♪♪415通信 第84号♪♪
2005年3月5日発行


【2005年度練習開始】

 2月5日に今年1回目の練習を行いました。練習に先立ち,総会(もどき)を開き,今年の活動計画つまりは今年の演奏曲目について提案をし,採決はしませんでしたが,前号でご紹介したとおりの曲を練習していくことになりました。つまりあの時点で決まってた!?団長の方から,何点か現在の課題と思われる点について好きなことを述べさせていただきました。なお,前年度決算報告,および,本年度予算案については,今しばらくお待ちください。何といういい加減で,おおざっぱな集団なんでしょう。ただ,団長の血液型のせいなんて間違っても真剣な顔して言ってはいけません。洒落で言うのはかまいませんが。(一応,人権教育の実践してますので(笑))

音取り用CD販売】

 1部500円です。藤井さんにご注文ください。

【第20回記念演奏会CD】

 1部2枚組500円です。これも藤井さんにご注文ください。

【マタイ受難曲(03年12月 カンタータ協会)のCD】

 4月1日に発売されるそうです。1部3枚組で5000円。団員価格でいくらか安くなるそうです。うちの希望者にも適用されるかどうかは今度訊いておきたいと思います。ご希望の方は,有馬がお聞きしておきます。

 

【団員動向】

 春が近づくと,必ずやってくる,出会いと別れ・・・ドキドキと,切なさが入り交じって・・・と柄にもなくおセンチになってしまうこの時期です。

まずは団長の総会でのかつ入れが早速効いたのか,皆さんのご努力もあって新入団者または,見学者が来られました。

 合唱へは,2月20日の練習にお二人の方が見学に来られました。お一人はソプラノの舩場さんとおっしゃる方です。(やったー)もうお一人は以前来られた,理大クリコのバス,岩田さんです。岩田さんはかなりもう入るおつもりです。舩場さんは現在鷲羽で歌われているということですので,鷲羽と掛け持ちの皆さん,プッシュお願いしますよ。久々の新人ですから。

 器楽へは吉村さんとおっしゃる方が入られます。みんなで暖かくお迎えしましょう。 

 続いて,ちょっと寂しいお別れの話。

 長きに渡って事務局長を務めてこられた坂本新子さんが,このたびご主人の勤務のご都合により(ってご存じ坂本尚史先生のことですが)とうとうこの3月に千葉へ引っ越されます。どの家でもそうであるように(と私は認識しておりますが)大黒柱はお父さんであるように見えて実はお母さん。まさにOPEのお母さんとして大黒柱として支えてきてくださいました。新子さんがいなかったらOPEはここまで成長できていなかったことと思います。本当にありがとうございました。あちらへ行かれるとなかなか練習への参加は難しいかもしれませんが,一緒に歌っていきましょう。何なら関東支部を作っていただいてもいいですよ。

 また,団員ではないのですが,5年間にわたり伴奏をお願いしていた山本栄子さんが,ここで交代されます。ときには団員以上にご活躍くださり,OPEとしては大助かりでした。特にOPEにとっては初の伴奏者,専任鍵盤奏者ということで,来てくださったときは,本当に救われた気分だったのは,私だけではなかったでしょう。15周年記念演奏会のヨハネ受難曲や20回記念演奏会のクリスマスオラトリオに関しては山本さんの存在なくしては語れません。今後も頼もしいバックアップ伴奏者として,控えてくださいます。ピアノ教室やその他のお仕事,そしてご家庭のこと,お体に気をつけてご活躍ください。

【そこで歓送迎会を企画】

しておりますが,おそらく坂本ご夫妻がいらっしゃる4月2日(土)の練習後になりそうです。詳しく決まり次第お知らせします。

【器楽通信(2)】

(練習記録)

2月5日(土)15:30〜18:00 芳田公民館 実技室

参加者:4名

内容:ルネサンス期のアンサンブル曲を中心に練習を行いました。今後とも、演奏してみたい曲などがありましたら、楽譜をお持ちいただければと思います。

(今後の練習予定)
4月以降の練習予定が決まりましたので、あわせてお知らせしますとともに、参加よろしくお願い致します。

3月5日(土) 15:30〜18:00 京山公民館 和室(研修室)
4月2日(土) 15:30〜18:00 芳田公民館 実技室
5月7日(土) 15:30〜18:00 芳田公民館 実技室

