- 寺 山 だ よ り -

『私も新聞』
【No.1439】 2019年07月27日

7月26日
 今日は茅ヶ崎市南湖公民館主催の「夏の思い出をかべ新聞に」の講座へ。昨年までは車で行っていたが、今日は小田急線、相模線で。
 茅ヶ崎での「かべ新聞講座」は2012年から始まった。今年の参加は小学生13名。今回が初参加は3名。リピーターが多い(6回目の子も)のが茅ヶ崎の特徴。
 一人のお母さんから「私も自分の新聞を作りたい」と用紙を求めてくれた。理由を聞いたら、わが子が楽しそうに新聞をつくっているのを見て、作ってみたいと思ったとのこと。「去年の夏の新聞づくりでは、子どもが私にあまり相談しないで一人で作るようになり、ちょっと淋しかった。私もかべ新聞を作りながら、いろいろ相談し合い楽しい時間を持ちたいから」とも話した。これこそ「新聞づくりは仲間づくり」の実践!

恒例の「夏の思い出をかべ新聞に」講座
【No.1438】 2019年07月24日

7月23日
 東公民館の事業「夏の思い出をかべ新聞に」の講座を開く。これは私の恒例の夏の活動。
 今日は17名の小学生と10名の保護者、それに昨年まで10年連続で参加してくれた赤柴さん親子がお手伝いに来てくれ、総勢29名で講座が持てた。「恒例」と書いたが、東公民館でのかべ新聞作りの講座は2002年から始まっている。やはり「恒例」でいいだろう。
 2時間の講座の終わり30分は、どんな新聞を作るかを口頭で発表する時間。どの子もかなり緊張するのは、会場にいる人の顔は初めて見る人ばかりだかららしい。マイクを使うのも更に緊張を高めるようだ。だが二日間の講座で他校の子と仲良くなったということも生まれる。良い体験だろう。
 発表された新聞のテーマは「葛葉川の魚」「東日本大震災の被災地南三陸町・気仙沼訪問」「丹沢の立ち枯れのブナの木」「新東名見学の報告」「箱根の地震」など。他にも「カキ氷」「ラグビー」「ベイスターズ」「マンモス」なども出てきた。第二日目の8月20日に新聞は完成する。その日が楽しみである。

家族で新聞づくり
【No.1437】 2019年07月15日


                     秦野市立東公民館事業
 
 「家族新聞づくり講座〜夏の思い出をかべ新聞に」 
  日時  全2回 第1回・7月23日(火) 第2回・8月20日(火)
      いずれも午前9時30分から11時30分
  定員  小中学生の親子20組
  講師  武 勝美さん(全国新聞教育研究協議会参与)
  費用  1組300円(材料費)
  持ち物、筆記用具、辞書、当日の新聞。
  申し込み・問い合わせ先 東公民館【電話】0463・82・3232

◇参加をお待ちしております。  

キュウリの馬は
【No.1436】 2019年07月14日

7月13日
 お盆の迎え火を焚く。その精霊(オショロサン)はナスの牛とキュウリの馬に乗って家の中のに入られる。キュウリとナスは自家製のモノを使って作る。ところが今朝キュウリをとりに畑に入ったら、「馬」に使おうと決めていた一番良い形のキュウリが地面に落ちている。
 見ると鋭い歯型でウリの横腹の部分が頭からまで尻尾までかじられている。ハクビシンの仕業。心配していたことが現実になった。それも昨夜やられるとは。熟したトマト・これも盆棚に供えようとしていたもの・もやられた。ご先祖様に申し訳ない。
畑にはカボチャとスイカも這って、小さな実も着いている。これも狙われる。
 どう防ごうかと考えるが、実る前にとってしまうしかない。でも、それでは命を育てる意味がない。ハクビシの居るところは思い当たるが、どうしようもない。

事前説明会
【No.1435】 2019年07月11日

「葬儀の事前相談会を開きます。そのご案内です」というお誘いの電話が市内の葬祭店から入った。タウン紙ではよく目にするご案内だが、言葉での案内は初めて。時間は午後二時ごろ。これは「狙い撃ち」。怒る気持ちにはならなかった。ただ「よくやるよ」とは思った。「一人でひっそり逝きますから」と言って電話を切った。

夢進会
【No.1434】 2019年07月07日

7月6日 
 午後6時から「市制50周年記念『市民が作る広報はだの』」をつくったメンバーの懇親会。毎年7月6日に集まっている。会の名前は「夢進会」で今年で14回を数える。きょうは土曜日ということもあり、出席は6人と少し寂しかったものの埼玉からのHさんの出席には感激した。
 近況報告で「催眠商法に遭ったこと」「万里の長城への旅の話」「今の学校の様子」「育児保育活動」「町歩き、書道、コーラス」など趣味の話と、それぞれの今の生活の充実ぶりを聞き合った三時間だった。

梅の実
【No.1433】 2019年07月02日

7月2日
 玄関の前に梅の古木が、今年はたくさんの実を付けた。30年くらい前までは、この実は自家用の梅干になった。退職してからしばらくは梅酒も醸した。ところがこの頃、この梅の実は全く何も活かされないものになってしまった。
 木になっている梅の実は美しいから、時に夫婦で鈴なりの実を愛ではするのだが、熟れて落ちたものを拾うのがこの梅への唯一の接し方なのだ。ここ10日ほどの間に拾った実は1000個くらいになっただろう。
 樹齢100年は優に超えているだろうこの古木。幹の部分は空洞。樹皮だけで懸命に生きている。そんなけなげな梅に感謝の一句を捧げる。

 ウチの庭は道に向かって下り坂。ころころと道まで転がる実もある。
  梅の実の落ちて弾んで通学路   勝 美 
 

今年も後半
【No.1432】 2019年07月01日

7月1日
 本格的な梅雨の季節。こんな天候なので畑には出られない。そのお陰でHPも更新できた。二カ月ぶりだ。
 『ECHO』創刊35周年へのお祝いの言葉が届いた。「継続を支えるもの、それは情熱と哲学です。お体には十分留意され継続をお願いしたいのです。健」。
 それにしても「時の流れの速さ」、もう今年も後半に入った。

今月で仕事 辞めます
【No.1431】 2019年06月28日

6月27日
 「エコー」の読者Sさんの来訪。「今月で仕事を辞め、絵本作家に挑戦する」と報告に来たのだ。第一作は出版のメドもたっているらしい。Sさんは20代の女性。「人生一度しかないのだから、やりたいことをやらないと後悔するから」とも。そう話すSさんがまぶしかった。

6月19日
【No.1430】 2019年06月19日

 寺山長寿会の活動の一つに「介護予防活動」がある。きょうはその活動日で「ミニデイサービス」の日。その中での講話を頼まれた。
 午前10時から11時30分まで「みちしるべの会」が作ったウオーキングマップをたどりながら話を進めた。昭和初期の屋号、野仏や屋敷神などの話には大きくうなづく人も見え、よい雰囲気の講座だった。参加者は30名ほどだが男性が5人とは… 淋しい。事業を支えるボランティアさん10人は全て女性。

 きょうは太宰治の誕生日。三鷹の禅林寺では「桜桃忌」の集まりがある。その禅林寺の木村得玄師は大学時代の友人だった。太宰のお墓があるということ仲間数名で訪ねた。太宰の墓の近くに森鴎外の墓地もあった。帰りに新宿西口で飲みながら太宰論を交わしたことを懐かしく思い出した。

