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* 出発〜二日目 *
今回は初めての、行きも帰りも国内線もぜ〜んぶビジネスクラスの旅。近場やのにもったいない気もするけど、“ご招待”やから好きにしていただくとして。 テロ以降、チェックが厳しいなんて話を聞いてたので、やや早めに関空に到着。でもな〜んの滞りもなく、スムーズなことこの上ない。拍子抜けするくらい。チェックインして、コートを預けて、朝ごはんして、出国して、ささやかな免税店を冷やかしてからラウンジへ。初めて関空のビジネスクラスのラウンジに入ったけど、カード会社の?ラウンジよりはゆったりとしてていい感じ。いわゆる 「ビジネスマン」 っぽいひとが多かったけど、若いカップルとかもいた。(と思ったら、同じ便やった。) 乗客の集まりが良かったのか、出発がちょっと早くなる。てことは、もちろん到着も早くなる。行きの乗り継ぎはもともと3時間あるのに、更に長くなるのはいややなぁ ・・・ 昼間のビジネスも初めてのこと。前に利用したときは寝てるだけやったからね。わくわく♪ で機内食。と。ナイフだけプラスチックやん。テロ対策?(^_^;? で、フォークはいいのか?? 見るからにアンバランスな状態。まぁしゃぁないか。かわりにソルト&ペッパーでもいただいて帰ろう。(なんのこっちゃx) 前回の片道アップグレードで体験したビジネスクラスの乗務員には、「さすがビジネス〜 (≧∇≦)♪」 って気分にさせられたけど、今回は日本人乗務員がいまいち。別にこっちがかしこまってしまうほど丁寧にしてくれとかいうわけじゃないけど、なんか足りへん。わたしらの後ろの席にいた老夫婦への早口での応対もどうかと思うし、「お願い」 したこともちゃんと聞いてるのかどうかわからんような感じ。サービスはエコノミーか? 行きの機内で見た映画はおもしろかった〜。マイケルダグラス主演のサスペンス 『DON'T SAY WORDS』。珍しくしっかり最後まで見てしもた。(邦題 『サウンド・オブ・サイレンス』。) このところ夜中の便の利用ばっかで寝てることが多かったから、昼間の便のメリットを満喫。 さて、クアラルンプール (以降KL) に到着。ここの空港では到着時も免税店チェックできるのが良い。◎。なのにつれが国内線への乗り継ぎに不安があるらしく、ひと通りぐるりと見て回っただけで、入国手続きに向うことに。(ほどなく、「後悔先に立たず」 をひしひしと味わうことに。) (さらに帰国時にも、ねx) マレーシアエアの国内線ラウンジも立派。関空とはえらい違い。でも、お酒がなくてつれはうなだれてる。外へ出てみたり、喫煙コーナーにタバコ吸いに行ったり。ひまひまを持て余してるのを察したのか、スタッフにアンケートみたいなんを書かされたり。 やっと搭乗時刻が近づいてゲートに行くも、飛行機の到着が遅れてるとかでさらに半時間ほどのロスx 結果的に、ウェイティング3時間が4時間になってしまった。(T_T)。 免税店で、余裕で買いもんできたやん。バーでビールやって飲めたのにx コタキナバル (以降KK) への国内線のビジネスクラスは、ほんまに “ビジネスマン” ばっかり。それもアラブ系ビジネスマンって感じの。?。こちらの女性乗務員はすごくていねいで親切やった。顔 (化粧) は 『妖怪人間ベム』 のベラみたいやったけど。ゞ( ̄∇ ̄;) 2時間半のフライトで、真夜中のKKに到着。ちゃんとホテルのお迎えも来てて、ほっとする。 ホテルまで小一時間。途中、警官に車を止められる。車体にホテルの名前も入ってるってのに、ドアを開けられ、懐中電灯で中を確認される。検問? 何かあったん?? 理由は不明。運転手が警官とちょこっと話してたけど、何事かと聞いても 「ノープロブレム」。いや、えーけどさ。ネタのために、聞きたいやん (笑) でもあとから聞いたらつれは少々びびってた模様。わたしなんかよりはるかに渡航回数多いつれも、そんなんは初めての経験やったらしい。そういや警官と目が合うたとき 「あいあむ、じゃぱにーず」 とか言うとったな。