ことみ ぽえむ 2002年9月21日 更新 ことみのプロフィール

ことみさんの新作ポエムです。
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愛されて ・・・
2002.9.13




雨降るこの街 貴方は知らない 貴方から遠く離れた場所にいる
ホテルの窓から見る風景は 大きな河が流れる静かな街
どんより曇った空を見上げて 私の心が思うのは優しい貴方のことだけ
まわりのすべては私の心に 何も感じさせてはくれないの
今すぐにでも貴方の傍に戻りたい そして静かに眠りたい

遠くに見える綺麗な灯かりは たくさんの車のライトと街路灯
私の目の前を走り去る車は 家路を急いでいるのでしょうか
それとも恋人に逢いに急いでいるの きっと愛する人のものへと急いでる
深夜遅くに廊下を歩く人の気配 誰かが私の部屋をノックする
貴方であるはずないのに私の胸はときめいてドアに駆け寄り耳をすませる

明日になればきっと貴方の声が 聞けると私の心は落ち着かない
窓の外にはオレンジ色のライトが 嬉しそうにキラキラ輝いてる
河辺に写った無数のひかり キラキラ輝き私の心も少しは穏やか
貴方に逢えない寂しさよりも 貴方を愛しく思う方がずっと強い私
いつからこんな気持ちになったの きっとそれは あの日からね

いつもお話できるようになった日から 私の心は変わってしまったの
今までなかったことがいつの間にか 当然のようになったあの日から
貴方を静かに思うようになりました そう、今も貴方のことだけ思ってる

                ・・・ ホテルでひとり ・・・02/ 8/12 作



初めて逢ったはずなのに もうずっと昔から知ってるような
何の躊躇いもなく自然に 言葉を交し身体を寄せ合った二人
遠い昔を思い出していた なのに、思い出せずにいた二人
もうお互いにどれだけの 時間を別々に過ごして来たのだろう

もっと、早く出逢えていたら こんな思いはしないはずだろう
僕の胸がざわざわと揺れ動く 君の胸は切なくなっているのか
それでも二人は遠く離れて ただ、思いだけが先へ進んでる


いつの日かきっと逢える その日を夢見て過ごす日々は
なんとも言えない切なさで 僕の胸の鼓動は激しくなる
今すぐにでも飛んでいけたら 君のその胸で眠りたい
いいさ、いいんだ夢だって 君のことを思えるだけで

心の中に誰も知らない君が いつもいつも微笑んでる
君の暖かい言葉だけでも 僕は幸せな気分になれるんだから
いつもいつもありがとう 僕を優しく見守ってくれて


寂しくなったらいつでもいいと 優しく声をかけてくれる
ただそれだけで僕の心は静かに 君を愛しいと思えるんだ
どれだけの時間が過ぎようとも いつも心の中に君がいる
誰も知らない誰にも言えない  二人だけの秘密のこと

ずっとこのままこうしていたい 誰も傷つけず誰も悲しませず
ささいな出来事でも話したい いつも君に僕は甘えてるんだ
すべて君のほんとの優しさに ありがとうってつぶやいてる

誰も知らない誰にも言えない すべて、僕のひとりごと


                  ・・・ 僕のひとりごと ・・・02/ 8/6 作


☆★☆   夢の中    ☆★☆

今頃、貴方は夢の中
うとうと、眠って夢の中
小さな寝息で夢の中
たくさん夢見ているのでしょうか
愛する彼女を抱いてる夢
愛する彼氏に抱かれる夢
ほんの一瞬夢の中
優しい温もり求めて夢の中
心の奥に閉じ込めた思いを
夢の中だけ少し追いかけて
ふたりの夢は同じなのかな
優しい言葉も夢の中
いつか一緒に見る夢は
ふたりが出逢った頃のこと
ふたりがキスした頃のこと
目覚めた時には忘れてる

02/ 7/30 作



貴方の心が安らぎを求め 私に愛を望むなら
惜しみない愛を心の限り すべて貴方に捧げたい
生きることの喜びを 貴方が教えてくれたから
人を愛する幸せを 貴方が教えてくれたから
今はもう この世にいない貴方だけど
私は今でも 貴方のことを心から愛しているの

突然 この世から去っていってしまった貴方
私には何も知らせずに 遠くへいった貴方だけど
数え切れない思い出を 残してくれた優しい貴方
貴方の嘘や裏切りも すべて許せる心でいたの
だから今日まで貴方のこと こんなにも愛していられたの

冷たい雨が降る夜も 強い風が吹く日でも
貴方は会いに来てくれた あふれる愛をありがとう
泣いてる私に貴方は呟く 俺はおまえが泣くと
一番辛いんだよ と言い乍ら肩を抱き寄せてくれた
そんな貴方はもういないから 私ひとり生きてゆけない

愛を確かめ合う貴方はもういないけど 私ひとりで貴方を思う
そんな私の心の中が 今の貴方に見えますか
最後に会えたあの時に 貴方が言った言葉だけ
今も私のこの胸に 苦しいくらいに残っています
最後に写した貴方の写真 あふれるほどの微笑みを
私に残してくれました

悲しみと淋しさが一度に訪れた 春まだ遠い寒い冬
春になるまでもう少し 貴方も私も待っていたのに
その日が来る前 突然に 姿を消した愛する貴方

             ・・・ 貴方への最後の手紙 ・・・02/ 7/27 作



貴方は、とても優しい人 ………
貴方は、とても思いやりのある人 ………
貴方は、私の大切な人 ………
貴方は、大きな心を持った人 ………
貴方は、人の心の痛みがわかる人 ………
貴方は、愛を求める人 ………
貴方は、恋を求める人 ………
貴方は、明るい元気な人 ………
貴方は、人の悲しみがわかる人 ………
貴方は、人の寂しさがわかる人 ………
貴方は、人の辛さがわかる人 ………
貴方は、暖かい温もりのある人 ………
貴方は、傷ついた心を癒してくれる人 ………
貴方は、愛をくれる人 ………
貴方は、優しさをくれる人 ………
貴方は、大切に想ってくれる人 ………
貴方は、悲しみを忘れさせてくれる人 ………
貴方は、寂しさを埋めてくれる人 ………
貴方は、優しく包み込んでくれる人 ………
貴方は、すべてを受け止めてくれる人 ………
貴方は、無くてはならない人 ………

そして、貴方は ………

                  ・・・ そして貴方は ・・・02/ 7/26 作



貴方の声を聞かせてください  ほんの一瞬でもかまわないから
いつも優しく私の耳元で囁いてくれた 貴方の声
遠い遠いところからでもいいんです
もう一度 貴方の声を聞かせて下さい

愛していると …  もう、夢の中でしか聞けない貴方の声
ずっと忘れていなかった 貴方の優しい澄んだ声
いつもいつも傍にいたのに

ある日突然消えていった  春まだ遠い二月の雪の日
愛したままの私の心 ずっとずっと貴方を追いかけて …
今でも忘れられない 私の心  貴方の声 貴方の笑顔
信じたくないと否定する私の心  だから …  今も愛してる

                                
02/ 7/6 作


by ことみ

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