- 寺 山 だ よ り -

達平ちゃん
【No.1771】 2024年01月14日

1月13日 
 午後1時過ぎ、卒業してから一度も会っていないが、年賀状での交流は続いている達平ちゃんから電話。電話も確か初めてのこと。今年の年賀状には「転勤で前橋にいる」と書いてきた。それで、群馬は道祖神がたくさん祀られている。特に高崎市の倉渕町は道祖神の宝庫だから、見て歩いたらと道祖神の本を送った。その本を手に、今倉渕を歩いているとの報告。驚き感激した。道祖神に護られて前橋での仕事をがんばってほしい。
 明日はどんど焼きなので夕食後ダンゴづくりをする。ダンゴ粉の袋に書かれているレシピは「茹でる」だが我が家は蒸かす。蒸し上がったダンゴに団扇で風を送るとダンゴは照り輝く。

カズさんと八代亜紀さん
【No.1770】 2024年01月11日

1月10日 三年ぶりに妻の実家の墓参りに厚木の飯山観音へ。坂東六番霊場なので、平日だが御朱印を授かろうと訪れる参拝者を多く見かけた。「昔は競馬場だった」と妻が記憶する広場が整備され円形の散策路になっていた。大型バス用の有料駐車場も設けられた。飯山から愛川町の相模メモリアルパークの義兄姉の墓に詣で、最後に嫁ぎ先の屋敷墓地に眠るカズさんに香を手向けた。
 73歳で他界したカズさん。兄弟会の旅行で八代亜紀の「雨の慕情」をフリを付け「雨々ふれふれ もっとふれ」と唄ったシーンを墓前て思い浮かべた。
 八代亜紀さんがカズさんと同じ73歳で亡くなった。きょう11日の朝日川柳に〈ぬる燗や八代亜紀逝く雨の夜〉〈CDよりカセットテープが似合う人〉が掲句。車のカセットで彼女の歌をよく唄っていた私だった。「天声人語」が書いている「歌は誰かの心を表現する代弁者」と。昭和の時代に生きた私はこの言葉に深くうなずく。

子どもたちの「注連縄あつめ」
【No.1769】 2024年01月10日

1月9日 快晴、 
 今日から三学期。朝7時、お隣の小学校の職員室に明りが灯っていた。やる気十分の先生たち。待ち遠しかったのだろう、子供たちの登校も早い。
 午後2時ごろ、小学生10人ほどとお母さん一人が、14日に行われるダンゴ焼きにお焚き上げする正月飾りを集めに来てくれた。子どもたち手作りの道祖神の御札もいただいた。「お礼に」とお菓子とお駄賃を渡すと、全員が丁寧なお辞儀と言葉を返してくれた。そして帰り際、可愛い笑顔で手を振る。温かく嬉しい気分になり、私も手を振る。14日にまた会える。

一日も早く「ふるさとの暮し」が戻ることを
【No.1768】 2024年01月05日

 1月3日の「天声人語」に震災に遭った能登・輪島の朝市ことが書かれ、山下すてさんの短歌が載っていた。〈雪深くなれば葱売る小母さんもいつもの場所にいない朝市〉山下さんは輪島の人である。平成5年2月7日の朝日歌壇で私は初めて山下さんの2首に出逢った。
・遊ぶ処なにもなき町海へゆき鴎とあそぶ女正月
・雪晴れは町より人の来る予感香をたきて猫の匂い消しおく
 2首はその生活ぶりと人となりを余すことなく伝えていると思った。以後、すてさんの作品を追いかけるようになった。
・神にまだ生かさるる身の寒明けにきゅっきゅっきゅっと拭く畳の目
・陸に寄する波藍青の夏来る繰り言などは小さきこと
・瓜苗に萱しきおれば隣人が藁をくれたり藁は尊し
・襖立て潮騒遠くなりたれど朝夕の歌の鐘は伝わる
・町なかにこんな音なき処ある話しかけては墓洗うなり
・厚きもの朝夕の肌に重ねゆく海白くなる風の盆以後
・らいねんは生きているかななど思い土ほろほろと菊の根分けす
・今朝波の華が咲きしと報ありき箪笥にぬくきもの充たすも
・夜詣でに水仕事終えてゆくころは海あかあかと鯖火の燃えて
・蕗摘みも飽きて膝抱き沖をみる次の世もこの涯に生まれたし(H7・6・15)
  《次の世もこの涯に生まれたし》この言葉を今噛み締めている。被災された皆さんに一日も早く「ふるさとの暮し」が戻ることをただただ願う。

道祖神さんと駅伝観戦
【No.1767】 2024年01月05日

1月3日
 四年ぶりに二宮町山西の寛政二年の道祖神さんと一緒に箱根駅伝の応援。今年で17回になる。
 ・押切坂駆け上り来る韋駄天を待つ寛政の双体神と

 帰りに小田原のゲームセンターでクレーンゲームに《再挑戦》、というのは2018年の春、ここで「寝そべりスヌーピー」をゲットしているから。今回もかなりのコインを費やしたが弟君を釣り上げることができた。今、その兄弟は応接室のソファに寄り添い寝そべっている。幸せそうだ。

 

老えば増す承認欲求去年今年
【No.1766】 2024年01月04日

2024年1月1日 老えば増す承認欲求去年今年
 ◇去年の暮し
 2023年元旦  神奈川歌壇「新春詠草」で一席
 2月  『ECHO』400号に到達 (3月12日の「天声人語」が紹介)
 4月  道祖神の里めぐり再開(富士山南麗)
 6月  本町小3年生の「総合の時間」で「秦野の道祖神祭り」の紙芝居をチーム竹の子で上演
 7月8日  『ECHO』のHPへのアクセス50万回に到達
      23年目の「夏休みの親子新聞作り講座」を東公民館で
 8月  運転免許返納
 9月  横浜市P連協の広報づくり講座の講師
 11月 『道祖神の里めぐり』の第三集『道祖神の里 落穂拾い』を上梓     
    「さをり織り」と「日本の道祖神展」 盛況裡に終わる
 12月13日  神奈川新聞が『道祖神の里 落穂拾い』を紹介
    『道祖神ワンダーワールド』の講座を東公民館と鶴巻公民館で
    『日本の道祖神』写真展(12月1日〜23日・東公民館)
 12月 神奈川歌壇 今野寿美先生選で一席。
     ※元旦の「新春詠草」の歌壇一席 (佐々木定綱先生選)で始まり12月も一席で今年を締めくくることができた

大晦日 
【No.1765】 2024年01月01日

12月31日
 午前5時起床。10時まで明日アップする予定のHP更新の作業。迎春の掛け軸「双鶴」を床の間に、玄関には中野啓三郎肉筆の津軽凧絵を掛ける。
 午後、圓通寺へ年末の挨拶に。墓所に輪飾りを供え線香を上げた。帰って人形(ひとがた)を畑でお焚き上げする。昔は川に流した(鹿島流しだから)のだが……。最後に清水の道祖神のしめ飾りをした。
 5時から我が家の年越しの神事。屋内の天津神、国津神、荒神、仏壇に燈明を灯し、年越しそばとお神酒を供える、と書いたが高所は無理なので、ほとんど長男に任せた。いつもより酔ったのは、今日の《動き》の激しさからだろう。年越しそばを食べ、神仏に供えた物をすべて下げ入浴。「紅白」は観ないで「第九」を聴いて就寝。

