マレー鉄道に憧れて - Pulau Pinang -

-2日目:あこがれのE&Oホテルへ!A Return to Elegance-
穏やかな朝の風景・・・

朝は気持ちのいい風がふく穏やかな晴天。
このローンパインホテルは、とても静かで落ち着いている。
隣のホテル(シャングリ・ラ)のビーチは、スタッフや物売りなんかがかなりたむろってにぎやかしいのだけど、ここローンパインは本当に静か。微笑みあうゲストたち、そして馬をひくスタッフたち。それだけしか、ここにはいない。
海岸にはぽつぽつと松林が点在していて、その姿はまさに、Lone Pine だ。
本当に穏やかで、ゆっくりとした時間の流れるガーデンだ、ここは。

部屋に届いていたメッセージに、「海岸のジェリーフィッシュたちに注意して」とあったので、
もしかしたらすっごくたくさんのジェリーフィッシュたちが見れたのかもしれない。
でも、ペナンの海はあまりキレイじゃないので、水場までたどりつくことなく、砂浜などを散歩してきた。
今思えばちょっと探してみてもよかったなぁ・・・。

砂は白くて粒子が粗く、
そして、その中には、小さなまつぼっくりと、松葉がひらふわと散っている。
歩くたびに、まつぼっくりと砂がかすれた音を発して、波の音に消されていく・・・
なんだか、古きよき時代のリゾートって、こんな場所なんだろうな〜と思わずにいられない、
そんなやさしい時間の保たれた素朴な海辺の庭だった。

ちなみに、この馬は、ホテルのアクティビティのひとつで、有料で乗れる。45分単位だった気がする。
値段は忘れたけど20ドルはしないはずだ。

松林を見上げると綿菓子みたいな雲と青空が〜
誰もいなくて穏やかな森と海の風景・・・
森の中には日よけエリアがいくつか点在しています
プライベートビーチは周辺のホテルと違って、静かです!
肩を寄せ合う
ムスリムのカップル
馬も歩いてます。
この馬にも乗れるんだよ!
小さな松ぼっくりと
海岸の白砂
まだ朝が早くてプールには誰もいませんでした
ローンパインの朝食

散歩のあとは、すぐ近くにあるプールサイドのレストランへ。
ここはテラス席と、屋内席に分かれていて、涼しい屋内の角の席を陣取ってみた。

卵料理はオーダーで、オムレツを焼いてもらい、そしてブッフェでいろいろなおかずをチョイス。
マレー料理のプレートは、ピリッと辛くて海の味がして、なかなか美味しかったヨ〜
ジュースはいかにもパックのものですってかんじで、かなりいけてなかったけど・・・
ゲストたちは、なかなか多国籍。華僑系もいればヨーロピアンもいる。イタリアからと思われる家族はとっても美男美女の若い夫婦が混じってて、注目してウォッチングしちゃった。
旦那の腕には、あやしげなタトゥが・・・
「幸運」って書いてあるんだけど〜
どう見ても漢字が変。象形文字のようなあやしげな漢字だ・・・
ああいう漢字系は華僑のタトゥ屋で書いてもらわないと・・・(汗)
あやしげな「幸運」じゃ、Happyも逃げていくかもしれんぞ・・・
あのタトゥが、インスタントであることを切に祈る・・・。

お部屋に戻って荷物のパッキング。
ワタシの荷物は、小型のソフトケースに1/3も中身が入ってなくて、簡単にパッキングが終了した。
その後、のんびりバルコニーで喫煙タイム。それにしてもこのホテルのお部屋、角部屋で2方向に窓が開け
海が良く眺められるのだけど、すごく風の通りが良くて素敵だったわ〜!
窓を全開にしてのどかに眺めた海はとっても優しくて、癒されるわ〜!

っていうか、このパッキング中。いきなりホテル棟のブレーカーが落ちたみたいで、
電源が入らなくなってビックリ。
でも、表に出ると早速修理のお兄ちゃんが屋根に登って修理してくれてて、手際のよさに感激!

