8月18・19日 【No.1670】 2022年08月20日
8月19日 教師であったことの喜び 妻の教え子である航空会社勤務のHさん一家が来訪。六週間の休暇でオーストラリアから秦野に帰省。五歳の女児と三歳の男児 も一緒だったが、男の子は《元気》そのもの。「ばいきんまん」や「ジャイアン」が好きというこの児。「保育園に行った最初の日、覚えてきた英語は《Stop!》だった」とお母さんは笑う。何度も、何度も《Stop!》とその動きを先生から注意されたのだそうだ。今夜の便で帰国するとのこと。ナイト・フライトは? とちょっぴり気になったが「昼間このくらい動けば夜は寝ます。昼寝させたらダメですけど」とお父さん。 「来年はもう少しゆっくりお話しできたら」と夫妻は詫びて帰った。《Stop!》の坊やがどれくらい成長しているか楽しみ。 「教え子」と書いたが、妻はHさんの担任でも授業を持ったわけでもない。野球部の部長と部員という繋がり。「教師であったことの喜びを与えてくれる生徒たちのありがたさ」を妻は噛み締めていた。そして、野球部での日々を懐かしんでいたようだ。
8月18日は誕生日でした 勝美 豆絞りの姉さん被りで畑に入る八十六歳の誕生日 莠(はぐさ)抜き畝立てやれば里芋は大き葉揺らせ喜びてをり 八十の半ばを過ぎて短パンを初めて履けり炎暑も愉し
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わたしの8月18日 【No.1669】 2022年08月19日
先生の日記 「8月15日 終戦記念日 敗戦の日 戦没者慰霊の日」 『八月の空に溢れる祈りかな』に心打たれました。我が家は「お盆と終戦記念日」です。終戦の日は新潟県の広い川原に集まり玉音放送を聞きました。大人は泣いてたけど、終わってよかったと、なにかしら希望がもてた6歳の私でした。 大人になり自分の息子が生まれて両手で抱え、病院から自宅に戻りながら、ふと、お国のためと戦争に子どもをとられた戦中の母親の悲しみがひしひしと迫って来ました。戦後77年も経ってたのに、あの戦争でご家族を亡くされた方々の苦しみが重なってしまうのです。命の大切さをしみじみと考えさせられました。その息子が13日からから帰って来て、料理は任せなさいといろいろ作ってくれ美味しくいただきました。 世界中の人たちが幸せでありますように。命の大切さを考えさせられた8月15日でした。雨が上がり猛烈な暑さ。花々にほどよい陽射しを願います。 お元気でお過ごしください。2022年8月18日 菅原 澄子
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八月の空に溢れる祈りかな 【No.1668】 2022年08月15日
8月15日 終戦記念日 敗戦の日 戦没者慰霊の日 八月の空に溢れる祈りかな 8月9日 ナガサキの日(原爆の日) 8月6日 ヒロシマの日(原爆の日) ヒロシマの夾竹桃の白きかな
6月23日 沖縄慰霊の日 ※沖縄慰霊の日 上原美春さんがつむいだ平和の詩「みるく世の謳」を聞いて 「みるく世ぬなうらば世や直れ」と謳いし十三歳清したくまし
※1945年7月16日 平塚大空襲 横穴の防空壕から平塚の真っ赤な夜空を見ていた九歳
※ウクライナ侵攻 ザポロジエに砲放ちたる人の言ふ「核戦争に勝者は無し」と ウクライナの廃墟の画面に重なりし平塚空襲の夜の赤き空 「父の日」を奪はれし戦火の子の数多
※朝日新聞 漢字すべてに振り仮名し教育特集「知る原爆」を組みし新聞
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「風が吹くとき」レイモンド・ブリッグズ 【No.1667】 2022年08月11日
8月9日・「ナガサキの日」にイギリスのイラストレーター、漫画家で作家のレイモンド・ブリッグズ氏(88)の逝去が報じられた。氏が核戦争の悲惨を描いたアニメ「風が吹くとき(原作は漫画・1982年発行)」を観たのは1988(S61)年の夏、盛岡で開かれた第17回全国新聞教育研究大会からの帰途・東京でだった。 主人公はジムとビルダの老夫婦。原爆のことを知らない二人は被爆し、何もわからないまま死んでいく。「知らせられない・知らない・知ろうとしない」庶民の悲惨さを描いている。 中学生の新聞講座で「風が吹くとき」の内容を話し、「知らせられない」怖さを訴えたら、多くの共感を得た。この作品は私の新聞教育の方向性を決める大きな要因の一つとなっている。
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蝉 【No.1666】 2022年08月04日
8月3日 今年の夏も異常? いや、この気象が今の地球環境なのだ。その猛暑のためなのか、蝉の鳴き声がほとんど聞かれない。この夏初めて聞いたのはアブラで7月30日の夕方。消え入るような鳴き方だった。本来ならニイニイが現れてアブラが出てくるのに。8月2日シュッシュッとクマゼミ。3日の早朝、か細いミンミンの声。例年なら早朝からカナカナが鳴くのに……。 うちの庭はこの辺りでは樹木の多い庭。かつては近所の子が「センミ取らせてください」と言い、桜の木を見上げていたのに。子どもの姿も蝉もどこかに行ってしまった。 かなかなやみんな帰ってしまひたり かなかなや火の見櫓の赤き錆 手庇で大樹に蝉を探す老
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ウオーキングマップ作り 【No.1665】 2022年08月02日
7月31日 「みちしるべの会」のマップ作りを5人で3時間頑張る。ウオーキングマップ「古道冨士道(大山道)」に記す路傍の石仏、道標、記念碑などを選定するのが今日の編集会議のテーマ。 このマップの範囲は「千村から蓑毛」という広さ。長い行程なので載せたいものがたくさんあるが、その骨格は「冨士道」を示す道標になる。十数年前から何度も会員とこの道を歩いてきたので、このマップ上の案内・解説文は私が担当することになった。久しぶりに《まほら秦野》を確認できる嬉しい作業だ。 『秦野市内の富士道(大山道)の道標』 千村屈掛(不動明王像)→ 千村二ツ塚(堅牢大地神碑)→ 曲松(文字碑道標)→ 堀山下・日立南バス停(道標・不動明王像)→ 吹上げ念仏塚(扶桑山大神碑)→ 東田原八幡(庚申塔)→ 東田原前原(道祖神)→蓑毛才戸(道標・不動明王像)→ 西参道大鳥居→ 蓑毛中バス停脇(浅間大神碑)→ 大日堂境内(道標) 私の「道祖神の里めぐり」を強力にバックアップしてくれている稲葉さんから『続々信濃の道祖神』という書籍を頂いた。私も『Katsumi in 道祖神ワンダーワールド』の『続々』に取り掛からなければ。