冬至 柚子 カボチャ
【No.1764】 2023年12月24日

12月22日
 冬至 「ユズ湯に」とAさん、Kさん、Mさんから柚子を頂く。「冬至にはカボチャを食べる」という風習もある。今年も「すくなカボチャ」。これはTさんが栽培したもの。飛騨地方の特産品で甘くてやわらかい。皮まで食べられるから大好き。

12月23日 
 夏の暑さのお陰で柚子は大豊作とか。天辺に取り残されたたくさんの柚が朝日を浴びて黄に輝いている。中天に白砂糖煎餅のような月齢10日の月がぼんやりと懸っている。

好評「日本の道祖神写真展」!
【No.1763】 2023年12月18日

I2月1日〜I5日まで東公民館で開催した武勝美の「道祖神ワンダーワールド・日本の道祖神写真展」。来場者の声 (アンケートまとめ)
@秦野にこんなにたくさん道祖神があることに驚いた。
Aびっくりしました。現地に行ってみたく思いました。
B子供のころのなつかしい風景を思い出した。
C秦野のいたる所に道祖神があることを、はじめて知りました。昔の人の思い(子孫繁栄や安全祈願など)がすごく込められていると感じました。とても興味深いイベントでした。
D昔の古い物がいまだに残り人々に大切にされているというのは、すばらしいことだと思う。道祖神は男女一対の物が多く、仲睦まじい姿はほほえましく優しい気持ちにさせられる。こういう物を研究されている方がいて、私たちに見せてもらえることは、ありがたいと思う。
E見て《福》が現れた様に思えました。
F昔は近くにもありました。最近見かけなくなりました。楽しく昔を思い出しながら拝見しました。ありがとうございました。
G先日武先生の講演を拝聴させていただきました。道祖神の歴史と文化を後世に伝えていきたいです。秦野は道祖神の宝庫です。早速道祖神の里秦野を全国に知らしめたいと思います。道祖神の関心を一人でも多くの人に伝えるべく公民館の努カをご期待申し上げます。歴史に関わる東地区の史跡をこれからもPRして行ってください。
H道祖神にもこれ程多様なものという事を知りました。ウオーキングが楽しくなりそうです。
I道祖神にも色々な形、種類が有るのですね。これからは道端に有る石碑、道祖神にも注意して見て行きたいです。
J日本全国色々な道祖神を知ることができて、まるで全国を街歩きしたような気分になりました。子どもの頃我が家にあったワラの馬、道祖神面も展示で見ましたが、何気なく生活の中に溶け込む道祖神を改めて見つめなおすよい機会になリました。武先生の知識等が今後さらに多くの方に知っていただけることを期待しています。
 
 「好評」ということで急遽12月23日まで延長することになった。

道祖神三昧
【No.1762】 2023年12月16日

12月15日
 午後、東公民館で開催中の「日本の道祖神展」のギャラリートークを行う。

12月14日
 13:30から鶴巻公民館の歴史講座「道祖神の落ち穂拾い・道祖神祭り」。オープニングは「チーム竹の子」の関智子さんによる紙芝居『秦野のどんど焼き・トッケダンゴ』。
 来場者は10名。嬉しかったし、驚いたのは中三の女生徒がお母さんと参加してくれたこと。「進路面談が始まっているので授業は午前中。それで来られた」とお母さん。道祖神に興味があると言うその子は、小学生のころ東公民館の「親子かべ新聞講座」に三年間参加してくれた子だった。平塚市から自転車て参加された方もあった。
 質問もいくつか出た今日の講座。その一つは「目一つ小僧と庚申信仰との関り」。良い質問を貰えた。

 道祖神の落ち穂拾い
【No.1761】 2023年12月13日

2月13日
 神奈川新聞が『道祖神の里 落穂拾い』を紹介。「道祖神研究家」との肩書は怖い!

12月9日
 東公民館の歴史講座「道祖神の落ち穂拾い 道祖神祭り」を午後1時半から。受講者は17人。夏の壁新聞講座で「道祖神新聞」を作った小四の葵さんも来てくれた。
 この講座では「各地の道祖神祭り」の紹介をした。 
(1)大磯の「左義長」(2)長野市大岡丙芦ノ尻の「道祖神祭り」(3)長野の「三九郎」(4)伯耆の「サイノカミ祭り」と藁馬(5)北杜市高根町海道の「どんどん焼き」と藁馬 (6) 長岡市上樫出の「ちょんぼ地蔵(道祖神づくり) 祭り」、そして秦野の「どんど焼き・トッケダンゴ」は「チーム竹の子」の伊東さんの「めひとつ小僧」と関さんの「トッケダンゴ」の紙芝居で。

12月8日
 『道祖神の里 落穂拾い』20冊を図書館、歴史博物館、公民館などに寄贈するため午後3時に秦野市役所市長室へ。出迎えてくださったのは高橋市長、佐藤教育長、原田教育部長、宇佐美スポーツ文化部長、水島同課長。この寄贈に道筋をつけてくれた東公民館長の関野さんも同席。感激の余り饒舌になり道祖神についてあれこれ語ってしまった。すると質問をいくつか頂き、道祖神講座を開いているような気分になっていた。今考えれば、恥ずかしいし本当に申し訳なかった。公務でお忙しい中、歓待してくださった皆様に心からお礼を申し上げなければなりません。
 この日は「目ひとつ小僧」の日。

12月1日
 きょう12月1日から「道祖神ワンダーワールド・日本の道祖神」展を秦野市立東公民館で開く。期間は15日まで。「一般的な写真展だと一通り眺めて退室されるのだが、この道祖神展の鑑賞者は、時間をかけて見ておられる」と館長さんが話してくれた。

嬉しいこと・ありがたいこと 三題
【No.1760】 2023年12月04日

12月3日
 12月の歌壇の発表日、今野寿美先生選で一席、令和5年の元旦の歌壇一席(佐々木定綱先生)で始まり12月も一席で〆ることができた。喜びは一入。
 東公民館で開いている「日本の道祖神展」。公民館のお力で素敵な展示会になった。たぶん参観者もそう感じるだろう。これも嬉しいこと。
 夕方6時から68歳の教え子の懇親会に参加。この会は地元東地区で暮らしている有志が年に一度集まり、旧交を温め現況を報告しこれからの暮しの元気をもらう会。今宵の出席は12名(私もそのメンバーとして認められている)。私の出版を知り「祝出版」を兼ねる宴となった。ありがたいこと、嬉しいことだった。

古道・大山道を歩く
【No.1759】 2023年12月02日

12月1日
 東公民館主催の「古道・大山道を歩く」の案内を「みちしるべの会」の横山、浦田、山口、笠井、大木さんが行う。私は横畑ケで地名「地獄ケ入」にまつわる「テウ塚の婆」について話した。「テウ塚の婆」とは「葬頭河の奪衣婆」のこと。三途川の渡り方の話で、母が「横畑ケのちょう塚に婆がいて、通る人の着物を脱がせる」と私に聞かせた話。
 今日のウオークの参加者は16名。歩けない私は 横畑ケまで小泉さんの車で送り迎えしてもらい務めを果たした。小泉さんには感謝。
 大山の紅葉は今が盛り。皆さん楽しいウオークができたろう。

煤逃げ
【No.1758】 2023年11月30日

11月30日
 明日からあわただしい師走・12月。その忙しい最中に《道祖神》です。
 《煤逃げ》の方 どうぞご来場を!!

