富士山 大山 【No.1310】 2017年07月05日
昨日来訪されたFさんHさんとの茶飲み話の一部。 岐阜で生まれ山口でも暮らしたFさんが「富士山と大山が毎日眺められる。とても贅沢な感じ」とにこにこ。「道祖神という言葉や、道祖神そのものについてもこちらに来て初めて知った。お団子を焼くドンド焼きなど全く経験がない」とも言う。それで「お正月飾りをはずしたときどのように片付けるの」と聞くと、「サギチョウという行事で燃やします」とFさん。 「ドンド焼きは宮廷で行う左義長の“市民バージョン”」と話した。 Hさんは「生まれ育ったところは大山と富士山が見えた。二つの山を見ると心が落ち着いた。今は両方とも見えないところに住んでいる。できたら二つの山が見えるところに移りたい。子どもが落ち着いた生活ができないのは二つの山が見えないからかしら」と笑う。聞けば二人姉妹で、ヒップホップダンスのサークルに所属していて、「今週末の湘南ひらつか七夕まつりで踊る」とのこと。「落ち着きがないんじゃなくて、リズム感豊かということでしょう。体育の授業にも取り入れられているし。《追っかけ》 やってるんでしょ?」と激励。
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イラストマップ展終了 【No.1309】 2017年07月01日
昨日が「まほら秦野みちしるべイラストマップ展」の最終日。午後三時から撤収の作業を会員7人でおこなった。私が会場に入ると声をかけて下さった方があった。Mさんだった。Mさんは市P連が開催する「市内PTA広報紙展示会」を毎回見に来てくださり、その感想を主催者に届けてくださっている。 マップ展はきょうが最終日なので、私が現れるのではないかと思われたそうで、私の“元気ぶり”を喜んでくださった。 かつて一緒に仕事をしたTさんもお母さんを連れてみえた。そのお母さんから、大正時代の町並みの図の誤りを教えていただいた。 イオンという大きな商業施設での展示会なので大勢の人が立ち寄って下さった。会としても新たなエネルギーを得た。
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10種類の缶ビール 【No.1308】 2017年06月19日
6月18日 東公民館主催の『道祖神ワンダーワールド』の講座を午後1時から開く。今回がシリーズ最終回なので「日本の道祖神見て歩き」をタイトルにし「もし訪ねるなら」という狙いで、高崎市倉渕町、安曇野市穂高町の道祖神を紹介した。加えて、鳥取の大山町と米子市淀江町の双体像も見てもらった。参加は20人、ほとんどがリピーター、これは嬉しい。このテーマで話すのは初めて。 今日の講座は1001回目、「再出発の第一歩」。夕食時、長男から「講師1000回達成」と「父の日」を祝って10種類の缶ビールをプレゼントされた。それで、まずはオリオンビールで乾杯!。
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まほらイラストマップ展をイオン秦野店で 【No.1307】 2017年06月17日
「イオン秦野店」さんのご好意で、きょう6月17日から6月30日まで『まほら秦野みちしるべのイラストマップ』展をイオン本館二階で開催しています。今年一月に本町公民館で行ったマップの展示をイオンの方が見てくださり、「秦野にはたくさんの文化財や訪ねるに値する処がある。それを紹介したいのでを」とお話をいただいたのです。会としてとても光栄で嬉しいことです。
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講座・講演会 1000回の日 【No.1306】 2017年06月15日
6月14日 茅ヶ崎市教育委員会主催の「PTA指導者(広報部)研修会NO2」に出かける。きょうのこの講座で私の講師歴は1000回に到達。 開会の挨拶で教委の高橋さんが「1000回という記念すべき講座を茅ヶ崎が持たせていただいたことは光栄」と1000回を披露してくださった。期せずして会場から拍手。 第一回は昭和47(1972)年で、地元の東婦人会の会報作りの指導だった。それから45年、講座・講演会の多くは新聞教育・新聞づくりについてだった。(講演・講座の内容は子育て・教育の講演会32回、地域の文化、民俗・歴史の講演会172回 学校・学級・PTA新聞づくり講座が795回) 北は帯広市でPTA広報紙講座、南は大分市で学級新聞づくりの話をさせてもらった、あらためて思った《幸せな私〉と。 さてこれからの私だが、1001回は「道祖神ワンダーワールド・日本の道祖神見て歩き」と題して6月18日に講演する。7月に入ると親子壁新聞作りの講座「夏休の思い出を壁新聞に」を秦野、茅ヶ崎、松田で開く。
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術後一年経ちました 【No.1305】 2017年06月08日
きょうは6月8日、一年前に心臓弁膜症の手術を受けた日。この一年間、体調に大きな波もなく生活ができている。執刀医の先生方やそのスタッフ、そして家族・親族、さらには私を暖かく見守ってくださっている皆さんに心から感謝している。 昨日、梅雨入りが報じられたので「竹の子」を取りに行った。片道10分くらい歩いたが、やはり息は上がる。《年齢相応》と思うことにした。この時期の竹の子は「真竹」、孟宗竹より好きだ。 7日にホームページの更新。「エコー」338号の投函もできた。来週14日は茅ヶ崎の講座。この講座が1000回目の記念の講座(?)なので、参加される方に納得してもらえるものにしたい。 そして東公民館の講座「道祖神ワンダーワールド」の三回目が18日。今回は全国各地の道祖神を紹介する内容なのでしっかりと準備を進めているのだが、それぞれの地の写真を眺めると、いろいろなことが思い出されて作業ははかどらない。《断捨離》ができない私の性格がここにも表れている。
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こうして五月も終わる 【No.1304】 2017年05月27日
5月12日 「PTA広報技術研修会」 秦野市PTA連絡協議会 5月14日 会員研修「古道大山道を歩く・東地区」 まほら秦野みちしるべの会 5月18日 「PTA指導者(広報部)研修会 NO1」 茅ヶ崎市教育委員会 5月19日 認知機能検査 秦野自動車学校 5月20日 「PTA役員(広報部)研修会」 藤沢市教育委員会 5月22日 「術後一年」の精密検査を受検 《のこりの予定》 5月29日 「広報紙づくり研修会 NO1」 座間市教育委員会 5月30日 「PTA広報紙づくり講演会」 湯河原・真鶴・箱根町教育委員会 5月31日 「広報紙づくり研修会 NO2」 座間市教育委員会
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東中学校の新聞講習会 【No.1303】 2017年05月11日
5月10日 東中学校の新聞講習会に出かけた。生徒・先生など30数名の参加。午後4時からの講座だが、全員耳を傾けてくれた。 この会で話したことは、 1 なぜ新聞は必要なのか ―日本の商業新聞の発行部数など 2 東中学校の新聞活動の歴史 ―東中新聞の創刊は1950年。そして現在1082号の発行は日本の中学校新聞で最多の発行 3 学校にも新聞は必要 ―オピニオンリーダーとしての学校・学級新聞の必要性を過去の新聞の企画・記事から考える 4 新聞づくりのノウハウ ―レイアウト 見出し 記事の書き方 5 まとめ ―参考書の紹介 6 新聞を作ろう ―参加者に一人新聞への挑戦を促す
そして今日11日の放課後、三人の広報委員が5月11日付けの「東中新聞1083号」を持ってきてくれた。その号には昨日の講習会のことが記事になっている! 嬉しかった。そんな私を更に〈舞い上がらせ〉てくれのたのは、三人の中の一人・Aさんが一晩で『武新聞』を作って見せに来てくれたこと。
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道祖神ワンダーワールド・神奈川編 【No.1302】 2017年04月27日
東公民館事業の講座「道祖神ワンダーワールドNO2・神奈川の道祖神」を 午後1時から2時30分で行う。このテーマで話すのは初めてで、手探りの状態。そんな私なのに聴講者は24名。愛川町、厚木市からも来てくださった。ありがたいこと。 「質問・感想」の中で「秦野に住んで10数年になる。特に最近秦野の石造文化財の傷みは急速に進行しているのでは。それらの保護や修復の活動もおねがいしたい」との声。また双体道祖神の男神・女神の立つ位置についての質問も出た。
