若さを保つことに効果があると言われているのが指の運動。よく指を動かすことにより脳細胞が刺激され、 脳の血流量がアップし、脳の活性化に繋がるといわれています。どこかのホームページで読んで、メモを していたのですが、効果的な指の運動とは
(1)なるベく両手を同時に使う。
(2)指が敏捷に動くようにトレーニングする。
(3)皮膚の敏感性を保つ。皮膚の感覚が鈍ることは脳の中枢が鈍っていることを意味しており、 冷水や熱湯で指に刺激を与えるのが望ましい。
(4)指に多様な運動をさせること。

 陶芸は、自分の感性を表現するとともに、指の運動を活発にして脳の活性化に繋がると考えます。
右の写真は、陶芸コーナーの写真です。
 一般的なロクロを廻してつくる陶芸のほか、私たちは障害の特性に合わせてた補助具を用意して、 容易に陶芸を楽しむことができるようにしました。一部ですが、その作品(製品)を紹介します。


製品の紹介
  小皿
 @6mm厚タタラ板で6mm厚にスライスした粘土板に、布目や樹木の葉などをローラーで押し付けて 好みの模様をつけます。このとき粘土板は5mm厚になります。
 A模様をつけた粘土板を15cm角の小皿木型にのせて、上からスポンジで押し付けて小皿成形をします。木型からはみ出た余分な 粘土板を切り取り、木型に入れたまま自然乾燥します。
 B十分に乾燥した後、皿の端をきれいに磨き仕上げます。
 C素焼き、施釉、本焼して、できあがりです。
 下左の写真は、まなこ釉とジルコン・ルチール釉を施した小皿です。
 下右の写真は、黄飴釉(茶色と黄色)を施した小皿です。
 
  角皿
 @7mm厚タタラ板で7mm厚にスライスした粘土板に、布目や樹木の葉などをローラーで押し付けて 好みの模様をつけます。このとき粘土板は6mm厚になります。
 Aさらに、櫛やササラで模様をつけるのもよいでしょう。
 B模様をつけた粘土板を角皿型板をあてて、角皿寸法に切ります。
 C粘土板の四辺に傾斜をつける木型を差込み、自然乾燥します。
 D十分に乾燥した後、皿の端をきれいに磨き仕上げます。
 E素焼き、施釉、本焼して、できあがりです。
 下左の写真は、来待石釉を施した21×15cmの角皿です。
 下右の写真は、5号釉(天然藁灰釉と長石、合成土灰で調合)を施した21×15cmの角皿です。  
 
  長皿
 作り方は角皿と同じです。
 下の写真は、まなこ釉とジルコン・ルチール釉を施した長皿です。
 
  スープ皿
 ロクロを廻してつくります。
 下の写真は、チタンマット釉を施した20cmのスープ皿です。スープだけでなく、様々な料理を盛ってよい皿です。
 
  花瓶
 花瓶の作り方には、粘土の紐を積んでいく方法や泥漿鋳込み方法などがありますが、 ここではくっつけ方法を紹介します。粘土は、耐火度の高い童仙傍粘土を混ぜたものを用います。
 @手回しロクロの上に1〜2cm厚の粘土で花瓶の底を作ります。
 Aその上にビニール袋を被せた丸棒や角材などの型を置きます。型の大きさは作りたい花瓶の大きさで 決めればよいと思います。
 B型の周りに隙間なく粘土をくっつけていきます。
 C適当な高さまで粘土をくっつけたら、叩き板や手で叩き、粘土を締めます。厚過ぎるところは掻きベラで 削り、全体に2cm以下の厚さが適切です。
 D装飾用粘土を貼り付けたり、櫛で引っかいたり、掻きベラで削ったり、装飾を施します。
 E乾燥、素焼き、施釉、本焼してできあがりです。
 右の写真は、来待石釉を施したくっつけ方法による25cm高の花瓶です。 
 


下の写真は実際の制作風景です。
陶芸作家の福岡さんの指導でお皿や碗、花瓶等を制作しています。


                


                


                 



完成した各品の数々。
これらの作品は楽庵が出店するバザーや作品展などで見たり購入できる場合もあります。


                           
 
    







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