少し乗れるようになってきたら、パイロン等を用意して即席のコースを作ります。
右にも左にも曲れる、簡単な8の字のコースが良いでしょう。
  
パイロン2つだと鋭角的なコーナーになるので、4つぐらい用意してある程度大きく曲れるようにしておいた方が良いでしょう。
直線もアクセルを大きく開けれるように長めにとっておきます。

コーナーリングの基本は「スローイン・ファーストアウト」です。
曲れる速度までスピードを落し、素早く加速に入り立ち上がる。
それを子供に説明するわけですが、言葉を簡単にして説明しないと中々伝わりません。

「曲る前はアクセルを戻して、ブレーキをかける。」
「曲りたい方向に目線を持っていく。」
「曲り始めたら、少しずつアクセルを開けていく。」
「直線ではアクセルを大きく開ける。」
一度に全てを覚えるのは難しいので、少しずつ順を追って教えてあげましょう。
違うところは直して上げて、上手く出来れば誉めてあげましょう。
誉めて上げれば、子供も嬉しいです。やる気も出ます。楽しくなります。
どんな些細なことでも誉めてあげましょう。

子供が段々上達してくると、
「コーナリングは肩から入れ。」
「クリッピングはもっと、奥に取れ。」
「もっと、早くアクセル開けろ。」
「おらっ、もっと寝かせろ。」
親の方が「もっと上手に。もっと速く。」と欲が出てきますが、親があまり熱くならずに教えましょう。

もし、こけた時ですが、
素早く助けに行って、ケガがないか確認します。
何ともなかったり、大したケガがなければ、
慰めて、誉めてあげましょう。
「痛くないか?そうか、ここが痛いのか。よしよし、痛いの痛いの飛んで行け〜。」
「今のコーナーリング、凄く良かったぞ。速くなったなぁ。ちょっと寝かし過ぎたけど…な。」
「みんな、こけて上手くなるんだぞ。」「こけなきゃ、上手くならへん。」
等など、ちゃんとフォローしてあげましょう。

ある程度上達したら、今度はレースにエントリーしましょう。なんか展開が早いような気もするが…