県外研修
【No.1429】 2019年06月11日

6月9日
「まほら秦野みちしるべの会」の今年の県外研修を静岡県富士市・富士宮市・三島市で行った。10名の参加。 天候は雨ときどき曇り。
 研修のテーマは「世界遺産富士山&道祖神」
【富士市】@仁藤春耕の「道しるべ」と 文字碑道祖神 A富士山かぐや姫ミュージアム
【富士宮市】B富士山本宮浅間大杜 C静岡県富士山世界遺産センター 
【富士市】D蓼原(タデハラ)の道祖神・伊豆型道祖神(合掌丸彫り坐像)の代表的なもの  
【三島市】E三島スカイウォーク 
 @〜Eの全て来訪済みなので案内役を務めた。参加者全員が研修レポートを次号の会報に書くのが宿題。

湯河原での講座 15年でピリオド
【No.1428】 2019年06月06日

2019年6月4日 湯河原町・箱根町のPTAの広報紙づくり講座が湯河原町の文化福祉会館で開かれた。8校から30名の参加。
 湯河原での講座はこれが最後。15年間・29回の講座を持たせてもらった。講座が終わったところで湯河原町PTA連絡協議会の会長石井優子さんから「お礼の言葉」を頂いた。

 武先生 本日は貴重な時間をありがとうございました。広報活動は委員の時間的負担や個人情報に関わることなどのマイナス面がとりざたされることもありますが、他の委員会活動では得られない喜びや達成感、そしてきょうのような学びの機会があります。
 先生がおっしゃられたように、教育環境は多様化・複雑化してきています。私たち広報委員は子育てサポーターであるという誇りを持って、これからも広報の発行に携わっていきます。
 武先生のお話しを聴くのは今回が最後ということですが、きょうのお話を聴き、改めてとても残念と思いました。長い間私たちをご指導を頂きありがとうございました。

 そして胡蝶蘭も一鉢頂いた。
 湯河原・箱根・真鶴町教委とP連のお力で15年も講座を持たせてもらった。きょうも広報づくりだけでなくPTA論も交わせた明るい講座になった。   

 五月尽
【No.1427】 2019年05月31日

5月31日
 N中PTA広報委員5人がこの日発行の年度第一号を持って「紙面クリニック」を受けに来た。年度第一号としての内容は十分、記事もしっかり書けていた。7月発行号の企画も進んでいるようだ。5人も参加してきたことは今年の活動が期待できるということ。
5月24日
 鶴巻公民館に出向く。館の事業の「鶴牧地区の古道を歩く」を「みちしるべの会」が主管することになった。
5月14日 
 東中学校生徒会の新聞づくり講座。3時10分から一時間。参加が28名が34名となる。一年生の出席が多くなったとのこと。
6時から「ゆとりの会」の歓迎会。一人入会者があった。退職者(年寄り)の趣味の会はいずれも先き細り。リタイアしても新しい仕事に就く人がほとんど。趣味は多様化の時代。《単品〉では集まらない。品揃えが必要。それが出来ないのが年寄りの会。かたくなな運営で「自然消滅」も仕方ないと思っている。創立時は元気があった。活力に満ちていた。今は……。
5月12日
「まほら秦野みちしるべの会」の総会。研修担当なので今年度の県外研修案を提案。「富士山世界遺産センター(静岡県富士宮市)・かぐや姫ミュージアム (富士市)・単体坐像道祖神(富士市)」のコースに決まる。

双頭一身道祖神
【No.1426】 2019年05月20日

5月19日
 中山道を歩いている笠井さんは中津川市に入った。その道中「珍しい道祖神に会えたので」と写真を持ってきてくれた。
「双頭一身道祖神」と言われている道祖神で、市文化財とされているもの。寄り添う二体の胸元の辺りで握手をしている肩組み握手像だが、衣服の裾に見えるのは二つの小さい足。四足ではないのだ。
「道祖神は千姿万態」にまた一つ珍しいものを加えられる。

昭和、平成、そして令和
【No.1425】 2019年05月09日

5月7日
 10連休で始まった令和年代が本格的に動き出す。そして私も今日から活動が。「JAはだの」の組合員講座の開講式に出席。10年前から組合員教育対策委員の一人として講座の企画・運営に関わっている。今年度は3コースの講座に101名の応募。その中に教え子などの顔もちらほら。新しい時代に新たな学びを始める受講生にエールを送った。
 田村さんから「宮内庁内31,4,30」と「宮内庁内1,5,1」の消印が押されている葉書二枚が送られてきた。これは宮内庁内郵便局の特別記念品の葉書。お礼の電話を入れた。購入するために400分ほど並んだとのこと。感謝、感激。
昨日の日記に「改元フィーバーに乗れなかった」と書いたが、田村さんのお陰で《乗れた》。

5月8日
 伊勢原市P連のPTA広報紙づくり講座。会場は伊勢原市体育館の会議室。体育館は市の中心部から車で10分ほどの高地にある。
令和年代最初という私にとって記念すべき講座。さわやかな五月の風と温かい陽光に気分は高揚の私。参加者は70名余とのこと。
「令和元年という節目の年にPTA広報委員になった皆さん。イヤイヤやっても、楽しんで活動しても、この一年は皆さんの生涯の大きな思い出の一つになるはずです。それなら前向きに、楽しく活動を」と話した。質問が10ほど出たのもヤル気の表れ。これも「改元効果」。昨年までとは違った視点で話ができた、と思っている。この体育館から車で2,3分走ると厚木市の玉川地区。そこは私が60年前に初めて教壇にたった地。
 玉川地区は、『道祖神ワンダーワールド』でも3ページに亘って紹介した道祖神の里。その玉川地区の七沢には温泉宿が数軒ある。講座の後、元湯玉川館と七沢荘を『道祖神ワンダーワールド』を持って訪ねた。元湯のご主人は私を覚えてくれていて、献本をとても喜んでくれた。七沢荘の前に道祖神が数基祀られているが、その護持をされているのが七沢荘。「よろしいのですか、こんなに貴重な本を頂いて」と若主人は恐縮しきり。「昔、お世話になった玉川ですから」と応えた私。
 今は小学校の校地になっている玉川中学校の近くに、玉川公民館がある。その図書室も訪ねた。司書の方に、玉川中で教えた子達の名前を何人か挙げると「三橋敬司さんは叔父です」と言う。玉川の道祖神めぐりは三橋敬司さんなどに案内してもらったのだ。
 公民館を出て、かなり変わってしまったかつての玉川中学校周辺の風景を眺め、思い出もたどった。

大型連休最後の日
【No.1424】 2019年05月07日

5月6日 
 大型連休最後の日は《土いじり》に精を出す。里芋の植え付けをする。種芋は二人の教え子が作ったもの。4日の飲み会で「種芋が無い」と言ったら、翌日二人が持ってきてくれた。ありがたい。申し訳ない。野良着になったついでに、夕顔、朝顔、石竹、ポピーも播種。良い発芽を待ちたい。
 10連休と言っても「通年連休」の身分だから特別なことはなかった。「改元フィーバー」にもなぜか乗れなかった。庭の草取りに終始した。