いや〜のどかでいいホテルだったわ。チェックアウトものんびりできたし!アットホームな雰囲気でよいです!
これから私たちはペナンのフルーツファームに行こうと、ホテルで相談してみました。
10RMで、各ホテルからピックアップしてくれるバンが周回しているそうなのだけど、次のピックアップは13:50だそう。
2時間近く待てないよ〜、ということで、贅沢にもタクシーをチャーターして、のんびり向かうことにしました。
スーツケースをトランクに入れておいて、そのまま次のホテルに移動できるので、少し高かったけど、結果的には楽でよかったかも!?

私たちの泊まった部屋。
2Fの部屋でした!
グァバ、パイナップル、オレンジのジュースサーバ
フルーツやシリアル各種
コールドハムやチーズ等もあります
パンは保温ケースに入っていて、頻繁に補充されてた

Lone Pine Hotel

97 Batu Ferringi Penang

Tel : 04-8811511
Fax : 04-8811282

フレンチトーストが美味しい〜
朝から食べまくり〜
で、地元料理もいろいろあるのだけど、これが一番美味しいかな?
オムレツを頼んで焼いてもらったよ〜
フルーツファームへ行く途中の景色

バツー・フェリンギよりも北にいくのは初めて。
のどかな町並みは、住居も密集していなくて、道のりの間にいくつものホテルが点在している。
海岸沿いの、くねくねと曲がるカーブを這うようにして、手馴れた運転でタクシーが走っていく。
彼は、フルーツパークのパンフレットを手わたし、いろいろなことを教えてくれた。日本語もうまくて、おもろくてのりのいいお兄ちゃんだった。

海から外れて、いきなり小高い丘が見える。
まだ新しい、錆びたような黄土色の小高い丘・・・これって?!

カーブを抜けて上に上がると、一面に緑の山々と、そして深い、濃密なエメラルドブルーの水面が広がっている。
やっぱり、これはダムだわ!!
ダムのほとりに車を止める。兄ちゃんは、このダムは穏やかだから、カヌーで遊ぶ人がたくさんいるって教えてくれた。
昔は波の穏やかなビーチ。そして、今はこのダムが、カヌーのメッカだそうだ。
あれ?カヌーじゃなくてカヤックだっけ?
私はウォータースポーツに疎いので、まぁどっちでもいいのだが・・・

ダムの水面からすぐ先に、海が見えている。不思議な光景。
ダムの水面からすぐ先には山しかないダムしか見たことのなかった私にとって、微妙な衝撃であったことは否めない・・・。

(一瞬頭をよぎった言葉「ウォーターフォールモデル」・・・。なぜリゾートにきてまで仕事が連想されるのか!?
 これは、電脳系の職業を持つ人なら常識である、システム開発の代表的な手法の1つだ・・・
 ちなみに私は「スパイラルモデル」を扱うことが多いが・・・)

タクシーはダムを越え、くねくねとした山道を登っていく。
うっそうとした熱帯雨林のジャングル。そこかしこに熱帯のゴムをはじめ、熱帯果実がかすかに見え隠れして、実に神秘的な森の表情を覗かせる。
小さな掘っ立て小屋が見える。ドリアン屋だ。
たくさんのドリアンが山盛りに盛られ、何人かの現地人が集っている。
「あれがドリアン」
彼が指差した先にはドリアンが実っている。
他にもランブータンやパパイヤなんかが実にいっぱい。
マレーシアの大地って豊かなのよね・・・ホント。

なんと、ペナンにもダムが!
かなり大きい!雄大な景色!
ダムの向こうに海が見え隠れして・・・キレイ!
Tropical Fruit Farmでおいしいお勉強!