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三年ぶりの壁新聞づくり講座 【No.1664】 2022年07月27日
7月26日 壁新聞づくりの講座を東公民館で行う。豪雨の中、9時半からスタート。講座は「新聞を知ろう」から始めた。 「新聞を知ろう」 1新聞の種類、一般紙、スポーツ紙、専門紙などの「題字」を見る。 2一般紙の朝刊の発行部数(2021年1月) 読売新聞716万、朝日471、毎日201、日経187、産経120、北海道88、東京40 、中日202、西日本47、神奈川14 3「欄外を読もう」で@新聞の値段 A発行号数を360で割ると創刊年が分かる(東京日日新聞で1872年創刊)B記事の鮮度
4「壁新聞をつくろう」 ・夏休み中の出来事の資料を集める 写真、パンフレットなど集める。 ・どれを紙面に取り上げるかきめる (8月2日ころまでに) ・大まかなレイアウトをする 新聞の名前(題字)をきめる どの記事をトップ記事にするのかをきめる 写真やイラストを置くところをきめる ・記事の書き方 5W-1Hで ・清書する 見出しは大きく 文字はていねいに 色文字も使おう ・編集後記(新聞を作った感想)を書いて完成 (8月23日)
過去にこの講座から生まれた優れた壁新聞50点ほどを例示、紙面づくりの手本にとてもらった。
※8月23日に出来上がった新聞を公開する。
壁新聞づくりの講座は三年ぶりなのでかなり疲れたが楽しかった。参加者はどうだろうか。
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「海の日」なのに 【No.1663】 2022年07月20日
7月18日 夏の日差しに励まされ? 午前中3時間ほど里芋畑の草むしり。かなり汗をかいたが、黒い土が見える畑になった。満足!! トマト、ナス、キュウリ、インゲンを摘む。豊作! 庭のキキョウが咲き始めた。鉢植えのアサガオも二つ開いた。キキョウは「秋の七草」の一つ。「オミナエシ(女郎花)」「オバナ(尾花)」「キキョウ(桔梗)」「ナデシコ(撫子)」「フジバカマ(藤袴)」「クズ(葛)」「ハギ(萩)」。 山上憶良が詠んだ歌(万葉集巻八)「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花(ナデシコのこと) 姫部志(オミナエシのこと) また藤袴 朝貌の花」のうちの「朝貌の花」はキキョウのこと。この「秋の七草」の覚え方は植物の頭文字をとって『おおきなふくは』。
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15日はマチへ買い物に 【No.1662】 2022年07月16日
7月15日 茶飯のおにぎりを二つ盆棚に供える。この日はご先祖様が『マチ』に買い物に行かれるので、お弁当におにぎりを持たせるのだ。1年に1度、昔の友達や知り合いに会えるマチでの買い物は楽しいだろう。だが、何をお買いになるのかは知らない。一緒に行けないのだから。マチとは、江戸時代に“十日市場”と呼ばれていた秦野町(今の本町地区)を指しているようだ。 歯医者に出かける妻が笑いながら「爺ちゃん婆ちゃんと一緒にイオンに買い物にいくから」と言った。
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「私、こういうこと好きなんです」 【No.1661】 2022年07月15日
7月14日 夕方6時過ぎ、Yさんの娘さんが線香を上げにきてくれた。この娘さんは、幼い頃から一家の代表としてお盆の線香上げをしていた。きょうも勤めから帰るとすぐに近所のツジにお参りをする姿に甚く感激。中学生のころ「私、こういうこと好きなんです」と話してくれたことが強く印象に残っている。この日も私に笑顔を見せてくれた。「Y家はイイ家庭だな」と思った。
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宵盆 【No.1660】 2022年07月14日
7月13日 お盆の「迎え火」を焚く日。我が家ではこの日を「宵盆」と呼んでいてけっこう忙しい日。 午前中は盆棚作り。居間の座卓に藺草の茣蓙を掛け、そこに本尊と先祖の位牌を仏壇から移す。次に盆提灯を二組組み立てる。庭のヤマユリを切り棚に飾る。 午後はツジと呼んでいる《砂盛》を作る。6年前までは女竹で井桁状に組み上げた《砂盛》だったが、今はブリキの菓子箱に川砂を盛ったものになってしまった。この地方特有の民俗である《砂盛》を守り切れないことに申し訳無さを感じている。ツジにさいの目切りのナスを里芋の葉に盛り供える。 《砂盛》ができたらキュウリとナスで《馬》と《牛》を作る。今年はハクビシンに荒らされることがなかったので、キュウリナスも良い形のもの出来た。 3時過ぎから《馬》と《牛》の鐙にするソウメンを茹でる。4時を回ったころ、ツジの前で黍殻で迎え火を焚き、先祖を家の中にに導く。子の時間帯になると近所の方がツジお線香を上げにみえる。私も五軒のツジを訪れた。
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夏の陣 【No.1659】 2022年07月12日
スギナ、エノコログサ、オヒシバ、メヒシバ、ハキダメギク、スベリヒユ、カヤツリグサ、これらが闘い相手だが、所詮「多勢に無勢」なので「連戦連敗」。とくにコミカンソウは大敵。5aくらいに伸びると、もう葉裏に小さな種をいっぱい持つ。 風の道見つけまどろむ作業服 咲き始めたカワラナデシコ、返り咲きのフジ、「秋桜」と書くのに六月から咲き続けるコスモス、キュウリの、ナスの、カボチャの花。こんな花々が負け戰の私を慰めてくれる。
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7月6日 【No.1658】 2022年07月11日
7月6日 安倍晋三元総理 銃撃で死去
ヴォルテール(仏・哲学者)の言葉 「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