昭和の終焉・そして平成のスタート
【No.1423】 2019年04月30日

 1969年1月8日の日記から この日は雨
一月六日、今年になって初めての外出である。遅ればせながの初参りに厚木の飯山観音(坂東第六番の霊場、飯山観世音長谷寺)に行った。この寺の境内には妻の両親が葬られているので、例年元旦に墓参を兼ねての初詣でをしている。
 長谷寺は修業をする寺であって、墓地は持っていない。それなのに境内の一角に墓所をとっていただいているのは、義父・佐藤武男が近くの駐在所勤務時代に方丈さんに大変かわいがられたからだった。
 松の内というのに、札所巡リのバスツアーの一行が集印所に押し掛けていた。長谷寺を下りて道を左に取リ、小鮎川に沿って車を北に走らせる。この道の行き止まり(?)は清川村宮ケ瀬である。そこに首都圏最後の水瓶、宮ケ瀬ダムが完成するのは四年後。そしてその地は、妻の一家が駐在さんとし、昭和二十年代の後半を生活した地でもある。
 学校があり、役場が、駐在所があったかつての村の中心地は、ブルドーザの爪痕も荒々しく整地されていた。小学校の校庭跡に大きなヒマラヤスギが一本、ポツンと立っている。ここで暮らした人は誰もがあの木と共に幾つもの思い出を持っているだろう。だから切り倒されなかった、そう思いたい。
 駐在所の跡には、よもぎとスカンポが立ち枯れ風になっていた。「部屋の間取りまで思い出せる」そう言いながら言葉が途切れてしまう妻。そして「たしか、あそこに先生の下宿している家があった」「ここの道を真っすぐ行くと地主さんの大きなお屋敷があって、遊びに行くのはそこまでは許されていたの」と、思い出をさがし出し続ける妻だった。
 間もなくダムの湖底になるかつての村の“銀座”から、仏果山やあたりの景色に眺め入る妻の姿が、冬の陽光の中に白く乾いて見える。
「自然は悠久である」と人は言う。だがここ宮ケ瀬の自然は人力によって変えられ、悠久というポーズをとろうとしている。『生々流転』とか『輪廻』というもの永遠の時の流れの中で起こるの自然の摂理である。
昨日から今日にかけて、私の世界はすっかり昭和の終焉だった。

 昭和六十四年一月七日午前六時三十三分 昭和天皇崩御。
 午後二時過ぎ、新元号「平成」の発表。

「平成」最後のPTA広報講座
【No.1422】 2019年04月16日

4月15日
 きょうは海老名市教育委員会主催のPTA広報講座。私にとって2019年度最初のそして「平成」時代最後の講座。まだ年度初めの総会も開かれていないのに、こうして広報委員は動き始めているのだ。参加者は70名ほど。
 講座は学び支援課の課長さん以下4名で運営された。教育長さんも閉講の挨拶で出席者を激励された。進化を続けている若い都市・海老名はこういうところにもその勢いが感じられた。
 講座の内容は、冬眠から覚めたばかり・そして年度最初ということで「情多くして意伝わらず」になってしまった。

頑張れ新一年生
【No.1421】 2019年04月09日

4月8日
 お隣の小学校もきょうから平常授業らしい。雨の中、班長さんの後を小さな一年生が一生懸命に歩いている。その姿は《けなげ》。大きなランドセルを背負った姿は後ろから見るとランドセルと手足だけしか見えない。「新入生ランドセルから手足伸び」。この雨の中、一年生を送り出した家族は「上級生と一緒に歩けるだろうか」「班長さんに迷惑を掛けなければいいが」などと集団登校が心配だったろう。片道3キロを歩いて登校する班もある。「宅配にお願いしたいランドセル」
 通勤・通学の時間帯に小田急が1時間半ほど動かなかった。高校も今日から授業が始まった。その初日に電車の遅延。電車通学をはじめたばかりの新一年生も、小学一年生と同じように《混乱》したことただろう。
 新学期第一日目に出遭った試練を皮切りに、これから現れる数々の難関を乗り越え、子どもたちはたくましく育つ。

桜花満開
【No.1420】 2019年04月06日

4月5日
 きょうはお隣の東小学校でも入学式。校庭の桜花の下で記念写真を撮る親子の姿にほのぼのとしたものを感じる。ここ数日の夜の冷えでウチの桜も花持ちがいい。
  私の子供のころはこの辺りの桜の満開は4月10日頃だった。寺山の鹿島神社のお祭りは当時は4月10日。だから桜がちらちらと散る中を神輿がゆったりと途御した。「ゆったり」は神輿を担ぐ掛け声の「やーとーさっせ」による。「ソイヤ ソイヤ」でなく、「いやー(弥)とー(遠く)さっせ(栄えませ)」「寺山が末永く繁栄しますように」という願いをこめて担ぐからだ。その鹿島神社の祭礼は今年は7日。
 

レコードカフェ《メモリーズ》
【No.1419】 2019年03月28日

3月27日
 館長さんから誘われたこともあり、東公民館主催の「レコードカフェ・メモリーズ」に行ってみた。集まった人はほとんどが《リタイア組》で、しかも男性が大半。
 参加者が持ってきたレコードを鑑賞するのがこの「カフェ」。私も数枚持っていった。LP盤はフルトヴェングラー指揮の交響曲、ベニーグッドマンの「Sing Sing Sing」、カーメンキャヴァレロのピアノによる「わが心の詩情・日本の歌」。EP盤は三波春夫の「東京五輪音頭」とフォークダンス曲「マイムマイム」。そしてSP盤・これが私が聴きたい本命。藤山一郎の「東京ラプソディ」、美ち奴の「ああそれなのに」、灰田勝彦の「きらめく星座」。
「それでは武さん、お持ちのレコードを」と言われ、SP盤を出したら「すみません、78回転はかからないのです」。私を慰めるためか「お宝ですよ」、「ちょっと持たせて下さい」と言葉をかけ、黒い、重たい盤に触れてくれる人があった。
 このSP盤は、父が今から80年くらい前に愉しんでいたものの一部。他に浪花節、琵琶 民謡、都々逸、端唄、映画説明、流行歌(と書かれている)など50枚ほどの黒いレコード盤がある。
 

今年度最後の「新聞づくり活動」
【No.1418】 2019年03月27日

3月26日
私の平成30年度の「新聞作り」の活動も、今日の座間市教育委員会での「PTA広報紙コンクール」で終わる。
 審査員は教委3、市P連から4、そして私の7名。審査委員長は私なので審査に入る前に審査するとき意識してほしいことを何項か説明させてもらった。1 PTA広報紙は「学校新聞」や「学校うだより」ではない。PTA活動を推進するための大切な手立て。2 発行回数 3 見出しは記事の要約。4 レイアウトの良し悪しは「見た目」。
 座間市で「広報紙づくり講座」を持って5年目になる。《手前味噌》だが、PTA広報としての成長は少しずつだが見らる。

おめでとうございます
【No.1417】 2019年03月23日

平成30年度秦野市PTA広報紙コンクール  平成31年3月21日

◇優秀賞
  「ふれあいの丘」 渋沢中学校PTA 
  「稜線」     北小学校PTA   
  「西のいぶき」  西小学校PTA   
◇優良賞 
  「みなみPTAかけはし」 南中学校PTA
  「さくら木」   南小学校PTA
  「ほんちょうの森」本町小学校PTA
  「西中PTA陽光」 西中学校PTA
    「大根中PTA」 大根中学校PTA
◇佳 作   
    「南が丘」 南が丘中学校PTA
    「おおね」 大根小学校PTA
  「PTAひろはた」 広畑小学校PTA
  「まいづる」   鶴巻中学校PTA
  「北中PTAだより」 北中学校PTA
  「ほりかわ」   堀川小学校PTA