特にこの曲を練習するということは今のところ決まっていませんので、演奏してみたい曲の楽譜等がありましたら、ぜひお持ち下さい。

【銚子便り(第12便)】
− 初めての体験 −

 前便で書いたOPEの練習への突然参加は別に驚かせるためではなかった。中国から帰って、その足で高梁と九州への出張があったからである。岡山への帰りがけに、九州出張の切符を買うべく岡山駅西口のみどりの窓口に向かった。今回の九州出張の目的地は大分と鹿児島である。岡山から大分に向かい、一泊後に大分から熊本に抜け、九州新幹線で鹿児島に向かい、仕事を済ませて飛行機で銚子に、もちろん羽田経由で、帰ろうという算段である。ボクにとっては九州新幹線は初めての乗車だし、大分から新八代までの九州横断特急というのも初めてである。ボクは一応鉄道マニアでもあるので、初めての乗車は楽しみである。

 ところが指定券を申し込んでから発券までいやに時間がかかる。まさか満席でもないだろうにと訝しく思っていると、「九州横断特急が発券できません」という。調べるからと係の女性が奧に引っ込んでしまった。約10分後戻ってきた彼女はから驚くべき言葉が聞かされた、「いま大分駅に電話で確認したところ、先日の台風で現在一駅間が不通になっています」。えっ、それでは鹿児島の用事に間に合わないと思っていると、その駅間はバスでの代行になっていますので大丈夫です、新八代には定時に着くので九州新幹線には間に合います、とのこと。一安心したところで、気になることがあった。バスで代行ということは鉄道より時間がかかる。すると大分発は定時なのだろうか、つい聞いてしまった。確かめますといってまたまた奥に入ったまま、いつまでたっても出てこない。15分以上たってから、やっと出てきた彼女は、大分発は定時だそうですと言って、やっと切符を渡してくれた。この間約1時間が経過していた。迎えに来てくれていたカミさんや随分やきもきしていただろうと思う。

 さて、そのバス代行である。特急だからさぞかし何台ものバスが用意されているかと思いきや、特急は2両編成、従ってバスもたったの2台であった。バスから見ると、不通の箇所は川に掛かる鉄橋に続くトンネル出口であった。トンネル出口の上部の崖が崩れたようで、ビニールのシートが被せられていた。聞くところでは5日後には開通するようであった。

 乗客の誰かも言っていたが、テレビのニュースなどでは良く不通のためのバス代行ということを聞く。しかし、実際に代行バスに乗ったのは初めてであった。貴重な経験ができたのかもしれない。

 ちなみに、新八代には確かに定時に着いた。仕事も無事に済ませることができ、その日遅く、10日ぶりに銚子の我が家に無事に到着した。

【銚子便り(第13便)】
− 一抹の寂しさ −

 昨今、来年度に向けて自動車各社のモデルチェンジの発表が行われている。その新車の名前を見るにつけて、年寄りの戯言かもしれないが、ボクは一抹の寂しさを感じている。何がかというと、これまで親しんできた、あるいは何かと思い出があった、車名が消えていくことである。

 ボクが免許を取ったのは昭和42年のことであるから、もう37年も前のことだ。ちなみに、免許の公布日は昭和42年4月4日で、読み方によっては「しにねん、しがつ、しにち」であるが、かえって運がいいのかこれまで大きな事故には遭わないですんでいる(山で落石にぶつかったのが1回、出会い頭に車・バイクと接触したのが各1回。追突されたのが1回、だから少ない方だと思っている。違反はスピード違反が2回、それも12、17kmオーバーであった)。当時は、マイカーブームのはしりで、トヨタのクラウンとコロナ、日産のセドリックとブルーバードが代表的な車種だった。そう言えば、プリンスのグロリアとスカイラインというのもあった。ほかには、日野、いすゞ、三菱、それに東洋工業(今のマツダ)なんかもあった。そして、ちょうどトヨタのカローラ、日産ではサニーという大衆車が出始めていた。

 ボクの車1号はトヨタのコロナ、それもハードトップでフロアシフトの4速だった。当時としてはかなりスポーティーな車だったが、1年後にできた東名高速道路ではアクセルを床まで踏んでも100kmしかでなかった。それで、最新型のマークII(当時はコロナマークIIといっていた)に替えた。この車はSタイプだったこともあって、ペダルが重いことを除けば大変気に入ったなかなかいい車だった。その後も、事情が許せばいつかはまたマークIIに乗りたいと思い続けていた。それからは、シビック、リベルタ、再びコロナ、そして現在はカルディナに乗っている。なお、自動車練習場で乗ったのはセドリックで当時標準の3速コラムシフトだった。