トロピカルフルーツファームに到着。フルーツが籠に山盛りになった市場のような店内の隅に、小さなカウンターがある。
ここで、ひとり20RM払うと、大きなむぎわら帽子が手渡された。
悠海タンと一緒に帽子を深くかぶる。それにしても、さすが晴れ女パワー全開の悠海タンがいるとスゴイ。
空は照りつけるような晴天。青空がまぶしいくらいだ。
胸に小さなツアーのシールを張られて、半券を受け取ると、すぐに乗れ!と、せかされつつ、バンに乗せられる。

グワングワンと揺れ、バンは急な上り坂を力強く上っていく。振り落とされそうな勢いで、前の席のシートにしっかりしがみついた。
「こんな激しい運転じゃ、酔わない人でも酔っちゃうよね〜!」
いったいどこまで上るのか不安に思っていたら、すぐに丘の上に到着し、あっさりとすぐにバンが停車した。
先ほど眺めたダムを見下ろし、海が眺められる。
「キレ〜イ!」
ここが山の上だということを実感する。

高床式の展望台のような建物のある丘の上に降ろされて、最初に目にした果樹は、椰子の実とバナナ。
注意深く周囲を見渡すと、あちこちの果樹に、小さな実がたくさん見え隠れしている。
マレーシア人のツアーガイドが先頭にたち、歩きながら英語で果樹の説明をしてくれた。
低木が立ち並び、その木の枝先、そして根元などに、たくさんの果実が見える。
果実によっては、新聞紙の袋で注意深くくるみ、大切に育てられている果実も・・・。

びっくりしたのは、やっぱり青い、まだ若い実のマンゴスチン。
私の大好きなマンゴスチン・・・あんな鮮やかなざくろ色をしたあの果物の女王も、こんな小さい頃は何だかもわからないような緑の小さなプラムのような外観をしているのね!
なんだか衝撃を受けたわ・・・。

それにしても、このきらめくような太陽の日差しをさんさんと浴びて、
じんわりと大地の息吹が肌に染みとおるような力強い土に育まれ、
濡れそぼったような濃厚な潤いをたたえた、肉厚の葉に囲まれたマレーシアの果物たち。
あの、鮮やかな色、そして濃密な味は、こんな大自然がこっくりと時間をかけて熟成させて実った恵みの果実なのね!と、改めて実感しました・・・。こんな力強い大地で育った果物、だからこそ美味しいわけよね!!うんうん!

何気なく、パサールの籠の中、あるいはホテルのダイニングテーブルに添えられた熱帯果実たち。
こんな風に果実が実り、育まれていく過程をのんびり散歩しながら眺めるのは、とても楽しかった!

途中で、たわわに実った食べごろの果実を、何気に手づかみでもぎとり、ポケットの小さなナイフで果実を削いで手渡してくれたりもするの。不思議な色の鮮やかなドラゴンフルーツや小さなロンガン。
太陽の味ってこんな感じ?
熱い太陽の照りつける下の果実は、冷えてはいないけど、じんわりとエネルギーを放つような、こっくりと優しい味がしました!!

ツアーに参加する人々は次々と増え、本当にあっちこっちの国の人が集まってた。日本人は私たちだけだったんじゃないかなぁ?のんびり熱帯果実の木々の間を歩きながら下に降りていったけど、なかなか楽しかったわ!

で、下山?したあとはチケットの半券を引換券に、フルーツ山盛りのプレートを1人1皿。
このプレートには、各種フルーツが食べやすくカットされて、盛り付けられていて、
すぐ脇にあるオープンエアのテーブルで食べることができるの。

ゲストたちの食べ残しが周辺に落ちてしまうためか、ちょっと蟻が多いので、離れたテーブルのほうがいいかもね・・・

このフルーツプレート、ジャックフルーツやマンゴ、パイナップル、パパイヤ、メロン、スイカなどなど、各種フルーツが盛り合わせてあって、特にジャックフルーツとマンゴがすっごく美味しい!
私ジャックフルーツ、あまり好きではなかったのだけど、ほんと新鮮なジャックフルーツは美味しいよ〜
マンゴなんてとろけそうな甘さの果汁があふれてジューシーで最高!
一人1皿だけど、かなりの量があるので、食べ放題も同じってかんじかも?本当に嫌になるくらい食べたよ!
ただ、悠海タンは好物のドリアンが入っていないのが、かなり残念そうだった・・・(笑)