主催・秦野市PTA連絡協議会

8年経って
【No.1416】 2019年03月15日

3月14日
 8時過ぎだった。家の裏のモチノキの生垣からウグイスの初音。まだ未熟な「ホーホケキョ」だが嬉しくなり、妻に知らせる。わが家の「春の訪れ」である。
 福島に住む教え子から『福島民報』が送られてきた。添えられた手紙に「福島民報が2月28日から3月11日まで『福島の今』を特集(見開き2P)したので送ります」とある。2月28日の特集は「県人の県内外の避難者は42104人(2/27時点)」と報じている。
 3月12日の『三陸新報』の一面の記事の見出し「2月末の気仙沼の人口 震災前比 15000人減る」。インフラの整備、産業再生、原発被災地への根本的な対応など【道半ば】にさえ遠い。

あれから8年
【No.1415】 2019年03月12日

3月11日
 東日本大震災・あれから8年 

 原発の燃料デブリに触れ初めたり冥くて遠き廃炉への道  諏訪兼位
 それからの幾代氷の神殿F  永瀬十悟  ※「神殿F」は福島第一原発
 

女性交流会で渋沢地区を歩く
【No.1414】 2019年03月11日

3月10日
 西公民館を拠点に活動している「女性交流会」の「西地区めぐり」がわれ、渋沢・栃窪地区を歩いた。 「みちしるべの会」の横山・田中さんが古道や社寺、野仏など案内。私は道祖神の話をした。参加者は公民館長、婦人会会長など12名プラス子供3名。
 今日の企画は「みちしるべの会」の鈴木・相原さん。会の終わりに、館長さんから「地域を知ることので人々繋がりが強くなる。これからも活動を続けてほしい」と励ましの言葉。

道祖神の落穂ひろい
【No.1413】 2019年03月10日

  静岡・小山町の小野寺さんから「長田さんから借りて『続道祖神ワンダーワールド』を読んだ。小山町の道祖神を取り上げてくれて嬉しい。お役に立てばと思い道祖神の本を贈呈します」と電話があった。そして届いた本は『富士山麓の道祖神 駿東編』吉川静雄著・昭和53年刊。
 きょう更新した「ECHO」にも書いたが、「道祖神の落穂ひろい」と称して、気になる、見残した道祖神に会いにでかけている。頂いた本の中にもその候補はたくさんありそうだ。

富士道を歩く
【No.1412】 2019年03月08日

3月7日
 東公民館事業の「シリーズ・古道大山道を歩く」講座の一つ『富士道を歩く』に参加。この講座は「まほら秦野みちしるべの会」が12年前から講師を務めている。
 少し心配な気象状況だったが、26名が蓑毛・大日堂から渋沢まで歩く。会からは横山・浦田・田中・綾部・和田さんが講師として参加。私は昼食の後「才戸の石仏群」の解説をした。かつての同僚Tさん、そして教え子Mさんの顔が見えて嬉しかった。特にMさんは東中学卒業以来の再会だったが、往時の面影がはっきり残っていた。

出版祝賀会
【No.1411】 2019年03月03日

3月2日
 67歳の教え子9名(女性3名)が集まlり、伊勢原の「彩食絢味」(教え子・Sさんの店)
で出版祝いの会。1月の予定だったが私の「インフル」で今日になった。
 子供のころのダンゴ焼きの思い出話のなかで、蓑毛では「ダンゴ焼き」や「ドンド焼き」ではなく「ドンドン焼き」と言っていたことを知った。道祖神を意識するようになったという言葉はうれしかった。9名は東中で野球部とテニス部に所属した子たち。野球部の顧問だった私の“悪行”の思い出話が三時間もの宴を盛り上げた。

2月24日
 70歳になる教え子が出版祝賀会を開いてくれた。八王子市、相模原市、平塚市からも来てくれた。5人(男姓3名)の会だけにどの話題も全員が共有でき、和やかなもそして深い交わりが出来た。カラオケにも全員が参加。「津軽慕情」と「音無川」を歌う。これはマイナーで古いカラオケ曲なので安心して歌える。「10月にクラス会を開くので」と再会を約束され9時半に散会。ありがたい、もったいない会だった。

第68回全国新聞コンクール
【No.1410】 2019年02月13日

 第68回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果が2月9日発表された。
 中学校学校新聞の部で秦野東中の『東中新聞』が「優秀賞」と主催者の「全国新聞教育研究協議会賞」を受賞。その伝統と歴史の力を遺憾なく発揮したと言えよう。
 PTA新聞の部では秦野市の『稜線』北小PTA・『ふれあいの丘』渋沢中PTA・『みなみPTAかけはし』南中PTAの三紙が「努力賞」を受けた。こちらも「PTA広報の秦野」の実力を見せてくれた。
 4紙の皆さん、おめでとうございます。私も嬉しいです。(第68回コンクールへの応募総数は11,293点)

45万
【No.1409】 2019年02月09日

2月9日
 HPのアクセス45万に到達 。開設は2000年10月8日なので今日でちょうど220ヶ月経過。昨日今日とアクセスが多いのは、サイトの中の「ライブカメラ映像散歩」で「降雪」の情報が得られるからだろう。その雪が寺山では午後三時過ぎからちらつき始めた。

確かな春の足音が
【No.1408】 2019年02月06日

2月4日
 節分。好天。午後2時から5時まで西公民館で「みちしるべの会」の『ウオーキングマップ』づくり。本町地区に続いての「寺山地区編」の最終校正。作成委員6名(横山、田中、横溝、柳生、笠井、武)の声を十分に取り入れたものが出来る。寺山編は私の担当なので発行が待ち遠しい。「本町曾屋地区編」も少し編集を進めることが出来た。それにしても、日曜日の午後という時間帯に集まってくるこの人たちの心意気に、私は感じるものがたくさんあった。
 
2月5日 
 立春。文字通り「春」のような暖かな気候。登校する中学生の声も心なしか明るい。

2月6日
 「JAはだの」の2018年度組合員研修講座の閉講式に「講座担当講師」として列席。96名が修了証を受けた。年間を通して研修した皆さんに、私も賞賛の言葉を贈った。記念講演「JA自己改革と協同組合としての発展」(西井賢吾氏)は興味深いものだった。

ムクドリの来訪
【No.1407】 2019年02月02日

2月1日 
 午後4時過ぎ、パソコンに向かっていたら右側のガラス戸にドシンという音。「アッ、まただ」と思った。
 その思った通りの出来事、ガラス戸の下に鳥が一羽うずくまっている。外に出て近づいたが動かない。姿勢は立っているのだ動けないのだ。ガラス戸に衝突し脳震盪を起こしているのだろう。ヒヨドリより小型。全体に黒っぽいが焦げ茶色の羽も見える。嘴は黄色で白い部分が目立つ顔。ムクドリだった。ザルに収容したが、暴れることもなかった。10分ほど経って動き出したので写真を撮り夕空に放した。 
 ガラス戸の多い「エコー教育広報相談室」。ときには野鳥も訪れる。ヒヨドリの“突撃訪問”も過去に数回ある。