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高遠城址公園さくら祭り 【No.1301】 2017年04月25日
4月20日 高遠城址公園に登った。その時のことを4月24日の『朝日俳壇』に掲載された佳句に託して表してみる。
◇春の空が見えないほどの満開の桜花 咲き満つる花の静かな息づかひ 桑島 正樹 大風に耐へて落花をせぬ花ぞ 斉木 直哉 ◇人の波、花疲れ しばらくは花見の客に酔ひにけり 鈴木 良二 下向きてメール上向き花疲 宮下 龍巳 話みなうなづくばかり花疲れ 清水 重陽 ◇桜花に思う 西行も大岡信の花の下 鈴木 清三 ・西行の歌 ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ(山家集) ・大岡信が6762回にわたって連載した『折々のうた』の最後回に選んだうた 薦着ても好きな旅なり花の雨 田上 菊舎
◇桜の苗木を求めたら家人が訝しがった。私の思い・願いは次の一句 一村が一樹につどひ花の宴 久野 茂樹 ◇咲き競う桜花の彼方に残雪の中央アルプスが望めた。
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動き出した新しい年度 【No.1300】 2017年04月18日
4月16日 「まほら秦野みちしるべの会」の年次総会を午後1時30分から東公民館で。発足して10年を経た会の活動は、昨秋、記念誌を発行したことで次の目標に向かう。そのため、新会員の募集を行い8名(40〜50歳代が5名 60歳代が3名)の参加を得た。その新しい力・若い力に頼もしさを感じた。 総会の後、年度第一回の会員研修会を持つ。私が担当の講座で「野仏の見方」。夕方から新会員歓迎会。3時間ほど新会員を中心に交歓する。
4月17日 29年度皮切りの「広報づくりの講座」はA市。 PTA広報委員や社会教育団体の広報担当者など70名ほどが出席。2時間の講座が終えても、席を立たないグループがいくつもあった。講座で学んだことを目下編集中の号に活かそうと急遽編集会議を持っているのだ。「もう少し早い時期にこの講座があれば、と思いました」とお礼の言葉を私にくれ、帰っていくグループもあった。 昨年度は6月以降、体調の変化から広報づくりの指導は遠慮させてもらっていた。それだけに、今日の講座は私にとっても新鮮なものだった。
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道祖神の講演会のご案内 【No.1299】 2017年04月12日
東公民館で「道祖神ワンダーワールド 神奈川の道祖神」の講演会をもちます。 日 時 4月26日(水) 午後1時〜2時30分 会 場 秦野市立東公民館
講座の概要 ・神奈川県の道祖神の分布状況 ・県下19市町村に立つ道祖神の紹介 PPTを使って珍しい道祖神を見ていただきます。 受け付け中。申込みは東公民館へ 82−3232
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人生足別離 【No.1298】 2017年04月11日
桜の開花と同時に天気がぐずつき始めたが、昨日10日だけは晴れ。そんな桜花満開の昼、矢野直吉先生とお別れした。ゆとりの会の八月の例会で自慢の西瓜を何年も食べさせてもらった。常に明るいお人がらだった。酒席で突然ごろ寝をされたのも先生の想い出の一つ。 今日は朝から冷たい雨。 勧 酒 于武陵 酒をすすむ 勧君金屈巵 君(きみ)に勧(すす)む 金屈巵(きんくつし) 満酌不須辞 満酌(まんしゃく) 辞(じ)するを須(もち)いず 花発多風雨 花(はな)発(ひら)けば 風雨(ふうう)多(おお)し 人生足別離 人生(じんせい) 別離(べつり)足(た)る
和訳(直訳) (井伏鱒二の訳) 君にこの金色の大きな杯を勧める コノサカヅキヲ受ケテクレ なみなみと注いだこの酒 遠慮はしないでくれ ドウゾナミナミツガシテオクレ 花が咲くと 雨が降ったり風が吹いたりするものだ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 人生に 別離はつきものだよ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ
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花の雨 【No.1297】 2017年04月06日
4月6日 ―― 2013年3月のこと 富士宮市もまた道祖神の宝庫(338基)だから、どうしても一度は訪ねてみたいと思っていた。4年前の3月、おりしも富士宮市郷土博物館では「富士宮の道祖神展」が開かれていた。「今、行かなければ!」と思った。するとその念願が叶った。3月29日、長男が同行・車を出してくれたからだ。 ・東名高速道沿い、そして立ち寄った地のどこも桜は見ごろだった。 車窓から途切れなき花東名道 勝 美 ・桜の下の道祖神さんはそれぞれ穏やかな表情で私たちを出迎えてくれた。 桜満開「よう来なさった」と道の神 勝 美 ・富士宮精進川の道祖神 どつしりと坐す道祖神花の下 勝 美 ・富士山本宮浅間大社の朝の桜は、まさに、 咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり 虚 子 三島市にある「大岡信ことば館」に寄った。大岡信さんは朝日新聞に29年間・6762回にわたって『折々のうた』を連載した。その連載の最終回(2007年3月31日)に採ったうたを「ことば館」で見つけた。 薦着ても好きな旅なり花の雨 田上 菊舎
大岡信さんが4月5日、桜に見送られ旅立った。
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寺山のお祭りと桜 【No.1296】 2017年04月05日
4月5日 庭のソメイヨシノは二分咲き。たくさん蕾をつけた桃も開花はどうやら二、三日後か。白泉寺から分けてもらった枝垂れ桜はまだ花芽の状態。タチツボスミレの群れだけが桜の大樹の下で薄紫の花を咲かせている。 子供のころの秦野の桜の開花は四月十日頃だった。その四月十日は寺山のお祭りの日。桜吹雪の中を練って通るお神輿。「明日はねえーぞ。やーとーさっせ」が神輿をかつぐ掛け声。「明日はねーえぞ」は「明日はお祭りじゃねーぞ。今日一日だけだからな」。「やーとーさっせ」は「弥、遠、栄えませ」で「この村が限りなく永く繁栄しますように」という意。 今年の寺山のお祭りは四月九日。久しぶりに「桜と神輿」の光景が見られると思ったら、今年は大人の神輿は担がない年だとか。高齢化社会と地域の力の減少で、神輿を出すことが年々厳しくなってきている。
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春満開 【No.1295】 2017年03月28日
2017年3月27日 寺山は冷たい雨、大山は雪が降っている。 今年度最後の新聞教育活動は座間市のPTA広報紙コンクールの審査会。審査員はP連から4名、市教委から課長さん、そして私。採点した各紙の評点についてその根拠を口頭で発表し審査する方法。 「PTA広報紙ではなく学校だより的。もっと活動を載せなければ」「表紙に校長先生が載っているなら会長さんも載せたい」「防災の特集は好企画。役立つと思う」「SNSのアンケート調査をしたことは良いが、分析がされていないのは残念」「戸の広報紙は全ページ横組みだから左綴じにしないと読みづらい」「年間予算が1万6千円とは驚き。自校印刷でこれだけのものが作られたことはもっと驚き」などなど。勉強になった審査会だった。
留守にしていた相談室の入口にチューリップの花束と「吉野の桜菓子」が置かれていた。付けられたメッセージには「退院・出版おめでとうございます。遅くなりましたが。小林」とあった。 「エコー」の読者山口さんが椎茸のほだ木を持って来てくれた。「自分で菌を植えたのがこんなに椎茸を付けたので嬉しくてね」「すくに食べてよ。美味しいよ」とニコニコ。妹さんが栽培している赤、黄、ピンクのバラの花もいただく。 充実した審査会。チューリップとバラ。そして何よりお二人の心。きょうは春満開だった私である。
