橋本恭之著『入門 財政(第4版)』税務経理協会2024年2月¥4,000(税別) [第1版正誤表][第2版正誤表][第3版正誤表] 財政学を学ぶうえで最低限必要な経済数学,ミクロ経済学,マクロ経済学の基礎知識を補章として収録した画期的な体系書で,財政学の全領域をわかりやすく解説。各種試験受験参考書に最適。 webでの注文はこちらへ |
目次 | ||
内容 | ||
第1章 | 財政とは何か (HTML版レジュメ) |
第1節 財政の3大機能 (1)資源配分 (2)所得再分配 (3)経済安定 第2節 わが国の財政 (1)政府の範囲と分類 (2)財政規模の国際比較 |
第2章 | 政府支出の現状と課題 (HTML版レジュメ) |
第1節 政府支出の現状 (1)予算 (2)一般会計の予算編成 (3)財政投融資 (4)歳出 (5)歳入 (6)特別会計 第2節 政府支出の効率化 (1)経費膨張の法則 (2)費用便益分析 (3)費用効果分析 |
第3章 | 政府支出の経済学 (HTML版レジュメ) |
第1節 競争市場の効率性と政府の必要性 (1)競争市場の効率性 (2)交換の効率性 (3)生産の効率性 (4)生産物混合の効率性 (5)政府の必要性 第2節.公共財の最適供給 (1)社会的厚生の最大化 (2)公共財の最適供給 (3)公共財の最適供給と費用負担 (4)中位投票者の理論 第3節 公共選択の理論 |
第4章 | 租税原則と税体系 (HTML版レジュメ) |
第1節 租税原則 (1)租税原則の変遷 (2)課税の公平性 (3)課税の効率性 第2節 租税の分類と税体系 (1)租税の分類 (2)税体系 |
第5章 | 所得課税 (HTML版レジュメ) |
第1節 所得税制の推移 (1)シャウプ勧告 (2)シャウプ税制からの乖離 (3)高度成長期の税制改革 (4)石油ショックと財政再建にともなう転換 (5)フラット化への潮流 (6)平成不況と所得税減税 第2節 所得税制の仕組み (1)所得税(国税)の仕組み (2)個人住民税(地方税)の仕組み 第3節 所得課税の課題 (1)課税最低限 (2)所得控除の見直し (3)給与所得控除の縮小 (4)課税単位 (5)業種間の所得税負担の格差 |
第6章 | 法人課税 (HTML版レジュメ) |
第1節 法人のとらえ方 (1)法人実在説と法人擬制説 (2)個人所得税と法人税の二重課税の調整 (3)地方税としての法人課税 (4)法人税と転嫁 第2 節 法人課税の仕組みと現状 (1)法人税の仕組み (2)税収に占める法人税の比率 (3 )国際比較 (4)法人税負担の現状 第3節 法人課税の諸問題 (1)引当金・準備金の見直し (2)フリンジ・ベネフット課税 |
第7章 | 消費課税 (HTML版レジュメ) |
第1 節消費課税の現状と仕組み (1)消費課税の現状 (2)消費税の仕組み (3)消費税の非課税措置 (4)複数税率 (5)中小企業の特例措置 第2節 消費税改革の課題 (1)益税問題 (2)複数税率化 (3)消費税の使途 |
第8章 | 資産課税 (html版レジュメ) |
第1節 金融資産への課税 (1)利子・配当課税の沿革 (2)株式等のキャピタル・ゲイン課税の沿革 (3)国際比較 (4)金融資産課税の改革 第2節 相続税・贈与税 (1)相続税・贈与税の仕組み (2)相続税・贈与税の負担の現状 (3)相続税・贈与税改革の課題 第3節 土地税制 (1)土地税制の変遷 (2)土地税制の国際比較 (3)地価税の凍結 (4)固定資産税 (5)土地譲渡所得税 |
第9章 | 税制改革の理論 (HTML版レジュメ) |
第1節 包括的所得税(Comprehensive Income Tax)の特徴 (1)包括的所得の定義 (2)包括的所得税の意義 (3)包括的所得税の問題点 第2節 支出税論 (1)古典的支出税 (2)現代的支出税の課税ベース (3)支出税のメリット (4)支出税の問題点 第3節 最適課税論 (1)最適課税論の基本的性格 (2)最適所得税論 (3)最適課税論への批判 |
第10章 | 財政政策とその有効性 (PDF版レジュメ) |
第1節 ケインズの財政政策 (1)大恐慌とケインズ (2)ケインズ・モデル (3)ビルトイン・スタビライザー 第2節 財政政策の有効性について (1)IS-LM分析 (2)数値例にもとづく財政政策の効果 (3)ケインジアンとマネタリストの論争 (4)資産効果 (5)総需要・総供給 (6)合理的期待形成 (7)ブキャナンの批判 |
第11章 | 公債論 (HTML版レジュメ) |
第1節 公債発行の現状 (1)公債とは (2)日本の財政運営と公債発行 (3)国と地方の長期債務残高 第2節 公債の負担 (1)ケインズ派の公債負担論 (2)新古典派の公債負担論 (3)中立命題 第3節 財政再建への取り組み (1)公債発行の問題点 (2)近年における財政再建への取り組み |
第12章 | 地方財政 (HTML版レジュメ) |
第1節 国と地方の役割分担 (1)資源配分機能としての地方公共財の提供 (2)所得分配機能における地方の役割 (3)経済安定機能と地方の公共事業 第2節 地方財政の現状 (1)地方財政と国の財政 (2)SNAからみた地方財政 (3)地方財政計画 (4)国際比較 第3節 地方財政の課題 (1)地方の赤字体質 (2)地方分権 (3)財源の委譲 |
第13章 | 行政の役割と民間活力 (HTML版レジュメ) |
第1節 自然独占と公益事業 |
補章1 | 超入門経済数学 | 1.関数 2.微分 3.制約条件付き最大化問題 |
補章2 | 超入門ミクロ経済学 | 1.消費者行動の理論 2.生産者行動の理論3. |
補章3 | 超入門マクロ経済学 | 1.国民所得の定義 2.需要の波及プロセス 3.国民所得決定の理論 4.IS−LM分析 |
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2024/04/20 8:48:24