2月1日 二十六夜月 お棚納め
【No.1406】 2019年02月01日

2月1日
 今朝も午前5時過ぎの起床。新聞を取るため濡れ縁に出る。すると南東の空に細い月。その上方に金星が輝く。その輝きは清冽。金星の西に光るのは木星。
月齢は26日の今日の月の出は午前4時半ころとか。
 江戸時代の中ごろから行われようになった民間信仰「月待講」に「二十六夜講」がある。「月待講」とは。講の人たちはその月が出るまで勤行や飲食、会話を楽しんで待つ。そして月が昇ったら心願を掛けて解散する。だから「二十六夜講」の解散は夜明け近くになる。その二十六夜待ちの講の人たちが見たのはこの月なのだ。二十六夜の月の中には阿弥陀三尊が現れると言われている。
 
 2月1日はわが家では「お棚納め」である。昨夜、五カ所の神仏に灯明を灯し、白いご飯を食べてもらった。それで今朝は正月飾り・しめ飾りを下ろす。新年を迎えるために使った神具や食器類も片付ける。下ろした正月飾りは初午の日に畑でお炊きあげをする。 

盛況でした「道祖神は千姿万態」の講座 
【No.1405】 2019年01月29日

1月27日 
 「はだの雑学大学」の『道祖神は千姿万態』の講座を保健福祉センターで。山北町、愛川町、伊勢原市など市外からの受講者もあり56名、満席。年齢層も40代(女性)から80代まで巾広かったのも嬉しかった。だが講座は準備した資料の半分くらいのところで「タイムアップ」。出席された皆さんにはほんとうに申し訳けなくお詫びいたします。
この講座に関するメール
〇今日の講座、娘(武注・大学2年生)と参加する予定でしたがインフルになって4日目。残念ですがまたの機会に誘ってください。AA
〇 今日の雑学大学は「道祖神ワンダーワールドPartW道祖神は千姿万態」に参加。講師は武勝美先生で、全国の珍しい道祖神を地区別にコメントを加えながら紹介された。ボリュームタップリな資料と「道祖神モナカ」の土産つきの講座だった。MM
〇昨日は大変に楽しいお話ありがとうございました☺️時間を忘れる位でした。ボールペンのインクが途中で無くなり書くことができなくなったのが心残りです。一緒に行った連れ合いの太一も大変良かった‼️と楽しんでいたようです。また機会があれば是非参加させてください。寒いなか風邪などひかれませんよう☀️TM

もうすぐ春
【No.1404】 2019年01月24日

1月23日に届いたメール

「紙風船」の詩をよんで
「落ちてきたら…今度はもっともっと高く 美しい願いごとのように」。広報紙づくりはいろいろ厳しい条件(先生方や本部さんとの温度差など)もあり、くじけてしまいそうなときもありました。でも、学校に中々来られない保護者の方に学校での子供たちの様子や、PTA活動の大切さを少しでも広報紙を通してお伝えしたいという気持ちは変わりませんでした。大変だったけれど広報委員をやってやっぱり良かったと笑顔で言えるように、委員の皆さんと力を合わせて最終号を頑張ります。N

 Nさんへ 「“春”はやって来るのではない 自分から“春”になるのです」― 私が好きなあるデパートのキャッチコピーです。

詩「紙風船」
【No.1403】 2019年01月23日

1月21日 湯河原の講座に出席されたS(PTA会長)さんからメールが届いた。

武先生 先日の湯河原での広報誌クリニックありがとうございました。いっしょに受講した広報委員も初めてだったのですが、大変勉強になったと話しております。
また本校の『芹原』を褒めていただき、たいへんありがとうございました。その折、先生からご紹介いただいた詩、たしか「紙風船」という題だったと思いますが、広報委員が次号に掲載してみたいと申しております。ただ受講した私たちは、不覚にも作者等をメモをしておりませんでした。この詩の詳細を教えていただこうと、メールさせていただきました。お忙しい中、申し訳ありませんが、この詩の作者などお教えいただけると幸いです。お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。
 


私の返信 
 おはようございます。過日はお世話になりました。ありがとうございました。
 詩「紙風船」のこと、私の想いを受け止めていただき嬉しいです。

 紙風船   
          黒田 三郎

 落ちて来たら
 今度は
 もっと高く
 もっともっと高く
 何度でも
 打ち上げよう

 美しい
 願いごとのように


この詩のいのちは、終わりの「美しい 願いごとのように」にあります。「風船はどんなに高く打ち上げても、それは地に落ちる」。でもその落ちてくる紙風船を何度も打ち上げる、そうすることで「光さす青空が見える」。そのことに生きる証を見つけようという励ましを感じます。
 昨年三月発行の『芹原』の表紙、生徒たちがカラーボールを投げ上げている写真を見たとき、この詩が浮かんできました。この詩は卒業生に贈る言葉としてもイイなあ、と思ったからです。この詩は小学6年の国語の教科書(学校図書)に載っていました。
 S会長さんと広報委員会の皆さんの「卒業おめでとう号」づくりでのご健闘をお祈りいたします。武勝美
  

秦野高校草創140周年記念誌
【No.1402】 2019年01月20日

1月19日 
 秦野高校草創140周年記念誌の編集に携わることになった。その第一回会議に出席。なんと私が最年長(昭和27年卒)。委員のそれぞれが学生時代の思い出、母校に寄せる想いを熱く語る。
 140年という膨大な時間の中に生じたさまざまな事柄をどのように纏められるのか。不安感と大いなる期待とが入り混じった心境の私だった。

 平成30年度最後の広報講座を湯河原で
【No.1401】 2019年01月19日

1月18日
 湯河原町での足柄下郡PTA広報講座に出かける。冬晴れの空と海は小さな旅の気分。
 ちょっと場違いとも思ったが、次の詩を導入にして講座を始める。年度最終号のためのアドバイスが中心の講座。

  簿 
                  中桐 雅夫
 
 根府川と真鶴の間の海の
 あのすばらしい色を見ると、いつも僕は
 生きていたのを嬉しいと思う、
 僕の眼があの通りの色なら
 すべての本は投げ棄ててもいい。
 沖の方はパイプの煙のような紫で、
 だんだん薄い緑が加わりながら岸へ寄せてくる、
 岸辺にはわずかに白い泡波がたち、
 秋の空の秋の色とすっかり溶けあつて、
 全体がひとつの海の色をつくつている、
 猫のからだのようなやわらかさの下に、
 稲妻の鋭さをかくしている海、
 ああ、この色を僕の眼の色にできるなら、
 生きてゆく楽しさを人にわかつこともできるだろう。

ダンゴ焼き
【No.1400】 2019年01月16日

1月15日 
 昨日は道祖神祭り・ドンド焼き。その火でチョッピリ炙ったダンゴを近くの二つ事業所に持って行った。
 「これを食べると風邪を引かないから」と三色のダンゴを渡す。受け取る人たちの童心に帰ったかのような笑顔が見られ嬉しかった。