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異年齢女性交流会の「峠の野仏めぐり」 【No.1294】 2017年03月26日
2017年3月25日 異年齢女性交流会の「地域めぐり」に参加。13名の参加で西地区の峠集落から渋沢駅まで歩くのが今回の「めぐり」。案内は「みちしるべの会」の横山信子さんで3時間ほど野仏を見て歩いた。私の出番はおすし屋さんでの昼食会の中で「庚申塔と庚申信仰」の話をする。この日の参加は40代からに80代までの女性12名。男性は公民館長さんと私。 この女性交流会は平成28年度は13回の活動をしたとか。今年1月14日にもこの会の「道祖神のダンゴ作りの会」に招かれ『目一つ小僧』の紙芝居の公演をしている。
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彼春岸 【No.1293】 2017年03月20日
18日 お墓参り。午後は庭の草取り。3時間がんばったので気分は良好。 19日 平塚の道祖神の写真を撮りに行く。碑文が珍しい文字碑。一つは「道之神」、もう一基は「道分大神」。四月に行う講座(東公民館)「道祖神ワンダーワールド・神奈川の道祖神」の資料に使う。 今朝のご飯は「中の中日アズキ飯」と菜の花のおひたし。 来週行われるA市のPTA広報紙コンクールの審査のためにの準備。16紙・51部の《粗読み〉を始めた。そろそろ厚手のセーターは脱ごう。
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啓蟄を過ぎて 【No.1292】 2017年03月08日
2017年3月7日 午前10時、市P連・情報委員会の新旧の正・副委員長さん6名の訪問。現の三人は解放感からか晴れ晴れとした表情で、今までになく言葉も軽い。次年度の三人にはかなりの緊張感があり。しきりにメモを取っていた。情報委員会の仕事のひとつは「市Pれんだより」の発行。発行部数1万2千部という数はかなりのプレッシャーなのだ。 放課後、東中学校の生徒4名の訪問を受けた。「東中新聞」を指導する倉持先生が今年度の委員長Nさんと次年度の委員長Kさん連れて挨拶に来た。Nさんから毎日新聞社での全国コンクールの表彰式に出席したことの報告があった。 沖縄みやげを持ってKさんがひょっこり現れる。ヤンバルのマングローブの林にカヌーで入った話に熱が入る。Kさんは今「中仙道を歩く」にはまっていて、9日は浦和から大宮まで歩くとのこと。全33回のツアーだそうで「やり遂げる」と元気。いつから、なぜ「歩くことに」に心が行ったのか知りたい。 夜 ゆとりの会の連絡網の電話「11日に新年度の事業についての話し合いをするので出席を」。 明日は秦野市民生委員児童委員協議会の「会報づくり講座」を持つ。こちらも新しい年度の活動。 新年度はもうスタートしている。
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弥生3月 春の到来 【No.1291】 2017年03月03日
2017年3月3日 弥生3月 春の到来である。
梅の里・越生町からフキノトウが送られてきた。2015年2月、越生の道祖神に会いに行った折、知己を得た仲紀子さんからである。その時も仲さんから採ったばかりのフキノトウを両の手のひらからこぼれるほどいただいた。 小包の包み紙には「岩激る垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも」と「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出立つ少女」の版画があった。 仲さんへのお礼状に自作四句を添えた。 小包は越生の女のふきのたう 陽光を香に変へてふきのたう 蕗味噌の一椀があり夜の膳 口中にさみどりの広がりふきのとう
「エコー」の読者・守屋喜久男さんが西洋タンポポの苗を持って来てくれ、植える場所も教えてもらった。
確定申告の書類を提出。マイナンバーの記入が義務付けられたたが、その点検もなく受けとってくれた。
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全国新聞コンクールの結果 【No.1290】 2017年02月20日
第66回(2016年度)全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果(秦野市関係のみ) 主催 毎日新聞社・毎日小学生新聞・全国新聞教育研究協議会
◇学校新聞の部 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞 秦野市立東中学校 努力賞 秦野市立南中学校
◇学級新聞の部 佳 作 秦野市立東中学校1ー2
◇PTA新聞の部 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞 秦野市立東中学校PTA 佳 作 本町中学校PTA 努力賞 西中学校PTA 南が丘小学校PTA 南中学校PTA 堀川小学校PTA 本町小学校PTA 南小学校PTA 北中学校PTA 東中学校は三部門、南中学校は二部門の入賞。「新聞づくりの秦野」は健在。
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快気祝いの会 【No.1289】 2017年02月18日
「先生の快気祝いをしますから」と言われていた日。11時50分にSさんが運転する迎えの車が来た。 その車はまっすぐにカラオケ店に進入。予約しようとした料理店が休みなので、「先生、申し訳ないけど食事会は又別の機会に。お弁当をスーパーで買ってきたので、それを食べながらカラオケしましょう」とYさん。二人は25年前のPTA広報委員。その年の全国新聞コンクールで「最優秀賞」を受賞した主要メンバー。 カラオケ店で持ち込みの弁当を食べたのは初めて。一人4曲、12曲歌ってお開き。アルコールのない快気祝い。こんな快気祝いもイイ!。 私の歌ったのは「津軽慕情」「江差追分風のまち」「岬めぐり」「よせばいいのに」。
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“おおやまみち”まちづくりサミット in 伊勢原 【No.1288】 2017年02月12日
2月11日 第5回「“おおやまみち”まちづくりサミット in 伊勢原」が産能大を会場に開かれた。「みちしるべの会」はこのサミットには第1回から招かれて参加している。この日は5名で参加。 主催は伊勢原市で周辺の市の首長さんによるシンポジュウムがこのサミットのメイン。テーマは「“おおやまみち”の歴史を共に後世へ」。だが内容は「観光」に偏ったようだ。〈来て、見て、知って〉「大山を訪ねてくれなければ大山の良さは分からない」これは確かだろう。だが「大山道の歴史」を後世へ伝えるために必要なことは、大山を知ることから始まる。 官のリードが必要なことは当然なのだが、市民の活動がその元にならなければ次世代へつなぐことはできない。「ふるさとを知り、ふるさとを愛し、ふるさとを育てる」、まず大山の歴史や民俗を地元市民に知ってもらう、広めることが大切なことだと思う。
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40万アクセス 【No.1287】 2017年02月11日
2017年2月11日 寺山も雪が少し積もった朝である。 このホームページへのアクセスが今暁40万を数えた。2000年10月8日オープンなので一日平均60アクセス。年間を通してアクセスの多い月は6、11、2月。そしてそのアクセス先は「教育広報相談室」の『PTA広報づくりなんでも相談室』。今年も2月に入ってから100を超える訪問が続く。
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全国新聞コンクール 東中の快挙・ダブル受賞 【No.1286】 2017年02月10日
今朝の毎日新聞で発表された第66回(2016年度)全国小・中学校・PTA新聞コンクール(主催 毎日新聞社・毎日小学生新聞・全国新聞教育研究協議会)で、秦野市立東中学校の学校新聞『東中新聞』とPTA広報『ぎんなん』が共に優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞を受賞した。この親子でのダブル受賞はまさに快挙。「新聞づくりの東中」の面目躍如たるものがある。嬉しい。