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冨士道からの景観 【No.1657】 2022年07月05日
7月3日 午後2時から5時まで「みちしるべの会」のマップ作りを四人で行う。冨士道からの「景観ビューポイント」を選ぶ話し合いをした。(1)蓑毛からの相模湾の展望 (2)東田原上原からの富士山(ダイヤモンド富士の撮影ポイント) (3)下宿通りと富士山 (4)水無川の河川敷の桜花 (5)千村からの大山の遠望 などが候補として挙がった。 歌壇入選 これで6週連続。
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5時15分起床 【No.1656】 2022年06月30日
6月29日 5時半から遅蒔きのアサガオの最後の定植。夕顔、朝顔に潅水。9時から除草剤の散布。おおよそ一時間ほど。噴霧器を肩に掛けて動くのでちょっとした“重労働”。 梅雨明けのこの気候でキュウリ、インゲン、小松菜の生育が早い。毎日畑に入らなければいけない。夕食の食卓は自家製の野菜であふれているがトマトの赤が見えない。色づきが遅いのは高温が原因? 。 この気候と言えば庭のヤマユリが四日前に開花。ヤマユリお盆のころの花。今咲いてしまったらご先祖様が帰って来るころは、散り落ちた残骸しか見られない。 5時15分起床、6時15分朝食、11時15分昼食、4時45分夕食、7時風呂、9時前後に就寝。こんな生活ができることは幸せ。
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梅雨明け 【No.1655】 2022年06月27日
6月27日 梅雨明け これでいいの? 海抜166bの寺山でも連日30℃超え。そんな中、午前中、除草剤を散布。菅笠を被りその気で動いていたら、訪ねてきたJAのNさんが熱中症になるとひどく心配してくれた。正午のニュースが「梅雨明け」と伝えた。ほんとに「これでいいの?」 電力、農作物の水不足を恐れる。
6月26日 「みちしるべの会」の会員研修会 「みちしるべの会」の会員研修会を午後二時から三時間ほど東公民館で持った。「昭和のころの今川町の暮し」をテーマに土地っ子・お三方を講師に招いた。 今川町は今〈櫛の歯通り〉と呼ばれ、寂しい街になっているが、「終戦後のある時期は十を超える料亭が軒を連ねるなど、賑やかな商店街で秦野の今の礎となった地」との話は、ふるさとを懐かしみ《誇り》に思っていらっしゃることを知った。 私の今川町の思い出は「風鈴とこねこ」「座間理髪店」「大島屋製菓とプロ野球」「北沢さん」「小田急・丹沢号」等々。
神奈川歌壇 五週連続入選。俳句も入った。
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父の日 【No.1654】 2022年06月20日
6月19日 歌壇 今週は「次点」。4週連続の入賞は信じがたい出来事。 「父の日」ということで長男が帰宅。例年のとおりビールと日本酒が土産。彼への頼み事はいっぱいある。 まずは散髪。〈散髪の鏡の中を通る妻〉〈短めの髪で「父の日」缶ビール〉 〈父の日や酒を減らせと酒届く 岩田桂〉朝日新聞が昨日こんな句を紹介していた。 センダンと梅の枝下ろしをしてもらう。私は口先作業で下働き。 晩酌はKさん持ってきてくれた佐藤錦でビール。そして自家製のインゲンの煮もので新潟の地酒。飲みすぎ、とわかっていても…… サクランボで気がついた。きょう19日は「桜桃忌」。禅林寺の住職・木村得玄師は元気だろうか。師は大学時代の学友。そんなことを酔いに任せて家族に語ったが、もしかしたら何度も聞かされた話かもしれない。〈酔い〉と〈老い〉の父の日。
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続 日々好日 【No.1653】 2022年06月19日
6月18日 里芋の本葉が三枚になったので追肥と土寄せをした。ついでに草取りも。60株ほどなので《老農》には堪えたる。それなのに午後は梅の小枝下ろしを頑張る。疲れた。 三陸新報から「復刊75周年記念の書『樹あらかると』を頂いた。2010年から連載されている『巨樹巡行』の中から75樹を選び収められている書で、南三陸地方の風景や暮らし(歴史など)も読み取ることができる良書。
6月17日 朝8時前に電話が入る。伊勢原に住む高校の同級生畑野さんから、「タウンニュースで武さんの伊勢原への貢献(30年 講師務めて市P連から表彰)を知り、声を聞きたいと思った」との言葉をもらう。掛かり付けの歯科医・関英雄さんは伊勢原在住。治療に行ったら第一声が「おめでとうございます」。嬉しかった。ありがたかった。伊勢原版は秦野では読めない。午後になりネット版が発行されたので眺めた。記事・顔写真とも大満足!
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日々好日 【No.1652】 2022年06月15日
6月14日 購読している気仙沼の「三陸新報」の6月11日付けのコラム「萬有流転」に『エコー』392号の記事(「新聞づくりの中興を」から)が引用された。ビッグ・エコー! 6月13日 例年より発育が少し遅れている朝顔と夕顔をようやく定植。かなりの数なので一日掛かりだった。伊勢原市PTA連絡協議会へお礼状を送る。
6月12日 歌壇、今週も入る。《三週連続》は初。キュウリとインゲンをもぐ。今年の初物。ゲリラ豪雨に襲われる。初物尽くし。 6月11日 秦野ゆとりの会が講師を務める「朝顔の行灯仕立て講座」に出かける。会員7人で11名の受講生に対応。今年は苗、竹、金輪など2セットがお土産としてついた。三十数年前に一緒に仕事をしたKさんが受講生の中にいた。健康を祝い合えた。よかった。
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お赤飯が届く 【No.1651】 2022年06月11日
6月10日 9日のタウンニュース紙に「30年講師務めて表彰」の見出しで、伊勢原市P連から感謝状と記念品の「大山こま」が私に贈られた記事が出た。午後3時ごろ、その記事を読んだ関家から炊き立てのお赤飯が届いた。聞けば直美さんが「授賞おめでとうございます。長い間ご苦労様でした」と私のために炊いてくれたとのこと。驚き、喜び、感激!
