〜contetnts〜
トップページ
はじめに
地方ローカル交通
  問題点と取り組み
  └問題点1(都市部)
  └問題点2(地方)
  └とりくみ1(全国)
  └とりくみ2(都市部)
  └とりくみ3(地方)
今日のTOPIC
旅行記
由利本荘市循環バス
掲示板
LINK

最後に地方での作戦を紹介する。乗客が少なく体力も残り少ない会社が多いなか、行政主導による作戦が多い

1、 交通機関同士の接続改善
 電車、バスを利用しても本数が少ないと目的地までの乗継が悪い。これを改善することにより、公共交通機関の便利さを向上させる。同じ会社の路線ならばもちろん、他の会社の路線に関しても接続改善が図られている。
鉄道⇔鉄道だけでなく、
ハイウェイ特急バス⇔路線バス(島根県内)

新交通⇔路面電車 (広島市内)
バス⇔船(愛媛県大三島)

2、 自治体による電車、バスの利用者 運賃半額補助


 電車・バスの活性化だけでなく上にかいた商店街の活性化、地元の観光地の活性化、そしてなによりも車を減らすことによる地球環境の保護が目的となっている、


島根県邑智郡の取り組み
電車、バスの多数利用者には回数券やバスカードがプレゼントされる。
またこの村では独自による村営スクールバスを運行している
(だれでも乗車可)
3、 都市⇔都市の高速化

 廃止間近のローカル線の存続のために都市⇔都市の高速化をする。
都市を結ぶ特急電車が頻繁に走る路線ならば廃止はありえない。こうして地元の鉄道を守る。
第3セクターの北越急行と智頭急行はこの目的により建設され現在も黒字を維持している。

(JR山陰本線)

4、 電車・バスへの自転車の持ちこみ
 本来、鉄道・バスの中に自転車を持ちこむことはできない。
家から駅が遠く、降車駅から目的地までも遠い場合、あまり電車・バスを使う気にならない。そこで電車・バスへ自転車を持ちこんで 家−駅=駅−目的地 を自転車で移動できるように電車・バスへ自転車の持ちこみが一部で許可されている。第1号は熊本の熊本電鉄。赤字で苦しんでるときにこの方法を思いつき導入した。当時は運輸省から「急ブレーキで電車が停止したとき、危ない」と警告されたが、無視して実行。現在では自転車利用が健康に良い事も影響し、認められている。
(船では以前から手荷物として認められている)
5、 小型バスでの運行
 都市部と同じ大きさのバスを地方で動かそうとしても、それほど需要がなく、燃費が悪く効率が悪い。そこで小型バスを導入する。メリットとして、狭い道にも入れることがある。
                    

中国JRバス→

奈良交通では15人乗りのバスが活躍