Meraviglioso!Itary!

-2日目:ナポリ・・・イタリアでもGWシーズン!?-
とうとうローマに!いざイタリア!

目がさめると、既に飛行機はアフガンを越えていました。
朝日が昇って、まもなく朝食がサーブされてきます。
あんまり美味しくはないけれど、パンとヨーグルトをささっと食べる。
食べ終えて一段落したらもう既にイタリア上空です〜。

そして、とうとう、ローマ・フィウミチーノ空港に到着!
今日の降機はタラップからだったので、なんかいい感じだったわ〜!
やってきましたイタリア。

ぶぉんじょるの〜〜〜イタリ〜〜〜!!

これから1週間ちょっとヨロピコ☆

空港で、2人で1万5千円だけ両替して、早速電車でローマ入りします。
到着出口から、エレベータで2Fだったかな?にあがらないといけないので、注意してね。
ガイドブックには地下みたいなことが書いてあるんだけど、地下なんてあるんだろうか?
エアポートエクスプレスは地下鉄じゃないよ。
というわけで、「たしか2Fだったな〜」とつぶやきながら上にあがってすぐ、駅までの通路はたやすく見つかりました。

で、駅ではここからの電車と、ローマテルミニから、ナポリセントラルまでのユーロスターの切符を購入。
初ヨーロッパなので、ちょっと緊張しつつ、1等列車にしてみました〜。

で、電車なんだけど・・・電車っていうか汽車やね。
さすが昔共産主義だっただけある!ちっくな電車がやってきましたの。
ホームの高さが低くて、電車のステップが高い。
スーツケースを持ち上げるのが大変だった。旅行者がいっぱい来るローマで、これはないんじゃないの?(汗)

私たちは喫煙コンパートメント(これは私のわがままで・・・)に陣取りました。
結構混雑してるみたいで、隣にイタリア人の若い女の子が2人と、初老のおじさま1人。
女の子たちにいくつかイタリア語の挨拶を教えてもらった。
Arrivederci(さようなら) の発音がうまく言えなくて何度かやり直しをした私・・・。
なかなかフレンドリーな人がたくさんいるようね!

だがしかし!

「人を見たら、泥棒と思え!」

が合言葉のイタリア。ワタクシ、既にショルダーのファスナーにはダイヤルロックをかけ、完全防犯体制です。
唯一、くらっちのリュックがやや心配である・・・

そうこうしているうちに、ローマ・テルミニ駅到着!

しかし〜、ここ空港線のホームは、在来線?のホームとはかなり離れていて、すみっこのほうにあります。
まっすぐ行くと改札(っていうのか?基本的にイタリアには改札というものが存在しない)に相当するステーション中心部があるのですが、その道のりの最中に、いきなり地下へもぐる、動く歩道があります。

この動く歩道にのって、地下へいってはいけません!

何故って?
その先には、階段しかないからです・・・(爆)

私たちは見事に地下にはいってしまったので、地下からウンショとスーツケースをかついでホームに上がることになってしまいました・・・。

朝日が昇ってきました!
ああ〜とうとうアフガン越えをしてしまったわ・・・
朝食。イマイチだけど食べれないことはない。オムレツとふこふこのスポンジみたいなハム。
このへんはナポリとローマの中間あたりかしら?海岸線が見えます!
降機はタラップからです。
じかにローマの地を踏む瞬間がタマラナイ♪
バスの車内です〜
長いフライトは疲れたわ!
空港から駅まではすぐ近く。
タイミングよく電車がきました!
喫煙コンパートメント確保!
「わぁ!これがイタリアね!」
「どんなところかな〜」
ウキウキなくらっち。
線路に花がいっぱい咲いてる。
ポピーとか、たんぽぽとか・・・
テルミニ駅に到着しました!
髪の毛ジャマだから結わいたままです。ババくさいな・・・
ウキウキでたまらない様子。
このポーズはこの後も続く・・・
うれしくて飛び跳ねるポーズ。
浮いてるよ・・・笑
ユーロスターに乗ったよ♪

ユーロスターのホームも、電光掲示板で確認済み。
その前に、私たちの目に入ったのが、バール。

おお〜イタリアじゃ〜ん。ちょっと駅弁を調達しようよ〜!
コーヒー1杯飲んでいこうよ〜!