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ふるさと 【No.1650】 2022年06月10日
卒寿を超えたという女性から電話が入った。名前を告げられたが記憶にない方だ。 電話の中身は「図書館で武さんの本を読み、武さんの生活は寺山という地域に生まれ今日まで生きてこられた幸せな生涯だと思った。地域に育てられた私も地域に恩返しをして人生を終わりたい。どんなお返しをしたらいいのか教えて欲しい」という相談だった。 「したいこと」をいろいろ挙げられたが、私にはそれについてアドバイスどころか何も言うことはできなかった。30分ほどお話を聞いた。私にできたことはその方の話を聞くということだけだった。 人は誰も最後はふるさとに帰るのだと思った。
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桜切るバカ 【No.1649】 2022年06月01日
5月31日 ずっと気になっていた桜の枝を下ろしてもらった。根回り3.2b、高さ15bほどの大樹なので、クレーン車が入り庭師5人での作業だった。隣家に向いて伸びている枝をすべて払ってもらった。 「桜切るバカ」と言われそうだが、樹形がすっきりしたので、今から来年の桜花に期待をしている。
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道祖神 見に行ってますか 【No.1648】 2022年05月31日
5月30日 道祖神 見に行ってますか 出かけなさい 東海大付属病院で三か月の定期検診。執刀医だった長先生の診察を受ける。異常ないとのこと。先生は言う 「武さん、出かけてますか。道祖神めぐりしてますか。講座は開いてますか。出かけないと心と体が衰えますよ」。嬉しい言葉だった。 出かけよう、足がかなり弱っているのは自覚している。道祖神さんも待っている。
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5月29日 いい日だった 【No.1647】 2022年05月31日
5月29日 いい日だった、 伊勢原市PTA連絡協議会の会長さん、情報委員さんの三名が来訪。広報講座を30年担当したということでそのお礼のご挨拶つにみえ、会から感謝状と記念のトロフィーを授与された。トロフィーは「大山こま」をかたどったもので高さ15a径は11aというもの。思いがけないことで感激! 伊勢原市P連さんに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
筍を採りに行ったが二本しか。日本ダービーは枠連で680円勝った。短歌「特選」、俳句も入った。
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道祖神の受難 【No.1646】 2022年05月23日
名古木476の路傍(市道・名古木36号線と玉伝寺に向かう道)の三叉路に道祖神、地神塔、庚申塔、他の1基は不詳、の4基が祀られている。その石碑群に車が飛び込み道祖神1基と地神塔がなぎ倒されたとのと知らせが入った。それで現場に行ってみた。道祖神は「おむかび型」の自然石で「文政十三寅(1830年)十一月日 西澤中」の銘。塔の丈は75a、地神塔には「天社神 文政二天卯(1819年)八月吉日 左みの毛道 西沢中」と刻まれている。塔高は100a。 受難の2基はいずれも紀年銘がある。特に天社神には「左みの毛道」と大山詣での道標を兼ねている貴重な石碑である。 道祖神は疫病退散の神、そして交通安全の神。名古木自治会は再建に向け話し合いが進められていると聞く。
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充実の二時間半 【No.1645】 2022年05月16日
5月15日 マップ第6集の制作スタート 「まほら秦野みちしるべの会」の「マップ・冨士道編集委員会」に出席。会が発行を進めているウオーキングマップ第6集の制作に、今日から取り組み始めた。 この第6集は「冨士道・蓑毛大日堂境内の道標から千村沓掛の不動尊」までのコース。冨士道は、東・本町・西地区と市内を縦断する。この日は、地図に載せる歴史的建造物や石造物の候補を選んだ。5人という会なので、素直に私説・私見を述べあう楽しい勉強会でもあった。道祖神にかなりのめり込んでいた私には、今日の皆さんの発言は新鮮なものだった。 昨日の「ゆとりの会」そして今日の「マップ編集委員会」は《三密》を十分に意識しながら対面で言葉を交わした。楽しく嬉しい充実した二時間半だった。
5月14日 「ゆとりの会」の新たな活動 「秦野ゆとりの会」の月例会。この会の前身は菊や朝顔を育て楽しむ「秦野園芸愛好会」だったが、より多く会員の交流を深めたいと「ゆとりの会」と名を変えた。 この日は、菊づくりの進み具合を報告し合い、六月の挿し芽作業の準備をすることがメイン。そして第二部として「恐竜絶滅は隕石落下」という話をTさんから聞いた。これが「ゆとりの会」の新しい動き。4月はKさんが「高齢者運転免許更新」の制度が変わったことについて解説をしてくれた。菊・朝顔の栽培、鈴虫の飼育と頒布に加え、会員それぞれの趣味や関心事などを披瀝することでこの会の魅力は増していく。
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我が家の菜園は 【No.1644】 2022年05月12日
5月12日 「午後から本格的な雨らしいので」とYさんが10時ごろからサツマイモ、ヤツガシラ、落花生を植えてくれた。もう10年も続いているYさんの我が家の菜園づくり。本当にありがたい。去年は落花生がハクビシンにやられた。今年はしっかり対策をしよう。そうしないとYさんに申し訳ない。 50坪ほどの今年の菜園はキュウリ、ナス、トマト、インゲン、カボチャ、ネギ、それに今日のサツマイモ、ヤツガシラ、落花生と色とりどり。 午後になって降り出した雨で菜園はいきいき。その景色を満ち足りた心で眺めていた。Yさんは鶴巻時代の同僚、その時もたくさん助けてもらった。そして今も私を見守ってくれている。ありがたいこと、もったいない。
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つなぐ 【No.1643】 2022年05月12日
昨年12月鶴巻公民館での「道祖神」の講座に、東京から内田ご夫妻が参加してくださった。ご主人の恵市さんは、ここ8年ほど《道祖神》をテーマに油絵の制作をしていらっしゃる。その内田さんから「新作家美術協会春季展・2022」に出展された「『つなぐ』という作品の写真をいただいた。作品は、頬を寄せ合う握手像で色合いは暖かく、タッチは柔らかい。 添えられた奥様・るみ子様からの手紙に「コロナ・ウクライナ等先の見通せない今、道祖神にその思いを託して、未来へと『つなぐ』作品にしたようです。先生の〈道祖神は百貨店型の万能の神〉、今も道祖神に託す人々の願いは昔と同じと感じています」とあった。