 ◇「道祖神ワンダーワールド・日本の道祖神」展 
12月1日(金)〜15日(金)8:30〜17:00 
会場:秦野市立東公民館(0463-82-3232)
    ※ギャラリートーク 12月15日(金)13時30分より

 ◇歴史講座「道祖神の落ち穂拾い 道祖神祭り」
   12月9日(土)13時30分〜15時30分 
会場:秦野市立東公民館(0463-82-3232)
・参加者受付中

 ◇歴史講座「道祖神の落ち穂拾い 道祖神祭り」
   12月14日(木)13時30分〜15時30分 
会場:秦野市立鶴巻公民館(0463-76-0463)
     ・参加者受付中

 ◇『道祖神の里 落穂拾い』(2023年11月22日上梓) 
 購読ご希望の方は武まで電話・メールでご連絡ください。
 

 皆様 ありがとうございました
【No.1757】 2023年11月27日

11月26日
 「さをり&道祖神」展の最終日。21名の方が来てくださった。『落穂拾い』の表紙に使わせてもらった古谷家の関係者が上梓のお祝いに来てくださった。ありがたいことだった。再来訪のKさんOさんは平成23年度の「市P連だより」の正・副編集長。当時の広報作りの思い出話、で花が咲いた。ふらりと立ち寄られた男性から「道祖神展はいい企画」との言葉を貰った。
 妻の「さをり織り」への来場者は教え子が多かった。特に野球部の女子マネージャー6名が誘い合わて初日に来てくれ、開催を晴れやかに祝ってくれたのは嬉しかった。五日間の来場者は100余名。皆様、本当にありがとうございました。
 4時半に解散。静岡・菊川市から5泊6日で会を支えてくれた能子さん(古布リメイク・妻の教え子)は特別に別れを惜しんでくれた。 
 再会を誓ひて秋を惜しみけり

握手
【No.1756】 2023年11月26日

11月25日
 展示会四日目・17名のご来籠。かかりつけの歯科医院の先生夫妻、妹夫婦、鶴巻中時代の保護者夫妻、そしてBeauty7のMさん。通りすがりの来訪者が、私の年齢を知り握手を求めてきた。

11月24日は23名のご来場
【No.1755】 2023年11月25日

11月24日
 展示会第三日は23名のご来場。
 相模原市緑区からHさんご夫妻。厚木市、綾瀬市、小田原市、愛川町からも来てくださった。「みちしるべの会」のOさんとKさんは大山寺の紅葉を楽しんだ後のご来館。その健脚ぶりに驚く。

来館者Yさんと道祖神の話
【No.1754】 2023年11月24日

2023年11月23日
 展示会第二日。13名のご来場。知人のYさんが「鹿沼の道祖神、見てといらっしゃいますよね。私、主人と見てきました。その道祖神の傍のお店で『道祖神まんじゅう』を買いました。餡がいっぱいの大きなおまんじゅうでとてもおいしかった」。
 鹿沼のこの道祖神は抱擁像で市重要文化財。「歓喜天道祖神」と呼ばれているもの。おまんじゅうは私も食べた。2018年4月に訪ねている。

【No.1753】 2023年11月23日

11月22日
 「さをり織り」と「道祖神(写真)}の展示会第一日。30名ほどのご来場いただいた。ありがたいこと。

『道祖神の里 落穂拾い』 今日上梓
【No.1752】 2023年11月22日

11月22日
 今日は「いい夫婦の日」だそうで……、我が家の二人は今日から26日までの日程で「さをり織り」と「日本の道祖神(写真)」の展示会を丹沢美術館で開く。『道祖神の里 落穂拾い』も今日の日付けで上梓できた。22日の上梓は「さをり展」の日程に合わせたためで、特別な意識は無かった。
 展示会開催期間中は努めて会場に居るつもりです。小書『落穂拾い』を会場でご一読ください。ご来場をお待ちいたしております。

霜月なかば
【No.1751】 2023年11月13日

 第42回東公民館祭りに三つの展示部門で参加。@「まほら秦野みちしるべの会」は「古道・大山道」のイラストマップを展示し、会員6名でその解説・説明をした。A「秦野ゆとりの会」は毎年「菊花展」を開いている。今年は八名が30数鉢を出展。「福助づくり」がメインだが、私は「ざる菊」を三鉢。B「夏休み親子新聞作り講座」の6作品も展示した。
 三年ぶりの一日開催となったので来場者数も多く、懐かしい顔にたくさん出会え嬉しかった。だが、参加団体そのものの減少が気になる。コロナ禍でその活動を控えたたことが会の衰退につながり、加えて会員の高齢化、趣味の多様化からか新敷く会員を迎えることが少なくなっている。私の所属するそれぞれの会、家族新聞講座の参加数も《ご多聞に漏れず》という状況。これは地域コミュニティの縮小、稀薄化という現実を表している。
 岩手から「さわし柿」がいっぱい届いた。便りにではもう雪囲いの準備に入っているらしい。そういえば私もダウンのジャンパーを羽織った今日だった。尉鶲が帰ってきたのは一週間ほど前。山茶花が見ごろ。11月の俳壇で共選・三席。「少年の窓開け放つ良夜かな」

 11月13日の7時過ぎ、西の空に大きな虹が掛かっていると妻が声をかけてきた。しばらくして中学校の校舎の向こうに二重虹! ダブル・レインボーは「幸福のサイン」。午後から快晴。

やっさんの来訪
【No.1750】 2023年11月03日

11月3日
 裏のやっさん(静岡・小山町在住)が「道祖神のことが載っているから」と御殿場の地域紙「岳麓新聞(10月1日付け)を持って来てくれた。《やっさん》とは、このホームページで「タバコの花」のことを書いた(2023/9/5更新)、その中に登場してもらった《やっさん》である。嬉しい。「日曜さろん」というコラム欄で富士山東麓(御殿場市・裾野市・小山町・長泉町)の道祖神の紹介がされている。文中の数カ所は訪問しているので懐かしく読んだ。
 ホームページ更新。写真のアップに手こずる。 

二種類のワクチンを同時接種
【No.1749】 2023年10月22日

10月21日
 コロナとインフルエンザのワクチンを同時接種。「メガネの武」でメガネの新調。「エコー」を8人に届ける。『道祖神の里 落穂拾い』の二校を出稿。Tさんから「エコー」のお礼の電話。ワクチン接種のため今夜は断酒、早寝。小松菜と大根が芽を出してくれた。