と、私たちはバールに入ってなんとかティクアウトで駅弁を購入したのですが。
時間が迫っている・・・やばい!
これは連携プレーをして、片一方が電車に向かい、片一方が何とか食い物を持ち運んだほうがよさそう!
という判断にて、役割分担として、くらちが先に電車にいくことに、私がコーヒーなどを持っていくことになったんだけど〜・・・
・・・ここはイタリア。
日本のように、持ち運びやすいティクアウトなんてできないのでした・・・
袋くれっていっても、ダメって言われるし、ダメでもくれっていいたかったんだけど、もう時間が真剣にヤバイ!!

ワタシの荷物はスーツケースとパニーニの入った紙袋、そしてコーヒー・・・
どうやって運べばいいのじゃ〜!!
しかし、くらっちを呼んでいるひまはない!電車に乗り遅れてはアカン!と、
まずはパニーニをショルダーに押し込み、片手でスーツケース、もう片手でカプチーノ1個、
そして・・・
口にカプチーノのカップをくわえて、走りました・・・。

電車には間に合った。
間に合ったのだ。
間に合ったのだが・・・

ワタシのスーツケースにはコーヒーがこぼれ、手首にまで達して・・・しかも熱い・・・
地獄だったね・・・(涙)

皆様、時間に余裕をもった行動を!!ユーロスターの中にはバールもありまっせ!(爆)

・・・というわけで、一等車のコンパートメントを陣取り、やっとで落ち着けたのです。情けない・・・。

カプチーノは半分近くに減っていました・・・。まっ、無事乗車できてよかった!ってことで。

で、一等車。別に何の事はない普通の車内なのだけど、新聞や雑誌が備え付けられていて、ドリンクサービスもタダです。
かなりいい感じでしたね〜!

車窓からはのどかな風景が広がり・・・

Mari:「ねぇねぇ〜なんか〜”世界のしゃまどから”って感じじゃない?」
くら:「しゃまど!? ・・・しゃそう・・・だよ・・・」

いきなりアホをさらしてしまった私・・・
無理もない。間かんぺーのことを「あいだ・かんぺー」と呼んだのも、私だ・・・。

そんな平和な会話、そして初イタリア料理!なパニーニとカプチーノをゆっくり味わい、
実にのどかで楽しい電車移動でした〜。

ローマからナポリは2時間くらいで到着します!

バールで購入したカプチーノ
量は、かなり少ない・・・
ほっと一息つく私・・・
無事のれてよかった♪
パニーニと半月型のピッツァ?サンドイッチ?を買い込んでいます!
美味しいよ!
このあと車内サービスも来ました
車窓から見た風景はどこまでも田園風景が続く・・・
丘の上がきれい。
空も青いよ!
街が見えてくる。
なんだかすごくカワイイ!
無事、ナポリの中央駅に到着しました。早速電車のお掃除がはじまったよ!(笑)
ナポリを歩く・・・ヴォメロの丘はとってものどかです!

で、めでたくお昼にはナポリへ到着!
長い長いホームを抜けて(1等客車は乗る時近いけど降りるとき遠い)駅を出ました。
ホテルインフォメーションが目の前にあったので、長蛇の列に並び、早速ホテルの空きを聞いてみる。

貧乏旅行の私たちなので、強気で掲示した金額は70ユーロ。(爆)
後で思い返してみれば、結構ムチャな値段かもしれん・・・。

しかし、ホテルは空いていないらしい。ソレントかポンペイならば安くて空きがたくさんあるのでそちらならば紹介できるという。
いい加減移動はめんどくさい。なので再度、料金をUPしてたずねてみるが、まったく空きがないので、夕方4時くらいにまたこちらにホテルのブッキング状況も連絡されるから、再度来るように言われる。

いきなり宿無し、路頭に迷う私たち・・・。

困ったが、とりあえず観光でもして後でまた来ようかと、駅の荷物預かりにスーツケースを預けた。

ただ、問題は、4時になったらホテルが確保されているかどうかが怪しいことである。
今なら何とかなるだろうが、4時ともなって、万一見つからなければえらいことになるだろう・・・。

虎の巻メモを引っ張り出し、公衆電話から、とある電話にダイヤルする。
イタリアの電話は、日本のように直接ダイヤルができない。
たとえばテレカ1つにしても、テレカを購入して、そのテレカに書いてある番号に一旦ダイヤルし、
その後操作方法に従ってダイヤルするのだ。
なので、トールフリーのダイヤルは、ただその番号を押せばよい。