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みどりの日 【No.1642】 2022年05月05日
5月4日 「みどりの日」きょうは裏の家がバーベキュー。若葉がきらめいている。それを詠ってみた。
炊飯の目盛りは二合窓若葉 再雇用の小さき椅子や若葉窓 推敲もようやく終へて若葉窓 若葉して瞬き合へり山と空 大楠の若葉の下に献血車 どこからかピアノ連弾若葉風 妻よりも歩み遅れし若葉雨 八十路吾まだ頼られし苗選び まほろばの里に今年の若葉風 箱根路や若葉明りを三里ほど
松の芽を脚立で摘むと言ったらば妻に叱られ子に脅されて
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大型連休 【No.1641】 2022年05月03日
5月3日 五月晴れ。若葉が輝いている。お隣さんは庭でバーベキュー。前さんがトラクターで来て畑を耕してくれた。これで私の今年の畑仕事が始まる。かなりてこずったがホームページ更新。 5月2日 「父の命日」なので墓参。妹たちが既にお参りしてくれていた。手紙が9通届いた。一通は横須賀からで消印は4月28日、書かれている内容からすると投函日は25日らしい。そのたよりは27日に投稿が新聞に載るとの連絡。慌てて新聞整理袋をかき回す。27日付けの「声」欄を読むことができた。投函日から5日かかったのは事実。松田消印の封書は26日の消印。気仙沼からの吉報の報告も消印は26日。どちらも一週間かかった。土曜日の集配がなくなったこと大型連休でこんなことも起きている。6日はたぶん一通も来ないだろう。
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他に誇れる会報 【No.1640】 2022年05月02日
まほら秦野みちしるべの会の年度総会が開かれた。16名で2007年6月にスタートしたこの会の今年度の会員数は18名。2時間かけて今年度の活動を検討した。 この日に発行された会報に昨年度の会の動きが報じられているが、その報告やレポートを11名の会員が書いている。紙面そのものも見事。PTA広報作りで活躍した編集者達の力が見出し、写真、レイアウトに表れている。他に誇れる会報と喜んでいる。
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柿の若葉 【No.1639】 2022年04月23日
この季節になると、ときどき口にする詩?がある。〈げんげが咲いて 菜の花散って 柿の若葉に日の照るころは 矢車カラカラ鯉幟 村の藁屋の庭に立つ〉。たぶん小学生のとき覚えたのだろう。 〈いんきょ〉の庭で元気よく泳ぐ五匹の鯉幟。だがカラカラは聞こえない。この頃はあの音が「うるさい」らしい。それで矢車は〈清音〉になっているとのこと。 ウチの庭に今朝咲いている花。赤・ピンク・白・赤紫・オレンジ色のツツジ、花水木は白、昨日開いたボタンはもう崩れかけている、アヤメは「一日花」だがこのところ連日濃紫の花を咲かせている。 去年大胆に剪定したフジは豪華な棚をつくってくれた。 枯れてしまった親木のひこばえの紫モクレンは日持ちがいいので10ほど、蕾も数えたら4つ。もうしばらくは楽しませてくれるようだ。黒松三本赤松一本、その花も盛り。こちらは花摘み(芽摘み)をしないと樹形が崩れてしまうので朝から脚立に乗った。
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老いるということは 【No.1638】 2022年04月18日
退職者の会の会報で昨年度の物故者10名が報じられた。その内の8名が知人で、さらにその8名の中の4名は「ゆとりの会」で、菊や朝顔を咲かせ、旅を楽しんできた仲間。
老いることは、自分の付き合っている他人が死ぬことなんです。他人の死を見送ることです。大切な人、親しい誰かの死は、私がその人を亡くすこと、いいかえると私が自分の一部を失うこと、つまりはその人に私が死なれるということでもある。そのかぎりで自分がずっとかかわってきた人の死は、日づけのある一度かぎりの出来事なのではなくて、喪失という生の体験である。だから後をひく。鶴見俊輔 (「折々のことば」鷲田清一 2022・4・16)
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百花繚乱 【No.1637】 2022年04月13日
ベニシダレ、ソメイヨシノは終わり、今は高遠で求めた八重桜が8分咲き。「タカトウコヒガンザクラ」ではなく「楊貴妃」というあでやかなな八重。樹高はまだ3bほどだが、薄紅色に見事に咲いてくれた。 木蓮も今が盛り。ツツジの赤が見え始めた。ヤマフジの房が20aほどになり、うっすらと紫に染まっている。アヤメ科のシャガが白っぽい紫の花を咲かせている。花弁に白と青の斑点で模様をつくっている。梅の木の下で咲く「一日花」だが蕾をたくさん持つ花。紅葉のために刈り込んだドウダンツツジ。白い提灯形とも鈴のようにも見える花はかわいらしい。
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道祖神の落穂ひろい 「願掛け道祖神」 【No.1636】 2022年04月09日
「退職公務員連盟新聞」を通じて安曇野の道祖神を撮っている米倉さんと交流している。米倉さんの住んでいる安曇野市堀金岩原には「願掛け道祖神」がある。 その米倉さんから「願掛け道祖神」の写真10点と資料をいただいた。この道祖神は江戸時代末に御利益がないとして顔が削られた「顔欠け道祖神」で、縁起が良くないからと各地を転々としていたが、新型コロナの蔓延もあるので、昨年9月に造立地と同じ場所に約160年ぶりに再安置された。そしてこの際「顔欠け」を「願掛け」と読み替え、地域が新たな心で護持している。 ここ二年のコロナ禍で「道祖神の里めぐり」は出来なかった。それだけに「願掛け道祖神」との出会いは新鮮で心が弾んだ。〈道祖神のまねきにあひて〉という心境。
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始動 【No.1635】 2022年04月07日