10月20日
 Kさんがひょっこり現れた。日焼けした顔で「飛行機に乗りたくて、海に入りたくてハワイに行ってきた」三泊五日の旅だそうで「結局三日間、砂浜に寝そべっていただけ」と笑う。Kさんが営んでいる和食店を時々訪れていたのだが、あるとき道祖神の話からKさんの旅好きを知り、以来旅のことを親しく話すようになった。五月は犬吠埼、八月は秋田へバイクを走らせ、今回はハワイへ飛んだKさんだった。開店前の忙しい時間帯の中での来訪だった。嬉しいことだった。
 Yさんがハロウィン飾りを今年も持ってきてくれた。もう十年は続いているだろう。今年の飾りは立体飾り。カボチャランタン、魔女の箒、おばけとお化け城もあしらわれていた。
 工芸の得意なYさんは5月の節句にはミニチュア武者兜、10月はリースのハロウィン飾り、そして12月のクリスマスツリーは松ぼっくり、そし椎の実のトナカイ。リースの蔓などその材料は近くの山のもの。Yさんの心遣いで私の部屋は季節の風物詩を味わうことができる。ありがたいこと。
 朝日新聞編集委員の古谷浩一さんから『天声人語(2023年1月―6月) 朝日新聞出版』が送られてきた。110ページに「手作り新聞400号」のタイトルで3月12日の記事が掲載されていた。感激!
「エコー」407号発送作業。新しい入れ歯の調整。しっかりと噛むことが出来ればうれしいが。

92O5は永遠
【No.1748】 2023年10月10日

10月9日
 18年6か月家族の絆を深めてくれたクラウンとお別れ。 
 クラウンでの最初の遠出は2005年2月3日、「節分祭・豆まき」を行う西伊豆の「ホテルときわや」行だった。大広間で行われた「豆まき大会」の場で、宿の女将さんに「恵方巻は出ないの」と聞いたら、恵方巻はご存じなかった。それで恵方巻の姿や食べ方などを話した。すると女将さんは直ぐに板場に入り、太巻き寿司を《板さん》に巻かせ振る舞ってくれた。
 2009年8月17日 秋田・羽後町の『西馬音内盆踊り』にクラウンで出かけた。長男は言う「今では考えられない強行軍」と。この旅で福島・母畑温泉から猪苗代湖まで私がハンドルを握った。東北自動車道をクラウンで走ったのだ。
 2012年2月7〜9日 京都市内、比叡山から琵琶湖と廻り、帰路鈴鹿の椿大神社、富士宮の人穴神浅間神社の参拝。これもクラウンのお世話になった。この行程の走行距離は1050q。
長野、群馬、静岡、そして千葉の「道祖神の里めぐり」では山道や悪路を走ってくれた。道祖神の本を上梓はクラウンの力《大》である。ありがとう。お疲れ様でした。我が家にとって92O5は永遠である。

忍野村も道祖神の里
【No.1747】 2023年10月09日

10月8日
 Kさんが「道祖神のことを報告したい」と訪ねてきた。
忍野八海を訪ねた折り、家々の玄関に三角形の座布団のようなものが飾られている事に気が付き、地元の人に「これは何?」と尋ねたら《ヒイチ》という縁起物で、小正月のどんど焼きのときに飾る物とのこと。そのヒイチが「忍野土産としてガチャガチャで売られている」とも教えられ、私にそのヒイチを買ってきてくれたのだ。
 「もう《お終い》なんて言ったらダメ。これからも道祖神の里めぐりは続けなきゃ」といつも言っているKさんである。村役場に寄り、「忍野村史」に記されている道祖神に関わる部分をコピーし、それも私にプレゼント。忍野村観光案内のマップには道祖神が10基ほど載っている。「忍野のどんど焼きに行くときはスタッドレスを履かなければ危ないですよ」とも言う。2時間ほど道祖神の世界に居て楽しかった。

本格的な秋
【No.1746】 2023年10月02日

10月1日
 猛暑とはもうお別れしたい、そんな思いで2時間ほどはサツマイモを掘る。今年は「紅はるか」と「安納芋」が中心。どちらも丸い形だが、丸々と太っていて出来がいい。これは炎暑のお陰か。食べてもらおうと6軒に届けた。「歴史おこしの会」の小泉さん、「一味ちがう郷づくりの会」の大木さんがそれぞれの会報を持って来訪。この日発表の「10月の歌壇」の二席に入った。文化の秋である。そして食欲の秋の到来でもある。渡邊さんの「足長きのこ蕎麦」で秋を満喫。


中秋の名月
【No.1745】 2023年09月30日

9月29日
 「中秋の名月」の卓を作る。穂ススキはKさんが持ってきてくれた。こちらが何もしなくてもいいように五本が束ねてあった。それに庭のコムラサキの一枝を添えた。ちょっとした活け花、「なかなかのセンス」と自画自賛。
 「芋名月」なので、サツマイモ、里芋を畑から掘る。近所にもおすそ分けを。我が家は昔から月見団子ではなく「月見饅頭」。その饅頭が今年はアンマン。自家製の「うでピー」、豆腐、蕎麦、そして蒼天伝も供えた。2年前の9月21日の日記を読み返したら、なんと私の暮らしの変りようが著しいこと!
 今年の「中秋の名月」は旧暦の8月15日と重なっているとか。〈名月は満月なりと思い込み 谷口東風〉。残念ながらその名月は寺山では見られなかった。次に重なるのは七年後とか。だが28日の夜半、煌煌とした月を見られた。午前4時から対サモア戦を観戦。その中継映像の一シーンで「フランスの中秋の名月」も見られた。
 

四年ぶりのPTA広報講座を横浜で
【No.1744】 2023年09月27日

9月26日 
 横浜布PTA連絡協議会の令和5年度第1回研修会(広報分科会)が横浜市立二つ橋高等特別支援学校を会場に開かれ、講座を持った。参加は市内特別学校13校の広報委員さんなど40余名、2校の校長先生のご来場もあった。
 テーマ「こうすればできるPTA広報」。サブタイトルは「子育てご一緒に」。4年ぶりの、持ち時間1時間という講座なので「《右往左往》の話になりそう」と思い、資料をたくさん(A4判11ページ)用意した。
会場が瀬谷区の二つ橋高等特別支援学校なので長男に車を出してもらい、妻に助手をしてもらうという《一家総動員》の取り組み。これは初めての記念すべき出来事でもあった。ちなみに妻の助手の仕事は、書画カメラで投影した資料・30数点のPTA広報紙を整理・収納することだった。
 この日の講座をふり返ると「情多くして意伝わらず」だった。それでも、校長先生から「紹介された《メールじゃ会えない レールで会おう》という・JR東日本のキャッチコピーが強く心に残っている」との言葉。そして、参加された委員さんからも「もう少し話を聞きたかった」などの言葉をもらい少し心が安らいだ。

車を降りる
【No.1743】 2023年09月21日

9月19日  
 今日で運転免許証は完全失効。1970年から昨日まで54年間の車生活を終えた。54年間の運転をふりかえってみると、違反切符を切られたのは三回(スピード、追い越し、進行指定標識の読み違え)。人身事故無し。物損事故で保険を使ったのは1回(庭石に触れバンパー損傷)の一件、これは優良運転者の証? 
乗った車はパブリカ(空冷だった)、カローラ、マークU、クラウン、最後がソリオ。8月31日、ソリオで行きつけの食事処に出かけ、終止符を打った。ちなみに、18年前に乗り始めたクラウンは息子が乗っている。
 息子が言う「『免許 返したら』『いやだ』などともめなくてよかった。それも優良運転者だよ。それにしても潔いね、なぜ降りたの」と聞く。理由は視力が落ちたこと。運転後その疲れを実感するから。運転には自信はあったが、体力が止めさせたのだ。また、生活に必要だから乗っていたので、運転が好きというわけでもないのも理由の一つ。
 この日、妻と息子がケーキで私の《卒業》を祝ってくれた。

