朝は適当な時間？8時くらい？に起床して、朝食を食べにいきました。
いちばん上のフロアがレストランになっています。

期待してなかったんだけど、ここの朝食はバフェ。
かな〜りいろいろな食べ物が並んでいてGood！
さすが４つ☆ホテル・・・高い金を払っただけある。････高いのか？(爆)

で、バフェにはハムの種類が多いのね〜。
出発前に、「イタリアの生ハムを味わい尽くしたいわ〜ん！」とほざいていた私に、
イタリアの生ハムは、漬物のような感覚で、土地ごとにいろいろある、日常の保存食・・・と
かなぞさんが教えてくれたんだけど、その通りです。
パンはハードタイプのブレッドで、あまり味気がなくて、粉の味が味わい深いですな・・・。

好きなコーヒーをオーダーできるので、まずはカプチーノ！
出てきたカプチーノは、泡がフワフワしてて、ココアパウダー？がかけてあって
まろやかな味がしました〜！

フルーツはコンポート各種を戴いたのだけど、ここで特筆すべきは洋ナシのコンポート！

日本で食べる味じゃない。すっぱいのです！
ただ普通にすっぱいというのではなく、なんていうかね〜
ソーダーのようにプチプチはじける、洋ナシの果実の繊維の間からはじけるスッパさで、
甘いシロップとあわさって、実に美味しい！ハマりそう・・・。満足！

さて、これからナポリの港を散策して、そのままカプリへ向かいます。

いろいろ考えたのだけど、船にのっていくのに、大きなスーツケースはジャマだなぁ・・・と思った私たち。
スーツケース1個にまとめて、1個ホテルにおいとくか？
という話も出たのだけど・・・なんだか行動も制限されるし、不便そうだし・・・
しかし、くらっちは大きなディバッグ、私は機内持込のために、1泊の国内旅行だったらヨユーの、中型の軽いトートバッグを持ってきていたので、その中に最低限の荷物だけを詰め込んで、スーツケースをそのままホテルに預けて出発することにしたんです。
どうせナポリの駅には必ず戻ってくるし！
ホテルは駅のどまん前だし！＾＾

フロントで聞いたら、ワンデイトリップならよくあるけど、2泊3日は確認しないとわからないって言われてて、
チェックアウトのとき、もう一度お願いしたら、快くＯＫをもらえました。
大きなクロークに移動させ、、、ただ、預かり伝票も何ももらえなかったのだけが不安なのだけど・・・
思い切って、いっちょ預けてみることにしました。
2日後に戻るね！と言い残して・・・。

・・・ちなみにチェックアウトは、せっかくＪＣＢにお世話になったというのに、アメックスを利用した私・・・悪魔だろうか？(汗)

目の前に駅があるのだけど、電車ではサンタルチア港に行きづらい様子。
なので、タクシーを利用。イタリアのタクシーは信用ならんと聞いていたのでタクシーは敬遠したかったのだけど・・・
いくらくらい？と聞いたら、10ユーロくらいというので、ふむ・・・じゃメータ倒してもらおうということで乗車。
しかし、乗り込んだ後に、メータを倒さず10ユーロで行くというので、憤慨して怒った私たち。
しかし怒っても怒ってもらちがあかんので、「メータ！！メータ倒してちょうだいよね！わかってんの？いい加減にしなさいよこのボケッ！」とキレて日本語で言い切った挙句、彼はメータをしぶしぶ倒した・・・。
しかし、「10ユーロだよ、10ユーロだよ」と、くどいほどウルサイ。
ナポリの町並みは結構楽しい。
しかし、ずっと押し問答が続いていたので、町並みを楽しむ余裕がなくなりつつあった私たち・・・。
「あかんわ、、、もうとりあえずメータは倒したから、降りるときメータ分だけ押し付けてそれで良しとしよう。せっかくの旅だから気分を取り戻さないと・・・」とくらっちと語り合い、やっとで町並みを見る余裕ができた私たちです・・・。
そして、サンタルチア港に到着。
メータが、7.3ユーロくらいだったので、10ユーロを渡した。
しかし、私はにっこり笑いながら、降りませんでした。(笑)

「10ユーロ？ぼくにくれるんでしょ？」
「なにいってるの？お釣は？お・つ・り♪　Twe Euro。　ちょうだい♪」（満面の笑顔で手を差し出す）
「僕に10ユーロくれるんじゃないの？」
「Twe Euro♪」（メータを指差しながら、ますます笑顔で手を差し出す）
「ないよ」
「えっ？！　・・・Twe Euro♪」（目だけ、笑わずに満面の笑顔で手を差し出す）

彼は観念した。
2ユーロを差し出した。

「うふっ。どうもありがとう♪　端数はあげるわ〜！　じゃ〜ね♪　Grazie♪ Arrivederci♪」

押し問答はむかついたけど、お別れはさわやかで満足です。（ほのぼの〜）
皆さん。むかついたら日本語で怒りましょう！

大和撫子をなめたらあかんがな！

目の前にあるのは卵城。
ヌォーボ城ともいいます。

この卵城、建設するときの基礎に、卵を使ったことから、この名前がついているそう。
この卵が割れるとき、ナポリも崩壊するだろう・・・という言い伝えから（とっくに割れてるだろ・・・）、卵城と呼ばれるようになりました。
そして、城の手前にあるのが、サンタルチア港・・・。
カンツォーネのテーマにもなった、美しい港です。