 先日、マークIIがなくなるとのニュースを読んだ。コロナは前回のモデルチェンジでなくなった。セドリックも今年姿を消した。ブルーバードもほぼ消えかけている。上記の車種で残っているのはカルディナだけになってしまった(それにクラウン)。先日、6ヶ月の点検にトヨタのサービス工場に行った。店頭には、新型のマークXの試乗車が置かれていた。最近の車なのでそれなりに良さはあるのだろうけれど、ボクには名前からしてちっとも魅力的には見えなかった。少なくともマークIIがモデルチェンジするたびに欲しいと思っていた、ボクがいつかはと思って夢見ていた気持ちにはなれなかった。日本の企業は、いつから夢を売ることをしなくなったのだろうか。その点、最近のソニーのブランド志向の製品シリーズには、高額すぎて手が出ないものの、昔の夢を見させてくれる魅力を感じている。

 さて、次に車を買えるときにはどうしようか。もはや、国産車には愛着がなくなっているかもしれない。

【今後の予定】

(合唱)

3月5日(土) 18:00〜21:00 京山公民館 第2講座室
3月13日(日) 13:00〜17:00 京山公民館 第2講座室
4月2日(土) 18:00〜21:00 京山公民館 第2講座室
4月17日(日) 13:00〜17:00 京山公民館 第2講座室
5月7日(土) 18:00〜21:00 京山公民館 第2講座室
5月22日(日) 13:00〜17:00 京山公民館 第2講座室
6月4日(土) 18:00〜21:00 京山公民館 第2講座室
6月18日(土) 18:00〜21:00 京山公民館 第2講座室
6月25日(日) 13:00〜17:00 京山公民館 第2講座室

*6月の練習は3回あります。

*4月2日・6月25日の練習は坂本先生が来られます。

(器楽)

3月5日(土) 15:30〜18:00 京山公民館 和室(研修室)
4月2日(土) 15:30〜18:00 芳田公民館 実技室
5月7日(土) 15:30〜18:00 芳田公民館 実技室

【編集後記】

 本文中にも書いたが,この季節独特の雰囲気,あれはどうも苦手である。夜,外に出て草木の芽が匂い立っているのが日に日に強く感じられるようになる。あの香りはけして嫌いではない。でも,それが大変あわただしい季節への序奏だと思ったとたんに,ちょっとゲンナリしてしまう。何せ,学校現場では子供には春休みという今となっては天国のように感じられるお休みが用意されているが,我々教職員にとっては,旧年度の整理,新年度の準備を2週間弱の間にやらなくてはならないというで殺人的な忙しさが待ち受けているのである。こんなバタバタでは,子供たちにいい新年度を準備できないというのが本音である。それに加えて,例のお別れや,新しい人との出会いおよび環境の変化などが重なると,とても疲れてしまうのである。おそらく皆さんこの点では一緒だと思う。

 さて,殺人的と書いたが,2月には大変つらい事件が大阪で起こった。学校はいくらがんばっても無防備なところがあり,そこを突かれてはどうしようもないと常々感じていた。しかも今度は卒業生。ある意味防ぎようがなかったと思っている。亡くなった教員や,その家族には気の毒であるが,教員である以上,子供を疑うなんて在校生はもちろん,卒業生に対してもできないのだ。そのことは学校教育の自殺を意味すると言ってもいいと思う。それより,今回は安全面よりむしろ子供の精神的な病みの部分が気になる。加害少年の供述からすると,動機はまるではっきりしない。誰でもよかったのでは,ただちょっと切れてやっただけなのか,と思ってしまうが,そのたびにやりきれなさを感じる。刹那的な楽しみだけを追い求める子供や,働くことにも学ぶことにも意欲を持たない若者が増えていると嘆く声も多く聞く。しかし,これも大人社会の歪みを映し出している鏡ととらえて,一人一人がまずできることから始めねばなるまい。そして,いつどうなってもいいように,いつでもきれいな身なりをしておこう。まあ,3日坊主で終わるだろうけど。

(雪嶺)


[第83号] [目次へ] [第85号]

2005/07/22 18:08