インフルエンザに罹る
【No.1399】 2019年01月12日

1月5日〜9日 
 5日の夜からのセキ・喉の違和感。6日午後、「もしや」と体温を測ったら39.4℃。すぐに休日診療所に行き検診。医師から「間違いなし。インフルエンザ」と明快?な言葉をもらう。薬局で薬剤師さんの指導の下「吸入型」の薬を呑む。これがインフルの治療法。「数日間は安静に」と指示された。
 そして7日の夜、消灯し眠ろうと目を閉じると、寝室の天井に土のドームのようなものが見える。それが私を包み込むように迫ってくる。眼を開け見回すと数え切れないほどの郷土玩具が薄暗い部屋に見える。
 眼を開けそして閉じれば、後から後からさまざまな《幻視》が…。《幻聴》も当然発症。薬の福作用らしいこの症状が9日まで続いた。
 昨日・11日で『幻覚』は終わったらしいので一週間ぶりにビールを飲んだが「なに? この味?」。

例年のごとく 駅伝&道祖神
【No.1398】 2019年01月04日

1月3日
 例年のごとく、二宮町山西の道祖神さんと一緒に駅伝の応援。その後小田原の羽根尾と高田の道祖神、を見にいく。羽根尾の道祖神は祠型で祠の正面に双体像の浮き彫り。高田の道祖神は小田原最古・寛文10年の紀年銘がある市文化財。帰り道松田町文久橋の袂の双体像を見る。これは舟後光形だが変形で珍しいもの。

年越し
【No.1397】 2019年01月01日

12月31日
 私の好みで建てた家の特長は明るいこと。それは窓が多いことを意味する。母屋にはガラス戸が55枚。それに14の窓を持つ別棟もある。だから暮れの大掃除はガラス窓拭きに終始。今日も夕方4時まで頑張った。
 そして5時から5か所の神仏の「年越し」の仕度。灯明を灯しお神酒と蕎麦を供えた。6時半過ぎから家族で年越しの食事。「いろいろあった一年でした。お疲れ様。ありがとうございました」と乾杯。

1月1日 
 午前0時に鹿島神社に初詣。拝殿の前に参拝する人の列が出来ていた。この光景は私の記憶には無い。名のある神社仏閣に初参りに出かける前に氏神に参拝するのが望ましいことおもう。菩提寺の円通寺にも参拝。本堂内には3基ストーブが赤々と焚かれていた。鹿島神社の参道脇に円通寺は建つが年頭の参拝をする人はほとんど無い。
 28日から今日までよく動けた。それで無事に越年できた。元日にふさわしい好天の一日。年賀状が8時半ごろに届いた。

上梓へのお祝いの言葉
【No.1396】 2018年12月24日

 『続道祖神ワンダーワールド 道祖神の里めぐり』。本を開くとたくさんのカラー写真、日本中の道祖神と故郷秦野の道祖神がたくさん載っています。何気なく見過ごしてしまうような小さな石碑に、先人たちの生活の中での願いや祈りが込められていることを知りました。様々な方と出会いながら、ある種の冒険をされる先生のお姿が目に浮かびました。
 こんなにたくさんの道祖神に出会い、道祖神にまつわる伝承を収集されるのはとても大変そうですが、道祖神めぐり必携の「七つ道具」と「秦野銘菓・煙草煎餅」。その名称だけでも身分証明になりますし、その場の空気が和んでいろいろなお話も弾んだことでしょう。こんな風に私の「ワンダーワールド」も広がっています。
 「エコー」の中の感想にもありますが、私も先生の文にユーモアが感じられました。取材の苦労を苦労と感じさせない爽やかさが伝わりました。
 先生のいつも変らぬ後活躍を見聞きしていると清々しさを感じ、「私も頑張ろう」という気持ちになります。
これで「まとめ」とはおっしゃらず,これからもご活躍ください!
 「タウンニュース」で先生と奥様のお姿をお見かけしました。お変わりないお元気な姿と笑顔が嬉しかったのです。今、先生の本を戴いてさらに感激しお会いしたい気持ちになりました。一月の講座で先生のお姿を拝見できる日を楽しみにしています。お体にお気をつけてよいお年をお迎えください。  Kamijoh


  ECHO354号と「続道祖神 ワンダーワールド」出版記念祝賀会の祝辞集、素晴らしいですね。祝辞集のトップ記事の「石像は日本の心」 二茅芳郎様のお言葉に心打たれます。
 12月21日 長い間会ってなかった奥田怜子さんと本八幡で楽しい時を過ごしました。はじめに、これお土産ですと『道祖神の里めぐり』をお渡ししましたら、目が光りました。しばらく見入って、「これは贅沢で勿体ない本です。写真も素晴らしく、大きくして見たいです。そのうち写真の展覧会なさるといいですね」と言われした。絵本作家で版画家でもある奥田怜子さんです。武先生の「道祖神の里めぐり」への感想・言葉は流石だなあと思いました。
 ご家族で素敵な年をお迎えください。  Sugawara 
 

松本さん ありがとう
【No.1395】 2018年12月16日

『松本勝行 (眼鏡のまっちやん)』のブログから
12/10
大根地区史跡散策に参加。秦野みちしるべの会の案内で八声橋、東光寺、二子塚古墳、健速神社。地蔵の入を見て歩き、龍法寺では住職による法話があった。また、広畑ふれあいプラザでは昼食後、武勝美先生から「大根地区の地名の由来」などの話もあり史跡散策とウォーキングが楽しめた。木々の葉が赤や黄など色様様に装い、秋の深まりを感じる頃となりました。
12/8
秦野市寺山の武勝美先生は道祖神調査を始め、今迄に130カ所を越える地域を訪ねられた。先生は地域の人から道祖神にまつわる話等を伺い約550余点の道祖神取材を終え2冊の本に纏められた。今日は東公民館に於いて地域別の道祖神の分布、特長や源流、形態など約2時間に亘って発表された。

平成30年の講座終了
【No.1394】 2018年12月11日

12月10日
 大根公民館主催の「大根地区の歴史散策」(参加者20名)のガイドを「みちしるべの会」の横山・浦田・田中・府川さんが務めた。
 私は昼食をはさんでの講話を担当。大根地区の地名の由来やその地名の意味について話した。秦野の「秦」を「ハタ」でなく「ハダ」と発音するルーツの話は参加者の興味をそそったようだ。夜、そのことについて参加者の一人から電話が入った。
 この日の講座で、私の今年の活動は終了。新聞・広報づくり講座と道祖神など秦野の民俗などの講話の講師を36回務めた。

12月8日
 東公民館主催の「道祖神は千姿万態」の講座。16名の出席があった。
 石造道祖神というと双体立像と文字碑を思い浮かべるが、各地にさまざまな願いを込めた道祖神が造立されている。その珍しい道祖神を紹介するのがこの講座。持ち時間は120分だったが時間不足。一人で興に入り、脱線気味だったため。次はそうならないようにする。

12月6日
 「JAはだの」の「組合員基礎講座 秦野の歴史・民俗を学ぶ」を担当。「大山と盆地の暮らし」のタイトルで@秦野市内の地名の由来、A大山信仰と秦野を通る富士道の話、B秦野と葉たばこ、C双体道祖神発祥の地・秦野―について話す。
講座のあとの質問「道祖神は誰が造立してもよいのか」は嬉しい質問だった。受講者34名

「おいでよ」
【No.1393】 2018年11月22日

 菊川市にお住みの「エコー」の読者・クマちゃんから『風狂問わず語り 静岡の道祖神』(小林益次著)を頂いた。静岡の道祖神は天竜川を越えると造立は少なくなる、と言われている。ところが、この本では飯田線沿線(浜松市と新城市)に造立されている20数基の道祖神が紹介されている。
 『続道祖神の里めぐり』をまとめたので「もうこれで」と思っているのだが、「おいでよ。会いにきてよ」と道祖神さんは招いている。