HP更新
【No.1742】 2023年09月05日

 9月5日 ホームページ更新。11月に刊行予定の「道祖神ワンダーワールド」第三巻の内容の紹介をUP。「タバコの花」の写真もきれいに上がった。


スーパームーン&ブルームーン
【No.1741】 2023年09月01日

8月31日
 今日も猛暑日。今夜の月は「スーパームーン&ブルームーン」と言うのだそうだ。
 8時過ぎ濡れ縁に座り、東南の空のオレンジ色の勝る黄色の満月を眺めた。その月光が隣りの瓦屋根に届くと、露が降りたように光って見える。我が家の夜の室温は26度。少しずつ秋の気配を感じる。

 家並みは古りたかだかと大満月

四年ぶりの懇親会 みちしるべの会
【No.1740】 2023年08月28日

 「みちしるべの会」の懇親会に参加。コロナの影響で4年ぶりの会に10名が集まった。流しソーメンとお弁当、それにアルコールも少しの懇親会。
 この会らしく懇親に入る前に研修会が持たれた。その講師を務める。幹事から懇親会なのでそれにふさわしい話を、と指示されていたので「日本の苗字と地名」で30分ほど話した。
「日本の苗字はおおよそ30万。多い理由は漢字が使われているから。その約85%が地名に由来。日本の苗字の約80%は訓読み、20%が音読み。」から入り、そして「勝間田」「空」「薬袋」「十八女」「鯨」などの苗字の読み方や由来を紹介。
 講話にとり上げた苗字の一例「カツマタ」姓
静岡県駿東郡に多い「カツマタ」姓は勝間田、勝股、勝又、勝俣、勝亦、勝田などがある。その姓の文字が他家と違うことを表すために、地元では次のようにカツマタさんを呼ぶ。
・勝間田(カツカンデン)のカツマタさん ・勝俣(ヒトマタ)のカツマタさん ・勝又(フンバリマタ)のカツマタさん ・勝股(ニクヅキマタ)のカツマタさん ・勝亦(アカマタ)のカツマタさん ・勝田(マヌキ)のカツマタさん
 原発の処理水の放出にも話が及んだのもこの会らしい。11時から四時間。夕立ちにも恵まれ、涼しい山中で充実した会が持てた。会長さん以下企画に携わってくれた皆さんに感謝。差し入れ有り難うございました。

8月24・25日
【No.1739】 2023年08月25日

 降ったり止んだりの24日 
 この日の朝刊は「エンジョイ・ベースボール」の記事満載。ところが夕刊は一変。「ロシアでの飛行機墜落」「北朝鮮の通信衛星の落下」「福島での原発処理水の放出」、それに関わって「中国の日本産水産物の全面輸入禁止」。そして「大谷選手の故障」も。そんな中、私は9月に行うPTA広報講座のテキスト作り。
 25日午前3時20分頃、ラジオ深夜便「みんなの音楽リクエスト」で「あさがお」が流れた。初めて聞く歌だった。なぜか歌詞に魅かれた。それで今朝調べてみた。

 あさがお  あさみちゆき (2008年リリース)
       詞・高田ひろゆき 曲・網倉一や 

 花火見つめる 縁側で ビール片手の 父がいた
 傍らで寄り添う 母の手は そっと団扇を あおいでた

 仕立ておろしの 浴衣着て ひと箸つけた 冷麦の
 妹の つたない箸さばき 思い出します あの夏の日
 鼻緒が切れた 夏祭り ハンカチ裂いて すげ替えた
 妹は 片足立ちをして じっと待ってた あの夏の日

 氷イチゴと 朝顔と 家族そろった 夏休み
 妹も 私も 嫁いでも 忘れられない あの家が
 あの夏は もう帰らない あの夏は もう帰らない
 今年の夏も 庭に朝顔は 咲いているでしょうか
           
ウチの庭のアサガオは紺と青色だけがまだ咲いている。晩夏だ。



楽しんでくれたのかな 家族新聞作り
【No.1738】 2023年08月21日

8月20日
 東公民館の「家族新聞作り講座」の第二日。今日発行された新聞は「いきもの新聞」「震生湖新聞」「道祖神新聞」「夏休み新聞」(2紙)。加えてもう一紙、この講座の担当者の館員が「家族新聞講座新聞」を館報特別号をとして発行。これは今までの講座にはなかったこと。
 新聞を作った子たちの感想は「たいへんだったけどたしかった」「おじいちゃんの家にインタビューに行った。たのしかった」「しゃしんをとったのがたのしかった」「道祖神をたくさん見てまわったのでたのしかったから、またしらべてみたい」「夏休みの思いてを新聞にまとめられたのでうれしかった」「かんたんじゃなかったけどたのしかった」。お父さんが積極的に新聞作りに協力してくれたことを、子供たちが喜んでいたことも話の中から感じられた。
 この日の講座出席者は小3・四人、小一・1人、父3、母3、祖父母2。小学校の先生1人、インターシップの大学生2。
 しっかりとした文、見やすいレイアウトですばらしい新聞が出来上がった。子供たちのが「楽しかった」という言葉が、私には何より嬉しいことだった。

8月18日
【No.1737】 2023年08月18日

 今日・8月18日の「誕生日の花」は百日草。花言葉は「友への思い」。

広島の日
【No.1736】 2023年08月06日


 『天声人語》を通して四十数年ぶりに同僚Tさんと再会(電話とメールと手紙で)。そのTさんから昨日こんなメールが届いた。
 「えこーの大江健三郎さんのメッセージ 初めて読みました。この記事から思い出したことがあります。
 ・六二三八六八九八一五 五三に繋げ我ら今生く  西野防人 
 《六二三(ろくにいさん)、八六八九八一五(はちろくはちきゅうはちいちご)、五三(ごさん)に繋げ 我ら今生く 》と読む。朝日歌壇賞受賞の短歌です。ずっと授業で子供たちに紹介してきました。
 

 今日は「広島・原爆の日」
  梅雨出水山河破れて海の哭く   勝美
  永久に水の星たれ原爆忌
  八月の空にあふれる祈りかな
  ヒロシマの夾竹桃の白きかな
  白もまた燃える色なり雲の峰

 数字ばかりの西野さんの短歌。六二三は「沖縄の日」八六八九は「広島と長崎の「原爆の日」 八一五は「終戦の日」そして 五三は「憲法記念日」。私も夏になると6.23 8.6 8.9 8.15を意識する。

暑中お見舞い
【No.1735】 2023年08月03日

 7月28日の「三陸新報」の個人広告欄に武姓を発見。秦野地方以外ではあまり武姓の方にお目にかからない。気仙沼がさらに私の身近になった。
そう、20年くらい前、「ホームページで『武厚子』を発見した」からと埼玉にお住みの武厚子さんから妻に電話が入ったことがあった。武姓はやはり稀少。
 
 8月1日、Kさんからもらった葉煙草の花が咲いた。白い花茎の先に薄紅色の可憐な花。3センチほどの花茎の先に2センチくらい花。総状花序で五裂の花。
秦野煙草音頭は「いじらしいぞえ煙草の花は」と歌うが、そうも見える。