と、悠海タンがちょっとお手洗いに立った時。
いきなり陽気なスタッフが私の目の前にやってくるではないか?!
「シャシン、シャシン!ドリアン!」
おおっ!?なんと、彼の手には巨大なドリアンが!
どうやら、彼はこのドリアンの写真を撮影させてくれるようです!(笑)

「ワタシ、タクシードライバーノ、トモダチネ!」

彼はあの親切なおもろい兄ちゃんの友達だそうだ。
早速写真をとり始めた。「アナタノシャシン、トルヨ!」
嬉しそうにドリアンを目の前にした私を撮影してくれる兄ちゃん・・・なんだかオモロイ。
大きなドリアンのとげの間から、あの臭いが充満してくる。
なんだか最近のワタシはドリアンの匂いがかなり好きで、
何度も、何度も、においをかいだ。
「ドリアン、トゲ、アブナイ。ニオイカグ、コウスル!」
手のひらでドリアンのとげを覆って、指の隙間からニオイをかがないと、ドリアンの棘に鼻を刺されて危険だそうだ・・・
それだけ、この国民はドリアンの匂いをかぎまくっている国民なのだろうな・・・と、一人納得した・・・。

悠海タンが戻ってきた。目を輝かせて、「わぁ、ドリアン!」と笑顔になった。
早速、2人でにおいを嗅ぎ、写真をパシャパシャ撮影する。
悠海タンはドリアンをいとおしそうに見つめている。
無理もない、悠海タンの旅行で、メイン滞在先であったバリ島は、今乾季でドリアンが見当たらないのだから・・・。

ドリアンの下の方には、切れ込みがパカッと開いていた。
食べごろに熟すると、割れてくるようだ。
「おお〜ここからもにおいが漂ってくるわ〜!」
2人でドリアンをひっくり返しつつ観察していると、兄ちゃんがドリアンを開けてくれた!
「コウヤッテアケル〜」
おお〜、こんな風に開けるのか・・・
「ナカモ、シャシン〜!」
おお〜、中身を撮影させてくれるのか!!(爆)

なんだか楽しくなってくる。
しかも、開けたドリアンに蝿が群がってきそうになるのを一生懸命追い払ってふたを閉じてたら、
食べてもいいよって言ってくれたの・・・。
悠海タンと2人で手をつけて、大きなうなぎの肝みたいなドリアンの小さな切れ端を手づかみでとって口にいれると、
これが美味しかった!!
ドリアンを食べるのは4回目くらいなのだけど、これは今までの中でいちばん美味しかったかも・・・
臭みがあんまりなくて、じんわりともったりと甘くて、カスタードクリームにバナナを練りこんだようなふうわりした風味が口の中に広がって、美味しかったわ!
もう一切れ!と思ったけど(悠海タンも間違いなくおなじ気持ちだったに違いない)一切れでやめておいた。

兄ちゃんはあまったドリアンを大切そうにポリ袋でくるんで、タクシーの中にいれていった・・・。
まさかこれを買えというのでは?と一瞬不安がよぎったが(ホテルの中に持ち込めるわけがない・・・)
冗談だったようで、私たちが車に戻る頃にドリアンは消えていた。

ショップにはたくさんの熱帯果実だけでなく、乾燥マンゴやドライのジャックフルーツチップ、そして各種スパイス類が並んでいてなかなか面白かったよ〜買わなかったけど。
のんびりと山を降りて、快適なドライブでジョージタウンの町並みを走り抜けた。
これから、私たちはジョージタウンのE&Oホテルに移動するのだ。

