステージでお会いしましょう。


大越 康子