4月6日 「まほら秦野みちしるべの会」の令和4年度総会の準備を私宅で。コロナが気にはなるが、年間事業計画は充実したものになった。 ◇当面の事業 4月24日(日)〜5月9日(月) 「まほら秦野イラストマップ展」イオン別館エディオン前で 5月7日(土) 14日(土)、21日(土)、28日(土) 「峠のアート展」協賛「まほら秦野イラストマップ展」 5月14日(土) 大根公民館「古道・波多野道(鎌倉道)を歩く」のガイド 5月26日(木) 東・本町公民館「古道・大山道を歩く−金目観音〜鶴巻駅」のガイド
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新しい 確かな一歩 【No.1634】 2022年04月04日
4月3日 新しい一歩を踏み出した人たち @PTA広報づくりで活躍したFumifumiさんからメール。「6か月職業訓練校の庭園エクステリア施行コースに通い、4月から某社の緑地管理の仕事につきました。学校で学んだ事をさらに生かし、8月の造園技能検定2級を目指してみようかと思っています。かなり難しいみたいなので、1回では無理そうですが、何度かチャレンジしてみるつもりです。」 A午前10時、伊勢原市P連の今年度の情報委員二人の来訪。今年度のP広報講座の開催についての相談。私は退任したので後任にKさんを推薦した。午後Kさんにお願いの電話を入れた二人から「なんとか受けていただきました」と連絡がきた。その積極性と行動力がうらやましい。
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4月1日 【No.1633】 2022年04月02日
今日から校長先生として教育の先頭に立つことになったお二人にお祝いの電話をした。 裏の畑からトラクターのエンジン音が聞こえてくる。その畑は中学校の学習畑になっている。〈耕す〉は英語でcultivate。きょうからスタートした学校で、子どもたちよ、心も体も〈耕し〉豊かな実りの果実を得てほしい。 春耕のトラクター追ふ椋あまた 「おばあちゃんの百歳のお祝いのお裾分け」と隣の智子さんが桜餅をもってきてくれた。 「春宵一刻値千金」ソメイヨシノは雨に負けず満開になった。紅枝垂れも五分咲きに。
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光陰矢の如し 【No.1632】 2022年04月02日
3月31日 新聞に令和四年度の教員の人事移動が載った。その「退職者」の欄に一緒に仕事をした先生方の名前を散見。 午後二時ごろ鶴巻中で一緒に仕事をしたIさんが来訪。「今日で学校の仕事は終わりにしました。ありがとうございました」と挨拶。再々雇用の話を断ったとのこと。 〈光陰矢の如し!〉 Iさんをはじめそれぞれの先生とのふれあいが次々蘇る。 ウチの桜は満開。さまざまのこと思ひ出す桜かな 芭蕉
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百年桜 【No.1631】 2022年03月29日
3月28日 まだ二分咲きのソメイヨシノに午後6時灯を入れた。すると8時ごろ近所の大学生Uさんから電話。「今年もライトアップ有り難うございます。とてもきれいで感動しました」と。電話はUさんのお母さんのTさんに替わり、最後はおばあちゃんのNさん。「ウチのためのライトアップみたいで」と喜んでくれた。ライトは移動できるので、明日は位置を変え道から見えるようにしたい。この桜を植えたじいちゃん・ばあちゃんも空から眺めているだろう。 百年桜に灯をともし清浄忌の父を今宵迎えり
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飛騨の蕗の薹 【No.1630】 2022年03月27日
3月26日 庭のソメイヨシノがいくつか花開いた今日、「季節外れの大雪で春が遅くて、今日になってしまいました」という便りと共に、飛騨高山から蕗の薹が届いた。赤紫のガクにしっかりと包まれたものも混じって、その数50粒ほど。夕食は蕎麦ということにしていたので、妻に天ぷらと蕗味噌を頼んだ。 一合の酒に十粒(とつぶ)の蕗の薹
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お隣の学校に 【No.1629】 2022年03月22日
3月20日 「エコー」応援隊の一人Wさん母娘の来訪。教員試験に合格した娘さんが四月からお隣の東小学校に勤務が決まったとのこと。「困ったときには駆け込ませてください」とお母さん。「嬉しいこと、楽しい話しも聞かせてください」と私。 母娘ともに新聞づくりで出会った。
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春は別れの季節、旅立ちのとき。 【No.1628】 2022年03月19日
春は別れの季節、旅立ちのとき。 16日「JAはだの」組織教育課のKさんが離任の挨拶にみえた。Kさんが企画する「組合員基礎講座」の講師を務めてきた私にお礼の言葉を持ってみえたのだ。Kさんには秦野の「煙草煎餅」のことで個人的にもいろいろお世話になった。 二年前、腰椎圧迫骨折で入院した神奈川病院で出会った看護師・Oさんは気仙沼出身。そのOさんから「四月から新しい任地で働きます。秦野で武さんとであえて嬉しかったです」と便りが昨日届いた。私はもちろんのこと、大腸を手術した妻も励まし力づけてもらった。 座間市でPTA広報づくりを頑張ったFさんからも「末っ子が高校生になりました。8年間のPTA活動の終わり! 四月からは仕事を頑張らなければ。でも、もしやり手が無ければ一委員としてだったら協力しようかと。そうしたら、また先生にお世話になるかも。まだまだ元気でいてください」と手紙が。Fさんは東中時代の教え子。
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「東地区寺山の歴史・民俗を訪ねる」講座 【No.1627】 2022年03月14日
3月13日 午前9時30分から西公民館で活動している「西地区女性交流会」の外歩き講座のお手伝い。今回は東地区寺山での「歴史・民俗を訪ねる」講座で参加者は館長さんをはじめとして10名。講師は「みちしるべの会」の横山さん。歩けない私は「波多野城址と波多野一族の居住地」について東中の西門の広場で説明をした。私の話をあのイチョウの樹も聞いてくれた、と思っている。
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春が来た 【No.1626】 2022年03月13日
3月12日 10時ごろ、藪椿にウグイス来た。「ホケキョ」はまだ幼い囀りだが、たしかにウグイス。こんなに早い時期に飛来するのは近年まれ。午後になっても地鳴きが時々聞こえた。 三月の鴬の囀り幼なくて
午後、Mさんが医学部に合格した子と共に来訪。壁新聞講座で「地震新聞」(H26)、「8.15新聞」(H27)を作った子。高校の部活は「軽音」でドラムをたたいていた。そして現役で国立の医学部に。