ナポリを見て死ね！

という言葉もあるくらいに・・・
（ちなみに私はまだ死んでいませんが、ワタシのカメラは、存分にナポリを見て死にました。チーン）

さて、サンタルチア港ののどかな風景を堪能したあと、いよいよ卵城へ向かいます。
気分は既に「たまご姫」。
ちなみに、ワタクシの20代前半・・・一部の方々につけられたニックネームは、
「たまごちゃん」「たまご姫」「白いカリメロ」
でした。とほほ。

さて、今日はあまり天気がよろしくありません。
半袖でも大丈夫かな？と思ってたのだけど、すっかりカーデガンの手放せない寒さ・・・
風も強くて、やや不安・・・こんなんだったら皮ジャケもってこればよかったなぁ・・・

で、このお城。
入場料無料ですがな。くふっ。
なんだかオトク気分で、てくてく中に入っていきました。

なんかよくわからんけど、ナポリの歴史？卵城の歴史？みたいな部屋があったので、
ラテンなおっさんの手招きにおびきよせられるように入った。
そこは、城の地下室をそのまま博物館の展示室のように仕立てたもので、
中はひんや〜り寒かった。所々にオイルヒータが置いてあった。
ここの中はすごく天井が高く、一番奥に高い窓がついている。
その窓には長い階段が続いており、ちょっと登ってみたい気持ちになったのだけど、ステップの高さが40センチくらいあったのかなぁ？
めっちゃ高いの。

まさか、古代ナポリ人はそこまで足が長いのか！？

登るのは断念した。

その後、また道に戻り、上を目指そうとしたら、またも横穴発見。
そこにもいた、ラテンなオッサン。手招きしてるぞ。

奥にはエレベータが２基あった。
「ここが順路なの？これに乗るの？上にいけるの？」（と、またも日本語で）
彼は深くうなずいた・・・日本語がわかるのか？

・・・っていうかワタシのジェスチャーは言いたいことをすべて代弁しているだけであろう。

素直に上に上ってみた。
おお、一気に上に上がれたようだ・・・。

（続きはまたあした。執筆は続く・・・）

砲台がいっぱいあって、そこかしこの対岸の街を狙っていた。コワッ。
雨が降るがなかなか楽しめる。タダだしね〜(爆)
断崖絶壁の景色は壮観！
はとがいっぱいいたよ〜

憧れのサンタルチア港・・・
憧れのサンタルチアでカンツォーネ・・・

満足・・・

歩いて港にいこうとしたら、かわいいレストランがありました。
ちょっと小腹もすいたので、ランチを食べに行ってみました〜！

後でわかったのですが、このレストラン結構格がお高かったわ・・・
まぁナポリだから、たかが知れてるけど・・・

派手な花飾りのいっぱいついた、ミラノにいそうなマダ〜ムたちがお食事してましたわ・・・
でも、お味はまぁまぁよろしかったです！

レストランで食事をしてる間、外は豪雨・・・

王宮なんかを見てるうちに港へ着いたよ！
港を歩くのは楽しいけど、風がスゴイ・・・

船にのろうとしたら日本人のおねいさんが切符を買ってたので、
ついでに私たちも同じ船に乗ってみました。
たしか10ユーロくらいでしたね〜
出港まで40分ほど時間があるので、バールで一休み。
エスプレッソを飲みたかったのに、なぜかカプチーノとお願いしてしまって、出されて「アリ？」

・・・私ってぼけてる？

なにはともあれ、早速乗船だ！ちっこい船や・・・・海は大シケ・・・・

案の定、波は荒れてるし、かなりふりまわされた。疲れた。
とうとうカプリについた。
キレイな海や・・・・

フニコラーレで上にのぼる。

夢のような景色が広がってくる・・・
金もちだらけや・・・ 今日はレジーナクリスティーナに泊まる。

カプリは宿がとりにくそうだったので、ここだけ事前に予約をしていきました。
でも、1泊170EURほどしたというのに・・・
一応４つ☆ホテルなんだけど・・・
う〜む・・・・・質素や・・・・質素すぎる・・・リゾート地なのに少し寂しい・・・

やはり、事前手配はだめです！(爆)
どうしてもっていうならば、ラ・パルマあたりが手配しやすくカワイイのでお勧め！

カプリ島はめっちゃカワイイ！
おとぎの国に迷い込んだみたい。
夢の世界で、素敵な街を散歩してるっていったら、ここカプリが一番しっくりくる。
きらびやかで、のどかで、ゴージャスで、素敵なものにあふれてて、おいしそうなジェラート屋さんの焼きたてワッフルコーンの匂いが漂ってきて・・・

カプリに行った人ならきっとほぼ全員、このジェラート屋でジェラートをたべずにはいられないに違いない。
それほど誘惑に負けるジェラート屋だった・・・

本当に夢のように素敵な街でした・・・

でも、お金持ちばかりです。(爆)

カサノヴァのパスタ攻め

疲れ果てて寝る・・・
その前にお風呂のお湯が・・・・・・・・・・・・・・・・・明日は部屋をかわろう・・・・