CB400F ブレーキフルード交換

ブレーキフルードがこぼれた時のために車体をタオルなどで養生します。
ブレーキフルードが車体に着くと塗装の剥げや錆につながるので、作業前にはしっかりと養生しましょう。
オイルカップキャップを取り外す際に、ダイヤフラムも一緒に取り外します。
その際、ブレーキフルードが垂れないよう注意します。
古くなったブレーキフルードは酸化して、画像のように茶色くなっています。
古いブレーキフルードを注射器などで抜き取ることで、作業を効率よく進めることができます。
古いブレーキフルードを抜き取ったら、新しいブレーキフルードを注ぎます。
新しいブレーキフルードは、画像のように黄色掛った透明な状態です。
ブレーキキャリパーのブリーダーバルブについているブリードスクリューキャップを取り外します。
画像のキャリパーは、純正ではなくブレンボのキャリパーになります。
ブリーダーバルブにメガネレンチをセットします。
メガネレンチはXXミリを使用しました。
ブリーダーバルブにブレーキエア抜きポンプのチューブをセットしてエア抜きの準備は完了です。
今回は、ひとりで作業をするため、デイトナのブレーキエア抜きポンプMITY-VACを使用しました。
デイトナのブレーキエア抜きポンプMITY-VACは、このような感じです。
このツールを使用すると、ひとりでも楽にブレーキのエア抜きができるため、おススメです。
日本語の図解付き作業説明書が付いているため、初めての方にもわかりやすいです。
ブリーダーバルブをメガネレンチで軽く緩め、MITY-VAC本体のレバーをゆっくりポンピングするとブレーキフルードが本体のカップに溜まります。
ブレーキフルードがロア―レベル以下まで減らないよう、新しいブレーキフルードを追加で注ぎます。これを怠るとブレーキラインにエアが入る原因となります。
ブレーキホースにあった古いブレーキフルードがなくなるまで繰り返します。
ブリーダーバルブをメガネレンチで締めてタッチを確認して作業は完了です。
ブリードスクリューキャップの取り付けを忘れないようにしましょう。
念のため、軽く走行してブレーキのタッチと利きを確認しておきましょう。
ブレーキフルード交換のために購入したものは以下です。
ホンダ純正 BF ブレーキフルード DOT4 0.5L
<工具>
メガネレンチ(XXmm)
デイトナ ブレーキエア抜きポンプMITY-VAC