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立春 【No.1285】 2017年02月04日
2月4日 きょうから春。気候もきょうは春のようだ。その陽気に誘われ、促され、半年も眠っていた「まほら秦野みちしるべの会」と「道祖神のまねきにあひて」のブログを更新した。しばらくぶりの作業なので手順をすっかり忘れ悪戦苦闘。だが何とかアップができ、心も春になった。
キーボード打つて寒明け確かめり 勝美
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あらためて思う「私は支えられている」と 【No.1284】 2017年01月30日
1月21日(土)から1月29日(日)の日程で、「まほら秦野みちしるべの会」創立10周年記念事業「古道大山道」のイラストマップ展示会を本町公民館で 開いた。加えて会員五名によるミニ講座を21・22・29の三日間開講した。(1月21日・「秦野市内の道祖神祭り」横山信子 ・「秦野市内の大山道」田中嘉津明 1月22日・「京の都にちなんだ曽屋村の地名」小山田静夫 ・「里人のソフトウエア〈暦〉」田村尚武) 私は29日「花嫁も医者も通った坂本道」と題して寺山地区に残る道祖神、道標などの石造物とそれらにまつわる民話や地名の紹介をした。 展示室の片隅で行う講座・パイプ椅子を持ち込むという本当のミニ講座・だったが、この日は20数名が聴きに来てくれた。Hさんご夫妻(鶴巻中学校に勤務していた時代の保護者)は90歳のお母さんを連れてご来場。A、K、Sさんは10年ほど前のPTA広報委員、Yさんは現役のPTA会長、生まれた地の歴史や民俗などを調べ、新聞にして地域に配っているOさん(30号を超えている)。昨年まで中学校の校長先生だったFさん。ツイッターで私のことをつぶやいてくれているMさん、Z市の生涯学習課のNさん、東公民館の講座「道祖神ワンダーワールド」で出会った6名。西公民館でのダンゴ焼きの話を聴いてくれたお母さんの顔もあった。 こうして書いてみるとリピーターが多い。改めて思う「私は大勢の人に支えられている」、力を貰っている、と。
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「秦野を知り、秦野を愛し、秦野を育てる」集いのご案内 【No.1283】 2017年01月19日
「秦野を知り、秦野を愛し、秦野を育てる」集いのご案内
1月21日10時から 秦野高校の地域公開講座で「秦野の道祖神」の講座を持ちます。問い合わせ先 同校千村先生 0463-77-1493
「まほら秦野みちしるべの会」創立10周年記念事業 「古道大山道」イラストマップ展示 1月21日(土)〜1月29日(日) 会場 秦野市立本町公民館 1月28日午後2時より 創立10周年記念講演 「大山まいりと先導師」 講師 第37代先導師・佐藤 大住氏 先着30名 問い合わせ先 0463-72-8002 横山 まほら秦野ミニ講座 ・第1日 1月21日午後1時30分より その1「秦野市内の道祖神祭り」横山 信子 その2「秦野市内の大山道」田中嘉津明 ・第2日 1月22日午後1時30分より その3「京の都にちなんだ曽屋村の地名」小山田静夫 その4「里人のソフトウエア〈暦〉」田村 尚武 ・第3日 1月29日午後1時30分より その5「花嫁も医者も通った坂本道」武 勝美
ご来場をお待ちいたしております。
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ダンゴ焼き・トッケダンゴ 【No.1282】 2017年01月16日
1月14日 異年齢女性交流会に招かれ、10時から西公民館での「道祖神のダンゴ作りの会」に参加。30、40歳代のお母さんたちが、60・70代の主婦から子育てや料理などを学んだり、地域を歩いたりして交流しているのがこの会。 この日は小学生5人(男の子も2人)とお父さんも一人加わり総勢16人。赤、白、緑のダンゴを作りダンゴ飾りをした。そしてダンゴのお汁粉の会食。その後私が紙芝居「目一つ小僧」を公演。16人のうち秦野生まれは3人。「目一つ小僧」や「とっけだんご」の話は興味深く聴いてもらえた。 午後3時から清水自治会の「ダンゴ焼き」に出かけた。今年は土曜日なのでにぎやかなダンゴ焼きができた。お汁粉、甘酒、お神酒がふるまわれ、子供にはお菓子も。このダンゴ焼きの行事は、自治会の懇親会とも言える。これからもずっと続けたい行事。 4時にあずま荘に出向く。清水子供会と東ノ原子供会は毎年「ドンド焼きの会」を行っている。8年前からこの会に呼ばれ道祖神祭り(トッケダンゴ)の話をしている。今年は「チーム竹の子」の関智子さんが「目一つ小僧」の紙芝居を。私は清水・東ノ原の道祖神「久奈斗大神」について話した。古事記をベースにした内容なので小学生向きに話を作り替えた。参加者は30数名。こちらも盛況。「道祖神の里めぐり人」としては嬉しいこと。
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槙嶋くーん がんばって 【No.1281】 2017年01月04日
1月3日 妻に届いた年賀状の中に「今年は放送センターで箱根駅伝の実況放送を担当する」と書かれているものがあった。教え子の文化放送のアナウンサー槙嶋範彦さんからである。 それで三日、二宮町山西の信号脇で応援することにした。今回はランナーだけでなく槙嶋アナウンサーの応援もするのだ。民放のラジオでの駅伝の放送は文化放送がキーステーション。槙嶋君は二日間レースの実況を担当している。 ランナーの間が大きく空いているところで槙嶋君が乗っている放送車が来た。妻は「槙嶋くーん がんばって」と車道に踏み込んで大声。警備の人が走ってきた。回りの観客は「選手が走っていないのに、このおばさん何?」という冷めた視線を送ってきた。 でも槙嶋君に妻の声援は届いたはず。多分沿道の観客から、名前を呼ばれ「がんばって」などと応援されるなんてないだろうから。もちろん、妻は母校の選手の名前も叫んだが…。 帰りの車の中で「今年の駅伝は楽しかった。知り合いに声を掛けられるなんて教師冥利に尽きる」と妙に明るいのだった。異様なフィーバーの箱根駅伝。それだけに走ることができる選手や家族の感激は量り知れないものと、妻のこの日のはしゃぎぶりから知った。
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年男 【No.1280】 2017年01月02日
2017(平成29)年1月1日 午前5時、今年の「あきの方」は『壬』・北北西の方角なので二階の窓を開ける。6時から家の神・五柱(天照大神、氏神の建御雷神、恵比寿、大黒、荒神)の神棚、そして仏壇に灯明を灯しお雑煮を供える。お神酒は年越しの昨夜上げてある。秦野地方の雑煮は里芋、大根と角餅。 天照の神の膳には箸を4膳。この供える箸の数は「卯の日上がり」といって新年になって最初の卯の日に合わせる。今年は初卯は4日。 神仏に新年を迎えてもらったら、家族で祝い膳を囲む。食事の後、膳を下げ「鏡餅」を上げる。今年は田中さんから但馬の丸餅をいただいたので、それを「鏡餅」にした。 正月の三が日の神様・仏様の夕食は炊き立てのご飯。これも五カ所に上げる。この神仏への祝い膳の上げ下ろしは、三日間「年男」が行う。わが家では30年来、私が年男である。
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今年最後の講座 【No.1279】 2016年12月21日
12月20日 「JAはだの」の組合員基礎講座「秦野の郷土文化を学ぶ」にでかける。 この講座を担当して今年で7年目。今年は「大山と秦野盆地の暮らし」と題して 1 秦野と葉たばこ 2 双体道祖神発祥の地・秦野 3 秦野の道祖神祭り・トッケダンゴ、三つについて聴いてもらった。話の中で「男女双体道祖神では、男神が女神の左側に立つ。左と右では左が上位。根拠について知りたい人は講座終了後、私のところに来てください」と伝えた。 この日の受講生は50名ほど。一人の女性が回答を求めに来てくれた。 年配の男性が「ウチの自治会では今まで1月14日にドンド焼きをしてきたが、14日が平日だと子供を含め参加できない人が多くなってきている。なぜ1月14日がドンド焼きの日なのかが、今日の話でなんとなく理解できた。帰ってみんなに伝え、実施日について考えてみる」と帰っていった。 この講座で私の今年の講座は終わった。今年は途中入院・手術などで5カ月間のブランクがあったので「新聞・広報づくり講座」は13回、「道祖神ワンダーワールド」や「大山道を歩く」などの講座が8回。
