日本事情2
講義概要
「日本事情」は、外国人留学生が日本についての理解を深め、あわせて留学生の日本語能力を向上させるために開講される科目である。日本事情T(春学期)で、日本の文化と社会そして法律・政治について学び、日本事情U(秋学期)で、日本の経済と財政及び科学技術について学習する。
これらの科目を通して、日本を様々な側面から学ぶ機会を持ち、幅広く日本を理解するとともに、専門分野への研究につながる第一歩としていただきたい。
日本語能力の向上のためにも、「日本事情」では、大いに意見の交換をし、積極的な対話の中から「聞くこと」、「話すこと」の力をつけてほしい。
講義計画
橋本 恭之(9月21日、28日、10月5日、12日)
「日本経済の現状と課題」
日本はいま急速な少子高齢化に直面している。少子化は、労働力人口の減少、購買力の縮小に直結する。高齢化は、医療、年金の財政状況に多大な影響を与える。そこでこれらの現状をふまえて、政府がどのように対応しようとしているかについて解説する。
1.日本経済の現状と課題
2.日本財政の現状と課題
3.地方財政制度の改革
4.社会保障制度の改革
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Last Updated 2005/08/08 10:41:20