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(2003/06/28)
出先で編集したのと、家で編集したのが混乱することがある。→rsync で解決。 rsync は、次のようなツールです。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/1180/download.html から rsync の ipk をダウンロード。本体メモリへインストール。
上で述べたように、ssh 経由で rsync を実行する手もあるのだが、パスワード の入力やら面倒なので、rsync サーバを立てることにする。
/etc/services と /etc/inetd.conf に rsync を登録。 inetd の再起動も忘れずに。
/etc/services rsync 873/tcp /etc/inetd.conf rsync stream tcp nowait root /usr/bin/rsync /usr/bin/rsyncd --daemon # 6フィールド目は rsync で 7フィールド目は rsyncd である。 # ハマッたので老婆心ならが注意。
rsync をサーバモードで実行するときの設定ファイル。 Samba の設定ファイルと書式が非常に似ている。
[home_zaurus] path = /home/zaurus ; ユーザ=zaurus のホームディレクトリ use chroot = no ; デフォルトは chroot するので、 .. が読めなかったり uid = zaurus ; uid を変更しておかなければ、読めないファイルがある。 hosts allow = 192.168.1.0/24 ; アクセス制限。デフォルトは全許可なので必須。 read only = no ; ローカル→zaurus に書き込む時は必要(default = yes) [mnt_card] path = /mnt/card use chroot = no uid = zaurus hosts allow = 192.168.1.0/24 read only = no
テスト動作をさせてみて OK だったらスクリプトを書く。テストには、 --dry-run オプションが役に立つだろう。
ただし、削除されたファイルの同期については、 どう処理すればよいかわからなかったので、 --delete オプションはついていない。
これも、ハマりポイントだが、SRC, DST の末尾の / については、 マニュアルを良く読もう。
#!/bin/sh # zaurus -> local rsync -avz --update --exclude '*~' zaurus::home_zaurus/Documents/ /home/nkon2/zaurus/zaurus_home/Documents/ rsync -avz --update --exclude '*~' zaurus::mnt_card/Documents/ /home/nkon2/zaurus/mnt_card/Documents/ # local -> zaurus rsync -avz --update --exclude '*~' /home/nkon2/zaurus/zaurus_home/ zaurus::home_zaurus/ rsync -avz --update --exclude '*~' /home/nkon2/zaurus/mnt_card/ zaurus::mnt_card/
rsync を使うと、zaurus 側で samba を起動して、PC 側で root になって、 マウントして、更新したファイルを思い出してやり取りする、 っていう手順を踏まなくていいので便利♪
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