誰もなんも聞いてへんのに、余計怪しいっちゅーねん。(-_-;) ちゃんと 「お迎え」 はあったものの、この便での到着はわたしらだけなのか、ホテルに着くとスタッフはみな私服。(気付いたのは翌日ですが。) でも、ドアマン (ドアなんてないけど。ドラをぼわ〜んと鳴らしてくれた) とレセプショニスト、ベルボーイがそれぞれひとりずつ待機してくれててうれしい。チェックインして、部屋まで案内してもらう。が、これがまた遠い! 長旅のあれこれでぐったりやのに、どないかならんのか、この距離は。 とにもかくにも、目的地に到着。家を出たのが朝の7時半、ホテルの部屋に入ったのが夜中の1時。・・・。3泊5日の一日目が移動だけで終わった。わかってたこととはいえ、くたびれる〜 (*_*) そのまま寝てしまいたかったけど、つれがバスタブにお湯をはってくれたので、とりあえずちゃぷんと浸かる。沈んでしまいそう ・・・ zzz ![]() 散々メールでやりとりした結果の部屋は、最上階 (6F) の端の方。ゆうべは 「なんでこんな遠い部屋〜x」 と嘆いてたけど、主要施設やエレベーターから遠い分、静かに過ごせる。 シャワーはバスタブの上にくっついてるタイプやし、洗面もひとつしかないけど、今回の旅には十分。ベッドとリビングスペースとの間が、段差と低い手すりで区別されてる。テラスにも簡易なテーブルといすがあって、その分広く感じられる。 オーシャンビューのテラスからは、ホテルのほぼ全景が見渡せ、もちろん海も。 朝食を取りにカフェテラスへ。「ハワイのホテルみたいや」 とはつれの談。(わたしは行ったことないので、ノーコメント。)半分屋内で半分オープンなカフェは、外に欧米人+日本人、中は中国人ほかアジア系が占めてる。ここらあたりの、いつものパターン。?。 ![]() テラスの方に席をもらって、これからの行動計画練りながらもぐもぐとエネルギー補充してると、よその席で歓声があがる。いかにも南国らしい大きな鳥が、客の朝食を狙ってテーブル近くにやってきては、皆を喜ばせてるもよう。スタッフも一応追い払う姿勢は見せるものの、危害を加えるわけでもないので、半ば放ったらかし。 リゾートに来たって感じやね〜♪ と遠くで見てほのぼのしてたら、向こうの端からこちらの方に、ばっさぁ〜と滑空してきた。うひゃ〜 (>_<) 鳥がキライなわけとちゃうけど、こっちに向って飛んでくるのは心臓に悪いx 心拍数、あがるよ。 ごはんのあとは、ホテル探検。 プールサイドからビーチに抜け、白くてきめの細かい砂で遊んで (?)、アクティビティの行われる施設などをチェック。ツアーデスクで、明日のおでかけの申し込みも。 英語ガイドなら安いけど、初めて!の現地ツアーやし細かい説明も聞きたいので、エイゴに不安のあるわたしらは奮発して日本語ガイドに。一日ツアーでふたりで1万7千円ほどになったけど、四駆一日借りてもなんやかんやでそのくらいの金額になるから、まぁいいかと。 ![]() ホテルでも一日を通して、いろんなアクティビティがある中、わたしらの唯一最大の目的は 「オランウータン探し」! (注:ホテルの案内にあった日本語訳。) 一日二回、ウラの森 (保護区) で、彼らの食事時間に観察できるというもの。わくわく♪ その時間に合わせて “ネイチャーセンター” へ行くと、まずは保護関連のビデオでお勉強。その間にもわらわらと人が集まってくる。ビデオが終わるとレンジャーの人について、エサやり場の見えるデッキへ。 (デッキへの道 ・・・ ココを通り抜けると、オランウーちゃんに会えるよん。→ ) サービス精神旺盛 (?) なオランウーちゃんとご対面して、ふたりともかなり興奮気味。o(^o^)o そんなに動物好きなわけでもないのに、なんでこんなにうれしいのかな〜?? これだけで 「来て良かった!」 と思うくらい。(いや、まぁ、そのためにボルネオを選んでんけどさx) ほんとはもっと大きなオランウータン保護区の方に行きたかったけど、今回は時間の都合で断念。そのかわり、オランウータンがいるこのホテルに決めたんよね。