家族新聞作り講座に家族5人で参加
【No.1734】 2023年08月01日

7月30日
 9時半から「家族新聞(カベ新聞)作り[講座]を東公民館で。参加者は15名。内訳は5家族。小学1年生1人、3年生4人、4年生1人。父親2、母親4。1組の祖父母。そして飛込みで小学校の先生が一人。
 祖父母参加の家族は両親を含め5人で来てくれた。過去21回の新聞作り講座では なかったこと。その祖父はTさん・75歳で、私が東中学校に勤務していた頃担任したクラスの生徒だった。Tさんはお孫さんに「武先生はおじいちゃんの恩師」と紹介してくれた。
 今日の講座では、それぞれの子に発言・発表の機会を二度ずつ与えることができた。

 講座第二日の8月20日は、完成したカベ新聞の発表会。どんな新聞が現れるのか楽しみ。

炎暑 七月
【No.1733】 2023年07月22日

 学校は夏休みに入った。海抜176メートルの我が家も連日猛暑日。それなのに蝉の声がほとんど聞こえない。昨日の朝、ニ―二―蝉の弱い鳴き声が聞かれたが、油蝉はまだ聞いていない。庭にはもう油蝉の亡骸が。このところの天候のせいか。
 手庇で大樹に蝉を探す老
 今生れし声に混じりて今生の別れも聞こゆ夕蝉しぐれ

 濃い赤に白の縁取りの「蔓なし朝顔」が今朝は五つ花開いた。濃い赤に白の縁取り。日陰に置けば午後3時ころまでもつ。キキョウの花も今が満開のとき。百日紅の花も咲き出した。連日畑に出ていたので体重が減った。
 熱おびし高枝鋏百日紅
 草刈りの手枕細き午睡かな

お盆
【No.1732】 2023年07月14日

7月13日
 午前8時からお盆の支度。午前中いっぱいかけて「盆棚」をしつらえる。午後は「ツジ」を作り、畑からキュウリとナスを摘み馬と牛を作る。そのあとウドンを茹でる。これは馬と牛の手綱。午後4時、迎え火を焚き、ウマとウシでオショロサン(お精霊さん)を家の中の盆棚に迎え入れる。4時半、ご近所6軒のツジに線香を上げに行く。そして5時から夕食。オショロサンもご一緒。6軒の方がお線香上げに来てくださる。
 今日の歩行数は2700ほど。疲れたがゆたかな心で缶ビールのプルタブを引くことができた。

 ※「お盆の行事」と「ツジ」については、『エコー』のHP「秦野のおはなし」94話と185話を読んでください。

50万アクセス
【No.1731】 2023年07月08日

7月8日
 朝7時20分、ホームページを開いたらアクセス数が50万を越えていた。
・50万回目の来訪者の記録
 2023/07/08 06:17:02
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 「エコー」のホームページを開設したのは2000年10月8日。奇しくも今日は8日。23年10か月で50万アクセス。1日平均のアクセス数はおおよそ60。
 訪れてくださった皆さんに《感謝》。

7月の庭
【No.1730】 2023年07月04日

7月4日
庭の隅、三か所でヤマユリが咲いていた。数えたら12も。もっと早く気が付けばよかった。蕾がまだついているのでもうしばらくは楽しめそうだ。コムラサキがゴマより小さな粒の淡いピンクの小さな花を付け始めた。庭の隅で咲いている「涼しい色」の花・ギボウシ花茎の下から上に順に咲く。畑で我が物顔のハキダメギク。その小さな花はやっぱり好きになれない。
 ホームページ更新。

「カベ新聞づくり講座」のご案内
【No.1729】 2023年07月01日

7月1日 
 夏休み中に東公民館主催の「家族新聞づくり講座」の案内を今朝の神奈川新聞がしてくれた。ありがたいこと。講座の内容を私からも詳しく紹介させてもらいます。
 秦野市立東公民館主催「家族新聞作り講座」
 講師:武 勝美
 内容:家族のこの夏の思い出をカベ新聞にまとめよう 
 日時:7月30日(日)と8月20日(日)の全二回 いずれも9時30分〜11時30分
会場:東公民館2階ホール 
対象:小・中学生とその家族 10組 
費用:300円  
持ち物:筆記用具、当日の日刊紙
 受付:7月1日より
 問い合わせ:東公民館0463(81)3232・武 0463(81)4276

※東公民館での私の「カベ新聞づくり講座」は今年で22回(年)になります。
   ご参加をお待ちいたしております。

『ECHO』404号を読んで
【No.1728】 2023年06月27日

6月26日
 『ECHO』404号に《三年ぶりに市民体育祭の開催。午前中だけの開催だが三年間のブランクは運営する人たちにとって大変なことだったろう》と書いた。それを読んだMさんから電話をもらった。「裏方の苦労に思いを寄せてくれた武さんの言葉に、運営に関わった一人として報われた気持ちになりました。ありがとうございます」。

「チーム竹の子」で道祖神の授業を持つ
【No.1727】 2023年06月21日

6月20日
 本町小学校第三学年の「総合の時間」の学習テーマは《ふるさとはだ野プロジェクト》でフィールドワークを四月から行っている。その市内の探訪から浮かび上がったのが「道祖神とは何んだろう」という疑問。それで私に「道祖神の話を」と依頼が来た。
 8時45分から10時20分。第一限は秦野の道祖神祭りの特長を表す紙芝居を「チーム竹の子」の伊東祐子さんが『目ひとつ小僧』、関智子さんは『秦野の道祖神祭りトッケダンゴ』を上演。二限は私の担当で「道祖神ってなあに」。児童は120人ほどなので体育館でパワーポイントを使っての授業。
 生活年齢8・9歳、どんど焼きをした児童は三割くらいという条件下で、どれほど聞いてもらえるかとかなり気になったが、「質問タイム」で10数人の挙手がありホッとした三人だった。その質問は次のようなもの
 「なぜ赤や緑のダンゴを作るのか」「ダンゴを炭で焼かないで燃える火で焼くのはなぜ」「どうして太鼓をたたくのか」「目一つ小僧ってだれ」「天の神様ってだれ」「なぜ天の神様に悪いことを言いつけるのか」「どうして秦野に道祖神がたくさんあるのか」「武さんは何歳から道祖神を見て歩くようになったのか」など。素直な疑問や道祖神信仰の本質を問うような質問にとまどった。

「父の日」 山形と高知
【No.1726】 2023年06月19日

6月18日
 「父の日」今年もKさんが「実家に帰ったので」と寒河江のサクランボを持ってきてくれた。「父の日」の《サクランボ》はもう10年も続いている。ありがたいこと。子供からシェーバーと高知・富山・福島・秋田・京都の地酒。〈父の日や酒を減らせと酒届く。『四万十』(180㎖)とサクランボで祝杯。

道祖神熱
【No.1725】 2023年06月15日

6月14日
 朝顔と夕顔(「夜顔」が正しいのだそうだが・・・)の苗を定植した。鉢植えの他に路地植えを合わせて30株ほど。午前中いっぱいの作業。今年は弦無し朝顔の苗を貰った。これは楽しみ。
 このところもまた《道祖神熱》に浮かされて、過去の写真や記録に目を通したりして楽しんでいる。