ドリアンとジャックフルーツがいきなり鎮座しております
籠いっぱいのパイナップルは少し小ぶりで熟してます!
ドラゴンフルーツとスターフルーツはとっても新鮮!
フルーツファームから望むビーチ
これはシュガーアップル
パパイヤだっけ?(笑)
いちじく(フィグ)は木の根元に実っている・・・
ドラゴンフルーツ。
まさに竜のはく火の玉!
これはたしかコーヒー豆の木だったと思う・・・
なんとこれはマンゴスチン!
まだ若い実です〜
パイナップルはピンク色に色づいてて可愛い〜
でかいバナナ〜(笑)
ブラジリアン(ロンガン)
竜の目玉みたいでしょ?
だから、龍眼。
キレイに枝を伸ばしたブーゲンビリア
パパイヤ(だと思う)
ジャックフルーツ
ぶら下がってるよ〜
もぎたてのドラゴンフルーツを試食してみました!ウマイ!
バニラのような
甘い香りのする花
これも・・・コーヒー豆だっけ・・・?(汗)
ゆっくりと歩き回った後は山盛りにお皿に盛られたフルーツを食べれます!
な、なんとドリアンが
目の前に!
彼からの差し入れ・・・
喰らいついてます・・・

 

Tropical Fluit Farm

Tropical Agro Farm Sdn. Bhd.
Batu 18, Jalan Teluk Bahang,
11050 Penang

Tel : 04-8665168
Fax : 04-8665170

で、パカッと割るとこの通り、もったりとした果肉がタプーリ
割りたてのドリアンはなんだかめちゃくちゃいい匂い・・・
においをかぐときはこうして手のひらで覆ってかぐらしい。
Eastan & Oriental Hotel Penang

降り立った白亜の建物は、2001年に、ここを訪れたときと、何ら変わってはいない。
変わっていることといえば、少しお客様の姿が多く見えることと、
そして、工事中のうるさかった喧騒が静かになっていること。

ここ、Eastan & Oriental Hotel、通称E&Oホテルは、昨年ワタシがペナンを訪れたときに、
一目でほれ込んだ芸術作品のような、白亜のコロニアルホテルである。

1885年、アルメニア人のサーキース兄弟は、ペナンにこの白亜のホテルを設立した。
彼らは、あのシンガポールのラッフルズホテルをも手がけた兄弟だ。
それは列強諸国がアジアの各地を次々に侵略していた時代。
アヘン戦争から数十年後。それは列強の帝国時代、そして大航海時代のあの頃だった。
まだその頃、日本は天下泰平の江戸時代の最中。ヨーロッパの白人たちが次々とアジア諸国を侵略し、絹や金銀宝飾を手にしていた、あのやりたい放題だった時代。
東洋の地の果て、鎖国状態の日本は、たくさんの人が血のにじむような努力を続け、明治維新に突入した、激動の時代。ワタシのもっとも興味をひく近代日本の歴史の舞台になった頃。

そんな時代、マレーシアは英国の植民地となり、このホテルが建立された。

ホテルのコンセプトは、「A Return to Elegance」 ・・・あの優雅な時代へ・・・

(だがしかし、こう、ホテルだけを見ればとても優雅な時代だろうが、ワタシはあの時代を優雅とは思わない。歴史マニアにしか理解されないだろうが・・・)

老朽化したホテルは、莫大なお金をかけて復刻したこのホテル、かの時代には「スエズ運河以東で最上のホテル」と称された、コロニアルな白亜の宮殿。すべての客室はスイートルームで、インテリアやバスルームのタイルなどもすべてイギリスから取り寄せ、床にはペルシャ絨毯、ベッドファブリックはエジプト綿、と、贅沢な居室が自慢のゴージャスホテル。
昨年夏に、最後の改修が終わり、やっとでグランドオープンして、間もない。
昨年の夏、ここを訪れた私は、このホテルに滞在したくて仕方がなかった。
あの優雅な空気が恋しかった。今日からこのホテルに2泊滞在する。