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買い物難民 【No.1278】 2016年12月14日
私が生まれ育った秦野市寺山は昭和30年までは神奈川県中郡東秦野村寺山清水だった。寺山「清水」は村の中心地で、今も幼稚園、小学校、中学校、郵便局、農協支所がある。 その寺山にはかつて五軒の商店があった。「宝作」に@『藤棚・高橋八郎酒店』、A『新店・シンダナ』又の名を「萬ちゃんち」、「竹ノ内」にはB『水野商店』、ここは「栄ちゃんち」とも呼ばれていた。いずれも生活雑貨の店で、酒、タバコ、味噌、醤油、砂糖なども商っていた。他に「清水」にはC『露木商店』とD『中村商店』が在り、小学校の通用門の向かいで学用品や駄菓子などを並べていた。 これら五店の中で「藤棚・高橋八郎商店」以外は10年ほど前までに看板を下ろしていたが、「藤棚商店」はコンビニに衣替えして営業を続けてきた。寺山の住民にはこのコンビニの存在はありがたかった。だがそのコンビニも11月21日に閉店した。 コンビニのオーナーから「先生、悪いけど11月20日で店を閉めるから」と告げられた日、偶然目にした光景が忘れられない。タバコを買った先客の女性 ― 私と 同年齢くらいだった ― が、駐車場の隅で私に背を向け、しゃがみこんでタバコをくゆらせていた。その後ろ姿から、「この店が無くなったら、唯一の楽しみであろうタバコを手にすることが出来るのだろうか」との思いが浮かんできた。 「買い物難民」という言葉は知っていた。寺山の住民はそれが現実になった。この日から寺山の住民にとって最寄りのコンビニは1km先になった。食料品が目玉のスーパーは2kmと離れている。 寺山には『藤棚』と『花小路』というスナックもあった。食堂の『正美屋』は30数年前に暖簾を下ろした。それに取って代わるかのように「宝ヶ谷戸」に鉄板焼きの店がオープンした。だがその店名が記憶に残らないほどの短期間で店仕舞いした。
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“当て振り” 「花も嵐も 踏み越えて」 【No.1277】 2016年12月04日
12月3日 元秦野市教育長内藤美彦先生と永久のお別れ。11月6日の出版記念の会でのご挨拶をお願いしたのだったが、それは叶わなかった。 明るい、大きな声で子供たちに親しまれていた。告別式で出会った内藤先生の教え子二人の言葉。「特に、理科の授業は楽しく、クラスの皆が目を輝かせて授業を受けた」。 小学校の先生だった内藤先生とお近づきできたのは、先生の後任として教職員組合の役員をしたからである。今から40年前・1971年、私が取り組まなければならなかったのは主任制反対闘争。始業時間に食い込む集会を何度も構え、実力行使(ストといわれる)もした。 何度も内藤先生の助言・助力をいただいた。疲れ果てた私を、時には小料理屋に誘ってくださり、飲みながらということもあった。ある日、内藤先生は“当て振り”に興じられた。その歌は「旅の夜風」♪花も嵐も 踏み越えて 行くが男の 生きる道♪ カラオケなど無い時代だった。アカペラで歌ったのはS先生と私。10人で満席になるような小さな店。先生はコンクリートの土間で ♪花も嵐も 踏み越えて♪、と障害物を踏み越えるさま。今思えば励ましの舞いだったのだ。祭壇の遺影とそのときの“勇姿”が重なり合った。 「豪放磊落」に見えながら心はしなやかだった。「エコー」を含め、私の生活をいつも暖かく応援してくださった。ありがとうございました。 200を超える教員や教え子たちが別れを惜しんだ。
祝250号 『エコー』よ 響きわたれ 内藤 美彦 『エコー』250号、おめでとうございます。これまでの長い年月、心に潤いを与えてくださったことに、深い敬意を表すると共に感謝の気持ちでいっぱいです。 『エコー』ははね返ってくるものです。いつも、紙面には快い反響が聞かれ、多くの人が武さんと結ばれていることを感じます。これはひとえに、武さんの人を愛してやまない人柄からくるものであります。愛は人の悲しみ、苦しみ、願いを温かく包んでくれるのです。その人間愛で紙面が飾られていますから、心が打たれるのです。心に響くたくさんの記事がありました。 忘れられない一つに、「塩ジャケの弁当」の話があります。薪山で食べた父の弁当箱に、一口の米の飯と鮭が残されていて、それが子供の楽しみであった、という話でした。父親のさりげない心遣い、それを喜ぶ子供に、家族の原点を感じるのです。私にも、60数年前に、祖父との間に同じことがあり、たまらなく懐かしい思いがするのです。今の人にはきっと理解できないと思います。それを、記事としてまとめられた武さんに、限りない優しさを見いだすのです。 そして、その優しい眼は、真贋を見極める確かなものでもあります。あたりのよい、いかにももっともらしいものに眼が潤むことなく、しっかりと見破るのです。それは238号の「言葉は力 言葉を増やそう」が証明しています。 作文で、一行の文でも800字に負けないくらいの楽しさを読みとるという教師に感激した親御さんに(こうした言葉に人は酔いやすいのです)、学習の意味について説いておられました。ひと言が人の心を揺り動かすことはあります。しかし、ここでの教師はことの本質を掴んでおりません。それを指摘され、真実を述べられたのでした。 こういった武さんと、「エコー」の読者は強い糸でつながっています。それが、さらに読者同士も結ばれ、意見交換ができると楽しみが増します。こだま(エコー)は大きいほど魅カがあります。生きている喜びがこだまとなって響き合う世の中でありたいです。そのためにも、『エコー』のさらなる発展を期待してやみません。
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活動再開宣言 「道祖神の講座」 【No.1276】 2016年11月24日
11月23日の13時30分から「はだの雑学大学『道祖神ワンダーワールド・秦野の道祖神』」(主催 秦野市市民活動サポートセンター・会場秦野市保健福祉センター)の講座を持たせてもらった。参加は57名とか。主催者は「キャンセルは一人も無し。申込者全員出席は珍しい」と喜んでいた。 道祖神をテーマに話をするのは初めてなので〈行き先不明〉になるかも知れないので、講話のシミュレーションを何度も重ねてきた。 会場に入るとあちこちに知り合いの顔が見え、笑顔を送ってくれる。「みちしるべの会員」「エコーの読者」などで、後で確認したら19名の知人が聴講に来てくれた。そして妹夫婦が入室してきたときは「エー!」 演台には豪華な花籠。付いているメッセージカードには「元気になられて良かったです。次回は聴きに行きます。R」とあった。 私自身、今日の講座を「活動再開宣言」と密かに決めていたので、こうした皆さんの支援・声援に応えなければ、という思いが一層強くなった。それなのに最後の「目一つ小僧」の紙芝居は時間切れで上演できなかった。ああ……。 主な質問 「道祖神は誰が、なぜ祀ったのか」「道祖神という神は誰なのか」「道祖神は子供を守る神だというがその理由は」。 参加されたMさんがツイッターで私の講座のことを書いてくれた(下)。Mさんはとこの日初めてお会いした。Mさんは日本石仏協会幹事のNさんを同道されていた。
11/23 道祖神に導かれこの世界に入られた武勝美先生は、全国の里巡りを初め、先般「道祖神ワンダーワールド」と言う書籍を出版された。その後、体調を崩されたが、現在は元気を取り戻し、再び里巡りを再開されたとの事。今日は道祖神に纏わる講座を拝聴し、元気なお姿ご尊顔を拝す。
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興味のある方 ご来場を 【No.1275】 2016年11月19日
武勝美の講座のご案内
講 座 第五回はだの雑学大学 主 催 秦野市市民活動サポートセンター 日 時 平成28年11月23日(水) 13時30分〜15時 内 容 「道祖神ワンダーワールド・秦野の道祖神」 会 場 秦野市保健福祉センター 対 象 申し込み制 電話受付 秦野市市民活動サポートセンター 0463-83-1763
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この会に入って良かった 【No.1274】 2016年11月07日