その番号とは・・・

JCBトラベルデスク・ローマ支店。

日本語が通じて、かつ困ったときに非常に頼れる存在のこの番号!
ここで、「私たちナポリにいて、宿が見つからない・・・」と泣きついたのである。

電話に出た佐々木さんの話によると・・・

今の時期は、日本と同じで、イタリーでもゴールデンウィークシーズンだそうだ!
なんと、イタリーでもGWはあったのだ!!
そのGWが、どのようなものを意味するかはわからない。
とりあえず、都市部の人々がバカンスに移動する時期には間違いないのであろう・・・。

とりあえず100ユーロちょっとくらいの宿で、できればナポリ市内か港に近い場所をとリクエストし、
しばらく探してみるので、あとで電話をくれとの事。
安心してJCBにお任せするとして、私たちはそのままメトロとフニコラーレをのりついで、
ヴォメロの丘に向かうことにしました。

ああ〜うれしい・・・いきなり初日から宿なしはつらいでしょ〜!

ナポリのメトロはめっちゃ治安悪そうな匂いがプンプン。
切符を買うときも、駅員さんに、「すりに気をつけて。しっかりかばんを持ってね」とアドバイスされたのですが〜・・・
退廃している地下という感じで、ちょっと恐かったですね〜・・・。
モンテサント駅をおりて、いきなりゲイカップル発見。
なんかダウンタウンな雰囲気プンプンです。まだこの時期はイタリアにビクビクしていたワタクシです。(笑)

で、モンテサント駅を抜けて、フニコラーレ(ケーブルカー)にのるのだけど、
この場所がイマイチわからず、適当な電車にのろうとしたのだが思いとどまって、
イタリア語で「フニコラーレはどこですか?」と聞いたら、全然乗り場が違ってた。
18歳くらいの女の子が照れたように、言葉すくなに走って場所を教えてくれて感動!

Grazie!!

で。
ケーブルカーに乗って上に上がったところで公衆電話が見つかったので、一旦佐々木さんに電話。
なんと、この日は相当混雑しているようで、100ユーロちょいでは宿が見つからないとの事。
とりあえず上限200ユーロまでで、万一見つからなかったら宿確保優先でというリクエストを出して、また後で電話をかけることになった。
この状態では、4時に駅に戻ってきたとしても、ヤバイ状態だったであろう・・・。

とりあえず町を徘徊してみることにした。
ガイドブックもろくすっぽ読まずになんとなくフラフラとたどりついたヴォメロの丘・・・
なぜか丘というか・・・下り坂になっている様子。

丘っていうからには見晴らしがいいんでないかい?と思っていた私だが、どうもこのあたり一帯をヴォメロの丘というだけで、別に見晴らしがいいというわけではないようだ・・・。(ここでもかなりいい加減)

私たちが甘かった、と反省して、やっとでガイドブックを開く。
ふむ。どうも見晴らしがいい場所はそれなりの場所であるらしい・・・。

近くに、サン・マルティーノ僧院という場所があるらしいので、ちょっと観光がてら地図を片手に寄ることにしてみた。
街はとってもヨーロピアン。
これが、ヨーロッパなのね!と、そのときは感動したものである。
JUNは、「ナポリはアジアだ」といってたけど・・・十分すんごくヨーロピアンなんだけど???と疑問に思いながら・・・。
庶民の町らしく、そこかしこに洗濯物やバイクがある。路上駐車がすごい。
車はバコバコにバンパーが凹んでいる。
こっちの人は、ギュウギュウに駐車して、出るときはバンパーで周囲の車を押しのけて出るようだ・・・。

アルファロメオとフィアットがめっちゃ多かった。
また、ホンダも隠れた人気があるようだ。

モンテサント駅を降りた場所はすっかりダウンタウン。
さて、フニコラーレに乗って上に向かいます!
ここがフニコラーレモンテサント線の駅です。
到着しました。
このあたりがいきなりヴォメロの丘なんだけど・・・?
あれ・・・丘というからには見晴らしがいいんじゃないの?
なぜかいきなり下り坂・・・
ナポリを見渡せるのではなかったのだろうか・・・
とりあえずやっとで地図を開いて街中を歩いてみる
ヨーロピアンで素敵な風景!
・・・とこのときは思ったものだ。
サン・マルティーノ僧院からの絶景は素敵!

