◇◆◇ 2004.10.8 @ ◇◆◇


◆初めての子連れ海外旅行に出発◆
 朝起きると,台風22号が近付いているため外は雨。関空から出発する飛行機は11時。まだ今日のところは飛び立つことが出来そう。
 集合時間が9時と早く,いつも利用するJRはるかにちょうどよい便がなかったため,今回は初めて京都駅発のリムジンバスを利用することにしました。平日の朝だし,高速道路の渋滞もそんなに心配ないでしょう。京阪グループがタクシー&リムジンバスで玄関から空港への送迎サービスをしていて,リムジンの往復と行き帰りのタクシー代込みで5800円。荷物を持ってウロウロしなくていいし,はるかより断然安い!
 7時20分の京都駅発のバスに乗るため,お迎えは6時40分。まだ眠いけれどタクシーに乗り込み出発です。八条口のバス乗り場の待合室で少しの間リムジンバスが来るのを待ちましたが,朝早く雨が降っているのでとても肌寒く感じました。
 リムジンバスは空席があったので,私とHIYOが並んで座り,EIKIは前の座席に一人で座りました。HIYOはしばらくぼーっと外を眺めていましたが,起きるのが早かったせい座ったまますーっと眠りに入りました。
 到着予定時刻は9時5分で,着いたのは7分くらい。ほぼ時間通りの運行です。これだけきっちり走れるなら,また利用したいなあと思いました。

行ってきま〜す
 関空の団体受付で航空券のチケットを受け取り,北ウイングの一番端のガルーダインドネシア航空のカウンターへ。日本航空と共同カウンターになっていたのですが,ここが大混雑。中のカウンターが混んでいるので,手前の荷物検査の所で止められてしまいました。なんでこんなに時間がかかるんだ〜と思いながら1時間近く並んでいたのだけど,ちょうど並んでいた列は別のカウンターに案内して他の列よりさばいてくれていたので,これでも少しは早かったのでした(´ヘ`;)
 チェックインの時に「バシネットをご利用されますか?」と聞かれたのだけど,旅行会社でリクエストした時に6ヶ月以上は使えないと言われていたのでそう言うと,使えますとのこと。それじゃあ使わせてもらおう。沖縄旅行の時には航空会社のベビーカーを借りたので,また借りようと思ったら「日本航空ではございますが,ガルーダインドネシア航空では貸し出ししておりません。」とのこと。荷物は既に流れて行っちゃったし(^^;。仕方がない後しばらく抱っこでがまん。
 バリでは入国の時にビザ代として4日〜30日滞在の場合1人25ドル必要なので,前もって3人分用意。HIYOみたいな赤ちゃんでも同じ25ドル必要って高いなあ。ガルーダのチェックインで混んでいたのがそのまま両替所にまで続いている感じで,ここでも行列。今日はバリに行く人やたらと多いのか!?
 手荷物検査,出国手続きを済ませて搭乗ゲートに向かった時には既に搭乗が始まっていました。しかも出発時間が15分早まって10:45になってるし。キッズコーナーでHIYOを遊ばせる暇もなく,搭乗口へと慌てて向かいました。そして乗り込む前に,HIYOのオムツを替えなくちゃと思い出し,トイレを探したら階段を降りた所にあり,しかもオムツ替えシートがない!仕方がないので洗面台が濡れていないのを確認して,そこでオムツ替え。階段を駆け上がり,出発予定時間ギリギリで慌てて飛行機に乗り込んだのでした。
 しかしチェックイン・カウンターでは私達の後にもまだまだ並んでいた人達がいました。その人達を待たずに出発するわけがありません。結局全員が乗りこむのにその後30分くらいかかり,出発したのは元の出発時間よりも遅れて11:15頃になっていました。