11月6日 「まほら秦野みちしるべの会」の『創立10周年記念誌』発行と私の『道祖神ワンダーワールド』の出版の合同祝賀会を開かれた。その会に菅原澄子さんからメッセージがとどいた。 武 勝美 様 武先生おめでとうございます。 秦野は新聞教育でも日本一 !新聞の花が咲き揃い、他の地域への広がりも見事です。このたびの御出版で、益々秦野の輝きに魅力を覚えます。武先生、みちしるべの会員のみなさま、奥様、ご子息様、心よりお喜び申し上げます。 道祖神の取材にも並大抵ではないお心配りとご苦労がわかり、一体一対、それぞれ貴重な道祖神に見えてきます。心を込めて取材され、昔の人の心に触れ、地域の人とも仲良くし、輪が大きく広がっていきます。読者もこの輪の中に入れる喜びは最高です。全国の皆さんにも、「秦野を知り、秦野を愛し、秦野を育てる」この魅力ある取り組みを知っていただき、ふるさとづくりのお手本になればと願っています。 《まほら秦野》が次世代にしっかりと引き継がれ、益々愛される秦野へと発展されることでしょう。 “富士山が望める”千葉県市川市から、今日のよき日を心からお祝い申し上げます。 全国新聞教育研究協議会参与 菅原 澄子 新聞教育支援センター代表の吉成勝好さんからもお祝いのメッセージが届いた。 会場には秦野市長、県議、教育委員会、小・中校長の他観光協会など各種団体の方が出席してくださり、お祝いと励ましの言葉をいただいた。会員のAさんが言った。「この会に入って良かった」と。それらの言葉から「秦野を知り、秦野を愛し、秦野を育てる」という私の思いはいっそう強いものになった。
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霜月 【No.1273】 2016年11月02日
11月1日 11月のホームページの更新の作業。一方で6日に開く記念誌の出版記念祝賀会の準備も進める。会の進行について横山さん、田中さん、横溝さんとの打ち合わせをした。ただ電話とメールでの話し合いなので意思疎通が十分できたかどうかが心配。 この祝賀会では私の「道祖神ワンダーワールド」の上梓も祝ってもらう。ありがたいことだ。記念誌をお届けしたKさんから「よい仕事をなさった」とお褒めの電話をもらった。 午後6時からT家の通夜に。Tさんは享年100歳。母が病床についたとき、毛糸の靴下を編んで見舞いに来てくれた。ご家族の話では亡くなる直前まで靴下を編んでいらっしゃったらしい。合掌
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あきたこまち 【No.1272】 2016年10月17日
「あきたこまち」が大仙市の佐藤隆昭さんから届いた。昨年四月、大仙市の道祖神を訪ねたとき、いろいろと話を聞かせてくれたのが佐藤さん。(『道祖神ワンダーワールド』86Pにその話を載せた) 夜、お礼の電話をした。今年は雨の日が多くコンバインが田んぼに入れないので収穫が遅れたらしい。「それで《しょうきさん》の着替え(新藁を使う)をようやく先週終わった」ので、その藁の米を送ってくれたのだ。「美味しいから味わって下さい」。とも。米作農家は一休みの時。まもなく冬を迎える準備が始まる。 「あきたこまち」を美味しくいただける幸せ。感謝!
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十三夜 【No.1271】 2016年10月13日
今日は十月十三日 旧暦では九月十三日。「十三夜」である。 庭から一本ススキをとり(庭にススキが生えるようでは廃屋に近い)、畑からサツマイモを掘り出し、月餅を買ってきた。他に豆腐、かぼちゃも供えた。 「十三夜」は「栗名月」とも言われている。栗が実る時期だから。ところが我が家の栗は九月初旬が収穫の最盛期。九月十五日は「十五夜」。「十五夜」は芋名月。 それでウチは「十五夜は栗名月」であり、「十三夜は芋名月」となる。 今日は寒い。雲は厚い。温め酒を飲み「観月の宴」としよう。
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きょうから10月 【No.1270】 2016年10月01日
10月1日 きょうこんな暖かいお手紙をいただいた。
先生のご著書、大変興味深く読ませていただきました。武田久吉氏の「路傍の石仏」以来の喜びの出合いです。 私は栃木県の寒村の生まれで当年74歳です。子供のころに「まゆ玉(赤白)」を母か作ってくれ、木の枝にたくさん刺して座敷に飾ったこと、そして「ドンド焼き」の火にあぶってほおばったことなど懐かしく思い出しました。 10年くらい前、近所の石材店の社長さんに「野仏」に興味があると話したら、修行時代に彫った道祖神が妻の実家にある、譲っても良いとのこと。早速購入し我が家の小庭の築山に祀りました。以来、我が家の守護神になっています。先生の解説によるなら「男女双体・酒器像」です。(スケッチを添えました) 五十年以上「登山」を趣味としておりますが、行く先々で路傍にたたずむ野仏に手を合わせますと心が豊かになります。 今後とも元気でご活躍下さいますように。 河原 昭夫 拝
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秋 【No.1269】 2016年09月28日
9月27日 相変わらずの5時起床。この季節だと夜はまだ明け切らない。金木犀の香りがかすかに漂っている車で買い物に出かけた。県道に面した民家のの玄関先に彼岸花の寄せ植えの鉢が出ていた。十数輪の花は見ごろだった。。百舌の猛りは不十分だが秋の到来を告げる。隣の小学校の校庭から「ソーラン節」の元気の良い掛け声も届く。今年の「ソーラン」は途中「ヨサコイ」が挟まっている新曲のようだ。「ソーラン」と「ヨサコイ」をおどるとは、贅沢! 昨日の夕食、ダイコンオロシをふんだんに添え気仙沼の秋刀魚をいただく。千葉から大きな「新高」も届いた。秋たけなわ、それなのに今日は夏日。
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今朝の朝日新聞 【No.1268】 2016年09月17日
9月17日 今朝の朝日新聞に「Katsumi In 道祖神ワンダーワールド」が紹介された。私の「道祖神の里めぐり」が余すことなく書かれている。山本記者に心からお礼を申し上げたい。これで「里めぐり」を継続したいという思いがますます強くなった。 秦野にも丸髷の双体像があることを最近知った。県北の津久井地方にも珍しい道祖神がいくつか祀られている。伊勢原の文字碑道祖神もおもしろそうだ。体力と相談しながら出かけたい。
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道祖神の本を預かる 【No.1267】 2016年09月04日
9月2日 大井町のIさんが「『道祖神ワンダーワールド』を読みたい」と来訪された。私と同世代のIさんが話す子供のころのドンド焼きの思い出は、私のものと完全に重なるものだった。 今、Iさんは自分の生まれ育った地から消えてしまったもの、きえる恐れがあるものを再生させる活動をしている。消えてしまった文字碑道祖神を自らの手で刻み造立した。矢倉沢往還の道標も設置。更に「神の椎ノ木守」と称して氏神様の森の保護に力も注いでいる。 そのIさんが「石造道祖神」についての書籍を私に預けると言う。いずれも本格的な道祖神研究の書で、昭和38年に刊行された「信州の道神面と戯謡」宮田嵐村著から平成13年に上梓された「双体道祖神めぐり」三橋光子・佐藤藤正までの7冊。53年前から発刊された道祖神についての貴重な書・資料である。 たくさんのことを学び、楽しむことができる時間ができた。同時に、また私を「道祖神の里めぐり」に駆り立てる強烈な刺激になっている。
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「倉渕公民館だより」が届く 【No.1266】 2016年08月18日
8月17日 高崎市倉渕公民館から館報「倉渕公民館だより」8月15日号が送られてきた。その中に「図書室より」のコーナーがあり、『道祖神ワンダーワールド』が写真入りで紹介されている。 石造道祖神の宝庫・倉渕町はまちづくりに道祖神を活かしている。毎秋に行われる公民館主催の「道祖神めぐり」には県外からも同好者が集まってくる。このツアーを案内するのは倉渕中学校の生徒。倉渕の中学生が「ふるさと・倉渕を知り、倉渕が好きになり、倉渕を育てる」―― まさに「まち起こし」の実践の好例である。私の本が少しでもお役に立つのならうれしいこと。