あるいていくと、いきなり視界が開けた!
箱庭のような、かわいい町並みが一気に見渡せる。

ヴォメロの丘に建つ僧院からの素敵な景色は、本当にたまらなく可愛かったわ!
シェスタの時間・・・カップルたちが塀の上でのんびりと過ごしていてほのぼの〜。
ミュージアムショップを経て、僧院を見学してきました〜!

この僧院は、ナポリの歴史や文化などを、ひとまとめにまとめた歴史風俗博物館としての機能を備えている。
バロック様式の美しい装飾に目を奪われ、深い井戸を覗き、なおも進んでいくと
素敵なテラスにガーデンが!
そこは絶景ポイント!

ここイタリアでも、日本とおなじように修学旅行シーズンのようで
中学生くらいとおぼしき子供たちがたのしそうにはしゃいでいました〜

この僧院の博物館は、結構興味深いものが多くあり、飾られている絵もまた生活に密着していて、見ていて飽きないです。
さほど広くなくて、のんびり回ることができるので、結構お勧めかな?
なんたって、キレイな海の景色が見えるし!!

こうして、ナポリの町や海を見下ろしてみると、やっとで「南イタリアにきた!」って感慨が胸いっぱいになって
なんともシアワセな気持ちになれるのでした〜!

スーベニアショップで、カワイイ絵葉書も見つけて、なかなかご機嫌!

縮小してしまうとわからないんだけど・・・ホント箱庭みたいに綺麗なの!
到着記念に1枚♪
階段を降りていけます。
カップルたちが午後のシェスタを満喫していたわ〜
ヴェスヴィオ火山が遠くに。
そして 海が見えるよ!
ここが、サン・マルティーノ僧院
天井絵に圧倒されて感激!
本当に綺麗です!

僧院を抜けるとそこは絶景ポイントが!サンタルチア港が見えるよ!

この海の先に、あれほど夢にまで見たカプリ島が・・・
気持ちの良い天気!
なんだかシアワセ!
この先に見えるのがサンタルチア港!サンタ〜ル〜チ〜ア〜♪
こちらはメルジェリーナ港の方向です!こちらはぷち田舎?
白亜の見晴台から見下ろすナポリの街は素敵です!
綺麗!ゴージャス!
可愛らしい天井画がいっぱいありました!
白亜の回廊。
これだけでもう、ロマンチ〜ック!
ここは礼拝堂・・・
とっても雄大な光景でした!
ちょっとお茶をして、ホテルへ移動しました

やっぱいいね〜南イタリア!

そう、何度も言葉にして、もときた道を歩き出します。
公衆電話を見つけたので、ちょっと遅くなったけど、再度電話をかけると、宿が抑えられているそう。
エス・ティー・エー・・・ S・T・A・R・H・O・T・E・L・T・E・R・M・I・N・U・S・・・

あっ、このホテルだわ〜。
持参のガイドブックに載っている住所と同じなのを確認。
うわ〜4つ☆だ。160EUR? 贅沢ね〜(笑)

今夜の宿、ようやく決定。ナポリ中央駅前の、スターホテルテルミナスです。
宿無しにならなくて済んでよかった!!

安心したので、下界に下りる前に、ちょっと近くのバールに入りました。

バールというのは、イタリアの界隈、そこかしこにある立ち飲みコーヒーやさん。
お店にはお酒もコーヒーもジェラートやデニッシュなんかの軽食もあって、
小さいお菓子も売ってれば、ちょっとした日用品も売っている。そして宝くじもやってる。
そんな田舎のよろずやさんといったお店なのです。

そこは、立ち飲みのお店だったのだけど、目の前でおいしそうなチョコシェイクが回ってたので、くらっちはチョコシェイクを。
私は、いわゆるスタバの「フラッペチーノ」が飲みたかったのだけど、
「冷たいコーヒー。氷をシャーベット状にして・・・シロップをたらすの」(英語で)
伝わったらしい!なんと、ナポリでフラッペチーノを飲めるとは!万歳!