今昔「秦野ゆとりの会」
【No.1724】 2023年06月12日

6月11日
 今昔「秦野ゆとりの会」
1 東公民館の「朝顔の行灯づくり講座」に参加。この講座は「秦野ゆとりの会」が講師を務める。もう10数年続いている講座で、今日の受講者は8名。会からは古木、中川、久保田、田中、安田さん。私はオブザーバー?
2 今朝の神奈川新聞に会員の一人川口さんの記事。「田植えピーク 豊作願う」の見出し。平塚で米作りに励んでいる川口さん。神奈川のブランド米「はるみ」を自信をもって消費者に送り出すと言っている。
3 同紙に長野・渋温泉の金具屋のレポートが載っていた。この旅館には2008年の会の研修旅行「古きよき時代を訪ねる」で泊っている。木造四階建てで建物の一部は登録有形文化財。
 浪漫風呂と鎌倉風呂という二つの大浴場でかけ流しの湯に浸った。共同浴場に出かけたのは久保田さん。温泉街を歩き84歳の女性が淹れるコーヒーを望月会長さんは心から味わっていた。翌朝、建物の屋根に猿が数匹居るのをみて驚いた。
 信州中野の中山晋平記念館で、晋平が教員時代に使ったオルガンを職員が弾く伴奏にのって「ゴンドラの唄」「船頭小唄」「故郷」を19人全員で歌い、嬉しいひとときを過ごした。利夫さんと「雨降りお月」を唄ったことも思い出した。きょうの朝顔講座の講師を務めた6名はこの旅行に参加している。


 「東地区の地名」の連載スタート
【No.1723】 2023年06月09日

6月8日
 梅雨入り宣言がされた。今夜から大雨と予報される中、畑の草とりをする。ひどく疲れた。腰痛が再発するかもしれない。
 「返ってきたエコー」がHさん、Mさん、Iさんから。「ECHO」を丁寧に読んでくださったことが判り嬉しい。明日出稿の404号をもう一度読み直す。


6月5日
 自治会の回覧板で東公民館報『はるたけ』第233号が廻ってきた。この号から紙面がリニューアルされ「東地区の地名」の連載が始まった。そのコラムを担当することになった。どこまで、何回書けるのか心もとないが、受けた以上は誠心誠意努力したい。
 第1回は館報名『はるたけ』にちなんで「春嶽(はるたけ)」をとり上げた。地名はその地の自然・歴史・風土などを表している。地名は誰が付けたというのではなく、他と区別することの必要性から自然に発生し、そこに暮らす人たちによって使われた言葉。だからさまざまな由来や語源があり、先学の書でも「〜を言うか」「〜を表す語か」「〜のことか」「〜とも」など定説は述べていない。私の話がきっかけで、東地区のさまざまなことを探ってくれる人が現れれば、と願う。《ふるさとを知り ふるさとを愛し ふるさとを育てる》

葉タバコの花
【No.1722】 2023年05月31日

5月30日
 『エコー』を読んでもらっているお店に403号を届けに行った。すると「葉タバコの苗を持って行かない?」と店主のKさんが言う。
 毎年その季節になると葉煙草の花の咲く鉢が十鉢ほど店の入り口に並ぶ。かつて秦野は葉タバコの名産地だった。煙草農家であったKさんの両親がそれを懐かしみ、しのんで花を咲かせてきたのだ。
花は白い漏斗状で先端は淡い紅色に染まる。六月下旬から七月にかけて開花。花もちがいいので秋まで見られる。ところが葉タバコづくりでは「花は生育の邪魔」と早々と摘み取られてしまう。
 「いじらしいぞえ 煙草の花は 咲かで摘まれる エーなんとしょ恋の色」(秦野煙草音頭の三番の歌詞)
 この夏は庭にタバコの花を咲かせる。

さわやかな五月
【No.1721】 2023年05月15日

5月14日 午前中の雨間に松の芽かきを家族で一時間ほど。Mさんが「実家に行ってきたので」と静岡茶を持ってきてくれた。妻が緑茶が好きなことを知っているので「母の日」の贈り物だった。食卓にはカーネーションの花籠、これは長男から。

5月13日 午後1時30分から「ゆとりの会」の例会(8人の出席)。今年度の年間活動計画を確認。公民館から依頼されている「朝顔の行灯づくり講座」と「鈴虫の頒布会」についても話し合う。そのあと「菊づくり」の現況報告をし合い、Fさんから助言をもらった。ここまでが今日の会の主要事項。そして今月の「ゆとり勉強会」はKさんによる「地球温暖化」の話。国連の二酸化炭素の観測所が我が国では南鳥島に設けられていることを知った。

5月12日 今年もYさんにサツマイモの苗、里芋の種芋、長ネギを植えてもらった。本当にありがたい。五月三日に播いた朝顔・夕顔が幾つか芽を出しているのを発見、順調。

5月10日 JA秦野の広報紙「JAはだの」のNさんの取材を受けた。取材中、道祖神に話が及ぶと、Nさんは「小学三年のころ道祖神についての壁新聞を作った」と言う。道祖神や大山道について調べていたお父さんと一緒に歩いたので新聞が出来たのだ。私にはうれしい話。一度お父さんにお会いしたい。

私の大型連休
【No.1720】 2023年05月09日

 4月29日:草木の成長が今年は早い。庭や畑が気になるが、この連休は自分のペースで動こう(ではなく動けないから) プランターの土を買いに 30日:調髪
 5月1日:妹夫婦来訪 2日:墓参り(父の命日) 3日:朝顔夕顔の播種 4日:畑の整理(草取り) 野菜苗の手入れ 5日:松の芽摘み 6日:八時半ころ近くで火災発生  403号の原稿の打ちだし 7日:俳壇三席に入る
 「大型連休」と言っても 一年じゅう休日だから……。3日、4日、5日を少し意識して「はだしのゲン」を再読。

こどもの日
【No.1719】 2023年05月06日

 「孟母三遷」ではないが、我が家は常に子どもたちの明るい声に囲まれている。
 家の東側は中学校と幼稚園の通学路。「行ってらっしゃい」と声をかけると小さく笑顔で手を振り応えてくれる園児。部活帰りの野球帽たちの笑い声。西は庭続きで小学校のグラウンド。平日は体育の授業の「イチ、ニ、サン、シ」の大声。そして学童保育の子たちが日暮れまで走り回っている。休日の少年野球やサッカーの練習の声も明るい。
 前隣りのW家には男子の幼稚園児と保育園児。この春から庭で野菜づくりを始めた四人の会話は弾んでいる。後隣りには保育園児と一歳の子のいるE家。昨日も四歳の子にお父さんが自転車の乗り方を教える声が。「しっかり止まってから降りるんだ。そうしないと転ぶぞ」。
 元気よく泳ぐインキョの大きな鯉幟を二階から眺めた。今日は「こどもの日」、横山さんの手作り紙兜が食卓に飾られている。ホームランの勝利兜を被る大谷選手を待っていたがヒットだった。
 