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千羽鶴 【No.1265】 2016年08月10日
8月9日 6月に心臓血管外科の手術・大動脈弁と僧帽弁の置換手術・を受けた。そしてきのうで二カ月が経った。その昨日、兄妹4人全員が私の新聞作り講座「夏の思いでを壁新聞に」に参加したN家のお母さんが千羽鶴を折って持ってきてくれた。「先生が以前のように元気になって新聞作りができるように」という願いの千羽鶴。上は専門学校生から下は小学6年生の兄妹4人、そしてお母さんはPTA広報作りに今年も関わっている。そんなN家が総出で折ってくれたのだ。感激、そして感謝。 この年齢になると、私を取り巻く人たちや自然界に抱擁され、私は「生かされている」ことをひしひしと感じているのです。
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喜悲こもごも 【No.1264】 2016年08月04日
8月3日 庭続きの畑は菜園。昼食の後、見回りに行ったらスイカがカラスに襲われているのを発見。今年は中玉が四つ実った。その中の一番大きなものがやられた。中の赤い果肉がほじられている。朝「そろそろ食べごろかな」と思った。それがカラスに伝わったのだ。去年はこんなことは起こらなかった。今朝のタウン紙も報じているが、この夏、秦野の農作物の鳥獣による被害は大きいらしい。ウチでもトウモロコシにハクビシンが来る。お盆の《馬》にしようと、取るときを計算していたキュウリもかじられた。秦野市のメロディチャイムは夏になると「七つの子」に変る。この日も夕方5時に「カラスなぜ鳴くの」が流れた。「何で《カラス》なんだよ。カラスがいい気になるじゃないか」と八つ当たり気味の私。 そして夕食、ガラス戸越しに垣根に目をやったら、ユウガオが大きな花を開いていた。しかも二つ。これは嬉しい発見。 「喜悲こもごも」の我が家の夏のある一日。
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なでしこジャパン 【No.1263】 2016年08月02日
7月31日 夕方、Yさんと娘さん・Mimiさんが来訪。広島で行われているインターハイに応援に行ったので、と紅葉まんじゅうを持ってきてくれた。 Mimiさんが学ぶ高校は女子サッカーの強豪校で、この夏は関東大会を制している。広島でも準々決勝まで勝ち進んだ。Mimiさんは「まだBチームなので応援です。往復夜行バスで疲れました」と笑ったが、疲れは見えなかった。「三年生は引退だからいよいよ出番だね。ポジションはどこ?」と聞いたらフォワードとか。ストライカーとして期待されているらしい。「秦野の市の花は《なでしこ》。4年後の《なでしこジャパン 》のメンバーに入ろうよ」と私。
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きょう8月1日から「日記」再開 【No.1262】 2016年08月01日
※きょう8月1日から「日記」再開
7月30日 朝9時、山北町に住むNさんが酒匂川の鮎をもってきてくれた。昨日の夕方の釣果だそうだ。「今年は生育が悪くて大きなのは上がらない。だから川はけっこう空いています。ドブ釣りはもう終わりです」。そんな情況なのに20尾も。 夕食に塩焼きでいただいた。毎年、この時期に開かれる或る懇親会に鮎が出る。その鮎は丸々と肥えている養殖もの。このNさんのは小ぶりだが身が引き締まっていて、適度な歯ごたえで美味。 今日は「土用の丑の日」。酒匂川の天然モノの鮎でこの夏は乗り切れる。冷えたビールも鮎の味をいっそう引き立ててくれた。
7月28日 知人のFさんが『道祖神ワンダーワールド』を手に来訪。書中の「身延町(P54〜58)}の項を読み、旧下部町の『道祖神めぐり』をしたい。それで事前に私にいくつか尋ねたいことがあると訪ねて来てくれたのだ。 この項「地名『久那土』と子育て双体道祖神」は、車で参拝する順路を記している。私自身も、かなり充実したしかも分かりやすいコース紹介ができていると思っている。そのコースを実際に走り道祖神に会ってくれるFさんの出現は嬉しい。「紅葉の頃、この本とカメラを手に回ろうと思っている。行って来たら報告に来ます」とFさん。
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広報講座は一休み 【No.1261】 2016年06月01日
6月1日 座間市でPTA広報講座。先月27日に続いての第二日目の講座。お父さん委員の姿も見えた。帰り際、教委の担当者から「参加された方から『楽しかった』とお礼を言ってもらえました。ありがとうございました」と伝えられた。「新聞って楽しい!」というような話をしたので、この言葉はうれしかった。 昨夕、東中から、5月11日の学級新聞づくりの講座で挑戦した『一人新聞』が10紙届いた。先週は第一陣として3紙が届いている。一年生がこのように新聞づくりに取り組んでいるのは頼もしい。 4月14日から始まった今年度の講座は今日で14回を数えた。これでしばらくはお休み。
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《学ぶ》は《真似ぶ》 【No.1260】 2016年05月11日
5月 9日 湯河原町吉浜文化会館で「PTA広報紙づくり講座」足柄下郡湯河原・真鶴・箱根町の小・中学校PTAから40数名の参加。 ここの講座は毎年、明るく、おおらかな雰囲気で終わる。会場の目の前は吉浜海岸、この日はサーファーがたくさん出ていた。 帰って「道祖神ワンダーワールド」を校了とした。校正を重ねれば重ねるほど、記述不足・不正確さが見えてきて書き換え、あるいはその項全文差し替えなどしてしまった。こんなことをしていたら本にならない。
5月 7日 藤沢市教育委員会・市P連の「PTA役員研修会・広報委員会コース」。終了後、質問相談が5校。スマホで他校紙を撮る人が多い。「学ぶ」は「真似ぶ」に通じる、参考にしてくれたらいい。私にとっても充実感をもらった会。
5月 6日 伊勢原市P連の「PTA広報紙づくり講習会」中央公民館。参加は年々増えこの日は150名ほどの参加とか。昨年度の広報委員Hさんが激励に来てくれた。帰り際、「きょうの話を聴いて中学校で広報を作ってみたいと思うようになった。書きたい、取り上げたいテーマが見つかった」とにっこり。こういう言葉こそまさに《励まし》。
4月27日 中井町教育委員会の「広報づくり教室」。
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この四日間 【No.1259】 2016年04月22日
4月21日 午後6時から「まほら秦野みちしるべの会」の28年度の総会。13名の出席で82%の高出席率。総会後に編集が進行中の10周年記念誌に寄せた各人が自分の原稿の最終校正をした。
4月20日 市P連主催の「PTA広報紙づくり講座」の打ち合わせを情報委員会の正副委員長さん三人と。このお三方は昨日に続いての来訪。「昨日の今日では、大変だろうな」と思った。だが意欲、気力は十分。これに私もしっかり応えなければいけない。
4月19日 市P連の新旧情報委員会の三役が挨拶にみえた。「道祖神ワンダーワールド」の二校を渡す。三校もお願いした。
4月18日 海老名市教育委員会の「広報づくり講座」。社会教育団体にも参加の呼びかけがあり、100名を超える出席者。終了後の場内に『余韻』を感じた。主催者の4名が聴いてくれたことは嬉しかった。
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私も“シーズン・イン” 【No.1258】 2016年04月15日
4月14日 広報づくり講座はきょうが今年度のスタート。大井町教委の主催。幼・小・中のPTA広報委員、自治会、福祉の会、子供会など地域の各種団体の広報担当の人たちも出てきてくれる。30数名の出席。質問が3。終わってからも相談が。 帰りがけに生涯学習課長さんから「大井町の道祖神」というリーフレットをプレゼントされた。発行日は平成28年3月。 昨年のこの講座で「大井町の道祖神」の話をした。(自治会の広報紙に「どんど焼き」の記事があったので) それを受けて編さんされたのだ。“道祖神大好き”の私にはとても嬉しい出来事。 6月上梓予定の『道祖神ワンダーワールド』は二校に入っている。この本には、大井町の道祖神も採り入れている。読んでもらわなければ。