出版記念祝賀会 ありがとうございました
【No.1392】 2018年11月21日

11月17日 
『続Katsumi In 道祖神ワンダーワールド・道祖神の里めぐり』の出版記念祝賀会が開かれた。この上梓に協力していただいた皆さん、日ごろから私の活動を支えて下さっている「みちしるべの会」・「ゆとりの会」・「西のいぶき」の会員さん、そして「エコー」の読者など46名が集ってくださった。我が家も三人が招かれた。嬉しい、ありがたい、そして温かい会だった。

疲れるが充実した日々
【No.1391】 2018年11月12日

11月7日
 退職女性校長の会・「湘南梅の実会(会員129名)」の総会が秦野市で開かれ記念講演を頼まれた。三浦半島から湯河原町までをエリアとする会なので「秦野の道祖神祭りと目一つ小僧」を演題とした。

11月11日
 秦野市の「表丹沢野外活動センター」の「センターフェスティバル」に招かれ紙芝居「目一つ小僧」を公演。この日はセンターから相模湾を見下ろすことができた。終日親子連れでにぎわった。

松田町の道祖神講座
【No.1390】 2018年11月05日

11月4日
 松田町観光経済課が開いている「あしがら塾」に招かれ「神奈川の道祖神」の話をする。申込み以外に7名の飛び入りがあり、事務局は資料づくりで大忙し。前町長島村さんにも聞いてもらった。
 その島村さんから、松田町の道祖神祭囃子(太鼓・鉦・笛)の口説伝授を文字に起こした資料をいただいた。松田の太鼓は「テンテコマッサァン テコマッサァン」と打つ。秦野の峠地区で道祖神祭りに叩く太鼓は「テコテコマツァン テコマツァン」。似ているが微妙に違う。実際に聞いてみたらどう違うのだろうか。興味が湧いた。松田と峠地区は四十八瀬川を挟んで隣り合っている。
 参加者の年配の女性が川口謙二著の『路傍の神様(昭和43年刊)』を手に話しかけてきた。その本は道祖神の密集地帯・神奈川・静岡・群馬山梨・長野の道祖神の写真集で、秦野・伊勢原地区の道祖神は川上さんという女性が撮ったものが収められている(前書きに記されている)。私の前に立たれた女性がその川上さんご当人だった。川上さんが秦野市の中学校の先生だった頃、今から50年も前に道祖神めぐりをされていたのだ。
 「道祖神を次世代に」という川上さんや川口さんの願いは私にも伝わった。私の本『道祖神の里めぐり』が数十年後、道祖神への誘いのきっかけになることを願ってやまない。

 加えれば、この本の初版ものは稲葉一郎さんから預かっている。

『続Katsumi
【No.1389】 2018年10月31日

10/29 秦野市在住の武勝美さんは全国の道祖神めぐりを続け2年前に「道祖神ワンダーワールド」を出版された。今回、ちょんぼ道祖神など一風変わった道祖神など熱の籠った取材を続け、続編となる「道祖神の里めぐり」が発行された。そこで一句。里めぐり楽しい取材とエッセイも。(「眼鏡の松ちゃん」のブログ)


武 勝美棟
 秋も深まってまいりました。その後、お身体の具合はいかがでしょうか。
この度は、『続Katsumi In 道祖神ワンダーワールド 道祖神の里めぐり』の上梓、お目出度うございます。前作を「武勝美 道祖神ワールド」の集大成と思っておりましたのに、続編の何という充実、豊穣ぶり。スゴイ労作に、ただただ感嘆。そして今更ながら、道祖神の多様性、個性、創造性に眼を開かされ、日本の民俗文化の豊かさにその思いを深めることができました。
 中でも、「稲の香をまとひてちょんぼ道祖神」・・・栃尾の奇祭には驚嘆しました。こういう性に対する大らかさは、かつては各地にあったのでしょうが、変わらず受け継がれているのは骨董ですね。
 私は厚木で生まれ育ちましたので、津久井、清川、相模原、伊勢原、平塚などなど、懐かしい地名と道祖神の姿を見ることが出来たのも嬉しいことでした。
 今回の著作は、特に「道祖神とは何か」についての考察にも力が注がれており教えられること大でした。連綿と続いてきた我が国の道祖神研究の列に連なり、新たな一章を加える書とも評価できるのではないでしょうか。また、いろいろな方のエッセイ、思い出、論考など、いずれも読み応え充分、古くさい言い方ですが「錦上花を添える」の感を深くしました。中でも、井越基生きんの淡彩画「秦野の道祖神たち」と添えられた武きんの句・歌、美事ですね。
 連れ立ちて野仏めぐり春うらら  木の実降る谷戸に小さき道祖神
 道の神在りて家あり山眠る    冬日向頬を緩めて夫婦神
など、愛唱できる句がいっぱい、心が温まります。
 「まえがき」「おわりに」はじめ、全編随所に武さんらしい温かくユーモアに満ちた文章を味わえるのも本書の魅カ。巻末の「参考資料」も貴重です。
 思いつくまま、雑薄な感想を述べさせていただきました。これからも健康に留意しながら、ますますお元気に、後に続く者たちを、生身の勇姿で励ましてくださいますようお祈り申し上げます。  吉成 勝好           

『続道祖神の里めぐり』を神奈川新聞が紹介
【No.1388】 2018年10月21日

10月20日
 今朝の神奈川新聞が、6段という大きなスペースで『続Katsumi In 道祖神ワンダーワールド』を紹介してくれた。すると、小田原在住の人から「ウチの方の道祖神祭りを見に来ませんか」とお誘い電話をもらった。来年1月27日、秦野市市民サポートセンター主催で「道祖神の里めぐり」の講座開催も急遽決まった。厚木からは注文も。知人から「出版おめでとう」のメールが届いた。神奈川新聞に感謝。

