〜 上 海 編 〜
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 元旦の南京路はとても歩けない。店を覗いたり入ってみたりということもままならない。ただ歩き疲れるだけでした。パオズなど中国的な店も、日本のラーメン屋も、もちろんマクドナルドもケンタッキーも、どこも混んでいます。それも生粋の上海人は少なくて、中国各地からのお上りさんが大半のようです。
 淮海路の方がまだ人通りは少ないですね。ホテルから淮海路を少し西に行ったところに襄陽公園というのがあり、淮海路を挟んでその公園の向かい、南側にごみごみした市場がありました。雑貨から衣類までいろいろなものがあります。客引きもすごいものです。財布など十分気をつけないとスリにあいそうです。
 そう言えば上海には「水餃大娘」というチェーン店が何店かあり、淮海路にあった店に入って「水ギョーザ」を食べましたが、昔はこういったものは目方で買うものでしたが、この店ではすべて「六個入りで何元」という売り方をしていました。こういう面での変化というのが、私には街の変化よりも「変わったなあ」と実感できる瞬間です。
 あと、持ち合わせが寂しくなったので和平飯店で両替をしようとしたところ、泊まり客以外はだめと言われました。他のホテルも軒並みそのようです。これは不便な措置ですね。
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