4月13日 私もシーズンイン。「みちしるべの会」の5人で「大山道」を案内して歩く。 「古道・大山道を歩く(東地区寺山)」― 路傍の神仏を訪ねて 主催:秦野市立東公民館 協力:まほら秦野みちしるべの会 日時:2016年4月13日9時〜15時 参加者:総勢で21名 コース 東公民館→ 波多野城址→ 双体道祖神→ 地神塔→ 才戸石碑群→ 双体道祖神→ 大山道道棟→ 松下家(古民家)昼食・ミニ講座→ 武邸の屋敷神→ 道祖神(久奈斗大神)→ 清水湧水池跡碑→ 地神塔→ 大山道道標→ 西の久保偉湧水→ 馬頭観音群→ 度申塔→ 束公民館・まとめの講座 私の担当はミニ講座「寺山の地名 ・てふ塚のお婆 ・タコーチ山」 まとめの講座「金目川は加奈比可波」 現地説明「地名から波多野城の所在地を探る」「武邸の屋敷神4基」 東地区在住の教え子が二人参加してくれた。きょうがきっけで「秦野の歴史や民俗」に目を向けてくれたらと思い、「一緒に勉強しよう」と声をを掛けた。
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今年度最後の「PTA広報づくり」の仕事 【No.1257】 2016年03月29日
今年度最後の「PTA広報づくり」の仕事。Z市の広報紙コンクールの審査。審査員は6名で最終責任は私。16紙の参加。オールカラーの業者印刷もあれば自校印刷も。予算も最高20万超から16000円とまさに千差万別。PTA広報紙の使命はかなり意識されたものが多い。全紙、子供の写真の掲載についてはかなり神経を使っている。発行日が学期末に集中しているのは少々残念。
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彼岸 【No.1256】 2016年03月21日
3月20日 彼岸の中日。朝は小豆飯。従兄弟のKさんか墓参りに来る。「ずーっと、おじいさんとおじさんに線香を上げに来ていない。それが気になって」と言う。7年ぶりの来秦である。墓前に缶ビールとカップ酒を供えたKさん。「酒飲みの話」に花を咲かせた二人だった。 芹薺都会にもある故郷の香 新聞の「俳壇」で見つけた40年来の新聞教育の仲間・鈴木さんの作品。 この一年ほど会っていない。それで嬉しくなり電話を入れた。喜んでくれた。だが俳句の話は少しで、今の新聞教育への鈴木さんの思い入れを聞かされた。鈴木さんは新聞づくりの実践家、今も中学校の教室で新聞づくりの講座を持っている。「子供たちが作った新聞によって学校・教室がどう変ったのか。それが検証できないようなこのごろの学校・学級新聞を嘆く。同感! 「今年は200冊読破が目標」と言う。この日も図書館に行ってきたようだ。
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3月11日 忘れてはいけない 風化させてはいけない 【No.1255】 2016年03月11日
3月11日 東日本大震災の日から五年が経った。
新聞の「歌壇」に掲載された半杭螢子さんの歌 2010年6月 原発十基立つわがめぐり新幹線も通らぬ町に黙深く住む 2011年 わが町はチェルノブイリとなり果てし帰るあてなき難民となる 2016年3月 きさらぎの夜空を照らす満月は住民ゼロ町富岡照らすや 二十年住み慣れし家荒れ果てて原発避難の五年の哀し
きょう発行されたPTA広報『西のいぶき』は『自分の命、守れていますか』の見出しで「今日で五年 東日本大震災」の記事を書いた。
『ECHO』329号に私なりの「3月11日 忘れてはいけない・風化させてはいけない」を記した。そしてきょう発送。
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啓蟄 【No.1254】 2016年03月07日
3月5日は「啓蟄」。 裏の畑がが黒土になった。トラクターが褐色の畑を走り回り、黒土が広がっていく。そのトラクターの動きを追うように、あるいは避けながら、カラスが10羽ほど耕された土の上を歩き回っている。掘り返された土から出てくる収穫し忘れた落花生の実を拾っているのだ。白セキレイはどうやら這い出てくる虫を狙っているらしい。 この日、私の部屋の窓に「カメムシ」が付いているのを発見。そして6日もまた一匹。「啓蟄」である。 農事暦に「啓蟄・虫が這い出るころ」が取り入れられているのは、単に虫が動き始めるという意味ではない。今朝の新聞のコラム欄に「昆虫がわが国の農業にもたらす利益は4700億円と試算されている」とあった。春になって虫が動き出してくれるから、青虫が蝶になり触媒してくれるから植物の実りは得られるのだ。カメムシは稲作には害虫だが。 さて、私もそろそろ起き上がり、這い出そう。ウチの畑にはもう緑が敷き詰められている。昨夕の食卓にこの春三回目のフキノトウの味噌和えが登場した。
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ダウン 【No.1253】 2016年02月11日
2月9日 朝から悪寒。JAの一泊二日の研修の日だったのに、残念。このところ10年くらいは体調不良での“ダウン”はなかった。 昨日の新聞俳壇の「死ぬときの言葉を思う日向ぼこ 石原美枝子」に惹かれていたいたので、何もしないで「日向ぼこ」。句の心を私なりに理解した。 午後は床の中。それでいて夕食のときビールを飲む。(イジキタナイ!)。苦い ― これは体調不良のサイン。
2月11日 第65回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果が新聞発表された。秦野市関係の入賞は ・中学校学校新聞の部 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞 東中学校 ・PTA広報の部 優秀賞・毎日新聞社賞 渋沢中学校PTA 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞 西小学校PTA
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お棚納め 豆撒き 【No.1252】 2016年02月04日
1月31日 きょうは「お棚納め」の日。夕方、神棚、仏壇に灯明を灯し、温かい白いご飯を供える。 明日2月1日の朝、物置、車庫、耕耘機、ガスボンベ、水道の蛇口、はた織り機など20カ所あまりに飾られたお正月のしめ飾りをすべて取り外す。 たまたま帰ってきた長男が「きょうはばあちゃんの立ち日だよね」と言った。
2月3日 インフルエンザの予防接種で、掛かりつけの医院に行った。 血圧を測ってくれるいつもの看護師さんが、「先生、広報でいろいろお世話になりました」と突然言った。話してみたら、お隣の市の中学校のPTAの広報委員さん。春と秋の講座に出席したとのこと。「12月に出した号を作りました。広報づくりって大変だけど、やってみるとけっこう楽しいですね」と笑顔。 風邪の患者が多く3時間かかってようやく病院を退出。帰宅は7時過ぎ。きょうは「節分」。大急ぎで豆撒き。神棚に灯明を上げ、五合枡に大豆と落花生を盛り、小声で「福は内 病気は外」。「恵方巻き」はわが家にはなじまない。秦野には「恵方巻き」という風習などなかった。
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まとめのとき 【No.1251】 2016年01月30日
1月28日 「JAはだの」の組合員講座の閉講式に列席。年間6回の研修を終え、修了証を受けた組合員は70余名。私はこの講座の一コマ{秦野の民俗・大山道と盆地の暮らし」を担当している。
1月26日 全国新聞コンクール・PTA広報の部の入選7紙の講評を書き終えた。1紙に800字の評を7本書く。講評は作品集に掲載されるので、似たような内容・文にならないように書くのだが、なにしろコンクール上位入賞の各紙だから、これはけっこう大変なこと。この講評書きも今回で9年。「私のPTA広報論」が、これら入賞紙の紙面に見えることは「講評が読まれていること」と思い、今年も精一杯がんばって書いた、つもりだが。
1月21日 『道祖神ワンダーワールド』の原稿を片桐さんに渡す。「人生のまとめの一つ」と思っている。上梓は4月の予定。手にできるその日を楽しみに待とう。
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