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トラディショナルスタイルの高1中2 (作業中)


パネル面のデザインにほれ込んで購入したジャンクの低周波歪み率計DPA2A. 残念ながら
本来の機能は使用に耐えないので購入当初にもくろんだとおり,受信機として再組み立てを楽
しむことにしました.


2007.4.22


入荷直後のDPA2A



内部は低周波トランスをはじめとした重そうな部品だらけ.
2007.5.5


とりあえず分解. 半日かかりです.



外殻をリペイント.茶色部分は剥離剤とヤスリで取りきれなかったプライマー


天気に恵まれ,どうにか満足できる塗装が出来ました.



コイルパックの位置決め.左右はともかく上下が既存の穴と合いません.



オリジナルPTは+Bが300Vと高すぎるので新たに購入.



コイルパックやRFエンド,RECTともサブシャーシでユニット化を図ることにした.



コイルパックのカサ上加工



左から AFGAIN , RFGAIN , BAND , ANTTRIM , SPREAD



RECT & AFA部 VC,  RFA & CONV の位置関係




IFTの穴加工.もともとソケットが在ったので加工は最小限で済みました.




穴位置確認のための仮組み立て
2007.6.23  

ここまでくればケース加工はもう一息です.



SPREAD VC と ANT TRIM はジャンクの一部分のみを使用している.



パネル面上の穴をシリコンで塞ぐ.固まったら盛り上がり部分をナイフで切り取ります.

 

2007.6.29
PCのエクセルと分度器使用のハイブリッド作業で目盛り板を作りました.最終的にはトラッキン
グ調整終了後,再度文字位置調整を行い,OHPシートに印刷してダイヤル面に貼り付けま
す.


  

バーニア機構をジャンクのダブルギヤに換装,シャフト径が一般の6mmとは異なるので附属
の専用ツマミが必要です.でも塗装がボロボロ.再塗装のためペンントを剥離.真鍮のムクで
した.



 

パネル面の掘り込み文字をペイントで埋める.
不要部分をそぎとる.再塗装で掘り込み文字が隠せます.
この作業はペンキが乾燥とともに痩せるので二回行います.



電源部・低周波増幅部の製作


試運転.マイクロホニックノイズが少しあるけどOK!





アース用,シャーシのペイントの剥離




  
RF・MIX・LO 


  

本体IF増幅部の配線.お約束のアースとヒーター配線からスタート



RFユニットの取り付け




電源ユニットの取り付け




AGC検出部付近





再塗装したパネルと目盛板




インレタではなくテプラシールで文字入れ




ケースにおさまる事を確認




              

 : BFOピッチは500kΩVRによる流通角制御方式を採用しました

 : ANT端子はこれ以外に後部にパラ接続のMコネがあります.



ひとまず動作可能状態に漕ぎ着けました.



SG(URM−25D)の試運転中




灯を入れるのは一年ぶりくらいになります.どうやら正常のようです.







大まかな調整が済んだところで
2005年製作の高1中2との鳴き合せを試みました.

なお,最下段はたまたまオークションで発見した同型ケースのジャンク. 
 落札価格は500円でした.使用方法は未定です.













今回製作した受信機の回路図はこちら


電源・低周波増幅部

高周波増幅・変換・局発部

中間周波増幅・復調部





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