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2011年3月11 日 午後2時46分 【No.1625】 2022年03月11日
3月11日 気仙沼・大島の村上典子さんからの便り あの日の大震災。坂の途中にある我が家を境にして、周りの家々は津波で流失。幸い我が家はその難は免れましたが、やっていた民宿の建物は大きな被害を被りました。それでその建物も昨年の夏とり壊しました。その跡地にたくさんの綺麗な花を咲かせることを夢見ています。 題字下に「果たそう復興」と記す日刊紙あり気仙沼市に 「三陸新報」に仲立ちに、今気仙沼の八人の方と交流しています。
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50回 【No.1624】 2022年03月07日
3月6日 歌壇で二回目の「特選」。句歌合わせて50回目の入選。 「杉山での枝打ち」について詠んだので、杉山先生からお褒めの電話をいただいた。床屋に行く気になかなかなれないまま2か月が過ぎてしまった。今日は春の陽気なので長男に調髪してもらう。 チューリップの芽を数えたら20ほど。 チューリップの新芽が覗く今朝の春
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一本の鉛筆があれば 【No.1623】 2022年03月05日
3月4日午前4時台の「ラジオ深夜便」で流れた歌。「一本のえんぴつがあれば」歌・美空ひばり 詞・松山善三 曲・佐藤勝 「一本の鉛筆があれば」 あなたに聞いてもらいたい あなたに読んでもらいたい あなたに歌ってもらいたい あなたに信じてもらいたい 一本の鉛筆があれば 私はあなたへの愛を書く 一本のえんぴつがあれば 戦争はいやだと私は書く 八月六日の朝と書く 人間の命と私は書く ウクライナの原子力発電所が攻撃され、ロシア軍の手に落ちた。
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ウオーキングマップ 第5集発行 【No.1622】 2022年03月04日
3月31日まて「まほら秦野みちしるべの会」が「イラストマップ展」を東公民館で開いている。会は2016年に秦野市内を11地区に分けたイラストマップを完成・出版したが、そのマップを再編集し「ウオーキングマップ(A4判」として順次発行してきた。今までに東地区2編、本町地区2編を作り、この三月に西地区編の完成をみた。 ウオーキングマップは、その地区の歴医的遺物(道祖神・庚申塔・道標など)文化財(社寺)などの見学ルートの距離・所要時間も紹介している。会員が実際に歩き作り上げた自信作である。ギャラリートークをしたいのだが出来ないのが残念。
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二月尽 【No.1621】 2022年02月28日
2月27日の神奈川新聞のコラム「照明灯」に私の『道祖神ワンダーワールド』が脇役として登場。主役はあの永井荷風の随筆集『日和下駄』。思いがけない《うれしい》できごと。ワクチンの三回目の接種は済ませた。二月は今日で終わり。「道祖神の里めぐり」の春はそこまで来ている、そう信じたい。 石神の頬のゆるみし二月尽
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ウクライナへ侵攻 【No.1620】 2022年02月25日
2月24日 三回目のワクチン接種。午後3時の指定。混んでいると思って防寒対策をしっかりして出かけたが、思いのほか空いていた。15分の待機時間は待合室で。テレビの「ロシアのウクライナ侵攻」を流していた。〈核〉を持っていれば何でもできるのか。ウクライナにはチェルノブイリ原発がある。 湾岸戦争が始まった日、私は横浜で学習検査の問題を作成していた。なぜかそのことが浮かんできた。 ツイッターに「第三次世界大戦」や「反戦」などのハッシュタグが出てきた。
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惜別 望月國男さん 【No.1619】 2022年02月22日
2月21日 新聞教育の同志・望月國男さん(78)とお別れ。
私の日記から ◇2021年12月 望月さんから電話「昨日西中に行ったらY先生に出合った。今年転勤してきたらしいが、知らなかった。新聞を作っているかと聞いたらやっていないという。Yさんに〈新聞指導の力を西中でも発揮してよ〉と話した。彼の持っている力を発揮させないのはもったいないよ。先生からも勧めてよ」 望月さんとは新聞指導でも長い付き合いだ。出会いは秦野西中。西中のPTA広報が日本一になったのは1975年。そのとき望月さんはP広報の、私は学校新聞の担当だった。 ◇2021年11月 望月さんから電話をもらった。私のタウンニュースの記事を読んでのこと。心と体が満ち足りた表情のイイ写真だと褒めてくれた。「生きている限り教育と関わりたい。それが教師としての私の〈完遂〉」という私の言葉に強く共鳴してくれた。 「通院で点滴の治療をしているが、体力がかなり落ちた」と言う。だが昨夜はコミュニティスクールの運営員会に出席をしている。笠井重治と澁澤栄一との繋がりを調べ本にするという『大仕事』にも取り掛かっていることを熱くかたる。大丈夫だ、元気だ。 ◇2020年5月某日 上梓した「西嶋が生んだ郷土の偉人笠井重治」を持って、望月さん来訪。この本を来年の成人式の日に西嶋の成人にプレゼントするとのこと。自分を育ててくれたふるさとへの恩返しをしたいと言う。治療はワンクール終わったらしい。二時間ほどお互いに良い時間を持てた。
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教え子にメール 【No.1618】 2022年02月21日
2月20日 教え子の宮永均さん(JAはだの組合長)にメールを送った。
「おはようございます。今朝の朝日新聞 be on Saturday版で、宮永組合長のお話を読みました。その記事の見出しに組合長の言葉が使われているということは、見出しを付けるデスク(見出しは取材した記者ではなく紙面を制作する責任者・デスクが付けるのです)の心をとらえたからです。《JAはだのは農業をおろそかにしない》という姿勢をとてもうれしく思いました。これからもがんばってください。」
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秦野の八重桜を守る 【No.1617】 2022年02月20日
