チューリッヒからグリンデルワルトへ。ルツェルンまで乗ったSBB(国鉄)は二階建車両。車内はがらがらでした。ルツェルンからインターラーケン・オストまではゴールデンパスルートと呼ばれるルツェルン−モントルー間のルートの一部。美しい緑の中に,きれいな湖のあるお勧めのルートです。


チューリッヒからグリンデルワルトに
向かう車内から見えるピラトゥス山

ゴールデンパスルートの美しい湖
ザッハゼー  ★LOOK★


集落ごとに白い教会がある

湖がとてもきれい

 グリンデルワルトの街はとても小さな山あいのまちでした。アイガーが目の前に迫っていて,実は私,最初それがアイガーだと分からなかったんです。「この山のせいで,アイガーも何も見えへん!」とか言ってたら,それがアイガーだったとは。確かに大きな壁という感じで,グリンデルワルトからはメンヒやユングフラウは見えません。
 残念なことにこの日は天候が悪く,フィルストに行こうと思っていたのに,強風のためゴンドラは一つ目の駅,ボルトまでしか運行していませんでした。せっかくなので,ボルトまで行って一時間ぐらいの道のりを歩いて帰ってこようと思っていましたが,雨が降ってきてそれさえも断念しました。当初の予定では,フィルストからバッハアルプゼー → ブスアルプとハイキングするはずだったんだけど残念。



花がかわいいグリンデルワルトの家


ゴンドラから見たアイガー

ヴェッターホルンとシュレックホルンの
間にあるオーバラー・グレッチャー


アイガーとKath教会

 結局,ゴンドラを降りて,昼食を取りながらぶらぶらしていると,天気は少し回復。そこで,ボルトから見えていたオーバラ−・グレッチャーに行くことにしました。とりあえず,「地球の歩き方」にバスで15分と書いてあったので,1時間程度で行けるだろうと,黄色い標識を頼りに歩き出しました。途中アルプの花を眺めたり,標識を見失ったりしつつ,バス停に予定通り1時間ちょっとで着きました。
 さらに歩くこと20分。目の前に木の階段が現れました!これがかなり急。雨で濡れていて危険でした。しかも,また雨が降ってくるし。
 氷河の中に入ったときは,これが本の先端部分でアルプスの山々の氷河とつながってるのかと思うと不思議な気分でした。雪崩でも起きたら大変だ!でも,氷河は年々後退しているらしい。温暖化のせいだろう。
 帰りはちょうどきたバスに乗り込むと,グリンデルワルトの街へたったの10分でした。


シュレックホルンを見上げつつ
890段の階段を登る


目がくらむ〜!


氷穴,アイスグロッテの入り口


 中には氷の彫刻が


ダービーホテルは本当に駅前。スイスの電車は改札がない


ベッターホルン


夕焼けのアイガー

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