しかし、出てきたのは・・・

たしかに、シャーベット状の冷たいコーヒーで、かつシロップがたらしてあるようだ・・・。
しかし、これは・・・
酒である様子・・・(爆)

甘くて苦くて、そして酒の味がする・・・しかも濃い・・・。
やはり冒険は失敗であった。まずかった。(爆)

しかし〜。

こうやって適当な旅をするのもよければ、適当なものが出されるのも、また楽しい!
ああ、日本に初めてきた外人さん・・・
京都のお茶屋さんで、こんぶ茶や桜茶を出されたらきっとこんなワタシのような気分を味わえたわね。 (爆)

まずかったんだけど、デニッシュはめっちゃサクサクしていて美味しかったです。
甘さもくどくなかったし!
でも、この「あやしげフラぺチーノ」では、デニッシュを食べにくい・・・

お兄さんが水を飲んでいた。ガッサータとナチュラータをミックスしてた。
「ねぇそれってお水?」

・・・お兄さんは、にっこり笑ってわたしたちの前に、ガッサータの水をそっと置いてくれました。
うれしいな〜。

満足してバールを出て、フニコラーレで下界に降りました。
地下鉄の駅は急な階段。
そして、エスカレータも壊れてたし・・・やっぱナポリのメトロは、ちと恐いですね〜!

フローズンコーヒー?と
チョコシェイク
デニッシュも食べてみた〜
香ばしくて美味しいわ〜!
地下鉄の駅の階段はめっちゃ深くてしかも急なのだ!
STAR HOTEL TERMINUS ☆☆☆☆

さて、夕方早速駅に戻り、駅の荷物預かりにあずけておいたスーツケースを無事引き上げる。
なんかナポリの荷物預かりは終了時間が早いようで、18時すぎ、既に店じまいの気配があったので、早めに引き上げてくださいね〜。

・・・で、ホテルなんだけど。

なんと、荷物預かりから、150mも離れていないところにホテルがありました・・・!
っていっても、大きな通り(横断歩道がない!)を渡らなければいけなかったのだけどね〜。
げげ〜ん。この近さじゃ〜飛び込みでいっても入れたジャン!
で、見た目はステーションホテルそのものなのだけど、やっぱり4つ星らしく、ある程度格がありました。
ナポリ中央駅付近はあまり治安もよくないときいていたので、駅前ホテルは敬遠してたのだけど、
結局港が近いよりは、駅前のほうが断然楽かも?特にスーツケースツーリスタとしては。

初日、いきなり初イタリア、初宿飛び込みを心配していたの。
いきなりとんでもない部屋にあたることはある程度覚悟してたけど、
やっぱ初めての異国宿泊に、あまりにも・・・なホテルでは心細いし・・・そういう意味でこぎれいなこのホテルは私たちをココロから安心させて、くつろがせてくれる空間でした!!

部屋はまぁまぁの広さで、ベッドはヨーロピアンサイズで小さいけど、こぎれいで機能的な部屋だったので満足!
160ユーロっていったら2万円で千円ちょいおつりが来るくらいですね。まぁ合格!

従業員の方も感じがよくて、なかなか満足した私たちです。

昨日は機内泊で、お風呂に入れなかったため、ここで交互に入浴〜。
水の出も悪くないよ!
長旅のほこりを洗い流せて、ようやくすっきりです〜!

というわけで、今日の夕飯場所を会議!

ツインのお部屋です。
ヨーロッパサイズは小さいのよ〜
洗面台は清潔でこぢんまりしています〜
アメニティは質素。
シャンプー、ボディソープ、ローション、ソープ、バスキャップのみ
バスタブは大きかったよ!
お湯の出も良かったです。
デスクはごく普通。
TVで料金確認できるみたい?
ミニバーも普通。
この後のホテルでもだいたいこんな内容でしたね〜・・・
ホテルのインフォメーションです
とりあえずくつろいでみる私
ナポリ名物・・・ピッツァ・マルゲリータ

今日はナポリ料理を求めて街に繰り出します・・・

中央駅の、ホテルの向かいがわに結構リストランテやバールが多いようだったので、ふらふらとそっち方面に。
このあたりは治安が悪いと言われてるので、あまりじろじろ見てないのだけど、
黒人系の方が多くて、またかなり庶民的でビクビクしていました。はは。

ふらふらと路地を覗きながら大通りを進み、とある路地の先によさげなリストランテ発見。
BERGANTINOというリストランテのようです〜。結構気軽な感じ。
メニューをみてウンウンうなっていたら、すべてのメニューが載っているわけではないけれど、
日本語で説明されているメニューを追加で持ってきてくれてラッキー。

ナポリは港町。そして、ピッツァ・マルゲリータ発祥の地!
モッツァレラが美味いはず!