バシネットでご機嫌に雑誌を見るHIYO
 ガルーダの機体は小さく,シートも2−4−2の並び。私達は左の窓側のスクリーン前でした。このスクリーンがまたちゃちい。パソコンの画面ほどの大きさしかなくて,個人モニターか?と思うほど。しかも色が悪い。
 2席の所にHIYOを抱っこしてEIKIと並んで座っているので狭くて,空席があればEIKIに移ってもらおうと思ったのだけど満席。やっぱり混んでいます。ちょうど反対の窓側の席にも同じくらいの子供連れの親子が座っていました。
 それでもHIYOは出発してしばらくは機嫌も悪くなく順調。バシネットを付けてもらうと,自分から乗りたがって,そこに座って雑誌をめくってしばらく遊んでいました。ガルーダではどんなグッズをくれるのかなと楽しみにしていたのに,くれたのはA4大の磁石のシートにちょうちょや花のマグネットを付けて遊ぶおもちゃだけ。やっぱり日系でないと充実してないのかな。
 お昼になって,まずはHIYOのベビーミールがやってきました。じゃがいもとかぼちゃと鮭のパテと,パン,プリン,ジュース。お味はまずまずだったけど,HIYOはプリン以外それほど食べませんでした。
 大人の機内食はチキンかシーフードかと聞かれたので,私はシーフードにするとパスタでした。EIKIはチキンで焼き鳥丼みたいな感じ。これってチキンかシーフードかって言うより,パスタかライスかって聞いて欲しい...。EIKIの方がおいしそう。普通はメインだけが違ってあとは同じだったりするのに,フルーツと和菓子,パンとそばと他の物まで違いました。


HIYOのベビーミール シーフードチキンの方がおいしそう


 HIYOは2時間くらい経ってからお昼寝をし始めました。何度かバシネットに置くのに失敗した後,ようやく泣かずに下ろすことが出来,私もお昼寝タイム。既にEIKIは横でグーグー寝ていてうらやましい〜(>_<)。
 スクリーンでは映画「トロイ」が始まり,とても見たかったのだけど,朝も早かったので眠さに勝てず途中から寝てしまいました。30分くらい寝たところで,HIYOが突然泣き出し慌てて抱っこ。狭いバシネットの中だと寝返りが打てずに起きてしまうのです。5分くらい大泣きされたけれど,なんとか再び寝付かせることに成功。結局トータル2時間くらい寝てくれました。
 軽食にサンドイッチかおにぎりが出て,私達はおにぎりをもらいました。二つともおかかだったのだけど,おかかしかなかったのかな?いつの間にかHIYOのバシネットの上にはサンドイッチが置かれていました。
 バリ島も近付いてきた頃起き出したHIYOは,閉めてあった窓を開けて外を見ようとし始めました。ちょうど西日がまともに当たって眩しく暑いし,まだ昼寝をしている人が多く,他の窓も閉められていたので,開けられないように押さえると怒って大変でした(^^;
 EIKIは起きて後半から「トロイ」を見ていて,私もラストの部分を見てしまいました。イヤホンを付けてなかったので音声なしですが,ラストを知ってしまったので,ビデオを借りて見る時に楽しみが半減してしまうなあ。
 バリ島が見え,飛行機が高度を下げ出したので耳が痛くならないようにHIYOの授乳を開始。斜め後ろに座っていた3歳くらいの双子の男の子の一人が,「痛い,痛い」と耳を押えて泣き出しました。すごくつらそうで,飴玉か何かないのかなあと人事ながら思ってしまいました。HIYOの方は何事もなく,無事に行きのフライトは終了。

 飛行機を降り到着ビザ受付カウンターでビザ代を支払い,レシートをもらって入国審査へ。窓口は2段になっていて,二人の職員がチェックしていました(どういう分業なんだろう?)。すぐ後ろのX線検査の職員はちゃんと見ているのかなって感じで,通って出ればすぐに荷物受取のターンテーブルがある所です。小さい空港であんまり移動しなくていいから楽だな。
 荷物が出てくるのを待っていると,いつの間にかHIYOのベビーカーが別の所に下ろされていました。もしかして違う所から出てきたのかな?ポーターが勝手に荷物を運んでチップを要求するので注意と言われていたけれど,そんな感じはありませんでした。両替所が数件合ったけれど,どこも1円=Rp79。空港のレートはよくないと聞いていたので,とりあえず3000円のみ両替,Rp237,000なり。桁が大きいので無茶混乱しそうです。
 出口を出て,ツアーの看板を持った人を探していたら,HIYOのリュックに付けておいたワッペンを見てガイドさんの方から声を掛けてくれました。現地のガイドさんで名前は「スーさん」。日本語が上手です。「バリではHISとマップツアーのデスクは一緒になっているんですよ」と言われたけれど,案内してもらうのは私達だけでした。
 空港を出て車に向かいましたが,南国特有のむわ〜っとした蒸し暑い感じはありません。夕方で日の入りも近く,快適な気候でした。ウブドまでは車で1時間近く。ウブドに着く頃には日が落ちてすっかり暗くなってしまいました。



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