 『続道祖神の里めぐり』は10月22日から書店で発売。私からも発送できます。読んでください。

『続 Katsumi In 道祖神ワンダーワールド・道祖神の里めぐり』
【No.1387】 2018年10月15日

10月13日 『続 Katsumi In 道祖神ワンダーワールド・道祖神の里めぐり』を刊行。
以下はその書の【はじめに】。
 「道祖神の里めぐり」を再開したのは2016年8月29日、長野県の諏訪盆地と松本盆地からだった。そして気がつけば安房、上総、駿豆、上州路、信州の佐久平や伊那谷、越後長岡、上州の安中、下野は鹿沼にと足を運んでいたのだった。巡った里は42。その足跡を本書「続道祖神の里めぐり」に収めた。
『Katsumi In 道祖神ワンダーワールド』を上梓したのは二年前の2016年6月だった。読者から励ましやご指導の言葉をたくさん頂いた(後述「道祖神日記」参照)。そして続編を期待する言葉も届いた。
 秦野で80余年生きてきた私には「道祖神」という言葉はしっくりこない。どうしても「セーノカミさん」である。「セーノカミ」は「塞の神」の秦野言葉。他所では「サエノカミ」「サイノカミ」「ドーロクジン」などとも呼ばれている。そのさまざまな呼び名を持つように、この神の性格・ご利益も「境を守る神」「悪魔を追い払う神」「火の神」「縁結びの神」「子孫繁栄の神」「子どもの神」「道の神」「旅の神」など。処によっては耳、眼、脚、鼻、疱瘡などさまざまな病を治す神として信仰されている。
 秦野地方では「何の役でも頼まれれば引き受ける人を“セーノカミさん”のような人」ということわざもある。セーノカミさんは百貨店型の「万能の神」である。このように道祖神信仰は純然たる民間信仰・庶民信仰なので、神社や寺院とはほとんど関わりはない。村人が生活の中から生み出し、信仰し、祭りをしてきた手作りの神、最も身近な神である。したがってその形態もまたバラエテイに富んでいる。信州や上州などで見られる柔和な親しみやすい顔の肩組み握手双体像は石造道祖神の最もポピュラーなものである。それらについては前書で紹介した。
 本書には、「目一つ小僧」が預けた帳面を手にする単体坐像(伊豆市)、丸彫りの杖持ち双体像(酒々井町)、裃を着けた双体像(長岡市)、片手拝み双体像(佐久市)など珍しい形態の道祖神も収録されている。出会ったこれらの道祖神は、私の“道祖神ワンダーワールド“を広げ、深めてくれた。
 村人たちがさまざまな願いをこめて造立した道祖神も、時の流れには抗うすべもなく摩滅や剥落、欠損した像も少なくない。道路改修で社寺の境内、ところによっては墓地の端などに片づけられているものもある。また忘れ去られたように村はずれの草叢に沈んでいる像も見かけた。だが諸々の野仏に囲まれ立つ道祖神。それは村人により強く信じられているからに他ならない。村人の生活に根ざし、心の支えになってきた道祖神。その塔碑は多彩で魅力的である。こうした風景に接すると「道祖神はその地域の文化財」という思いがいっそう強くなっている。

還暦祝い唄
【No.1386】 2018年10月14日

 還暦を迎えた教え子たちの同窓会に招かれた。出席者は33名。佐賀から参加の谷口さんは「二泊三日の里帰り」と嬉しそう。静岡・函南町から来た加藤さんに「函南の畑毛公民館の前の道祖神は立派」と話したら「ウチの近くです」と驚き、喜んだ。
 【お祝いの言葉】として千昌夫の「還暦祝い唄」を歌った。
気がつきゃ何と六十年よ 白髪小じわが我が勲章さ 胸をたたいて悠々と もう一度青春(はる)を呼ぼうじゃないか 今日はめでたい 今日はめでたい還暦祝い唄

 早世した仲間をしのび、これからを語り合い、カラオケも楽しみ、五時間を過ごした。

宮城県から「返ってきたエコー」
【No.1385】 2018年10月08日

10月6日
宮城県の『エコー』の読者・Wさんから便りが届いた。
八月に御家族で安曇野を旅した折「穂高神社に参拝し、そこで道祖神を見つけたので写真を撮りました」と報告。
 カメラが得意なWさんだから、見事なアングルの作品(「餅つき道祖神」などA4判で7点)も同封されていた。こんな報告をいただくとほんとうに嬉しい。

とりあえず呑む
【No.1384】 2018年09月26日

9月25日
『続道祖神ワンダーワールド』の三校を終え出版社に渡す。校了。だがこの期におよんでも写真の差し替えなど迷惑をかけている。「10月中旬には」ということ。とりあえずビールで締めくくりをした。疲れがどっと出た。

9月23日
今日の「朝日歌壇」の次の二首、「我が意を得たり」。
四季天気冠婚葬祭喜怒哀楽きっかけあればとりあえず呑む 村上ちえ子
メメントモリ心にあれど時にまた忘れて今宵遠花火見る  本多 豊明

 きょうは秋分の日・彼岸の中日。「なかの中日アズキ飯」を仏壇に供える。またこの日は「第71回秦野たばこ祭り」の最終日で夜は花火が上がる。
 365日欠かさない晩酌は「とりあえずビール」、そしておもむろに…冷酒。
 二カ所からの打ち揚げられた花火が権現山と弘法山の夜空に咲く。去年の「とちおの花火大会」のことなど想いかえしながら、その遠花火を二階のベランダから見ていた。手には…。

月見まんじゅうは五個で許してもらおう
【No.1383】 2018年09月15日

9月15日
「中秋の名月・十五夜」は9月24日だが、わが家は《日》で行っている。月見まんじゅう、本来なら15個供えなければいけないが、食べきれないので5個で許してもらおう。お豆腐も買ってきた。ススキは庭から。
 九月の月見は「芋名月」とも言われているので里芋を一株掘ってみた。小さな芋が三つとれた。栗とカボチャも自家製。それらを飾った座卓を眺めたが色合いが少し暗い。冷蔵庫をのぞいたら鮮やかなオレンジ色の人参があったので、それに引き立て役をしてもらった。小雨が降っている。今夜は月見はムリだろう。
 「道祖神の里めぐり」の二校が終わる。このペースだと10月中ごろに発行がズレそうだ。

伊勢原でP広報紙クリニック
【No.1382】 2018年09月13日

9月12日
 伊勢原市P連の「広報紙クリニック」を中央公民館で。14校から50名ほどの参加。9時半から3時間、一学期に発行された全紙の紙面の講評する。
 優れている企画、記事、写真を褒め、研究したい事柄を提示する。一学期に二回発行した三校の頑張りは特に褒めた。研究してほしいことの第一は「色文字」。カラー全盛の今、見出しや記事の文字まで多色で作られる。広報紙をカラー印刷で作ることの意義が理解されていない。
 講座の後 秦野東中の「東中新聞」を私と作ったFさんが「今日、先生に会えることを楽しみにしていました」と言い、次号のレイアウトのアドバイスを求めた。

コムラサキシキブ 栗 サンマ
【No.1381】 2018年09月03日

9月1日
 コムラサキシブが薄紫の実を結び始めた。秋になった。
 午前中栗の収穫をした。10sほど拾う。例年より稔りが早いのもこの夏の暑さのせいなのだろう。ご近所の皆さんにも食べてもらった。
 今日発行された「広報はだの」は第1200号。その記念特集のページに私も登場。

9月2日 
 気仙沼のサンマが届く。「今の時点では昨年に比べ今年は豊漁」と三陸新報が伝えている。その記事の中に現在のサンマの魚場は気仙沼から片道二昼夜・1300kmのロシアの経済水域とか。サンマ漁の漁師さんのご苦労は想像を超えるものだろう。美味しくいただいた。
「みちしるべの会」の7人でウオーキングマップづくりを午後三時間。本町地区編はほぼ完成。私の担当である寺山地区の作成に入る。寺山は「まほら」であることをあらためて確認する。

私 長岡出身です
【No.1380】 2018年08月27日

8月25日
 「秦野と富士山信仰」について話を聞きたいとHさんTさんが来訪。
 話は道祖神に及び、長岡市栃尾のちょんぼ地蔵道祖神の写真を見てもらった。すると「私 長岡出身です」とHさん。「ちょんぼ地蔵道祖神祭りは今日と明日。毎年8月25・26日に行われる」。「栃尾では26日には花火大会も行われる」と言ったら「こんなに珍しい道祖神があるなんて知らなかった。長岡市は広い。栃尾は私が生まれた所から一山越えたところだから。今度帰ったら見てきます」と嬉しそうなHさん。Tさんが言った「今日の武先生との出会いは偶然じゃないと感じた。Hさん、来てよかったね」。

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