というわけで、私たちのセレクトしたのは、モッツァレラの生ハム添え、ナポリ風前菜、スパゲティボンゴレロッソにマルゲリータ。
ロッソというのはトマトが入ってるかどうかというもので、普通のボンゴレもありました。
ワインが安いのでびっくり。
モッツァレラを写真で撮影してたら、トイレからもどってきた女性が、私たちを見て「こんにちわ」といって横のテーブルに座ったの。
彼女は大阪のマダムで、イタリアにはまりまくっている様子・・・。
かなりのリピーターさんで、女一人旅。なぜか横のテーブル同士で少し話しが弾んだので、彼女もこちらのほうに混ざって、一緒にお食事をともにすることになりました。

彼女はイタリア北部の味が好きなようで、ナポリの味は「粉が苦手」ということで・・・ピッツァやパスタをあまり食べない。
おいしいのにな〜・・・と、そのときは思ったものだ。
(しかし、旅を振り返った今、彼女の気持ちはわからんでもない自分がいる)
料理は、普通に美味しかった。
やっぱナポリのイタリアンは、今まで日本人が普通にイタリアンだって思っているような味付けのものが中心ですね。
イタリアーン!って思ってイタリアに行くなら、まずナポリかも。
あと、モッツァレラがふこふこのスポンジのように巨大で、さっぱりしてて・・・こんな巨大なの見たの初めて。
なんかチーズって感じがしませんでしたわ〜。
生ハムは可もなく不可もない。(日本からしたらスゴイけど)

マダムは今日カプリ島から帰ってきたそうで、青の洞窟の話をしてくれた。
「暑いから、帽子はちゃんと被ってってね。それから水1本持っていくといいわ」
そんなに暑いのか〜カプリ・・・

彼女も、ナポリの宿探しにはかなり苦労したらしい。駅でも断られて、自力でこのリストランテの周辺の宿に飛び込みで入ったそう。
しかしシャワーが温水ためこみ式?のため、すぐ水に変わってしまうので過酷だそうだ・・・。
ローマではもっと宿事情がいいから安心して!という言葉に、私たちは安堵の気持ちを覚える。
けど、こういう風に女1人でも何度もリピータできるイタリア・・・
女心のツボにはまる国であるという確信が、ワタシの中にふつふつと湧き上がってきたことはいうまでもない・・・。

お食事も少しずつシェアして、実に楽しい時間が過ごせました。
あ、マダムのタバコは私と同じ銘柄だったので、親近感だったわ〜!

このリストランテの従業員の皆さんもとっても感じが良くて、大変楽しかったです!

まだ見ぬカプリ島に思いをはせて。。。気持ちは既に青とレモンの島、カプリ島にトリップしつつ・・・
レモンまるごとのソルベをデザートに戴きました。満足。

旅は道連れ、世は情け・・・

今日のレストランは中央駅から歩いて3分のBERGANTINOに行きました!
ハウスワインが安いのよね〜
どこも3EURとかそんな値段!
モツァレラの生ハム添え
ナポリ風前菜の盛り合わせ
スパゲティペスカトーレ
スパゲティボンゴレロッソ
ナポリ名物マルゲリータは半分にカットされて2つのお皿で来ましたよ!
レストランの風景です。
地元っぽい人が多かったなぁ
メレンゲのケーキ
甘いけど、メレンゲがフワフワです
レモンのソルベ。
まるごとレモンをくりぬいてシャーベットが詰まっています〜
丸い天井がカワイイでしょう?
レストランの従業員の皆さんと一緒にチーズ♪
居心地いいホテルだったよ!

リストランテのシェフが、「このあたり治安が悪いから、かばんに気をつけてね」と、またもアドバイス。
本当にここは治安が悪そうね〜・・・
しかし、マダムの宿泊ホテルはもっと悪い様子だった・・・。

ホテルまで、歩いてすぐなのでよかったけど、別の地域に泊まってる人がわざわざ来る場所ではありませんな。ナポリ中央駅。

今日は久々にベッドでゆっくり寝ることができます。
明日はナポリ観光のあと、カプリ入りすることにしませう。 それでは、ぼなせ〜ら。

今日のホテル
「STAR HOTEL TERMINUS」
一応4つ☆らしいです。

回転ドアは自動です。
「閉じ込められちゃった!」
ロビーのソファに座って一休み
部屋の窓から見た風景。
駅前のロータリーが一望できますよ!