◇◆◇ 2004.10.9 C ◇◆◇ |
◆アルマで遊ぶ◆
そのうち,どこからかバリ舞踊で演奏されるガムランの音が聞こえてきました。音楽を鳴らしているのではなく,実際にどこかで演奏している様子。私はとても気になって,水着姿で音源を求めて歩き出しました。 プールから小道を登っていくと,アルマ美術館の建物が見えました。そしてその中から音楽は聞こえてくるようです。同じアルマリゾートの敷地内とはいえ,この美術館には外からも観光客がやってくるので,さすがに水着姿でうろつくのはまずいと思い,一度引き返しました。EIKIとHIYOはまだしばらくプールで遊ぶと言うので,私だけ部屋に戻って服を着替え美術館の方に向かいました。 美術館の建物1階の広いスペースに,楽器を手にした人たちが座って演奏をしていました。何なのかなと思って見ていたら,時々声を出して音楽を止め話をしています。どうやらショーの音楽部隊が練習をしている様子。 建物の入り口の方に周って受付の人に聞いてみると,今日アルマで催される子供達のダンスの音楽を練習しているとのことでした。そのチケットを買わないかと言われたのだけど,今日は王宮のレゴンダンスを見に行くので...と断りました。 ガムランとは,インドネシアの打楽器合奏の総称なのですが,青銅の鍵盤と竹の共鳴筒でできた鉄琴のガンサ,クンダンと呼ばれる太鼓,ゴングがありました。反復の多い音楽で,ガンサの高い音が印象的でした。
EIKIとHIYOもプールから上がって着替えた後は,チェックインの時にもらったお食事券を持ってアルマ内にあるWarung Kopiへ。美術館の裏手にあり,周りには田んぼがあってとても静かな所です。 ところでこのお食事券,普通に食事が出来るのだと思ったら,指定された中から1品選べるだけのものでした(^_^;A そして指定されたお料理と言うのが,メインになるようなナシゴレンとかではなく,居酒屋の一品料理?みたいなのばかり。 まあ,まだ夕食には随分早い時間だから,ちょっとした腹ごなしにと春巻きを頼みました。それだけでは寂しいのでドリンクを頼んだけど,その分は自費。 その後はアルマ美術館に入ることにしました。宿泊者は無料と言うことだけど,どこにもチケットをチェックする人がいなかったので,誰でも無料では入れてしまうのでは? この美術館は「アグン・ライ美術館」と言って,アルマリゾートの経営者,アグン・ライ氏がコレクションをしたバリ絵画が多く展示されています。その広さ4500u!常設展示棟と特別展示棟に分かれていて,灰色の黒炭で描かれたバリの伝統的絵画から,色鮮やかなヤングアーティストの作品まで楽しめます。 特に伝統的絵画は宗教的な題材のものが多く,絵が緻密で色合いが暗く,あまりの作品の多さにちょっと胸焼けがするかんじでした(笑)。館内は写真撮影禁止のため写真はありませんが,こんな感じの作品が展示されていました。
|
≪BACK | NEXT≫ | |
▲HOME▲ | ▲TRAVEL ABROAD▲ | ▲バリ島TOP▲ |