♪♪ 415通信 61号 ♪♪
2002年7月28日発行


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【415ニュース:恒例・夏の宴会】

 OPE恒例の夏の宴会を行うことになりました。日程などのついては近い内に宴会係から発表があると思います。楽しみにお待ち下さい。それにしても、最近出席率が低下しています。実習などで仕方がない点は多いのですが、出席者数が10名台の日が続いています。出来るだけの出席をお願いいたします。

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【練習計画(8月〜10月)】

  例年、8月はお盆休みを中心に練習をお休みしていましたが、今年は土日がかからなかったことと、マタイや学歌の練習などが入っていますので、一応は休みなしということになりました。また、9月は祝日や指揮者の学会・悪魔の飽食公演出席などの関係で練習場ほとんど土曜日となっています。ご注意下さい。

8月3日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
(坂本休み・日下さん)
8月11日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
8月11日(日) 合唱:13:00〜17:00 京山公民館(第2講座室)
8月17日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
8月25日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
8月25日(日) 合唱:13:00〜17:00 京山公民館(第2講座室)
8月31日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)(マタイ)
9月7日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
9月8日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
9月14日(土) 器楽:13:00〜17:00 京山公民館(調理室)
9月14日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
9月21日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
(坂本休み、日下さん)
9月29日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(実技室)
9月29日(日) 合唱:13:00〜17:00 京山公民館(実技室)
10月5日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
(坂本・日下休み、有馬さん)
10月6日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
(坂本休み)
10月13日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
10月13日(日) 合唱:13:00〜17:00 京山公民館(第2講座室)
10月19日(土) 合唱:18:00〜20:50 京山公民館(第2講座室)
(坂本休み、日下さん)
10月20日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(実技室)
10月27日(日) 器楽:10:00〜13:00 京山公民館(第2講座室)
10月27日(日) 合唱:13:00〜17:00 京山公民館(第2講座室)

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【練習計画(8月)】

8月3日(土) 都合により坂本尚史欠席 日下さんによるマドリガル中心 
+ミサの練習
8月31日(土) マタイのみ練習

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【ゼレンカについて】

  今年の演奏会のアンコールにゼレンカのマニフィカトから終曲の「アーメン」を取りあげることにしました。バッハとほぼ同時代にドレスデンで活躍した作曲家・コントラバス奏者で多くの曲を残しています。このマニフィカトは個人的に大変気に入っている曲で、来年の演奏会で全曲出来たらいいと思っています。鈴木雅明指揮のバッハコレギウム・ジャパンによるCDが出ています。その解説から引用したものを以下に記載します。

 ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679〜1745)はボヘミア出身でプラハに学び、1710年からドレスデン宮廷楽団のコントラバス奏者になった。1715年から19年にかけてはウイーン、ヴェネツィアで研鑽をつんだが、その後再びドレスデンの宮廷楽団に奉職、1735年に「教会音楽家」の称号を得た。しかし望んだ楽長への昇進は果たせず、失意の晩年を送ったと言われる。
 そうそうたる顔ぶれを擁したドレスデンの楽団のうちでも、ゼレンカの作曲の才は抜きん出ている。彼は対位法の技術に優れていた上に大胆な和声感覚をもち、個性をもつ独特な音楽を書いた。中でも教会音楽にこそ彼の本領は発揮されたと、同時代の文献は伝えている。
 ゼレンカは、宮廷礼拝堂で行なわれる日曜日の晩課のために一連の詩篇曲とマニフィカトを遺した。マニフィカト・ハ長調は、1727年頃に書かれ、1735年に曲集へとまとめられたもの。バッハの作品とまさに同時代の作で、その自筆総譜は、ドレスデンのザクセン州立図書館に保存されている。編成はソプラノ独唱と合唱4部、弦と通奏低音。2本のオーボエが、任意楽器として追加されている。バッハの多楽章形式と異なり、ここではテキストが、緩急緩の3つの楽章+アーメン・フーガとしてまとめられている。
 第1楽章は、ヴィヴァーチェ、ハ長調、4/4拍子。第3旋法のマニフィカト旋律に基づく合唱(冒頭行の歌詞による)がモットーのように3度繰り返され、その間を、ソプラノ・ソロが軽快につないでゆく。あたかも、マリア自身をソリストにしたコンチェルトを聴くかのような趣がある。流れの中で行なわれる音楽表現も、入念である。第2楽章は、ラルゴ、ホ短調、3/2拍子。「主は飢えた者たちを善いもので飽かせ」以下の歌詞により、ソプラノがしっかりと独唱する。マニフィカト旋律がヘ長調で再現するところから第3楽章(ヴィヴァーチェ、ハ長調、4/4拍子に入り、ソプラノが「グローリア」の歌詞を展開して、再度マニフィカト合唱で締めくくられる。「アーメン」の4声フーガ(プレスト・マ・ノン・トロッポ、ハ長調、4/4拍子)がこれに続く。
<磯山 雅著、BCJ「マニフィカト」プログラム・ノートより>

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【編集後記】

 暑中お見舞い申し上げます。
 大学の定期試験もおわり、やっと自分の時間がもてるようになりました。でも、自由になるのは8月の1ヶ月だけで、9月にはいると大学院の入試、学会が2つ、悪魔の飽食の演奏会と続き、それが終わると後期が始まってしまいます。鋭気を養うとともに、一つくらいは論文をものにしたいと思いますが、学会発表の準備(学生による発表が2つ、自分でするのが1つ、大学の生涯学習講座が1つ)で終わりそうな気もしています。でも、1回くらいは温泉にでも・・・・・・(やっぱり無理かな!)
 雷の後始末が終わりました。ほとんど保険が使えました、やはり掛けておくものですね。     (蛙)

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2003/01/10 18:31