♪♪415通信 第39号♪♪
2000年2月19日発行


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【415ニュース:第2ステージの概要決まる】

 先日の新年会の後、技術部長と器楽パートリーダーを中心に第2ステージの企画会議?が開かれました。また、2月5日の器楽の練習の際にも器楽ステージの計画が相談されました。その結果、今年は器楽メンバーが少ないため、合唱による世俗曲を加えることになり、モンテヴェルディーのマドリガル Lagrime d'amante al sepolcrodell'amata<愛する女の墓にながす恋人の涙>と器楽アンサンブルに決まりました。このマドリガルはマドリガーレ集第6巻(1614年)に含まれており、もっとも洗練されたルネサンス風なマドリガルの一つとされています。物語性のある曲ですので、芝居・踊り・パントマイムなどと組み合わせることも可能です。楽しみなステージとなりそうです。なお、合唱は5声ですので全員で(器楽のメンバーをのぞいて)歌うことになります。また、坂本尚史がリコーダー(と一部アルト)に専念するため、指揮は日下不二雄副指揮者にお願いすることになりました。曲数が増えますが、頑張りましょう。器楽アンサンブルは、プレトリウスのテレプシコーレ舞曲集から6曲程度を演奏することになりました。なお、場合によっては4ステージ構成になることも考えられます。

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【415ニュース:新入会員】

 1月15日の練習から、新たに3名の方が入会されました。アルトのみずゑさん、テノールのFさん、バス(バリトン)のたくちゃんさんです。また、2月5日からソプラノのやぶちゃんさん、Seikoさん、アルトのゆきちゃんさんが入会されました。連絡先などは名簿をご覧ください。なお、4月からはさらにアルト(メゾソプラノ)にMarikoさんが入会される予定です。新しいメンバーを迎えてにぎやかになります。早くOPEに慣れるように、皆様よろしくお願い致します。 

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【練習日程】

 5月までの合唱の部の練習日程を掲載します。やむを得ず欠席の場合はパートリーダーまでご連絡ください。なお、5月のゴールデンウイーク中の練習は今後の相談で変更になるかも知れません。また、下線の部分は通常と異なる箇所です。ご注意ください。

2月20日(日) 器楽:13:00〜16:30 芳田公民館研修室
2月27日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館研修室
3月04日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
3月05日(日) 器楽:10:00〜12:00 岡西公民館実技室
3月12日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館実技室
3月18日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
3月19日(日) 器楽:13:00〜16:30 芳田公民館研修室
3月26日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館実技室
4月01日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
4月02日(日) 器楽:13:00〜16:30 芳田公民館研修室
4月09日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館実技室
4月15日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
4月16日(日) 器楽:13:00〜16:30 芳田公民館研修室
4月23日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館実技室
5月06日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
5月07日(日) 器楽:10:00〜12:00 京山公民館第2講座室
5月14日(日) 合唱:13:00〜16:30 京山公民館第2講座室
5月20日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館第2講座室
5月21日(日) 器楽:13:00〜16:30 京山公民館第2講座室
5月28日(日) 合唱:13:00〜16:30 芳田公民館実技室

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【練習記録】

1月15日 マニフィカト:1曲目前半、ミサ:Kyrie、Christe、新年会
 出席者:ソプラノ・8名、アルト・5名、テノール・5名、バス・7名、新年会のみ・5名、 合計32名

1月23日 マニフィカト:1曲目後半、ミサ:Kyrie、Gloria 前半
 出席者:ソプラノ・7名、アルト・5名、テノール・5名、バス・5名、合計23名

2月5日 マニフィカト:A、一曲目後半復習、ミサ:Gloria 中半
 出席者:ソプラノ・8名、アルト・6名、テノール・3名、バス・6名、合計25名

2月6日 器楽:第2ステージの企画および候補曲の試奏
 出席者:器楽・4名、会長、合計5名

2月13日 マニフィカト:4曲目、ミサ:Gloria 後半・通し
 出席者:ソプラノ・2名、アルト・5名、テノール・3名、バス・5名、合計17名

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【ミサ曲について】

 ミサ曲はカトリックの典礼(礼拝)の中で、毎回の礼拝において必ず唱えられる祈り(ミサ通常文)に作曲されたものである。OPEの何人かの皆様は、12月の岡山カトリック教会のクリスマス深夜ミサに出演されて経験済みのことと思います。当初はグレゴリオ聖歌のように単旋律で歌われましたが、中世にはいると多旋律のものが作曲されるようになりました。ミサ通常文の全体がまとめて作曲されたのは、G.マショーのノートルダム・ミサが最初であると言われています。ルネサンス時代にはいると、多くの作曲家が、無伴奏のポリフォニー様式のミサ曲を盛んに作曲するようになりました。これらのミサ曲は、自由な主題に基づく「自由ミサ」と、他の作品の主題を用いた「模倣ミサ(グレゴリオ聖歌に基づくパラフレーズ・ミサ、他の主題に基づくパロディー・ミサ)」に分けられます。パロディー・ミサに用いられた主題は、作曲者自身のモテット、他の作曲家のモテットから、当時流行していた世俗曲や民謡に基づくものまで、様々でした。今回演奏するパレストリーナの Missa de BeataVirgine <祝福されし聖母のミサ>は、1567年に出版された「ミサ曲集第2巻」に納められているもので、グレゴリオ聖歌の同名のミサに基づくものです。なお、このミサ曲集には、有名な<教皇マルチェルスのミサ曲>が含まれています。バロック期以降になると、管弦楽伴奏付きで独唱を含む大規模なミサ曲が作曲されるようになりました。この頂点に立つのが、バッハのロ短調ミサ曲です。このほか、モーツアルトも沢山のミサ曲を残していますし、現代の作曲家もミサ曲を書いています。

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【編集後記】

 1月15日から第16回演奏会に向けての練習が始まりました。新たなメンバーも4月までには7名加わりそうです。今回の演奏会は久しぶりに教会を離れて「西川アイプラザホール」で行なわれます。それもあって、第2ステージでは合唱の世俗曲も演奏します。バッハのマニフィカトも底抜けに明るい、今までにない雰囲気の曲です。新たな気持ちで取り組んでいきましょう。
 最近、いろいろな方に刺激されて昔の趣味の虫が騒ぎ出しています。一つは鉄道模型で、わずかに残っていた数輌をわが部屋の飾り棚に飾ってみました。最近は高価になりすぎて(一輌15万円位します)手が出ませんが、雑誌(これだけはいまだに購読を続けています)の広告が気になります。もう一つは写真です。鉱物を撮したり図面の縮小に役立っていましたが、最近はコピーやパソコンが普及したため、ほとんど使わなくなっていました。昨年中国に行ったときの写真を、ロータリークラブの写真同好会の会長に見られて以来、同好会に誘われているのですが、これだけはOPE他の練習のため、時間がとれそうもありません。もっとも、こちらもデジカメ以外は高価になりすぎてとても手が出ませんが・・・・(蛙)


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2002/01/20 10:48