タクシーから降りて、そのままサファリルックのドアマンに出迎えられ、大きなホールロビーへと。
コツコツと響く足音がホールいっぱいに反響する。
マホガニーの家具で囲まれたレセプションで優雅にチェックイン。ストイックな回廊をゆっくりと歩く。
あの日と何も変わっていない。なんだかとても懐かしかった。
それにしてもこのお部屋は、やっぱり優雅!
広々して、家具のセンスがめちゃくちゃワタシ好みなの。

こんな部屋に住みたいよ〜!

で、今日泊まる部屋は、プレミアスイート。嬉しいなぁ。
ずっと憧れてたホテルだもんね!!

ツインベッドルームのファブリックはエジプトから取り寄せたものだそうです〜
リビングのTVキャビネットとティーサーバー
猫足のチェア・・・欲しい!
リビングルームはペルシャ絨毯じきでとってもモダンです!
ちょっとしたステンドグラス風の扉を開けるとバスルーム
左右シンメトリーなレイアウトのダブルシンク、こちらはトイレのドア(鏡張り)
反対側にはシャワーブースがあります〜
トイレも木目でおされ〜な感じ
市松模様がかわいいタイル床と大きな大理石のバスタブ
お、バスソルトがある!
気が利いてるわ〜!
男性用?アメニティはローンパインとおなじメーカー
女性用?アメニティはバスエッセンスとローションはじめ各種
バスローブにもE&Oのタグがついてて可愛い
クラシックな寝室の照明
これも欲しい・・・
鏡台はめちゃくちゃ大きくて使いやすい。これも欲しい・・・
ベッドサイドにはバトラーを呼ぶためのバトラーコールボタンがある
寝室に引かれた
絨毯がモダン
ウェルカムフルーツです
バルコニーがあって、
とっても和める
部屋から見渡すのは一面の海!
2本のミネラルと
各種ティーセット
トワイニングスの箱には各種紅茶やネスカフェが並ぶ
ミニバー。ウーヴ・クリコが4000円くらい!ペリエなどもあるのがすばらしい!
かなり私好みの酒をそろえた
マニアックなミニバー

10 Lebuh Farquhar,
10200 Penang

Tel : 604-2222000
    604-2618333
Fax : 604-2616333

E-mail : hotel-info@e-o-hotel.com

シュガーとミルクには、マレーシアの名所がプリントされてるの!
部屋のキーとステーショナリーセット。か〜わい〜い!
E&Oホテルは巨大な芸術作品・・・

やっぱこのホテルは芸術品だわ。
ロビーに下りる私たちを待っていたのは、隅にひっそりとしつらえてあえるグランドピアノから流れるピアノの生演奏・・・うっとり。
このホールで響くピアノを聴くのは、とっても優雅な気分・・・
そのままホテルの内外をお散歩したのだけど、今日はフルーツだけしか食べていないので小腹が空いてしまい、
そのまま、Sarkies Corner(レストラン)で軽食を頂きました。

今日はキッシュを2種類頼んだのだけど・・・
1つはラム、1つはレバー?で、はっきりいって・・・不味かった・・・激まずだった・・・
カプチーノは美味しかったけど、食い物はいけていませんわっっ!

とりあえずお部屋に戻ると、ターンダウンがされてました。
ちゃんと床の敷物もぱりっとのりのかかった薄いクロスがかかっていて、かなりご機嫌!!
高級ホテルになれている悠海タンは「これで、スリッパが出してあるとさらに完璧!」
なるほど、納得・・・!