 遠くの祭り囃しが五月の風に乗って届いてきた。東田原神社の祭礼の太鼓だろう。早いリズムでカン・カン・カンと叩くのが特徴の《秦野の馬鹿っぱやし》を三年ぶりに聞いた。

 過疎進む里に今年も躍る鯉見上げ微笑む子育ての神
 矢車のカラカラが嬉し里五月
 四歳の漕ぐ自転車や風薫る

 祝 400号
【No.1718】 2023年04月25日

4月24日
 昨夜Yさんが400号到達を祝うバラの花束を持ってきてくれた。 

 朝から畑に入り夏野菜の菜園を作りをした。ナス、キュウリ、トマト、ししとう、ピーマン、カボチャ、それに長ネギ。五月になったら里芋、サツマイモも植える。こんなにいろいろ仕付けたのが、これは《食べる》というより畑を荒らさないため。少し冷えたが、しっかり働いた一日。

4月22日
 『西のいぶき・ビューティSEVENS』が「400号を祝う会」を開いてくれた。「ビューティSEVENS」は2013年にPTA広報『西のいぶき』をつくった7人の会。コロナ前は毎年夏・冬に集まって近況報告の食事会をしてきた。わたしもSEVENS+ワンとして招かれてきた。会の冒頭、お祝いにバルーンフラワーと大吟醸を贈られた。メッセージカードに「祝 武勝美先生 ECHO第400号 まだまだ現役!! いつも元気でいてください」。心が引き締まりました。
 この11年間で広報委員を4回務めた人4名。うち二人は現役。その中の一人が「『スキだねー』と言われているけど、ここにいるこんなにいい仲間に出逢えたのは広報をやったから。今年もそういう仲間づくりをしようと思っている」と明るい。
 ヤキトリと生ビール。七人の健啖に脱帽しっぱなしの3時間だった。

四年ぶりに道祖神の里めぐり
【No.1717】 2023年04月18日

4月17日 
 県外の「道祖神の里めぐり」は2019年8月に沼津市桃里を訪ねてから今日まで中断。それが四年ぶりに復活できた。富士山の南側沼津市、駿東郡長泉町と駿東郡清水町を一日で回った。古代人は石を塞ノ神としてみなし頼った。そこから道祖神として巨岩奇石が祀られるようになった。清水町には巨石の夫婦石道祖神がある。その夫婦石に出逢た。おおよそ5時間で六か所を巡った。助手席にいるだけだが、久しぶりの高速道。心身共に疲れた。だが充実した一日。

季春
【No.1716】 2023年04月10日

4月9日  
 寺山(鹿嶋神社)のお祭の日だが、今年も神輿渡御は無し。歴史と伝統をしっかりと繋ぎとめるために、神輿の飾り付けだけは清水庭で行った。写真で秦野の暮しを記録しているKさんに「神輿の飾り付けを記録したら」と提言した。
 今年また担げぬ神輿飾り付け「来年こそ」と笑む男衆

 庭の花の動きが今年は早い。長持ちする桃の花はそろそろ終わる。紫木蓮の残った一花はうなだれている。替わって花水木が梢高く白い花をつけた。
 日当たりのよい処のアヤメは紫の大きな花を、負けずに薄い紫のシャガ。白、赤紫、ヒンク、濃い赤と様々な色のツツジが咲き誇る。白い小さな提灯を無数に灯した満天星躑躅の生垣。牡丹の蕾は大きく膨らみ、開花まであと三日くらいか。藤棚では薄紫の房が日増しに延びていく。今年の藤棚は豪華になる。
 そんな中、まだ芽が小さく固いのは八重桜。高遠で求めた「楊貴妃」という名のもの。これからその芽の動きを追いたい。

初出勤
【No.1715】 2023年04月04日

4月3日
 夕方、「麗美の初出勤日なので、帰ってきたら家族でお赤飯を食べてお祝いをします。どんな話が聞けるか楽しみです」と笑顔の智子さんがお赤飯を持ってきてくれた。今日から保育園の先生の麗美さん。希望に満ちた一日だったことだろう。初出勤の一日のことを聞かせてもらおう。

4月4日 ホームページ更新

桜 さくら
【No.1714】 2023年04月02日

 「桜・サクラ」の「サ」は田の神を意味する「田神・さがみ」の「サ」。「早乙女」「早苗」「皐月」「五月雨」などサのつくこれ等の言葉は、いずれも田・稲に関係する特別な言葉である。「クラ」は「依代・神の座」の意味だから、桜は田の神が美しい花となって姿をあらわす処。満開の桜は豊作の稲穂のイメージでもある。
 春日和の一日、人々はその田の神を正客として迎え、豊年を予見する宴を催す。これが花見の起こりと言われている。四月の特定の日に行うこの「お花見」という風習は農民文化の一つ。弥生時代から、農民が山に入り、桜花の下で田の神をもてなす(飲み食いする・「直会」のこと) 「春山行き」という農耕儀礼があった。この秋の豊作を予言する、満開の桜花を連れてきた田の神に感謝するお花見は、農民の神事であり、祝い事なのである。
 
 子どもの頃の秦野地方は、女の子の節句(ひなまつり)は四月三日、四日だった。そしてこの二日間は《お花見》という節句行事があった。子どもたちは太巻き寿司のお弁当を食べ野遊びをして春を楽しんだ。  

3月27日からした桜のライトアップを昨夜で終わりにした。今日2日、曇り空の下、絶え間なく散る花びらが地面を白く敷き詰めている。

 歳古りて庭の主なる桜木の今を限りと落つ花の滝
 残されし刻はいかほど花の滝
 立ち止まりまた立ち止まり浴びる飛花
 カリヨンのある小学校の大桜
 葉桜の駅より発ちぬみちのくへ

コロナ禍の中でのPTA広報紙の役割
【No.1713】 2023年03月27日

3月24日
 学校は今日が修了式。PTA活動の一年間も終わり。午後、西中PTAの広報委員会の正・副委員長さんが今年度発行の『紙面クリニック』を求めて来訪。
 三年前の新型コロナの発生は、学校生活に大きな変化をもたらした。PTA活動の一つ「広報づくり」はとりわけ厳しい条件下での活動になった。学校に入れない、委員会も開けない、発症者の出現という現実などから広報発行を休止した例もいくつか聞いた。そんな中にあっても広報紙『陽光』は年間四回の発行を成し遂げた。紙面の写真は生き生きとしたものが多い。二人は言った「学校での子供の生活を少しでも会員に知らせ安心してもらうのがコロナ禍の広報の役割。学校の理解もあり、合唱祭に特別取材をさせてもらえた。だから私たちもがんばれた。」「広報って、やってみると楽しいね」と二人は笑顔でうなずきあうのだった。

3月21日 濃密な一日
【No.1712】 2023年03月22日

3月21日
 今日は彼岸の中日。小豆飯をご先祖さんに供えた。我が家の彼岸の行事食は「入りボタモチに明けダンゴ中の中日アズキメシ」。彼岸の入り(18日)は牡丹餅・今日は中日だから小豆飯・彼岸明けの24日は団子、ということ。
 WBCの試合をテレビで観戦。リードされれは席を立ち、追いつけば坐り、また離されれば「もう無理」とスイッチオフ。それでも気になりまたスイッチオン。そしてあの結末! きょうのゲームを見ると野球っておもしろい、すばらしいと思った。
 午後、井越さんの来訪。『秦野の双体道祖神・淡彩素画集』を頂いた。六年かけて秦野市内の双体道祖神180塔を訪ねすべてを絵にされた。259ページにその軌跡が結実している。その書の序文を書かせてもらった。
 桜のライトアップの準備もできた。濃密な一日
 

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