2月19日 八重桜のジョイント栽培を行っている「フィールド・フォー・シチズン」の代表・小池勉さんと竹下さんが来訪。三年前から「八重桜の低樹高化が可能なジョイント栽培」という活動を進めているこの会は、三月二十日に活動報告会を開く。その会の案内状を持ってみえた。会のメンバーは渋沢小学校でPTA活動に関わった皆さんが中心で、広報委員をしていた竹下さんは、今回の発表会の資料作りに精力的に取り組んでいる。竹下さんから研究発表の内容についてアドバイスを求められた。 昔から秦野市千村地区を中心に食用八重桜の栽培が行われている。しかし近年生産農家の高齢化により、摘み取り作業が困難になるなど課題となっている。こうした状況下、この会の研究と実践は注目されてよい。
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83冊目 【No.1616】 2022年02月11日
2月10日 1987年2月6日から書き始めた日記が今日10日で83冊目に入った。2月6日にスタートしたのは、長男が《家出》した日だから。 その日から今日まで書き続けてきた。読み返すことはほとんどしていない。一日の動きのメモに近いが、時には1ページを超えることもある。「継続は惰性かも」と思うが日記は惰性にはならない。生きていることは「日々是新」 。明日のためにこれからも書くつもり。
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オリンピック開会式 【No.1615】 2022年02月11日
2月4日 今日は北京オリンピック開会式の日。50年前のサッポロオリンピックの開会式を思い出す。 1972(昭和47)年2月3日、私は「東中新聞」の編集長の和田(現・森山)政子さんと開会式の行われる真駒内スケート場にいた。辻村いずみさんが聖火トーチを掲げながら氷上を滑走し(私の撮った写真は今も奥の間に飾ってとある)、最終走者の高田英基さんが聖火台への階段を駆け上がり点火。私たちの席はその階段の脇だった。開会式の感動と感激を和田さんは記事にして毎日中学生新聞に送った。宮の森ジャンプ場でジャンプ競技(複合のジャンプ)も観戦。雪まつりのガリバーの雪像、札幌ラーメン、そして雪道で転倒という市内観光もさせてもらった。 1972年は毎日新聞創刊100周年の年。その記念事業の一つとして「全国小中学校新聞コンクール」を開催した。そのコンクールで「東中新聞」が「特選」に選ばれた。「豆記者による札幌オリンピック開会式の取材」という、とてつもない副賞が付いていた。
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尉鶲(ジョウビタキ) 【No.1614】 2022年01月31日
1月31日 ここ数日、二時間ほど庭に降りてはびこっている「竜の髭」をひっこ抜いている。するといつの間にか尉鶲(ジョウビタキ)が近くにいるのだ゛体が灰色味のある茶色で翼に白斑があるが、この白い斑点で「紋付き」とも呼ばれている尉鶲。体の色が地味だが丸い目がはっきり見えるので雌。はじめは3bくらい離れた枝垂れ桜の枝に止まっているが、近づいてきて地面に降り50aくらいまで寄ってくる。「ヒイヒイ」と鳴きときどきぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる、その仕草がかわいい。私の作業で地面から出てくる虫を待っているのだ。冬だから虫などほとんどいない。この鳥は人間をあまり恐れない鳥と言われているが、こんな風に私の近くにずっと居るということは人間(私)に興味を持っているのかもしれない。冬だがこんな暮らしができるのは幸せなことだ。
耕せば尉鶲降りて餌を拾う元気で渡れ帰って来いよ (2020年5月3日入選) 秋仕舞いしている吾に紋付鳥「帰って来たよ」とピョコンとお辞儀
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早春 【No.1613】 2022年01月26日
1月26日 先週から昨日まで庭師に入ってもらった。丁寧に仕上げられた庭木、掃き清められた庭の梅はちらほらと開き始めた。昨夜の少雨が〈早春の庭〉をつくってくれた。
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歌壇で「特選」 【No.1612】 2022年01月17日
1月16日 2020年1月から始めた神奈川新聞の歌壇・俳壇への参加。最初の入選は2月2日の歌壇だった。それ以来入院の期間を除いて毎週〈挑戦〉している。〈挑戦〉とは継続すること。 今朝はその90週。「歌俳蛛vのページを開いたら、目に飛び込んできた「特選 秦野市 武勝美」の文字。「いつか特選を。そのときは」と寝かせておいたワインを夕食時に開栓。選者の今野寿美先生にただただ感謝。
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ダンゴ焼き 【No.1611】 2022年01月10日
1月9日 清水庭のダンゴ焼き(道祖神祭り)は二年前までは14日だった。だが昨年から、より多くの人・特に子どもたちに出てきてほしいということで、14日に近い休日に行うようになった。 今年は午後2時半の「火入れ」だったので三時前に出かけた。すでに20数人が来場してた。男の高齢者が十数人、この人たちが火守りを務めてくれいる。だが子供は、子供会がコロナで参加しないので数人と寂しかった。他県育ちのYさんが道祖神のことをいろいろ尋ねてくれたのは嬉しかった。 我が家ではダンゴは前夜作るのが慣わし。その団子を6個針金に刺し、アルミホイルで包み、青竹の先端に結び付けたものを持っていく。参加者の中では最高齢の私なので居合わせた皆さんから色々言葉をかけてもらった。1時間ほど皆さんと交歓して《早引け》を自治会長さんに告げたら、どんどの火で温めたにカッポ酒を紙コップ注ぎ「飲みながら帰ってください」と渡してくれた。 右手に焼いたダンゴの青竹、左手に温め酒。そんな姿で100bほど歩いて帰った。通りかかった乗用車が、私の横に留まり、運転席から「先生、お元気そうですね」と声をかけてくれた。教え子のOさんだった。「酒が好きと聞いたけど《呑兵衛》だな。しょうがねえなあ」と笑われているだろうな、と思った。信じてもらえないだろうが、歩きながら飲んではいなかった。柔らかく焼き上がった今年のダンゴは特に美味しかった。カッポ酒のツマミにもなった。
山峡の里に小さき斎灯立つ 頬かむりが火入れせしどんど焼 恵方より火入れの斎灯勢よし 旧民で守るどんどの火勢かな 残り火で小さき宴どんど祭 どんど火を守り来し顔一つ消へ
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