しかし、この部屋のバトラーコール、使えるの?
オンにしてもバトラー、来ませんけど・・・
24時間バトラーサービスが売りでもあるのになぁ。
やっぱ電話しないと来ないのかな〜・・・

大きなドーム状のロビー
音の反響がすばらしい
ピアノの音が響いています
素敵だわ・・・
ホテルの創始者はアルメニア人のサーキース兄弟。
シンガのラッフルズホテルも彼らが手がけました。
ストイックな雰囲気がたまらない
白亜の回廊
続く螺旋階段と繊細なシャンデリアが美しい
テラスがとってもオシャレ!
このテラスの上が私たちの部屋でした・・・
キッシュパイがおやつ
微妙な味・・・写真ではうまそうだけどね・・・
カプチーノで一息
部屋に戻るとターンダウンがされていました
金土の夜だけのイベント、ディナーバフェで食べまくり!

で、このホテル。金曜と土曜のみ、ディナーバフェがありますの。
なかなか派手に宣伝してるようだったので、意気込んで行ってきました〜

で、これがなかなかスゴイ〜。
世界各国、さまざまな料理が並んでるの。ざっと200種類は超えてるんじゃないか?ってかんじ。
広々したレストランの四方八方に豪華食材ブースが並んでいて、なんじゃこれ〜!から、おお!美しい!まで
ありとあらゆる食い物で埋め尽くされている・・・。
あれもこれもと味見して試しまくってたのだけど、ちょっと挑戦しすぎたみたい・・・
食べ過ぎて苦しい。えぇ、ワタシ、バフェではこれでもか!ってくらい食える女ですの・・・。

味は・・・というと、やっぱマレー系とインド系は割とイケるのだけど、
それ以外のインターナショナル系はちょっといまいちだな・・・といったところです。
でもさ〜、パスタで平うちフェットチーネにカルボナーラソースで調理を頼んだまではいいのだけど、
なんでカルボナーラに塩コショウしないの?
塩コショウ振ってってお願いしたのだけど、びっくりして手を左右にふるの・・・
しょうがないので、出来上がったパスタに塩コショウを自分で適度にかけたら、
「ああ!何故!?理解できない!」
だってよ・・・理解できないのはこっちだよ・・・汗

で、ワタクシお豆腐が大好きなんです。
このバフェにも、冷奴らしきものがあったので、早速味見!
っていうか、冷奴の豆腐は、日本の木綿豆腐に近かったけど、薬味に赤唐辛子スライスがかかってるのが微妙に納得いきません。おしょうゆは普通の味がしたのでよかったけど、唐辛子かけ豆腐なんて食べちゃいられないわよ!ポイポイ!(爆)

スモークサーモンとローストビーフは結構いけてました〜
ホント沢山食べました。私の腹はすっかりキューピーちゃん状態になったまま・・・
大きなバスタブに張ったお湯にバスソルトを溶かし、熟睡の淵に落ち込んでいったのです・・・

悠海タンは賢く適当な量を食べていたのだけど、ホントワタシって後先考えずに食べまくるのよね〜。
だって、旅は食い物だもの!私の場合!
ああ〜満腹で今日はいい夢が見れそうよ!
スラマット・ティドゥール〜♪

おお〜各種ケーキが食べ放題!
おお〜新鮮な魚介類が食べ放題!
おお〜各種サラダやコールドディッシュも食べ放題!
おお〜、好みのパスタを製作してくれるようだ〜!
おお〜パスタをゆでてくれている!種類も豊富だ!
ちょっと欲張ってゲットしてみた。がんばって食べた。
カレー風味のチキンスープ。おいし〜い!
カンパリオレンジで
かんぱ〜い!
カルボナーラとキッシュ
う〜ん。。。とりすぎた?
おお〜スモークサーモンも食べ放題!
日本料理もあった。
何気にもらった冷奴には唐辛子スライスがかかっている・・・
中華点心もあって、これはちまきの「中身」だけのやつ
おお〜ローストビーフも食べ放題!
ああ〜デザートも食べ放題!
Mariタン幸せ!
最後にバニラとモカのアイスにチョコレートケーキを乗せてパフェで食べてみました。