短い日程なら、これで正解かも。d(^-^) * オランウーちゃんを堪能?したあとは、水際でまったり。これがないとリゾートじゃないも〜ん。寝転がった場所から、プール側とビーチ側を撮ってみました。↓。プールは変形。オトナが普通に泳げるところと、子供用の浅いところ、更にぶくぶく沈んでしまう深いところ ・・・ それに合わせてプールサイドの客層も棲み分けができてて、家族連れが多いにもかかわらず、意外と静かに過ごせてうれしい。 次は、シーカヤックに初挑戦。前からやってみたいと思ってたのよね。てか、これなら運動オンチのわたしにもできそうかな、と。(^-^;。入り江やからか季節のせいか、海は穏やか〜やし。 ウォータースポーツセンターの、日に焼けたダンディなおじさまに一式借りて、いざ。初めてかどうかも聞いてくれへんかったけど、だいじょぶかしらん? あ、「左右の岬の向こうには行かないように、沖へはいくらでもいいけど」 とは言われた。・・・ 良くないのでは?(-_-;)? “しきり” はつれにまかせて、言われるままわたしが前に乗り込む。後ろで漕いでくれるから、ラクチン♪ (手抜き?) ある程度沖まで漕いでって、入り江の中を横断し、また岸の方に戻ってくるって風に、わっさわっさと漕いでたら。途中でつれが 「クラゲがおるで ( ̄▽ ̄) 」 とひと言。どれどれ? と海面を見ると ・・・ んぎゃ〜、クラゲだらけっ!! (><) 場所を移しても同じこと。(当たり前か。) そういえば海の水が緑ににごってるよね ・・・ プランクトンたんまり → くらげ大喜び。てこと?! 見なかったことにして (でも、絶対ひっくり返るまいと思いつつ) ぐるぐるしてたのに、ひと休みして波に揺られてるとつれが櫂でクラゲを掬い始めた。や〜め〜てぇ〜〜 "o(>_<)o と叫ぶわたしには構わず、掬っては投げ、掬っては投げ ・・・(怒) それも、日本で見るようなやわやわなヤツじゃなくて、掬って水から出ても、でっかいキノコのように形を保ってるヤツ ・・・ (半泣) ついにはつれも気持ち悪がり (←バカ)、早々に引き上げる。そんなわたしらを見て、先ほどのダンディなおじさまは 「もう疲れた?」 などと聞いてくる。「ううん、なんかめっちゃたくさん ・・・」 「あぁ、クラゲね ( ̄m ̄〃) 」 ・・・ もー、笑わんといてよ〜x ぐんにゃりな気持ちを昼寝 (またかいx) で鎮め、夕食は中華狙いで 『ネクサス・リゾート』 へ。 ココとどっちにしよか、悩んだのよね〜。『ネクサス〜』 には一応ヴィラがあるし。でもメールのやり取りとかで 『シャングリラ〜』 の方が感じ良かったから、そっちにしたんやけど。(オランウーちゃんもおるし。) ホテルを訪ねると、スタッフは中国系のひとが目立つ。にこやかで、親切。(レストランのスタッフは愛想なかったけどx)昼寝が長引いて、明るいうちに来れなかったのが残念。 四川料理と聞いて食べようと思てた麻婆豆腐がメニューになくて、必死で説明した挙句出てきたのは 「揚げだし豆腐・甘辛チリソースバージョン」。食べれなくはないけど ・・・ チガウ ・・・ 全然チガウ ・・・ (T_T) そしてつれは、前回のプーケットで食べ損ねたロブスターをオーダー。(かなり根に持ってた。) ふたりには多いと見たのか、ウェイトレスが 「大きいですよ、ほんとにいいんですか?」 としつこく聞く。どーしても食べたいつれは、その忠告?を無視して注文。出てきたそれは、レストラン中の注目を集めるような立派なもの。(@@) ま、外見が大きくても食べる身の部分はしれてるから、ほとんどやっつけたけど。でも、そのあとの焼きそばは残してしまったわ。 ちゃんと忠告は聞かないとね〜 (^_^;) 明日に備え、さっさとホテルに戻りベッドにもぐりこむ。 それにしても、たった一日の滞在で肌の調子はバツグン。高笑いしてしまいそーなくらい。(* ̄∇)ゞ いっそ住むか?? * * * |
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